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幕間
第二百六十七話 転生忍者、魔猿について考える
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「……ところでこいつらどうする?」
マグが意識を失ってる盗賊を見下ろして聞いてくる。こいつらは確かにこのままというわけにはいかないな。
まぁこの後のことはやっぱ冒険者に任せるべきだろう。
「ギルドに任せればいいさ。そうだろうマシム?」
「あらやだ気づいていたのね」
俺が呼びかけるとマシムとゼンラが藪の中から姿を見せた。やっぱりいたか。
「あっはっは! 流石ジンだな。全裸にならんか?」
「ならん!」
ゼンラはやっぱゼンラだな……
その後、二人が相手し退治した盗賊を連れてきた。わかっていたけど俺達を覗き見て強襲しようとしていた連中だ。
この盗賊団の頭がサンゾウ、あとは太ってる方がハッカイだそうだ。後はその他諸々の子分が十人程いる。
「これでサイユウ団は全滅ね。こいつら隣のファーム男爵領でも悪さしてみたいだし賞金もかなり出るはずよ」
ファーム男爵領か。エイガ男爵領の西側にある領地で農場が多い土地だ。畜産が主な産業だったな確か。うちの領地にもファーム領から仕入れたものが入ってきてる筈だ。
「勿論その内の何割かはあなた達にも支払うから期待していてね」
微笑を浮かべマシムが教えてくれる。
「え? 俺達にか?」
「そうよ。そっちの二人は倒したんだから当然の権利ね」
ゴクーとサゴジョに関しての賞金を支払ってくれるようだ。正式な冒険者ではないので冒険者と同等とはいかないし、今回は流石に領主である父上を通すという話ではあるけどね。
ま、そこには特に文句はない。それから盗賊たちを手早くマシムとゼンラが縄で縛る。
「う、うぅ、裸が、裸が怖い……」
途中で目を覚ましたボスのサンゾウが妙なことを呟き続けていた。話を聞いたがゼンラが相手したらしい。うん、詳しくは知らない方がいいな!
こうして盗賊関係の話はまとまったのだが、問題は魔猿についてだった。この猿たちについてどうするべきかと思ったが――
「ウホッ! ウホホッ!」
「「「「「「ウキキィイイイイ!」」」」」」
なんとエンコウの目の前で魔猿達がひれ伏し、なにか敬うような態度を見せていた。
「これはどうなってるんだ?」
「ウキィ! ウキィ!」
俺が聞くと、エンコウが鳴き、身振り手振りで教えてくれる。
「つまりこの猿はエンコウの下につくってことか?」
「ウホッ! ウホホッ!」
エンコウがドンッと胸を叩く。どうやら魔猿達はエンコウの強さに感服したようで、エンコウの子分になると言ってるようだ。
そしてエンコウの主となった俺にも従うという話らしい。
「ウキッ!」
サゴジョが従魔にしていたエンサイも俺の前で片膝をついている。器用な猿だな。他の猿と違ってローブを着ていたり杖を持っていたりとちょっと変わっている。
「むぅ、猿の癖に全裸でないとは! けしからん奴だ!」
「ウキィ!」
ゼンラが怒鳴った。いや、猿にそこまで怒るなよ。俺の背中に隠れてやたら怯えてるぞ。
「ウキィ!」
「え? 俺の従魔にだって?」
「キィ……」
背中に回ったエンサイを見ながらエンコウが俺に向かって鳴いてきた。どうやらエンサイは俺の従魔になりたいらしい。
魔獣はより強いものに惹かれるんだとか。
それにしても、まさかまた他の猿にお願いされるとは。しかし、こいつは火の魔法が得意だったようだし口寄せして従魔ということにしておくと火の忍法も魔法として扱えるようになるか。
「あら、いいじゃない。従魔が増えるにこしたことはないんだし」
マシムもエンサイを従魔にすることには賛同してくれているようだ。
「でも、この猿は盗賊の手助けをしていたんだぞ。それでもいいのか?」
「そこは上手くやるわよ。それにあくまで従魔として命令に従っていただけだしね」
つまり猿の意思ではなかったと判断されるのか。
ただ、このエンサイという猿は既にサゴジョの従魔なんだよな。
もっとも俺のは口寄せだから問題なく契約出来る可能性は高いと思うが、二重の契約は後々面倒になるだろう。
「エンサイは既にそいつの従魔だけど、それでも出来るのかな?」
「それは無理だから、こいつに解除してもらう必要があるわね」
