8 / 68
第8話 冒険者のルール
しおりを挟む
受付嬢がヒットの持ち込んだホブゴブリンの頭や魔石を見て叫ぶと、周囲がどよめいた。
メリッサが生きていたことでさえ驚きであったが、更にそこにホブゴブリンとゴブリンシャーマンがいて、また驚いたといったところだろう。
「メリッサってまだG級だったよね?」
「て、ことはあの男がすごいのか?」
「このあたりじゃ見ない顔だねぇ」
そして注目はヒットにも集まった。メリッサのランクが低い以上、ホブゴブリンやシャーマン退治に貢献したのは彼ではないか、と推測されているのだろう。間違ってもいないが。
「必要なら魔石もあるぞ。見るか?」
「にゃ~これは大した有力株があらわれたものにゃん。そうにゃん、魔石は勿論見せてもらうにゃん。でも、その前にギルドカードを見せてもらってもいいかにゃん?」
「ん? それは持ってないぞ。なにせまだ冒険者の登録をしていない」
「にゃにゃ! 未登録にゃん?」
「あぁ、ただ冒険者として登録したいと思っては来ている」
「つまり新人ってことかにゃ~。またとんでもないのが現れたにゃん」
「そんなにか?」
「当たり前にゃん。普通登録もしてない人間ならただのゴブリンでも近付こうとしないにゃん。それなのに見ず知らずの冒険者の為にゴブリンの巣へ飛び込んでいってゴブリンシャーマンとホブゴブリンも倒すなんて異例中の異例にゃん」
どうやら未登録でホブゴブリンやゴブリンシャーマンを倒したのはかなり珍しいことらしい。
ヒットとしてはあまり目立ちたくはなかったが、おかげで妙に注目されてしまっている感がある。
「そうか、それは冒険者に登録する上で何か不都合があるか?」
「あるわけないにゃん。それどころかホブゴブリンとゴブリンシャーマンを倒したならある程度実績として評価出来るにゃん。普通なら登録時に試験もするけど、これなら試験免除で冒険者としても特別にG級からスタートにゃん」
「すごいヒット!」
両手を組み海のように蒼い瞳も輝いていた。メリッサが喜んでくれるなら、多少は目立っても持ってきて良かったなと思い直す。
とりあえずこれでメリッサと肩を並べて活動が可能だ。
「なら冒険者としての登録を進めていいかにゃん?」
「頼む」
「わかったにゃん。ならこれに必要事項を記入するにゃん。代筆が必要なら銅貨1枚にゃん」
用紙を渡されたが全て日本語で書かれていた。思えばメリッサとの会話もこの受付嬢とも普通に会話できている。世界が日本語準拠なのかそれとも言語がヒットに理解できる形に対応されてるのかは判らないが、これなら代筆は必要なさそうであった。
「問題ない」
ヒットはそれにスラスラと書き込んでいく。年齢も記憶に残っていた18歳と書き込み、ジョブはとりあえずキャンセラーと書き込んでみた。
「18歳かにゃ? ソレまで何をしてたにゃん?」
「何をとは?」
「普通は15歳から働くにゃん。たまに学園に通ってる場合もあるにゃんが……」
話を聞くにこの世界の成人は15歳からなようだ。
「自分を見つめるために一人旅を続けていた」
「なるほどにゃん、それで実力をつけたってことかにゃん」
勿論嘘だが、ヒットにとって都合よく解釈してくれたようだ。
「このキャンセラーって何かにゃん?」
「ジョブだ」
「……聞いたことのないジョブにゃん。どんなジョブにゃん?」
「キャンセルが使える」
「意味がわからないにゃん」
受付嬢が首を傾げた。しかし、どうにも説明しづらい。
「とりあえず戦士職ではある」
「つまりファイターにゃん。それならそう書き換えとくにゃん」
勝手に書き直されてしまった。しかしジョブの認識はそんなものでいいのか、と目を細めるヒットである。
「適当だな」
「ジョブなんて大体の役目がわかればいいにゃん。適当な冒険者は上位職になっても報告してこないなんて多々あるにゃん」
