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睦月
テーマ【仕事初め】(全4話)
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~はじめに~
今回のテーマは【仕事初め】です。
お正月休みが終わり、今日から仕事が始まったという人も多いはず。
今回は4タイトル全て、同じテーマに沿ったお話です。
各タイトルの世界観をお楽しみください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《ナタモチ》
部屋の一角で、一心に刃物を研ぐナタモチ。
砥石と刃が擦れ合う、滑らかな音が一帯に響いていた。
美優「...なんでそれの手入れしてるの?」
それを見掛けた美優が、声をかける。
ナタモチ「本日から私は仕事が始まりますのでね。コンディションを整え、気持ちを高めているのですよ。」
美優「そ、そうなんだ...」
そういえば、私の両親も今日から仕事があると言っていた。
仕事人の休み明けは大体、今日であるのだろうか。
美優「今15時なんですけど...何時からなんですか?」
思えば、今は午後だ。
もしかしたら夜勤なのかもしれない。
ナタモチ「そうですねぇ...今の時期は18時開始なので、まだ時間はありますよ。」
時計を確認する男性。
ていうか、今気付いたんだけどナタを使う仕事してるの?
18時は、あのゲームの始まる時間帯と同じであるが...。
美優「え、もしかして仕事って...。」
私は察してしまった。
いやまさか、本当にそうなのだろうか。
ナタモチ「そうです、あのゲームですよ。」
今の参加者の皆さん、お疲れさまです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《アルスの日常》
午前10時頃、エルとクレは、ある家のインターホンを押した。
庭の方から、アルスがスコップとじょうろを持ってやって来た。
アルス「おいっす」
彼の手は、土や泥で汚れている。
エル「なにしてたの?」
手の汚れを払うアルスに、エルが問いかける。
アルス「庭の手入れだ」
庭の端に道具を置きながら、こう続ける。
アルス「家族や知り合いが、今日から仕事なんだ。だから俺もちょっとは働いてみることにしたってわけ。」
先ほどアルスが行っていたのは、水で地面を柔らかくして、雑草を抜く作業だったらしい。
だから手があんなにも汚れていたのか。
アルス「おかげさまで腰が痛い目に、あいたたた。ホンマにいてぇわ。」
腰を叩きながら、玄関に置いてある鞄を持つ。
アルス「ほんで、どこに行くんだっけ?」
エル「年末年始閉まってた行きつけの喫茶店が、今日からまた開くからね。だから早速お邪魔させてもらおうと思って。」
とあるカフェの写真を見せながら言う。
クレ「いや~楽しみだよ!はぅ~...早く食べたいの~...。」
クレは喫茶店が休みだった1週間、そのことしか考えていなかったらしい。
彼女はすでに、あの喫茶店のとりことなってしまっている。
エル「本当にすきだよね~」
アルス「相変わらず甘いものに目がないんだな」
そんなクレを見て、2人は微笑む。
エル「まあ、そんなわけで喫茶店へレッツゴー!」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《四元戦士の理》
台所は、使った食器で溢れていた。
温水を出せば、手先が凍えることなく洗い物をすることができる。
そんな、ライフハックとも呼べない誰もが知る常識を実践しようにも、こう寒い日が続くとなかなか気が進まない。
始めてしまえば済む話なんだけど、それまでが長いから苦労する。
鼻歌交じりで皿を洗っていると、携帯が鳴った。
相手は同じ学校の教員仲間である、斉藤先生だった。
シーワ「はいシーワです」
斉藤「シーワ先生!いまどこにいるんですか!?」
電話に出るなり、焦った様子を見せる。
シーワ「どうしたんだいそんなに慌てちゃって」
その原因は、彼の次の言葉で分かった。
斉藤「もう職員会議が始まる時間ですよ!あとはシーワ先生だけなんですが...」
そうか、今日学校に用事があるんだった。
なんか教員一人一人が、今年の抱負や方針を発表するという謎の会議が、今日の13時からあるんだった。
シーワ「ごめんなさいね、今親戚の看病をしているの。つきっきりで昨日からずっとそばにいて。」
私は淡々と、そう述べる。
シーワ「だから私は会議へ出ることができない。そう伝えておいてくれる?」
ああ、心が痛い。
咄嗟に浮かんだ戯言なので、もちろんそのような事実は一切ない。
斉藤「そうだったんですね...分かりました。あれ?でもさっきどうしたんだとかなんとか」
私は電話を切り、止めていた手を動かす。
シーワ「...」
無心で、ひたすら減る気配のない食器を洗っていく。
シーワ「これやる意味無いね」
不意にそんな事実に気が付く。
私はお湯を止め、手にしているスポンジと食器を置き、タオルで手を拭いた。
シーワ「よ~し...もう少し寝よう。」
今の時間は10時。
ちょっとした仮眠を取るには、十分ゆとりがある。
私に限って、起きたら昼過ぎ大惨事など...そんな失態は犯さないだろう。
そんな自信を抱き、眠りについた。
数時間後...