「は、馬鹿いうな! 誰が解除するもんか!」
マシムが答えてくれたが、意識が戻ったサゴジョが意地の悪い顔で言葉を返してきた。捕まったからせめてもの抵抗のつもりか。
「……だったらその従魔契約の印を燃やす」
「ヒッ!」
マグが上に向けた掌に炎をともして脅した。いや、脅しと言うか本当にやるつもりだ。
「もえる、なお、す」
「……そしてまた燃やす」
「怖いこと言ってるな」
「ガ、ガウ……」
確かに姫様には回復する力があるけどね。そしてサゴジョがガタガタと震えだした。
「あんた、大人しく解除しておいた方が身のためよ? この子たち子どもだけど大人よりエグいし怖いんだから。無邪気に切ったり焼いたりして、治してまた千切ったり消し炭にしたりするぐらいは平気でやるわよ」
マシムがサゴジョに顔を近づけて脅した。前世じゃあるまいし、よっぽどのことがない限りそこまではやらんと思うが、まぁ相手をビビらせるには効果的だろう。
「う、うぅ、わかった。解除するからやめてくれぇ……」
さっきまでの威勢が嘘みたいに気が小さくなり、サゴジョが従魔契約を解除した。
「これでジンの従魔になれるわね」
「あぁ、そうかな」
「……で、しないの?」
「へ?」
マシムが興味深そうに俺を見てきた。それで思い出した。本来なら従魔にするには魔獣との契約が必要だ。だけどそれは魔法によるものだし俺はそもそもこっちの契約のやり方なんて知らない。
「いや、マガミもエンコウも俺は特に契約をしたわけじゃないんだ。勝手になっていたからエンサイもそのうちそうなるんじゃないかな」
だからマシムにそう説明する。これは父上にも説明したことだ。
「本当に契約なしなのね……確かに魔力がないなら契約の魔法式も構築できないでしょうけど」
何かを考えるような仕草を見せながらマシムが言う。本来なら契約無しで従魔になるなんてありえない話なようだ。
「あっはっは! なるほど心を通わせるわけだな! ならば全裸になるがよい! お互い心を通わせるのであれば服など邪魔なだけだ! さぁ一緒に全裸になろうではないか!」
「なんねぇよ! てかやめろ! マントを取るな!」
「ひいいぃ! 裸怖い! 全裸怖いぃいいいい!」
ゼンラがマントを取ろうとするとサンゾウがまたガタガタと震えだした。涙さえ流して悲鳴を上げていた。一体何があったんだよ。
さて、これで盗賊の問題は解決した。その後は町に戻り、デックやミモザ、そしてデトラにエンコウが無事で盗賊達も捕まったことを告げた。
ちなみにエンサイとはその後、隙を見て口寄せを行使しておいた。従魔の印も追加しておいたしこれで魔法として使える忍法が増えたな――
マグが意識を失ってる盗賊を見下ろして聞いてくる。こいつらは確かにこのままというわけにはいかないな。
まぁこの後のことはやっぱ冒険者に任せるべきだろう。
「ギルドに任せればいいさ。そうだろうマシム?」
「あらやだ気づいていたのね」
俺が呼びかけるとマシムとゼンラが藪の中から姿を見せた。やっぱりいたか。
「あっはっは! 流石ジンだな。全裸にならんか?」
「ならん!」
ゼンラはやっぱゼンラだな……
その後、二人が相手し退治した盗賊を連れてきた。わかっていたけど俺達を覗き見て強襲しようとしていた連中だ。
この盗賊団の頭がサンゾウ、あとは太ってる方がハッカイだそうだ。後はその他諸々の子分が十人程いる。
「これでサイユウ団は全滅ね。こいつら隣のファーム男爵領でも悪さしてみたいだし賞金もかなり出るはずよ」
ファーム男爵領か。エイガ男爵領の西側にある領地で農場が多い土地だ。畜産が主な産業だったな確か。うちの領地にもファーム領から仕入れたものが入ってきてる筈だ。
「勿論その内の何割かはあなた達にも支払うから期待していてね」
微笑を浮かべマシムが教えてくれる。
「え? 俺達にか?」
「そうよ。そっちの二人は倒したんだから当然の権利ね」
ゴクーとサゴジョに関しての賞金を支払ってくれるようだ。正式な冒険者ではないので冒険者と同等とはいかないし、今回は流石に領主である父上を通すという話ではあるけどね。
ま、そこには特に文句はない。それから盗賊たちを手早くマシムとゼンラが縄で縛る。
「う、うぅ、裸が、裸が怖い……」
途中で目を覚ましたボスのサンゾウが妙なことを呟き続けていた。話を聞いたがゼンラが相手したらしい。うん、詳しくは知らない方がいいな!
こうして盗賊関係の話はまとまったのだが、問題は魔猿についてだった。この猿たちについてどうするべきかと思ったが――
「ウホッ! ウホホッ!」
「「「「「「ウキキィイイイイ!」」」」」」
なんとエンコウの目の前で魔猿達がひれ伏し、なにか敬うような態度を見せていた。
「これはどうなってるんだ?」
「ウキィ! ウキィ!」
俺が聞くと、エンコウが鳴き、身振り手振りで教えてくれる。
「つまりこの猿はエンコウの下につくってことか?」
「ウホッ! ウホホッ!」
エンコウがドンッと胸を叩く。どうやら魔猿達はエンコウの強さに感服したようで、エンコウの子分になると言ってるようだ。
そしてエンコウの主となった俺にも従うという話らしい。
「ウキッ!」
サゴジョが従魔にしていたエンサイも俺の前で片膝をついている。器用な猿だな。他の猿と違ってローブを着ていたり杖を持っていたりとちょっと変わっている。
「むぅ、猿の癖に全裸でないとは! けしからん奴だ!」
「ウキィ!」
ゼンラが怒鳴った。いや、猿にそこまで怒るなよ。俺の背中に隠れてやたら怯えてるぞ。
「ウキィ!」
「え? 俺の従魔にだって?」
「キィ……」
背中に回ったエンサイを見ながらエンコウが俺に向かって鳴いてきた。どうやらエンサイは俺の従魔になりたいらしい。
魔獣はより強いものに惹かれるんだとか。
それにしても、まさかまた他の猿にお願いされるとは。しかし、こいつは火の魔法が得意だったようだし口寄せして従魔ということにしておくと火の忍法も魔法として扱えるようになるか。
「あら、いいじゃない。従魔が増えるにこしたことはないんだし」
マシムもエンサイを従魔にすることには賛同してくれているようだ。
「でも、この猿は盗賊の手助けをしていたんだぞ。それでもいいのか?」
「そこは上手くやるわよ。それにあくまで従魔として命令に従っていただけだしね」
つまり猿の意思ではなかったと判断されるのか。
ただ、このエンサイという猿は既にサゴジョの従魔なんだよな。
もっとも俺のは口寄せだから問題なく契約出来る可能性は高いと思うが、二重の契約は後々面倒になるだろう。
「エンサイは既にそいつの従魔だけど、それでも出来るのかな?」
「それは無理だから、こいつに解除してもらう必要があるわね」
「は、馬鹿いうな! 誰が解除するもんか!」
マシムが答えてくれたが、意識が戻ったサゴジョが意地の悪い顔で言葉を返してきた。捕まったからせめてもの抵抗のつもりか。
「……だったらその従魔契約の印を燃やす」
「ヒッ!」
マグが上に向けた掌に炎をともして脅した。いや、脅しと言うか本当にやるつもりだ。
「もえる、なお、す」
「……そしてまた燃やす」
「怖いこと言ってるな」
「ガ、ガウ……」
確かに姫様には回復する力があるけどね。そしてサゴジョがガタガタと震えだした。
「あんた、大人しく解除しておいた方が身のためよ? この子たち子どもだけど大人よりエグいし怖いんだから。無邪気に切ったり焼いたりして、治してまた千切ったり消し炭にしたりするぐらいは平気でやるわよ」
マシムがサゴジョに顔を近づけて脅した。前世じゃあるまいし、よっぽどのことがない限りそこまではやらんと思うが、まぁ相手をビビらせるには効果的だろう。
「う、うぅ、わかった。解除するからやめてくれぇ……」
さっきまでの威勢が嘘みたいに気が小さくなり、サゴジョが従魔契約を解除した。
「これでジンの従魔になれるわね」
「あぁ、そうかな」
「……で、しないの?」
「へ?」
マシムが興味深そうに俺を見てきた。それで思い出した。本来なら従魔にするには魔獣との契約が必要だ。だけどそれは魔法によるものだし俺はそもそもこっちの契約のやり方なんて知らない。
「いや、マガミもエンコウも俺は特に契約をしたわけじゃないんだ。勝手になっていたからエンサイもそのうちそうなるんじゃないかな」
だからマシムにそう説明する。これは父上にも説明したことだ。
「本当に契約なしなのね……確かに魔力がないなら契約の魔法式も構築できないでしょうけど」
何かを考えるような仕草を見せながらマシムが言う。本来なら契約無しで従魔になるなんてありえない話なようだ。
「あっはっは! なるほど心を通わせるわけだな! ならば全裸になるがよい! お互い心を通わせるのであれば服など邪魔なだけだ! さぁ一緒に全裸になろうではないか!」
「なんねぇよ! てかやめろ! マントを取るな!」
「ひいいぃ! 裸怖い! 全裸怖いぃいいいい!」
ゼンラがマントを取ろうとするとサンゾウがまたガタガタと震えだした。涙さえ流して悲鳴を上げていた。一体何があったんだよ。
さて、これで盗賊の問題は解決した。その後は町に戻り、デックやミモザ、そしてデトラにエンコウが無事で盗賊達も捕まったことを告げた。
ちなみにエンサイとはその後、隙を見て口寄せを行使しておいた。従魔の印も追加しておいたしこれで魔法として使える忍法が増えたな――
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