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選択は量が重要・名前呼びの回(全2話)
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【選択は量が重要】~Life's~
カヤサはバイト先で廃棄品の中から夜食用の弁当を選んでいた。
目に止まったのは、一際目立つチキンカツ弁当であった。
大きさもそこそこあり、米の量も少なくはない。
3つ残っていたのだが、カヤサは一番大きいサイズのチキンカツが入った弁当を選んだ。
どうせ貰えるのなら、一番多いものが得である。
これが俺の持論であった。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【名前呼びの回】~アルスの日常~
近藤は杏姉の家へと泊まりに来ていた。
明日は2人でお出掛けをする予定で、朝から一緒にいるつもりだった。
杏姉「あ、隆太君...。」
彼女に呼ばれ、俺は持っていた携帯を落としそうになった。
名前を呼んだ杏姉自身もハッとし、反射的に手を口元に添える。
近藤「い、今...なんて?」
震える手で人差し指を向けると、杏姉は赤くなった顔を両手で覆い隠す。
杏姉「...間違えました」
なにをどう間違えたというのだろうか。
しかし近藤は杏姉に近付くと、彼女の方を掴んで口を開く。
近藤は「是非ともそう呼んでくれ!」
そう懇願すると、彼女は目を背ける。
少し恥ずかしそうにして「ち、近いです...。」と呟いた。
カヤサはバイト先で廃棄品の中から夜食用の弁当を選んでいた。
目に止まったのは、一際目立つチキンカツ弁当であった。
大きさもそこそこあり、米の量も少なくはない。
3つ残っていたのだが、カヤサは一番大きいサイズのチキンカツが入った弁当を選んだ。
どうせ貰えるのなら、一番多いものが得である。
これが俺の持論であった。
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【名前呼びの回】~アルスの日常~
近藤は杏姉の家へと泊まりに来ていた。
明日は2人でお出掛けをする予定で、朝から一緒にいるつもりだった。
杏姉「あ、隆太君...。」
彼女に呼ばれ、俺は持っていた携帯を落としそうになった。
名前を呼んだ杏姉自身もハッとし、反射的に手を口元に添える。
近藤「い、今...なんて?」
震える手で人差し指を向けると、杏姉は赤くなった顔を両手で覆い隠す。
杏姉「...間違えました」
なにをどう間違えたというのだろうか。
しかし近藤は杏姉に近付くと、彼女の方を掴んで口を開く。
近藤は「是非ともそう呼んでくれ!」
そう懇願すると、彼女は目を背ける。
少し恥ずかしそうにして「ち、近いです...。」と呟いた。
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