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如月
元旦32日目・1/32(全2話)
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【元旦32日目】~アルスの日常~
高橋先生「えーと、今日は何日だ?」
号令を済ませたのち、先生は日付の確認をした。
サトシ「1日だ、もう1月は終わった。」
プロテインを作りながら、サトシは答える。
高橋先生「にわかにも信じがたいことだがね」
近藤「それ昨日言ったっすよ」
そういえば言ってたなそんなこと。
サトシ「うるせぇよウィッグ坊主」
近藤「その呼び方だと勘違いされるし本物の坊主だわ!」
どんなワードセンスだよ、本物の坊主って。
アルス「和尚かよ」
近藤「いやハゲじゃねーし!」
いや...誰もハゲとは言って無いし、そもそも和尚さん=ハゲというわけではないんだが。
サトシ「ハゲ呼ばわりは失礼やろ、全剃りで詫びるべき。」
つまりハゲろと、ぐう鬼畜。
高橋先生「はい私語はここまで、切り替えて授業受けようね。」
そう言って、黒板に向きを変える先生。
ずっとこちらを見ていたので気付かなかったが、先生の身に付けていた白衣の後ろには、「1/32」とプリントされていた。
アルス「1月32日でしたか」
本当にこの人は、ちょくちょくこうやってボケをかましてくる。
そういうのすきよ、もっとちょうだい。
高橋先生「元旦32日目と迷ったんだよね」
サトシ「ガチでなんで持ってるんだよそんなの」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
【1/32】~電脳戦士の理~
茉愛「あなたのそのキーホルダーってなんなの?」
リリーのペンケースにつけてある、音符マークのキーホルダーを指差す。
リリー「これはぁ、32分音符だよぉ。」
手に取り、茉愛によく見せる。
茉愛「さ、さんじゅうに...?」
リリー「うん!よく見るとはたが3つあるよねぇ。一般的に見られる音符の形はこれだと思うけどぉ。」
リリーは引き出しから楽譜を取り出し、それに載っている「♪」マークを見せる。
リリー「これが8分音符でぇ、このはたを1本足せば2倍の16分音符にぃ、もう1本足せば更に2倍の32分音符になるんだよぉ。」
楽しそうに解説をするリリー。
茉愛「へ、へぇ~...そうなんだね...。」
何気なく聞いたところ、こんなに詳しく教えてくるとは思ってなかっただろう。
茉愛は少々困惑気味に聞いていた。
まあ、そうなるのはちょっと分かる。
それより...あの音符の上のあれ、はたって呼ぶんだ。
あれがないとまた別の音符になるのかなぁ。
やば、口調写った。
高橋先生「えーと、今日は何日だ?」
号令を済ませたのち、先生は日付の確認をした。
サトシ「1日だ、もう1月は終わった。」
プロテインを作りながら、サトシは答える。
高橋先生「にわかにも信じがたいことだがね」
近藤「それ昨日言ったっすよ」
そういえば言ってたなそんなこと。
サトシ「うるせぇよウィッグ坊主」
近藤「その呼び方だと勘違いされるし本物の坊主だわ!」
どんなワードセンスだよ、本物の坊主って。
アルス「和尚かよ」
近藤「いやハゲじゃねーし!」
いや...誰もハゲとは言って無いし、そもそも和尚さん=ハゲというわけではないんだが。
サトシ「ハゲ呼ばわりは失礼やろ、全剃りで詫びるべき。」
つまりハゲろと、ぐう鬼畜。
高橋先生「はい私語はここまで、切り替えて授業受けようね。」
そう言って、黒板に向きを変える先生。
ずっとこちらを見ていたので気付かなかったが、先生の身に付けていた白衣の後ろには、「1/32」とプリントされていた。
アルス「1月32日でしたか」
本当にこの人は、ちょくちょくこうやってボケをかましてくる。
そういうのすきよ、もっとちょうだい。
高橋先生「元旦32日目と迷ったんだよね」
サトシ「ガチでなんで持ってるんだよそんなの」
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【1/32】~電脳戦士の理~
茉愛「あなたのそのキーホルダーってなんなの?」
リリーのペンケースにつけてある、音符マークのキーホルダーを指差す。
リリー「これはぁ、32分音符だよぉ。」
手に取り、茉愛によく見せる。
茉愛「さ、さんじゅうに...?」
リリー「うん!よく見るとはたが3つあるよねぇ。一般的に見られる音符の形はこれだと思うけどぉ。」
リリーは引き出しから楽譜を取り出し、それに載っている「♪」マークを見せる。
リリー「これが8分音符でぇ、このはたを1本足せば2倍の16分音符にぃ、もう1本足せば更に2倍の32分音符になるんだよぉ。」
楽しそうに解説をするリリー。
茉愛「へ、へぇ~...そうなんだね...。」
何気なく聞いたところ、こんなに詳しく教えてくるとは思ってなかっただろう。
茉愛は少々困惑気味に聞いていた。
まあ、そうなるのはちょっと分かる。
それより...あの音符の上のあれ、はたって呼ぶんだ。
あれがないとまた別の音符になるのかなぁ。
やば、口調写った。
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