電話の着信音に気付き、目を覚ます。
電話に出ると、斉藤先生の慌てた声が聞こえた。
斉藤「シーワ先生!いまどこにいるんですか!?もう職員会議が始まる時間ですよ!」
時刻は13時大惨事。
支度を済ませ、玄関の扉を開ける。
今回こそはゆとりを持って家を出れた。
さて...しばらくぶりの学校だ。
この長い休みで、すっかり怠けぐせが付いてしまった。
今日からはしっかりする、過ちを繰り返してはならない。
自分にそう言い聞かせた。
シーワ「帰ったら...洗い物しないとね。」
台所は、使った食器で溢れていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《電脳戦士の理》
ホームシイク「おはようございます、リーテ様。」
ノックをしてから、室内へと入るホームシイク。
閉めた扉の前でお辞儀をし、窓際のカーテンを開ける。
ホームシイク「リーテ様、本日の天気は晴れでございますが、かなり気温が低いようです。お出掛けの際は、服装に要注意を。」
鍵を外し、窓を開放する。
部屋には外の空気が入り込み、布団の中に潜っているにも関わらず、寒さを感じる。
ホームシイク「リーテ様、本日の朝食のスープはいかがなさいましょう。」
リーテ「...コーンスープが飲みたい。」
布団から顔を出し、目をこすりながらそう答えた。
ホームシイク「承知いたしました。シェフの方へお伝えして参ります。」
ホームシイクは部屋の扉を開け、一礼してから部屋を出た。
軽く着替えてから、食事の用意されている大広間へと向かった。
部屋へ入ると、使い人達の姿が見えた。
ホームシイク「リーテ様、本日のお品書きです。それではどうぞごゆっくり、ご堪能ください。」
席に着いた僕に、1枚の紙を渡す。
そこには、これからありつく朝食のメニュー名と、カロリーが書かれていた。
リーテ「ありがとう。...そういえば、今日からみんないるんだね。」
周りの使い人達を見渡しながら、そう言った。
各自、昨日まで冬期休暇を取っていたので、彼らがいない間は寂しく感じていた。
ホームシイク「ええ。いい休みだったとお話ししてくれる方もたくさんいましたよ。是非、聞いてあげてください。」
ホームシイクは微笑み、より一層優しい表情となる。
そんな姿を見るのが、これまたいい。
リーテ「...僕、気になってることがあるんだけどさ。」
リーテは、持っていたお品書きの紙を机に置いた。
リーテ「ホームシイクの休みって、いつなの?」
今思えば、ホームシイクは年末年始どころかほぼ毎日、僕に付き添っていた。
休みを取らなくて、大丈夫なのだろうか。
そんな心配をするリーテ。
ホームシイク「私は、リーテ様の生活の補佐を勤める事が生き甲斐であり、生活の一部までありますからね。」
優しい表情のまま、そう話すホームシイク。
ホームシイク「リーテ様がお気を遣うことはございませんよ。」
自分で言うのもなんだけど、これは本心なんだと思い、僕はとても愛されているんだと感じる。
リーテ「そう...なんだ。」
僕はうつむき、照れた表情を隠す。
リーテ「...ホームシイク。」
僕は彼の名を口にする。
リーテ「遅れたけど改めて、今年もよろしくね。」
ホームシイク「はい、リーテ様。私の方こそよろしくお願い致します。」
お互い微笑み合う姿を見た使い人達も、遠くで暖かい表情を浮かべる。
少し長くなってしまったけど、リーテは食事にありついた。
まずは希望したコーンスープから...
リーテ「あちっ!」
冷めていると思って油断していたが、全然余裕で熱かった。
ホームシイク「リーテ様!ただいま氷をお持ちするよう呼び掛けますぞ!?」
普段冷静なホームシイクが、慌てた様子で駆け寄った。
滅多に見られない姿...なんて言ってる場合か。
リーテ「だ、大丈夫だよ!ちょっとビックリしただけだから...。」
手で仰ぎながら、無理やり笑みを浮かべる。
茉愛「私がフーフーしてあげようか?」
どこからか、聞き覚えのある声が聞こえた。
声の正体は、目の前に飾られた花束に隠れていた、茉愛だった。
堪能できるか!
リーテ「ホームシイク...やっぱり氷持ってきて。」
舌先に遅れて、ヒリヒリとした感覚が襲ってきた。
今回のテーマは【仕事初め】です。
お正月休みが終わり、今日から仕事が始まったという人も多いはず。
今回は4タイトル全て、同じテーマに沿ったお話です。
各タイトルの世界観をお楽しみください。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《ナタモチ》
部屋の一角で、一心に刃物を研ぐナタモチ。
砥石と刃が擦れ合う、滑らかな音が一帯に響いていた。
美優「...なんでそれの手入れしてるの?」
それを見掛けた美優が、声をかける。
ナタモチ「本日から私は仕事が始まりますのでね。コンディションを整え、気持ちを高めているのですよ。」
美優「そ、そうなんだ...」
そういえば、私の両親も今日から仕事があると言っていた。
仕事人の休み明けは大体、今日であるのだろうか。
美優「今15時なんですけど...何時からなんですか?」
思えば、今は午後だ。
もしかしたら夜勤なのかもしれない。
ナタモチ「そうですねぇ...今の時期は18時開始なので、まだ時間はありますよ。」
時計を確認する男性。
ていうか、今気付いたんだけどナタを使う仕事してるの?
18時は、あのゲームの始まる時間帯と同じであるが...。
美優「え、もしかして仕事って...。」
私は察してしまった。
いやまさか、本当にそうなのだろうか。
ナタモチ「そうです、あのゲームですよ。」
今の参加者の皆さん、お疲れさまです。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《アルスの日常》
午前10時頃、エルとクレは、ある家のインターホンを押した。
庭の方から、アルスがスコップとじょうろを持ってやって来た。
アルス「おいっす」
彼の手は、土や泥で汚れている。
エル「なにしてたの?」
手の汚れを払うアルスに、エルが問いかける。
アルス「庭の手入れだ」
庭の端に道具を置きながら、こう続ける。
アルス「家族や知り合いが、今日から仕事なんだ。だから俺もちょっとは働いてみることにしたってわけ。」
先ほどアルスが行っていたのは、水で地面を柔らかくして、雑草を抜く作業だったらしい。
だから手があんなにも汚れていたのか。
アルス「おかげさまで腰が痛い目に、あいたたた。ホンマにいてぇわ。」
腰を叩きながら、玄関に置いてある鞄を持つ。
アルス「ほんで、どこに行くんだっけ?」
エル「年末年始閉まってた行きつけの喫茶店が、今日からまた開くからね。だから早速お邪魔させてもらおうと思って。」
とあるカフェの写真を見せながら言う。
クレ「いや~楽しみだよ!はぅ~...早く食べたいの~...。」
クレは喫茶店が休みだった1週間、そのことしか考えていなかったらしい。
彼女はすでに、あの喫茶店のとりことなってしまっている。
エル「本当にすきだよね~」
アルス「相変わらず甘いものに目がないんだな」
そんなクレを見て、2人は微笑む。
エル「まあ、そんなわけで喫茶店へレッツゴー!」
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《四元戦士の理》
台所は、使った食器で溢れていた。
温水を出せば、手先が凍えることなく洗い物をすることができる。
そんな、ライフハックとも呼べない誰もが知る常識を実践しようにも、こう寒い日が続くとなかなか気が進まない。
始めてしまえば済む話なんだけど、それまでが長いから苦労する。
鼻歌交じりで皿を洗っていると、携帯が鳴った。
相手は同じ学校の教員仲間である、斉藤先生だった。
シーワ「はいシーワです」
斉藤「シーワ先生!いまどこにいるんですか!?」
電話に出るなり、焦った様子を見せる。
シーワ「どうしたんだいそんなに慌てちゃって」
その原因は、彼の次の言葉で分かった。
斉藤「もう職員会議が始まる時間ですよ!あとはシーワ先生だけなんですが...」
そうか、今日学校に用事があるんだった。
なんか教員一人一人が、今年の抱負や方針を発表するという謎の会議が、今日の13時からあるんだった。
シーワ「ごめんなさいね、今親戚の看病をしているの。つきっきりで昨日からずっとそばにいて。」
私は淡々と、そう述べる。
シーワ「だから私は会議へ出ることができない。そう伝えておいてくれる?」
ああ、心が痛い。
咄嗟に浮かんだ戯言なので、もちろんそのような事実は一切ない。
斉藤「そうだったんですね...分かりました。あれ?でもさっきどうしたんだとかなんとか」
私は電話を切り、止めていた手を動かす。
シーワ「...」
無心で、ひたすら減る気配のない食器を洗っていく。
シーワ「これやる意味無いね」
不意にそんな事実に気が付く。
私はお湯を止め、手にしているスポンジと食器を置き、タオルで手を拭いた。
シーワ「よ~し...もう少し寝よう。」
今の時間は10時。
ちょっとした仮眠を取るには、十分ゆとりがある。
私に限って、起きたら昼過ぎ大惨事など...そんな失態は犯さないだろう。
そんな自信を抱き、眠りについた。
数時間後...
