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いちごの季節・駆け付けの回(全2話)
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【いちごの季節】~四元戦士の理~
閏は冷蔵庫から、いちごの入ったパックを取り出す。
小皿に5粒ほど移し、リビングへと持っていった。
ルキア「お、いちごか。」
ソファに座り、携帯をいじっていたルキア。
こちらに気が付き、そう呟いた。
閏はテレビの前にあるこたつへと潜り込む。
練乳を掛けながら「お兄も食べる?」と尋ねるが、ルキアは「いや、ええよ。」と遠慮していた。
閏「美味しいのに」
一粒食べると、口いっぱいにいちごの酸味が広がる。
甘酸っぱさを感じながらも、テレビをつけた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【駆け付けの回】~アルスの日常~
散髪を終え会計を済ますと、理容院の外へと出る。
自分の自転車を停めてある駐輪場へ行くと、近藤とサトシの姿があった。
一瞬、この2人も髪を切りに来たのだろうかと思ったが、そういうわけではないらしい。
ただ、駆け付けに来ただけみたいだ。
近藤「よう少年!待ってたぜ!」
こちらへ体を向けていた近藤は、こちらの存在にすぐ気付いたようだ。
背を向けていたサトシも、ゆっくりと振り返り俺の姿を確認した。
サトシ「似合ってんじゃねぇかてめぇ」
アルスは自分の髪に触れ「そう言ってくれるとありがたいわ」と軽く述べる。
2人の横を通り抜け、自分の自転車にまたがる。
アルス「そんじゃあ...出掛けっか。」
こうして3人は出で立ち、理容院をあとにした。
閏は冷蔵庫から、いちごの入ったパックを取り出す。
小皿に5粒ほど移し、リビングへと持っていった。
ルキア「お、いちごか。」
ソファに座り、携帯をいじっていたルキア。
こちらに気が付き、そう呟いた。
閏はテレビの前にあるこたつへと潜り込む。
練乳を掛けながら「お兄も食べる?」と尋ねるが、ルキアは「いや、ええよ。」と遠慮していた。
閏「美味しいのに」
一粒食べると、口いっぱいにいちごの酸味が広がる。
甘酸っぱさを感じながらも、テレビをつけた。
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【駆け付けの回】~アルスの日常~
散髪を終え会計を済ますと、理容院の外へと出る。
自分の自転車を停めてある駐輪場へ行くと、近藤とサトシの姿があった。
一瞬、この2人も髪を切りに来たのだろうかと思ったが、そういうわけではないらしい。
ただ、駆け付けに来ただけみたいだ。
近藤「よう少年!待ってたぜ!」
こちらへ体を向けていた近藤は、こちらの存在にすぐ気付いたようだ。
背を向けていたサトシも、ゆっくりと振り返り俺の姿を確認した。
サトシ「似合ってんじゃねぇかてめぇ」
アルスは自分の髪に触れ「そう言ってくれるとありがたいわ」と軽く述べる。
2人の横を通り抜け、自分の自転車にまたがる。
アルス「そんじゃあ...出掛けっか。」
こうして3人は出で立ち、理容院をあとにした。
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