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思い出シーカー×5 キャラのその後と、設定と、あとがきと…
しおりを挟む今、本編を書き終わりました。
出せなかった設定とか色々あったりするんで、彼女たちとのお別れがてらだらだら書いてみようかな~って思います。
『シェリィ』
主人公です。魔力の属性は地属性。後に闇。
一番最初に考えた設定だとルキとの関係は母娘でした。
ただヒロインたちが十代なのに主人公がアラサーだとさすがに浮くなぁと考えて義理の姉に。
本編のラストシーンで救出された後は記憶を取り戻し無事全員と再会することが出来ました。
体と力を回復させてからはルキに付いて世界中を回ります。
ルキが倒れるその時まで彼女の一歩後ろを歩き続けました。
ルキの死後は彼女の事を本にします。
ただシェリィはルキや他のみんなが大好きすぎて、事実から内容を大分弄ってしまいました。
「小さな救世主」という題名で書いたその本では自分の事はただの愚かな魔族として描き、魔王や魔龍を倒したのもルキたち四人の手柄にしてしまいました。
このルキの伝説は後にアレス教から派生し別の宗教へとなっていきます。
シェリィの愛がとんでもないことに……
本を書き終わった後はルキの活動を引き継いで、魔族としての寿命が尽きるまで一人で世界を周り大勢の人に尽くしました。
……ルキの本を配りながら。
『ルキ』
ヒロインです。魔力の属性はありません、何でも使えます。その気になれば魔導輪も必要ないです。
男の子っぽい性格の盗賊……という予定だったんですけど盗賊感があまり出せなかった……
鍛えているわけでもないのに凄い身体能力、魔力も特別、人を憎むことをしない、異常な器用さ、何故か一瞬で下着を脱がすことが出来る――など何でもありですがその正体は聖王アレスと同じ、神龍アルキレウスの分魂体です。
魔王がずっと待ってた奴ですね。シェリィを迎えに来たときは単独で魔王と戦えるくらいには強くなってます。
シェリィが暗黒界に潜ってしまってからは、彼女を迎えに行く方法を探し剣を持って人助けをしながら世界を回ります。
メリルから気の扱いを学び、自身の特別な魔力とあわせ神王気というものを開発しました。
その旅の中で、幼い頃のシェリィにそっくりな少女アリスを拾います。この子に剣を教えながら、かつての仲間たちと連絡を取りつつシェリィ救出の計画を進めていくことになります。
シェリィが暗黒界に行ってから十年以上経って、ようやく色々と準備が整い動き出すことが出来ました。
ここで本編のラストシーンに繋がります。
シェリィを助けてしばらくはメリルのもとで彼女のリハビリに付き合います。
無事回復してからはシェリィとアリスを連れ、再び旅に出ました。
今度の目的は人助け。世界中の人をその強さと優しさで救い、後にシェリィの手によって伝説に仕立て上げられます。
『クイナ』
ヒロインその2。魔力属性は水。
ツンデレ武道家……の予定だったんですけど、いざ登場させてみたら全然ツンデレにならない……最初は大失敗だなぁと思ったんですけど動いてるのを見てたら結構いい奴だったんで途中からはかなり気に入ってたキャラです。
実はメイン五人の中では一番最後に生まれたキャラ。
記憶が一斉に戻るシーンでシェリィに襲い掛かるポジションということだけ決めていたんで、最初は野生児だったり俺っ子斧使いだったりプライドの高い魔法剣士だったり二転三転した結果ツンデレ武道家になりました。……ツンデレじゃなくなっちゃったけど!
シェリィを暗黒界に送り出してからはオウカと共にシェリィ救出のため魔道具の研究を始めます。
古代の道具が発掘される不思議なダンジョンがとある島で見つかったという情報を聞き入れ、オウカに調査を依頼されて向かうんですが、そこでミリカというキャラと出会い結構面倒な戦いに巻き込まれた結果意気投合します。
ミリカはクイナのことを相棒!とかって呼びます。
シェリィを救出してからは……イメージが降りてきません。別にあっても意味のない設定なんで無理して作る気もないんで未定です。
散々勝手に動き回った結果最後は動いてくれないんだから困ったキャラだぜ……
『メリル』
ヒロインその3。巨乳僧侶。魔力属性はシェリィと同じで地属性。
実は作者の好みを詰め込んだようなキャラなんですけどあんまり魅力を引き出してあげられなかった……
世界でもトップクラスの気の使い手でルキを除けば一番の天才です。
アレスのことが大好きなんですがアレス教の教えにはちょっと疑問を感じています。
寺の教えではなくアレスの生き様に倣っている子です。
クイナとは幼馴染で彼女の師匠とも知り合いです。
師匠にいつもくっついているクイナをよくからかっていました。
メリルがいた寺院はレイドルの近くにあり、レイドルでクイナと出会っています。
メリル本人はレイドルの結構金持ちの家の子ですが幼い頃に寺に預けられて育っているため実の親に対してはちょっと壁があります。仲が悪いわけではないですが敬語で話すような関係です。
シェリィがいなくなってからはルキやクイナに協力しつつ医者を目指します。
シェリィ救出時点では見事医者になり一財産築いています。
世界中を自在に移動し大抵の怪我は気で治し病気や薬の知識もあるんで万能です、そりゃ儲かるわ!
