287 / 369
神無月
労いの回・放課後は焼肉(全2話)
しおりを挟む
【労いの回】~アルスの日常~
ユウキ「杏姉さん、昨日はお疲れ様!」
朝のSHRが終わり、近藤と話していた杏姉の元にユウキがやって来た。
昨日のマラソンのことで、労いの言葉をかけに来てくれたようだ。
杏姉「あ、ありがとうございます...。」
なぜか杏姉は、照れているような仕草をする。
ユウキ「たまたま車に乗ってたら、遠目だけど走ってるとこ見えたよ!」
杏姉の髪は白色で、すごく目立つというわけではないが、遠くから見ても分からなくはない。
近藤「近くで見たら分かるぜ、杏姉のカッコよさが。」
杏姉の肩を寄せ、親指を立てる近藤。
そんな彼に「ちょ、ちょっと...近藤君...。」と、机の上においてあった本で顔を隠し、恥ずかしそうにしていた。
サトシ「見せ付ける前にはよ片付けろや」
いつからそこにいたのか、紙パックのプロテインを飲みながら立っていたサトシは、片手で杏姉の頭を掴む。
杏姉は驚いたあまりに、「ひゃあっ!?」と高い声を上げてしまった。
それに更に驚いた近藤が跳ね上がり、椅子から派手に転げ落ちた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【放課後は焼肉】~Life's~
アルス「突然だけど放課後焼き肉行かね?」
5限目の体育が始まる前、アルスは唐突に言い出した。
藍夏「あたしは別にいいけど、他は?」
誘いに乗った藍夏が周りに尋ねると、エルとクレも口を揃えて「行きた~い!」と言った。
アルス「お前らはどうや」
鉄棒にぶら下がるカヤサと、腰掛ける厚史。
厚史「俺達部活があるんだよなぁ」
そう呟くとアルスは「ええやん腹減るから」と説得する。
するとカヤサは「確かに、終わったら行こうぜ。」と厚史を誘った。
エルが「終わるまで私達は、どこか遊びにでも行こうかな?」と言うと、藍夏は「時間潰せるとこある?」と尋ねた。
クレ「カラオケ行こ~!」
近場にあるカラオケを提案すると、みんなはいいねと賛成する。
厚史「カラオケ行くなら俺サボるわ!」
カヤサ「は~ずる、なら俺も行くわ。」
同行しようと言い出す2人に、アルスが「お前らは黙って部活行け」と口出しをする。
カヤサと厚史は口を揃えて「ふざけんな!」と声を上げた。
ユウキ「杏姉さん、昨日はお疲れ様!」
朝のSHRが終わり、近藤と話していた杏姉の元にユウキがやって来た。
昨日のマラソンのことで、労いの言葉をかけに来てくれたようだ。
杏姉「あ、ありがとうございます...。」
なぜか杏姉は、照れているような仕草をする。
ユウキ「たまたま車に乗ってたら、遠目だけど走ってるとこ見えたよ!」
杏姉の髪は白色で、すごく目立つというわけではないが、遠くから見ても分からなくはない。
近藤「近くで見たら分かるぜ、杏姉のカッコよさが。」
杏姉の肩を寄せ、親指を立てる近藤。
そんな彼に「ちょ、ちょっと...近藤君...。」と、机の上においてあった本で顔を隠し、恥ずかしそうにしていた。
サトシ「見せ付ける前にはよ片付けろや」
いつからそこにいたのか、紙パックのプロテインを飲みながら立っていたサトシは、片手で杏姉の頭を掴む。
杏姉は驚いたあまりに、「ひゃあっ!?」と高い声を上げてしまった。
それに更に驚いた近藤が跳ね上がり、椅子から派手に転げ落ちた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【放課後は焼肉】~Life's~
アルス「突然だけど放課後焼き肉行かね?」
5限目の体育が始まる前、アルスは唐突に言い出した。
藍夏「あたしは別にいいけど、他は?」
誘いに乗った藍夏が周りに尋ねると、エルとクレも口を揃えて「行きた~い!」と言った。
アルス「お前らはどうや」
鉄棒にぶら下がるカヤサと、腰掛ける厚史。
厚史「俺達部活があるんだよなぁ」
そう呟くとアルスは「ええやん腹減るから」と説得する。
するとカヤサは「確かに、終わったら行こうぜ。」と厚史を誘った。
エルが「終わるまで私達は、どこか遊びにでも行こうかな?」と言うと、藍夏は「時間潰せるとこある?」と尋ねた。
クレ「カラオケ行こ~!」
近場にあるカラオケを提案すると、みんなはいいねと賛成する。
厚史「カラオケ行くなら俺サボるわ!」
カヤサ「は~ずる、なら俺も行くわ。」
同行しようと言い出す2人に、アルスが「お前らは黙って部活行け」と口出しをする。
カヤサと厚史は口を揃えて「ふざけんな!」と声を上げた。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる