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溶ける・ついつい(全2話)
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【溶ける】~Life's~
クレは友人達と共に、ファストフード店へと来ていた。
ちょっとした軽食を注文し、テーブル席で勉強道具を広げる。
明日の試験に備えて、小さな勉強会を開いた。
飛鳥は「だからここはこうなって」と色々書きながら教えているが...。
厚史「あー!マジでわっかんねぇ!」
頭を押さえ、声を上げる厚史。
無理もないね、理数系の専門科目だし。
コーヒーをグイッと飲み干すと、厚史は「こんなんやってたら脳が溶けるだろ!」と言って机に伏せた。
あ、やる気なくなった。
コーヒー飲んで意気消沈する人初めて見た。
飛鳥「ホント、なんでこれを選んだのかね。」
そんな彼を、飛鳥哀れな目で見ていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【ついつい】~ナタモチ~
隼士は藍夏とビデオ通話を繋ぎ、勉強会をしていた。
勉強会と言っても、藍夏が分からないところを俺がひたすら教えていくだけなんだが。
俺も分からない箇所が多いんだから勘弁してくれ、とは思っているが...。
藍夏「で、そのあとあいつが~。」
隼士「マジかよ!見たかったわ~それ。」
適度な雑談が何気に面白くて、つい聞き込んでしまうのだ。
クレは友人達と共に、ファストフード店へと来ていた。
ちょっとした軽食を注文し、テーブル席で勉強道具を広げる。
明日の試験に備えて、小さな勉強会を開いた。
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厚史「あー!マジでわっかんねぇ!」
頭を押さえ、声を上げる厚史。
無理もないね、理数系の専門科目だし。
コーヒーをグイッと飲み干すと、厚史は「こんなんやってたら脳が溶けるだろ!」と言って机に伏せた。
あ、やる気なくなった。
コーヒー飲んで意気消沈する人初めて見た。
飛鳥「ホント、なんでこれを選んだのかね。」
そんな彼を、飛鳥哀れな目で見ていた。
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勉強会と言っても、藍夏が分からないところを俺がひたすら教えていくだけなんだが。
俺も分からない箇所が多いんだから勘弁してくれ、とは思っているが...。
藍夏「で、そのあとあいつが~。」
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