実はヒロイン四人の中では一番長生きという設定があります。百歳以上いったんじゃないかなぁ……
大勢の弟子に見送られながら最後は眠るように逝くというイメージがあります。
子供がいたかは微妙ですね。
『エルク』
ヒロインその4。魔力の属性は雷。
ちっこいけどクールな天才魔法使い……の予定でしたが見事に狂いました。クイナと同じですね。
キャラの元ネタが明確にあってドラ○エ6のテリーです。
雷属性だったり初登場時には主人公たちとすれ違う、ボスを勝手に倒していく、しかもその時には仲間にならないとそのまんまですね。レイドル関連は色々露骨なんで分かりやすかったと思います。
当初の予定ではちょっとルキやクイナを馬鹿にしていて「わたくしとシェリィさんがいれば十分です……」みたいなこと言うキャラにしようと思っていたんですがパンツ見られてキレちゃった時点であれっ?ってなりました。
クイナと同じくらい動き出したら変わってしまったキャラですね。
不安だったんですけどいざ終わってみたらこれはこれで良かったなぁと思わせてくれました。
シェリィがいなくなってからはジュリアンテとえるくを連れて国造りを始めます。
シェリィ救出は仲間たちに任せて彼女が戻って来た時のことを優先したんですね。とは言ってもちょこちょこルキたちと会っていて色々協力していました。
最初は新たな仲間や生き残ったヴィスタリアの人間を集めます。
廃墟になったヴィスタリア城に住み始めるんですが、色々と苦労をすることになります。
集まってくるメンバーが結構ぶっ飛んでて、ジュリアンテとえるくを筆頭にブーマー、ラモン、ゾンビ化したアニタ、アニタを操っていたネクロマンサー、救世の団の元団長、異世界の龍人など奇人変人どころか人間じゃないのまでゾロゾロ集まってきてしまいます。
しかも彼らにエルクはやたら好かれます。冗談交じりにエルク様と呼ばれるようになり、それをルキに知られて爆笑されました。
個性の強すぎるメンバーに胃を痛める日々を送っていましたが大きな国にジュリアンテたちが勝手に喧嘩を売ったところで彼女のストレスはピークを迎え、拠点にしていたヴィスタリア城が異世界に漂流したタイミングで彼女の中で何かが吹っ切れます。
吹っ切れてからはアルシアのような豪快な性格に徐々に変わっていき、いっそう変態たちから慕われるようになっていきます。シェリィ救出時にはルキを脅すまでに成長(?)しました。
最終的には無事ヴィスタリアを新たな国としてよみがえらせます。
エルクはヴィスタリアを名乗りたがったんですか周りに押され本当にエルク王国にされてしまいました。
女王となった彼女は晩年、魔王や自分たちの戦い、シェリィと魔龍の事などを後世に伝えるために見聞きした出来事をしっかりと記録に残します。
しかし、数百年後にシェリィの書いたルキの本と矛盾してしまう部分が多いので結構な争いをよぶことになってしまいます。シェリィの罪(?)は重い。
『オウカ』
妖精の生き残り、魔力属性は炎
元々はシェリィたちに世界樹の話をして出番を終える予定だったのですが妙に存在感のあるキャラになってしまいました。
クイナとのイレギュラーコンビが結構気に入ってます。
アニタに惚れ込んでいて今でも彼女の意志をついで世界や人間を守ることを考えていました。
よくアニタの結婚を許したな!
『ジュリアンテ』
魔女というか魔道具使い、魔力属性は水
作者が以前小説家になろうに投稿した龍姫の騎士(人生初作品!)に出て来た敵キャラです。
主人公をボッコボコにやっつけるんですがそれを見てキレたヒロインにボッコボコにやられて死ぬ、しかも名前が出てくるのが死んでからという不憫なキャラだったんですけどなんか気に入っちゃってたんで思い出シーカーに出しちゃいました。
エルクを仲間にするうえで彼女を操るボスが必要だったんでそのポジションですね。
再登場させるかは悩んだんですけど出しちゃいました。
しかもオウカに会うまでの予定だったのに最後まで出しちゃいました。
計画性が無さすぎる。
でもエルクとのコンビは気に入ってます。
ちなみに喋り方の元ネタは作者が通っていた定時制高校にいた先生です。
『えるく』
エルクそっくりの魔導ゴーレム。魔力属性は雷。
ジュリアンテ再登場を書いててその場でイメージが降って来ただけの一発ネタ。
ただ……過去編が始まるまでは本体より目立ってたような……
正直かなり気に入ってます。
『アルシア』
勇者の子孫。属性は炎。
イケメン勇者姫。名前の元ネタはド○クエ10のアンルシアです。
過去編入ってから動かし始めたら楽しいのなんのって……
主人公のシェリィが過去編までは大人しい子だったんでその分アルシアは楽しかった。
『エリーヌ』
魔族三将の一人。アイリーン大好きな闇属性。
アイリーン、ガルドとならんで魔王軍の将です。この子全然仕事してないですけど……アイリーンもあれなんでガルドは相当苦労したはず。
元々見た目はセクシーな女悪魔みたいな予定だったんですけど書いてたら何故か少女になってた……
アイリーンが美人さんなんでこの方がバランスが取れる気がしますけどね。
名前の元ネタはエスト○リス伝記の四狂神から。
魔族系の名前は全部これです。
ガルド=ガデス
ラモン=アモン
エルディオス=ディオス
エリーヌは書いてて結構可愛くなってきちゃってたんで実は生き残らせようかちょっと悩みました。結局最初の予定通りにしましたけど。
『アレス』
聖王です。やたら名前だけ出てくる骨。属性は全部。
ルキと同じでアルキレウスの分魂体です。
名前は作者の前作である龍姫の騎士の主人公からなんとなく取りました。
世界樹にアイリーンが迫って来てビックリしてゾンビ状態で出てきたけど力を出し切れずに倒されちゃった情けない奴。
名前と共に残念さも受け継がれてしまった……
『アニタ』
初代勇者。属性は闇。
実は人間に惚れた元魔族が生まれ変わった存在です。
基本的にニコニコヘラヘラしていてよく転びます。天然ボケ。
妖精の森で迷っている時に森の獣や植物を食べ始めて森を丸裸にしそうになったので止めに来たオウカと知り合いました。そりゃ妖精からは嫌われるわ。
『~あとがき~』
前作を書いた時に思ったのが「あれ?意外と書ける・・・」というものでした。
もちろん上手に書こうとすると沢山勉強をして、本を読む必要があると思うんですけど、最低限でいいならライトノベルの敷居って低いですよね。
○○はりんごを手に取って食べた。
これだけで登場人物がリンゴ食ってるところを表現できますからね。
絵も描けない、ゲームも作れない自分に物語を表現する事なんて一生無理だと思ってたんで、結構嬉しかったのを覚えています。
前作が書き終わってちょっと自信がついたんで、今回は自分のやりたいことをやってみようと思いました。
普段生きてて感じてる思想みたいなもんを土台にして……百合っぽい雰囲気だとかフタナリだとか変なトラップのあるダンジョンだとか……そういったもんを全部一か所にぶち込んで組み立ててみたらあ~ら不思議、思い出シーカーというお話が出来ました。
×5というのはメインキャラ五人のことです、今更ですけど!
このお話は最初、シェリィたちの記憶が戻るシーンから始まってます。クイナにシェリィが蹴っ飛ばされて、ルキが混乱していて、メリルが泣いてしまって、エルクが一歩引いたところでめっちゃ警戒して状況を見てる。
あのシーンが最初にあってそこからビッグバンみたいに広がってキャラクターや設定が生まれていきました。
ただ面白いもんなんですけど、最初の設定だけだった時と実際に書き始めた時でキャラって全然別物になっちゃうんですよね。
ツンデレ、武道家、強い、攻撃的な性格、とかそういう記号の集合体でしかなかったモノが、実際動かして喋らせると魂が吹き込まれてクイナになった。
そんなキャラクターたちがさらに交流を始めて人間関係を作っていくんですよね。そうすることでどんどん存在が固まってどうでもいい設定とか未来の話なんかが出来上がっていくんです。
せっかくなんで形にしたいなぁとも思うんですけどいちいち書いてたらキリがないですね。
いやぁ面白いもんだなぁと思いましたね。これ読んでる人も良かったらなにか書いてみるといいと思います、楽しいです!
……楽しかったのはやりたいことを好き放題やってたからの可能性もあるけどね。
ではこの辺で~。
作者はツイッターをやってるんで良かったらそっちもよろしく!
https://twitter.com/superusagiou
小説家になろうで思い出シーカーと同じ世界観の新作を始めました。
直接的な関係はないですがもし良かったら読んでみてください。
時期的にはシェリィがいなくなってから8年後くらいです。
https://ncode.syosetu.com/n3360fu/
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