8 / 47
第一章 追放された召喚師編
第7話 獣人少女を標識で助けよう
しおりを挟む
「つべこべうるさいやつだ! その獣人を庇うというなら貴様も同罪だぞ! 捕まえて奴隷にしてやる。それでもいいのか? 獣人ごときを庇って奴隷に堕ちるなど馬鹿らしいだろう!」
奴隷商人がカッカしながら捲し立ててきた。ムキになりすぎていてますます信憑性を無くしてしまっている。
とは言え、話を聞いてると冒険者ギルドもフェレスの責任だと認めてるようだ。獣人差別が顕著な国とは言え冒険者登録している彼女にそこまでするのだからもしかしたらそれ相応の貴族が関係しているのかも知れない。
冒険者ギルドは表向きは完全中立な機関を謳っているが裏金などを受け取り貴族に優遇な態度を取るギルドも少なくないと聞く。
この奴隷商人と一応は話してみたが、これ以上は意味がないだろう。彼らは引く気がない。
「疑わしいからにはフェレスの話を僕は信じるよ」
「そうか。馬鹿な奴だ。そんな獣人一人の為に犯罪奴隷に成り果てるというのだからな」
奴隷商人が唇を歪めた。もう考えを改めるつもりはないだろう。だからといってここで捕まるつもりは僕にはない。素性が知れると僕は厄介な立場でもあるから捕まるわけにはいかないんだ。
「フェレス。ここから逃げるいい手はある?」
こそっとフェレスに聞いてみた。彼女は冒険者だから何か手があるかもしれない。
標識召喚を上手く使っていきたいところだが、出来れば僕が召喚師だということは隠しておきたい。
「一つだけ――手が、あるにゃ!」
フェレスが何かを地面にぶつけた。途端に煙がもくもくあがり視界が狭まる。
「煙玉にゃ!」
「なるほど。流石だね」
フェレスの手を引いてその場から逃げることを考える。
「くそ! また煙か! おい早くなんとかしろ!」
「わかってますよ。おい、そのためにお前がいるんだろう!」
声が後ろから聞こえてきた。様子から察するに煙に巻くのはこれが初めてではないのだろう。最初に逃げ出したときも同じ手だったのかも知れない。
「ワールウィンド!」
更に続く声と風の発生音。奴らどうやら風魔法で煙を吹き飛ばすつもりだったようだ。確かに風を上手く利用すれば煙は晴れるだろう。
「対策されてたにゃ!」
「やっぱりこれが二回目?」
「うぅ、他に手はなかったにゃ……それに今のが最後の一つにゃ……」
細い声でフェレスが答えた。三度目はないということか。だけど問題ない。召喚魔法を行使するところは見られたくなかったけど、ここまできたらその心配はない。
「さっさと追いかけろ!」
「「「「へい!」」」」
あの奴隷商人の声に続いて数人の取り巻きの声がした。追いかけてきてるのがわかる。
「ここで連中を足止めする」
「え? どうするにゃ?」
「こうするのさ。標識召喚!」
僕はその場に一本の標識を立てた。暫くして四人の取り巻きが姿を見せる。
「覚悟を決めたか?」
「少しは利口なようだな」
「悪いけど捕まる気はないよ。それより警告だ。そこから近づくつもりなら何が起きても保証出来ないよ」
警告を発する。僕の右隣りには黄色い標識が一本立っている。
「は? 何を言ってやがるこいつは」
「待て、アイツの隣に妙なものが立ってるぞ?」
「何だあれ? 奇妙な絵が刻まれてるな」
「そんなものハッタリに決まってる。一斉に掛かれ! 一気に動きを封じるぞ!」
少しは警戒したのもいるようだけど、結局無視して距離を詰めようとしてきた。
「ガハッ! な、何だ!」
「ひ、ひぃ!」
「う、うわぁああぁ!」
先ず一人の足元が崩れ落とし穴となり底に落ちていった。更に左右から木が倒れて二人を押しつぶしてしまう。
「お、お前何しやがった!」
「……一人残ったか」
出遅れた一人だけが僕の標識召喚・危険から逃れたようだ。この標識は標識に近づいた者に何かしらの危険な現象を引き起こす。
後ろの一人は止まったままでいたのが結果的に功を奏した形だ。厄介なのは見るからに相手が弓持ちだということ。そこから矢をいられるとこの標識のままだと意味がない。