電話の着信音に気付き、目を覚ます。
電話に出ると、斉藤先生の慌てた声が聞こえた。
斉藤「シーワ先生!いまどこにいるんですか!?もう職員会議が始まる時間ですよ!」
時刻は13時大惨事。
支度を済ませ、玄関の扉を開ける。
今回こそはゆとりを持って家を出れた。
さて...しばらくぶりの学校だ。
この長い休みで、すっかり怠けぐせが付いてしまった。
今日からはしっかりする、過ちを繰り返してはならない。
自分にそう言い聞かせた。
シーワ「帰ったら...洗い物しないとね。」
台所は、使った食器で溢れていた。
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
《電脳戦士の理》
ホームシイク「おはようございます、リーテ様。」
ノックをしてから、室内へと入るホームシイク。
閉めた扉の前でお辞儀をし、窓際のカーテンを開ける。
ホームシイク「リーテ様、本日の天気は晴れでございますが、かなり気温が低いようです。お出掛けの際は、服装に要注意を。」
鍵を外し、窓を開放する。
部屋には外の空気が入り込み、布団の中に潜っているにも関わらず、寒さを感じる。
ホームシイク「リーテ様、本日の朝食のスープはいかがなさいましょう。」
リーテ「...コーンスープが飲みたい。」
布団から顔を出し、目をこすりながらそう答えた。
ホームシイク「承知いたしました。シェフの方へお伝えして参ります。」
ホームシイクは部屋の扉を開け、一礼してから部屋を出た。
軽く着替えてから、食事の用意されている大広間へと向かった。
部屋へ入ると、使い人達の姿が見えた。
ホームシイク「リーテ様、本日のお品書きです。それではどうぞごゆっくり、ご堪能ください。」
席に着いた僕に、1枚の紙を渡す。
そこには、これからありつく朝食のメニュー名と、カロリーが書かれていた。
リーテ「ありがとう。...そういえば、今日からみんないるんだね。」
周りの使い人達を見渡しながら、そう言った。
各自、昨日まで冬期休暇を取っていたので、彼らがいない間は寂しく感じていた。
ホームシイク「ええ。いい休みだったとお話ししてくれる方もたくさんいましたよ。是非、聞いてあげてください。」
ホームシイクは微笑み、より一層優しい表情となる。
そんな姿を見るのが、これまたいい。
リーテ「...僕、気になってることがあるんだけどさ。」
リーテは、持っていたお品書きの紙を机に置いた。
リーテ「ホームシイクの休みって、いつなの?」
今思えば、ホームシイクは年末年始どころかほぼ毎日、僕に付き添っていた。
休みを取らなくて、大丈夫なのだろうか。
そんな心配をするリーテ。
ホームシイク「私は、リーテ様の生活の補佐を勤める事が生き甲斐であり、生活の一部までありますからね。」
優しい表情のまま、そう話すホームシイク。
ホームシイク「リーテ様がお気を遣うことはございませんよ。」
自分で言うのもなんだけど、これは本心なんだと思い、僕はとても愛されているんだと感じる。
リーテ「そう...なんだ。」
僕はうつむき、照れた表情を隠す。
リーテ「...ホームシイク。」
僕は彼の名を口にする。
リーテ「遅れたけど改めて、今年もよろしくね。」
ホームシイク「はい、リーテ様。私の方こそよろしくお願い致します。」
お互い微笑み合う姿を見た使い人達も、遠くで暖かい表情を浮かべる。
少し長くなってしまったけど、リーテは食事にありついた。
まずは希望したコーンスープから...
リーテ「あちっ!」
冷めていると思って油断していたが、全然余裕で熱かった。
ホームシイク「リーテ様!ただいま氷をお持ちするよう呼び掛けますぞ!?」
普段冷静なホームシイクが、慌てた様子で駆け寄った。
滅多に見られない姿...なんて言ってる場合か。
リーテ「だ、大丈夫だよ!ちょっとビックリしただけだから...。」
手で仰ぎながら、無理やり笑みを浮かべる。
茉愛「私がフーフーしてあげようか?」
どこからか、聞き覚えのある声が聞こえた。
声の正体は、目の前に飾られた花束に隠れていた、茉愛だった。
堪能できるか!
リーテ「ホームシイク...やっぱり氷持ってきて。」
舌先に遅れて、ヒリヒリとした感覚が襲ってきた。
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