毎日!アルスの日常366

星月

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溶ける・ついつい(全2話)

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【溶ける】~Life's~

クレは友人達と共に、ファストフード店へと来ていた。

ちょっとした軽食を注文し、テーブル席で勉強道具を広げる。
明日の試験に備えて、小さな勉強会を開いた。

飛鳥は「だからここはこうなって」と色々書きながら教えているが...。

厚史「あー!マジでわっかんねぇ!」

頭を押さえ、声を上げる厚史。
無理もないね、理数系の専門科目だし。

コーヒーをグイッと飲み干すと、厚史は「こんなんやってたら脳が溶けるだろ!」と言って机に伏せた。

あ、やる気なくなった。
コーヒー飲んで意気消沈する人初めて見た。

飛鳥「ホント、なんでこれを選んだのかね。」

そんな彼を、飛鳥哀れな目で見ていた。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



【ついつい】~ナタモチ~

隼士は藍夏とビデオ通話を繋ぎ、勉強会をしていた。
勉強会と言っても、藍夏が分からないところを俺がひたすら教えていくだけなんだが。

俺も分からない箇所が多いんだから勘弁してくれ、とは思っているが...。

藍夏「で、そのあとあいつが~。」
隼士「マジかよ!見たかったわ~それ。」

適度な雑談が何気に面白くて、つい聞き込んでしまうのだ。
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