仕方ないこの標識は一旦消して召喚し直すしかないか、と思っているとヒュンッと風切り音がして残った一人の額に鉄球が当たり倒れた。
完全に意識を失ってる。振り返るとフェレスがニコッと微笑んだ。
「スリングショットにゃ!」
フェレスが得意顔で答えた。スリングショット――ゴムの弾性を利用して鉄球などを飛ばす飛び道具。フェレスはどうやら袖の中にスリングショットを仕込んでいたみたいだ。
「助かったよありがとう」
「これぐらいなんてこと無いにゃ。それにお礼を言うのはあたしの方にゃ!」
耳をピコピコさせながらフェレスがお礼を伝えてきた。悪い気はしない。
「この連中が気がつくと厄介だし他の追手が来る可能性もある。急いでここを離れよう」
フェレスが首肯する。ここでは命を奪わないのが正解だ。フェレスもそれが判ってるから気絶程度に抑えたんだろう。現状真偽はともかくフェレスが罪人扱いになっているのは確かだろう。
この状態で下手に相手の命を奪うと却って罪が重くなってしまう。今ならまだ借金を踏み倒した冒険者が逃げた程度の話だ。
「標識召喚・最低速度50km」
改めて標識を召喚する。こっから離れるにはこれが最適だ。
「何か不思議な魔法にゃ。これは一体何にゃ?」
「そうだね。移動しながらでも説明するよ。ただ今は急ぐ必要があるからこの棒を掴んでもらっていい?」
「こうにゃ?」
僕がそう伝えるとフェレスが素直に標識の棒部分を握りしめた。僕も握りしめると標識と一緒に一気に加速して動き出す。
「ななな、何にゃこれは何にゃ!」
「僕の召喚魔法。これで素早く移動できるよ」
僕の魔力が続くまでではあるけどね。でも今の魔力ならかなりの距離が稼げるし逃げ切ることは難しくないだろうね。
そして僕は移動しながらフェレスに標識召喚について説明した――
奴隷商人がカッカしながら捲し立ててきた。ムキになりすぎていてますます信憑性を無くしてしまっている。
とは言え、話を聞いてると冒険者ギルドもフェレスの責任だと認めてるようだ。獣人差別が顕著な国とは言え冒険者登録している彼女にそこまでするのだからもしかしたらそれ相応の貴族が関係しているのかも知れない。
冒険者ギルドは表向きは完全中立な機関を謳っているが裏金などを受け取り貴族に優遇な態度を取るギルドも少なくないと聞く。
この奴隷商人と一応は話してみたが、これ以上は意味がないだろう。彼らは引く気がない。
「疑わしいからにはフェレスの話を僕は信じるよ」
「そうか。馬鹿な奴だ。そんな獣人一人の為に犯罪奴隷に成り果てるというのだからな」
奴隷商人が唇を歪めた。もう考えを改めるつもりはないだろう。だからといってここで捕まるつもりは僕にはない。素性が知れると僕は厄介な立場でもあるから捕まるわけにはいかないんだ。
「フェレス。ここから逃げるいい手はある?」
こそっとフェレスに聞いてみた。彼女は冒険者だから何か手があるかもしれない。
標識召喚を上手く使っていきたいところだが、出来れば僕が召喚師だということは隠しておきたい。
「一つだけ――手が、あるにゃ!」
フェレスが何かを地面にぶつけた。途端に煙がもくもくあがり視界が狭まる。
「煙玉にゃ!」
「なるほど。流石だね」
フェレスの手を引いてその場から逃げることを考える。
「くそ! また煙か! おい早くなんとかしろ!」
「わかってますよ。おい、そのためにお前がいるんだろう!」
声が後ろから聞こえてきた。様子から察するに煙に巻くのはこれが初めてではないのだろう。最初に逃げ出したときも同じ手だったのかも知れない。
「ワールウィンド!」
更に続く声と風の発生音。奴らどうやら風魔法で煙を吹き飛ばすつもりだったようだ。確かに風を上手く利用すれば煙は晴れるだろう。
「対策されてたにゃ!」
「やっぱりこれが二回目?」
「うぅ、他に手はなかったにゃ……それに今のが最後の一つにゃ……」
細い声でフェレスが答えた。三度目はないということか。だけど問題ない。召喚魔法を行使するところは見られたくなかったけど、ここまできたらその心配はない。
「さっさと追いかけろ!」
「「「「へい!」」」」
あの奴隷商人の声に続いて数人の取り巻きの声がした。追いかけてきてるのがわかる。
「ここで連中を足止めする」
「え? どうするにゃ?」
「こうするのさ。標識召喚!」
僕はその場に一本の標識を立てた。暫くして四人の取り巻きが姿を見せる。
「覚悟を決めたか?」
「少しは利口なようだな」
「悪いけど捕まる気はないよ。それより警告だ。そこから近づくつもりなら何が起きても保証出来ないよ」
警告を発する。僕の右隣りには黄色い標識が一本立っている。
「は? 何を言ってやがるこいつは」
「待て、アイツの隣に妙なものが立ってるぞ?」
「何だあれ? 奇妙な絵が刻まれてるな」
「そんなものハッタリに決まってる。一斉に掛かれ! 一気に動きを封じるぞ!」
少しは警戒したのもいるようだけど、結局無視して距離を詰めようとしてきた。
「ガハッ! な、何だ!」
「ひ、ひぃ!」
「う、うわぁああぁ!」
先ず一人の足元が崩れ落とし穴となり底に落ちていった。更に左右から木が倒れて二人を押しつぶしてしまう。
「お、お前何しやがった!」
「……一人残ったか」
出遅れた一人だけが僕の標識召喚・危険から逃れたようだ。この標識は標識に近づいた者に何かしらの危険な現象を引き起こす。
後ろの一人は止まったままでいたのが結果的に功を奏した形だ。厄介なのは見るからに相手が弓持ちだということ。そこから矢をいられるとこの標識のままだと意味がない。
仕方ないこの標識は一旦消して召喚し直すしかないか、と思っているとヒュンッと風切り音がして残った一人の額に鉄球が当たり倒れた。
完全に意識を失ってる。振り返るとフェレスがニコッと微笑んだ。
「スリングショットにゃ!」
フェレスが得意顔で答えた。スリングショット――ゴムの弾性を利用して鉄球などを飛ばす飛び道具。フェレスはどうやら袖の中にスリングショットを仕込んでいたみたいだ。
「助かったよありがとう」
「これぐらいなんてこと無いにゃ。それにお礼を言うのはあたしの方にゃ!」
耳をピコピコさせながらフェレスがお礼を伝えてきた。悪い気はしない。
「この連中が気がつくと厄介だし他の追手が来る可能性もある。急いでここを離れよう」
フェレスが首肯する。ここでは命を奪わないのが正解だ。フェレスもそれが判ってるから気絶程度に抑えたんだろう。現状真偽はともかくフェレスが罪人扱いになっているのは確かだろう。
この状態で下手に相手の命を奪うと却って罪が重くなってしまう。今ならまだ借金を踏み倒した冒険者が逃げた程度の話だ。
「標識召喚・最低速度50km」
改めて標識を召喚する。こっから離れるにはこれが最適だ。
「何か不思議な魔法にゃ。これは一体何にゃ?」
「そうだね。移動しながらでも説明するよ。ただ今は急ぐ必要があるからこの棒を掴んでもらっていい?」
「こうにゃ?」
僕がそう伝えるとフェレスが素直に標識の棒部分を握りしめた。僕も握りしめると標識と一緒に一気に加速して動き出す。
「ななな、何にゃこれは何にゃ!」
「僕の召喚魔法。これで素早く移動できるよ」
僕の魔力が続くまでではあるけどね。でも今の魔力ならかなりの距離が稼げるし逃げ切ることは難しくないだろうね。
そして僕は移動しながらフェレスに標識召喚について説明した――
0
お気に入りに追加
55
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
(完結)足手まといだと言われパーティーをクビになった補助魔法師だけど、足手まといになった覚えは無い!
ちゃむふー
ファンタジー
今までこのパーティーで上手くやってきたと思っていた。
なのに突然のパーティークビ宣言!!
確かに俺は直接の攻撃タイプでは無い。
補助魔法師だ。
俺のお陰で皆の攻撃力防御力回復力は約3倍にはなっていた筈だ。
足手まといだから今日でパーティーはクビ??
そんな理由認められない!!!
俺がいなくなったら攻撃力も防御力も回復力も3分の1になるからな??
分かってるのか?
俺を追い出した事、絶対後悔するからな!!!
ファンタジー初心者です。
温かい目で見てください(*'▽'*)
一万文字以下の短編の予定です!
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
夢幻の錬金術師 ~【異空間収納】【錬金術】【鑑定】【スキル剥奪&付与】を兼ね備えたチートスキル【錬金工房】で最強の錬金術師として成り上がる~
青山 有
ファンタジー
女神の助手として異世界に召喚された厨二病少年・神薙拓光。
彼が手にしたユニークスキルは【錬金工房】。
ただでさえ、魔法があり魔物がはびこる危険な世界。そこを生産職の助手と巡るのかと、女神も頭を抱えたのだが……。
彼の持つ【錬金工房】は、レアスキルである【異空間収納】【錬金術】【鑑定】の上位互換機能を合わせ持ってるだけでなく、スキルの【剥奪】【付与】まで行えるという、女神の想像を遥かに超えたチートスキルだった。
これは一人の少年が異世界で伝説の錬金術師として成り上がっていく物語。
※カクヨムにも投稿しています
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
迷宮に捨てられた俺、魔導ガチャを駆使して世界最強の大賢者へと至る〜
サイダーボウイ
ファンタジー
アスター王国ハワード伯爵家の次男ルイス・ハワードは、10歳の【魔力固定の儀】において魔法適性ゼロを言い渡され、実家を追放されてしまう。
父親の命令により、生還率が恐ろしく低い迷宮へと廃棄されたルイスは、そこで魔獣に襲われて絶体絶命のピンチに陥る。
そんなルイスの危機を救ってくれたのが、400年の時を生きる魔女エメラルドであった。
彼女が操るのは、ルイスがこれまでに目にしたことのない未発見の魔法。
その煌めく魔法の数々を目撃したルイスは、深い感動を覚える。
「今の自分が悔しいなら、生まれ変わるしかないよ」
そう告げるエメラルドのもとで、ルイスは努力によって人生を劇的に変化させていくことになる。
これは、未発見魔法の列挙に挑んだ少年が、仲間たちとの出会いを通じて成長し、やがて世界の命運を動かす最強の大賢者へと至る物語である。
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
固有スキルガチャで最底辺からの大逆転だモ~モンスターのスキルを使えるようになった俺のお気楽ダンジョンライフ~
うみ
ファンタジー
恵まれない固有スキルを持って生まれたクラウディオだったが、一人、ダンジョンの一階層で宝箱を漁ることで生計を立てていた。
いつものように一階層を探索していたところ、弱い癖に探索者を続けている彼の態度が気に入らない探索者によって深層に飛ばされてしまう。
モンスターに襲われ絶体絶命のピンチに機転を利かせて切り抜けるも、ただの雑魚モンスター一匹を倒したに過ぎなかった。
そこで、クラウディオは固有スキルを入れ替えるアイテムを手に入れ、大逆転。
モンスターの力を吸収できるようになった彼は深層から無事帰還することができた。
その後、彼と同じように深層に転移した探索者の手助けをしたり、彼を深層に飛ばした探索者にお灸をすえたり、と彼の生活が一変する。
稼いだ金で郊外で隠居生活を送ることを目標に今日もまたダンジョンに挑むクラウディオなのであった。
『箱を開けるモ』
「餌は待てと言ってるだろうに」
とあるイベントでくっついてくることになった生意気なマーモットと共に。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
スキルハンター~ぼっち&ひきこもり生活を配信し続けたら、【開眼】してスキルの覚え方を習得しちゃった件~
名無し
ファンタジー
主人公の時田カケルは、いつも同じダンジョンに一人でこもっていたため、《ひきこうもりハンター》と呼ばれていた。そんなカケルが動画の配信をしても当たり前のように登録者はほとんど集まらなかったが、彼は現状が楽だからと引きこもり続けていた。そんなある日、唯一見に来てくれていた視聴者がいなくなり、とうとう無の境地に達したカケル。そこで【開眼】という、スキルの覚え方がわかるというスキルを習得し、人生を大きく変えていくことになるのだった……。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
2回目チート人生、まじですか
ゆめ
ファンタジー
☆☆☆☆☆
ある普通の田舎に住んでいる一之瀬 蒼涼はある日異世界に勇者として召喚された!!!しかもクラスで!
わっは!!!テンプレ!!!!
じゃない!!!!なんで〝また!?〟
実は蒼涼は前世にも1回勇者として全く同じ世界へと召喚されていたのだ。
その時はしっかり魔王退治?
しましたよ!!
でもね
辛かった!!チートあったけどいろんな意味で辛かった!大変だったんだぞ!!
ということで2回目のチート人生。
勇者じゃなく自由に生きます?
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/fantasy.png?id=6ceb1e9b892a4a252212)
異世界転生!俺はここで生きていく
おとなのふりかけ紅鮭
ファンタジー
俺の名前は長瀬達也。特に特徴のない、その辺の高校生男子だ。
同じクラスの女の子に恋をしているが、告白も出来ずにいるチキン野郎である。
今日も部活の朝練に向かう為朝も早くに家を出た。
だけど、俺は朝練に向かう途中で事故にあってしまう。
意識を失った後、目覚めたらそこは俺の知らない世界だった!
魔法あり、剣あり、ドラゴンあり!のまさに小説で読んだファンタジーの世界。
俺はそんな世界で冒険者として生きて行く事になる、はずだったのだが、何やら色々と問題が起きそうな世界だったようだ。
それでも俺は楽しくこの新しい生を歩んで行くのだ!
小説家になろうでも投稿しています。
メインはあちらですが、こちらも同じように投稿していきます。
宜しくお願いします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる