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フナの季節-後編・白き至福(全2話)

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【フナの季節-後編】~ナタモチ~

※この回は2月7日公開「フナの季節-前編」の続きです。未読の方はまずそちらをご覧ください。

賢澄「それで、わざわざ僕のところまできたのか。」

ノートまとめをしていた賢澄が、私を含めた3人にそう聞いた。

(尋ねにきた理由については2月7日公開「フナの季節-前編」を参照)

隼士「そういうことだ!君なら知っているだろうと思ってな!」

同じ目的で来て隣に立っている美浦と、美浦に連れられ渋々ついてきた私を交互に見ながら、隼士は「なっ!」と共感を求める。

美浦「そう、まあ別に調べればすぐ出てくるんだけど。」

携帯を片手に持ちそう話す美浦。
私はというと、気付かれないよう後ろで苦笑いを浮かべるだけだった。

賢澄「僕だってなんでも知っているわけではないんだが...」

半ば呆れ気味にそう呟くが...。
その後過去の事例についてなど、しっかりと教えてくれた。



■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■



【白き至福】~Life's~

クレは部活が終わると、自販機コーナーへと立ち寄った。

ホットの列に並ぶ白いミルクティーを選ぶと、ガシャコンと音を立てて取り出し口に落ちる。
それを手に取ると、冷えた手で包み込み暖を取った。

小さなボトルの蓋を開け、ミルクティーを一口飲むと...。

クレ「...ほっ。」

程よい甘さに微笑み、思わず声が漏れる。

その白い息がひんやりとした空気と混じり合い、溶けゆく氷のように消えていった。
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