88 / 369
弥生
サイダーの回(暫定1話)
しおりを挟む
【サイダーの回】~アルスの日常~
サトシ「あっちぃな」
公園のベンチを囲う3人。
サトシは片足をベンチにかけ、服をなびかせていた。
アルス「こんな日にはサイダーが飲みたいな」
近藤「あの自販機に売ってるぞ」
近藤が近くにある自販機を顎で指し示す。
アルス「じゃん負け奢りで」
冗談のつもりで言ったが、サトシと近藤はやる気に満ちていた。
その気迫に圧倒され、結局参加することにした。
結果は近藤のパーが一発負け。
近藤が自販機で人数分のサイダーを買い、サトシとアルスは早速それにありついた。
サトシ「人の金で飲むサイダーはうめぇな」
アルス「暑さもあり、より格別さが倍増しますぞ。」
近藤「おめーら黙れ!」
チラチラ見ながらそう言う彼らに一喝入れた。
近藤は「まったく...」と呟き、栓を開ける。
炭酸の抜ける音が鳴り、これがまた気分を涼しくさせる。
ベンチに腰掛けているアルスと近藤に、相も変わらず立っているサトシ。
アルスは立ち上がり、一言放った。
アルス「じゃ、近藤の家行くか。」
近藤の表情が一瞬固まったのち、声を上げた。
近藤「家にサイダーあるんだが!?」
先にそれを言っておけば、3倍の値段を払うどころかタダ飲みできたんだよ近藤君。
残念だったね。
サトシ「あっちぃな」
公園のベンチを囲う3人。
サトシは片足をベンチにかけ、服をなびかせていた。
アルス「こんな日にはサイダーが飲みたいな」
近藤「あの自販機に売ってるぞ」
近藤が近くにある自販機を顎で指し示す。
アルス「じゃん負け奢りで」
冗談のつもりで言ったが、サトシと近藤はやる気に満ちていた。
その気迫に圧倒され、結局参加することにした。
結果は近藤のパーが一発負け。
近藤が自販機で人数分のサイダーを買い、サトシとアルスは早速それにありついた。
サトシ「人の金で飲むサイダーはうめぇな」
アルス「暑さもあり、より格別さが倍増しますぞ。」
近藤「おめーら黙れ!」
チラチラ見ながらそう言う彼らに一喝入れた。
近藤は「まったく...」と呟き、栓を開ける。
炭酸の抜ける音が鳴り、これがまた気分を涼しくさせる。
ベンチに腰掛けているアルスと近藤に、相も変わらず立っているサトシ。
アルスは立ち上がり、一言放った。
アルス「じゃ、近藤の家行くか。」
近藤の表情が一瞬固まったのち、声を上げた。
近藤「家にサイダーあるんだが!?」
先にそれを言っておけば、3倍の値段を払うどころかタダ飲みできたんだよ近藤君。
残念だったね。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
0
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる