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第二章 暗殺者の異世界ライフの始まり編
第23話 下流で見つけた洞窟
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「とりあえずは雨露を凌げるとこをみつけねぇと」
ボートを降りた後、ゴーガンがそう言ってキョロキョロと辺りを見渡した。確かにこの大雨を凌ぐための場所は必要だろう。
「ウキキッ!」
すると、モナが鳴き声を上げセラの肩から飛び降りて前を進みだした。ある程度のところでこちらを振り返り、ウキッ、と鳴いてくる。
「モナが着いてきてと言ってるみたい。このあたりについて知ってるのかも」
セラがモナの考えを代弁した。モナは怪我していたところをセラに拾われたんだったな。もしかしたら怪我する前にここへ来たことがあるのかもしれない。
「ウッキィ~」
モナに着いていくと洞窟のような穴にたどり着いた。なるほど見るに雨風を凌ぐには十分そうに思える。
「中も広いぜ。お手柄だぜモナ」
「やったねモナ」
「流石私が見込んだだけあるよモナ♪」
「ウキッ♪」
ゴーガン、ミトラ、セラの三人から褒められモナも嬉しそうにしている。俺たちは早速洞窟の中に足を踏み入れた。
中は想像していた以上に広いな。というよりも広すぎる気がする。ある程度奥に進んだところで広い空間に出たら奥にまだ続いているようだ。
なんとも奇妙な感覚だ。この洞窟にそこまでの規模があるようには思えない。
「この洞窟……広すぎないか?」
「あぁリョウガ。俺もそう思っていたところだ――リョウガ。一仕事終えたばかりだというのに悪いが俺と一緒に奥の調査に付き合ってもらえるか? どうにも気になってな」
ゴーガンから真剣な目でお願いされた。まぁ断る理由もないしな。それに洞窟の奥がどこにつながっているかにも興味がある。
「わかったよ。それじゃあ俺も付き合う」
「助かるぜ」
俺はゴーガンと一緒に洞窟の奥へと進んでいく。すると奥から唸り声が聞こえてきた。
「気をつけろリョウガ。もしここが俺の予想通りだったら――」
ゴーガンが何かを言いかけたその時、奥から大きな猿が現れた。かなりの巨体だな。モナとは比べ物にならない上、殺気に満ち溢れている。
「こいつは、やっぱり魔獣がいやがったか」
ゴーガンが奥歯を噛み締め言った。魔獣か。前に見た熊もそう呼ばれていたな。
「気をつけろリョウガ! こいつはキラーエイプと言って――」
「いや、そう言われてももう始末したが?」
「えええええぇええぇえええぇええぇえええ!?」
俺の手には既にそのキラーエイプの頭が握られていた。首から下は足元に転がっている。暗殺者の俺に向けて殺気を放ち続けたのだからこうなっても仕方ないだろう。
ま。ゴーガンは随分と驚いているようだが。
「あ、あんたやっぱりとんでもねぇな凄すぎだぜ!」
「う~ん」
前の熊の時と言い正直俺からしたら大した相手ではないので、この程度でそんなオーバーリアクションを取られてもな。
「それでゴーガンが気にしていたのはこいつのことなのか?」
「いや、そうじゃない。妙だと思ったんだ洞窟にしては広すぎるからな。だけど今のキラーエイプで確信した。ここは間違いなくダンジョンだ」
ダンジョンか。創作物ではよく見られるがそういった意味でのダンジョンを現実で見るのは当然初めてだ。
「確かにこの空間の広さは異常だがゴーガンの言うそのダンジョンとやらはどういう物だ?」
とはいえ俺のはあくまで架空の知識だ。念のためにもゴーガンにどんなものなのか確認した方がいいだろう。
「簡単にいえばお宝の眠る迷宮ってところか。といってもダンジョンには危険な魔物や魔獣も多い。奥地に行けば行くほど強くなるしダンジョンには罠が設置されていることも多いんだ」
ゴーガンの説明を聞く限り俺が知るダンジョンとそう変わらないようだな。
「とにかくこいつの毛皮を剥ぎ取った後一旦戻って皆に説明しよう」
そうして俺たちは洞窟の出入り口あたりに戻った。外は雨だ。特にすることもないのか盗賊たちは壁に寄りかかって物思いにふけっていたり、地べたに寝っ転がったりたり、雨の様子を眺めたりして過ごしていた。
「あ、戻ってきたんだねリョウガ!」
笑いながらセラが近づいてきた。肩に乗ってるモナもどことなく明るい。俺のことが憎いはずなのに何でこんなに嬉しそうなんだか。
「それにしても何だいその毛皮は。一体奥で何があったんだい?」
「いやそれがな」
ミトラに聞かれゴーガンはこの洞窟がダンジョンであることを伝えた。ついでに俺が魔獣を倒し毛皮がその戦利品であることも伝えていた。
「リョウガの奴また魔獣を倒しのかよ」
「川をせき止めたあのとんでもない力といい本当何者なんだ?」
盗賊たちが口々にそんなことを言っていた。これまで俺の素性を話したことはない。それで問題なかった。相手も脛に傷を持つ奴らだ。下手に干渉してくることもない。
だが、それでも俺の力は気になるようだ。まぁ根掘り葉掘り聞いてくることもないから問題ないが。
「頭、それでこれからどうするんですかい?」
「う~ん。ダンジョンと聞けば探索したくもあるが、こんな地上に近い場所でキラーエイプが出るようなダンジョンだ。恐らく奥に行けば行くほど危険だろう。そもそも食料が心もとないしな」
ゴーガンはそこで言葉を切り、皆を見渡した後俺に向けて聞いてくる。
「なぁリョウガはどう思う? このダンジョンを攻略できると思うか?」
「俺はダンジョンについてまだそこまで詳しくないが、キラーエイプ程度の魔獣が基準ならそこまで苦ではないだろう」
「は、はは。キラーエイプが大したことないか……」
ゴーガンが半笑いでそんなことを言ってきた。どうにも俺とこの連中では強さの基準が随分と異なるようだな。
「ゴーガンが何を心配しているのが俺にはわからんがな。奥に行けば行くほど強いと言ってもそこまでのことなのか?」
「それはこのダンジョンの規模にもよるな。ダンジョンの大きさは外からじゃ判断もつかんし」
「そうか? 山全体の面積からなんとなく割り出せそうだが」
「それがなリョウガ。ダンジョンというのは不思議な場所でな。ダンジョンの中に森があったり、山並みが広大だったりとサイズは様々なんだ。外からの見た目以上に広いなんてことはザラにあるんだよ」
なるほどな。確かにこの先も妙に広いとは思ったが、ダンジョンというのは随分と不思議な空間ってわけか。
まぁ魔法なんかが当たり前にある世界だ。ダンジョンの中だけ空間が広がっていたとしてもおかしくないのだろう。
「とはいえこっちにはリョウガもいるしな。よし! ここを拠点に少数精鋭でダンジョン探索に向かおう」
ゴーガンも決意が決まったようだ。しかしいつの間にか俺も頭数に入っているのだからちゃっかりしている。もっともダンジョンというのにも興味があるからな。
雨もまだ止まないしそれぐらいなら付き合ってもいいだろう――
ボートを降りた後、ゴーガンがそう言ってキョロキョロと辺りを見渡した。確かにこの大雨を凌ぐための場所は必要だろう。
「ウキキッ!」
すると、モナが鳴き声を上げセラの肩から飛び降りて前を進みだした。ある程度のところでこちらを振り返り、ウキッ、と鳴いてくる。
「モナが着いてきてと言ってるみたい。このあたりについて知ってるのかも」
セラがモナの考えを代弁した。モナは怪我していたところをセラに拾われたんだったな。もしかしたら怪我する前にここへ来たことがあるのかもしれない。
「ウッキィ~」
モナに着いていくと洞窟のような穴にたどり着いた。なるほど見るに雨風を凌ぐには十分そうに思える。
「中も広いぜ。お手柄だぜモナ」
「やったねモナ」
「流石私が見込んだだけあるよモナ♪」
「ウキッ♪」
ゴーガン、ミトラ、セラの三人から褒められモナも嬉しそうにしている。俺たちは早速洞窟の中に足を踏み入れた。
中は想像していた以上に広いな。というよりも広すぎる気がする。ある程度奥に進んだところで広い空間に出たら奥にまだ続いているようだ。
なんとも奇妙な感覚だ。この洞窟にそこまでの規模があるようには思えない。
「この洞窟……広すぎないか?」
「あぁリョウガ。俺もそう思っていたところだ――リョウガ。一仕事終えたばかりだというのに悪いが俺と一緒に奥の調査に付き合ってもらえるか? どうにも気になってな」
ゴーガンから真剣な目でお願いされた。まぁ断る理由もないしな。それに洞窟の奥がどこにつながっているかにも興味がある。
「わかったよ。それじゃあ俺も付き合う」
「助かるぜ」
俺はゴーガンと一緒に洞窟の奥へと進んでいく。すると奥から唸り声が聞こえてきた。
「気をつけろリョウガ。もしここが俺の予想通りだったら――」
ゴーガンが何かを言いかけたその時、奥から大きな猿が現れた。かなりの巨体だな。モナとは比べ物にならない上、殺気に満ち溢れている。
「こいつは、やっぱり魔獣がいやがったか」
ゴーガンが奥歯を噛み締め言った。魔獣か。前に見た熊もそう呼ばれていたな。
「気をつけろリョウガ! こいつはキラーエイプと言って――」
「いや、そう言われてももう始末したが?」
「えええええぇええぇえええぇええぇえええ!?」
俺の手には既にそのキラーエイプの頭が握られていた。首から下は足元に転がっている。暗殺者の俺に向けて殺気を放ち続けたのだからこうなっても仕方ないだろう。
ま。ゴーガンは随分と驚いているようだが。
「あ、あんたやっぱりとんでもねぇな凄すぎだぜ!」
「う~ん」
前の熊の時と言い正直俺からしたら大した相手ではないので、この程度でそんなオーバーリアクションを取られてもな。
「それでゴーガンが気にしていたのはこいつのことなのか?」
「いや、そうじゃない。妙だと思ったんだ洞窟にしては広すぎるからな。だけど今のキラーエイプで確信した。ここは間違いなくダンジョンだ」
ダンジョンか。創作物ではよく見られるがそういった意味でのダンジョンを現実で見るのは当然初めてだ。
「確かにこの空間の広さは異常だがゴーガンの言うそのダンジョンとやらはどういう物だ?」
とはいえ俺のはあくまで架空の知識だ。念のためにもゴーガンにどんなものなのか確認した方がいいだろう。
「簡単にいえばお宝の眠る迷宮ってところか。といってもダンジョンには危険な魔物や魔獣も多い。奥地に行けば行くほど強くなるしダンジョンには罠が設置されていることも多いんだ」
ゴーガンの説明を聞く限り俺が知るダンジョンとそう変わらないようだな。
「とにかくこいつの毛皮を剥ぎ取った後一旦戻って皆に説明しよう」
そうして俺たちは洞窟の出入り口あたりに戻った。外は雨だ。特にすることもないのか盗賊たちは壁に寄りかかって物思いにふけっていたり、地べたに寝っ転がったりたり、雨の様子を眺めたりして過ごしていた。
「あ、戻ってきたんだねリョウガ!」
笑いながらセラが近づいてきた。肩に乗ってるモナもどことなく明るい。俺のことが憎いはずなのに何でこんなに嬉しそうなんだか。
「それにしても何だいその毛皮は。一体奥で何があったんだい?」
「いやそれがな」
ミトラに聞かれゴーガンはこの洞窟がダンジョンであることを伝えた。ついでに俺が魔獣を倒し毛皮がその戦利品であることも伝えていた。
「リョウガの奴また魔獣を倒しのかよ」
「川をせき止めたあのとんでもない力といい本当何者なんだ?」
盗賊たちが口々にそんなことを言っていた。これまで俺の素性を話したことはない。それで問題なかった。相手も脛に傷を持つ奴らだ。下手に干渉してくることもない。
だが、それでも俺の力は気になるようだ。まぁ根掘り葉掘り聞いてくることもないから問題ないが。
「頭、それでこれからどうするんですかい?」
「う~ん。ダンジョンと聞けば探索したくもあるが、こんな地上に近い場所でキラーエイプが出るようなダンジョンだ。恐らく奥に行けば行くほど危険だろう。そもそも食料が心もとないしな」
ゴーガンはそこで言葉を切り、皆を見渡した後俺に向けて聞いてくる。
「なぁリョウガはどう思う? このダンジョンを攻略できると思うか?」
「俺はダンジョンについてまだそこまで詳しくないが、キラーエイプ程度の魔獣が基準ならそこまで苦ではないだろう」
「は、はは。キラーエイプが大したことないか……」
ゴーガンが半笑いでそんなことを言ってきた。どうにも俺とこの連中では強さの基準が随分と異なるようだな。
「ゴーガンが何を心配しているのが俺にはわからんがな。奥に行けば行くほど強いと言ってもそこまでのことなのか?」
「それはこのダンジョンの規模にもよるな。ダンジョンの大きさは外からじゃ判断もつかんし」
「そうか? 山全体の面積からなんとなく割り出せそうだが」
「それがなリョウガ。ダンジョンというのは不思議な場所でな。ダンジョンの中に森があったり、山並みが広大だったりとサイズは様々なんだ。外からの見た目以上に広いなんてことはザラにあるんだよ」
なるほどな。確かにこの先も妙に広いとは思ったが、ダンジョンというのは随分と不思議な空間ってわけか。
まぁ魔法なんかが当たり前にある世界だ。ダンジョンの中だけ空間が広がっていたとしてもおかしくないのだろう。
「とはいえこっちにはリョウガもいるしな。よし! ここを拠点に少数精鋭でダンジョン探索に向かおう」
ゴーガンも決意が決まったようだ。しかしいつの間にか俺も頭数に入っているのだからちゃっかりしている。もっともダンジョンというのにも興味があるからな。
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