基本職と呼ばれるジョブの上には上位職があるのはゲームでも一緒だった。ただキャンセラーは実装されたばかりのジョブだったので当時は上位職が明らかにされてなかったが。
「本当は魔法職なのに戦士職と偽ったりしないかぎり大丈夫にゃん」
「そんなものか」
とりあえずあまり深いことは考えないでおこうと思う。
「後は特に問題なさそうにゃん。注意事項にゃん。冒険者ギルドは個人や団体から依頼を請け負い冒険者に斡旋する組織にゃ。色々な町に冒険者ギルドはあるけれど、一つの組織として成り立っているからギルドカードは共通にゃん。ちなみに各冒険者ギルドの長はギルドマスターにゃん。各国の冒険者ギルドを統括するのはグランドマスターと呼ばれるにゃん」
これもゲームと通ずるものがある。ついでに言えばゲーム内では各国のグランドマスターが集うグランドマスター会議なるものがあり、それ絡みのクエストも存在した。
「基本的に冒険者はギルドから依頼を請け負わないと駄目にゃん。ギルドを通さず仕事を請ける裏営業は禁止にゃん」
「駄目なのか?」
「トラブルにつながることがあるから駄目にゃん」
「トラブル?」
「以前その裏営業で闇ギルドの依頼を請けてしまった冒険者がいるのです。本人は知らなかったと話してたようですが」
メリッサが補足してくれる。
「にゃん、でもそれは知らなかったで済む話じゃないにゃん。その男も冒険者資格を剥奪されたにゃん」
どうやらギルドは裏営業には厳しいようだ。
「判った。営業は駄目ってことだな」
「それは少し違うにゃん。ギルドを通す形の営業ならむしろ万々歳にゃん。いくらでも持って来るにゃん」
話を聞くに依頼をこなした後、依頼主の方から続けてお願いしたいと冒険者に直で言ってくることがあるらしい。そういうときはあくまで冒険者ギルドとして請けるには構わないそうだ。ただしその場で依頼料の話などをするのはご法度である。
「あとは入手した顧客の情報を外に漏らすのは駄目にゃん。犯罪行為も駄目、冒険者同士のいざこざも喧嘩程度なら関知しないけど、理由なく殺したり傷つけたりした場合は勿論罪に問われるにゃん」
その他も内容的には至極まっとうな話だった。普通に冒険者としてやっていれば処罰されることは先ずないだろう。
「冒険者ランクは最下級がHで、G、F、E、D、C、B、A、Sの順で上がっていくにゃん。ちなみに一番上のSは王国内でも数えられるほどしかいないにゃん」
「このギルドにはいるのか?」
「いないにゃん。うちで一番上はB級にゃん。A級にしても冒険者の中で慣れるのはごく僅かにゃん。大抵の冒険者はDにも上がれず引退するにゃん」
どうやら冒険者の世界は中々厳しいらしい。
「依頼についてにゃん。依頼は基本、そこの壁の掲示板に貼られるにゃん。そこから選ぶといいにゃん。依頼にはランクに関係なく請けられる通常依頼と請けられるランクや人数に制限がある条件依頼、それと指名依頼や強制依頼もあるにゃん。後者2つはかなり特殊なケースにゃん」
「依頼を強制されることがあるのか?」
「町を壊滅させる可能性があるような災害級と呼ばれる魔物が出た場合に発動されるにゃん。いざとなったら人々を守るのも冒険者の本質にゃん」
そういうことならわからなくもないなと納得する。思えばゲームでも範囲内にいるプレイヤー全員に送られる強制クエストも存在した。それと似たようなものだろう。
「特殊ケースのもう一つの指名依頼は、ギルドから直接という場合と依頼者から指名されるケースがあるにゃん。こっちは強制じゃないけど、理由もなく断ると心象は悪いにゃん」
逆に言えば正当な理由があればいいということか、と判断する。ただ、最初から無理と思われる指名依頼を出したり請けることはなく、内容的に微妙な場合は要相談としてくれるようだ。
「あとは、そうにゃん。ギルドカードは初回発行手数料は無料にゃん。でも再発行の場合は手数料として5000ゴルドもらうにゃん。バカバカしいから無くすなにゃん。ここまでで大体話したにゃん。何か質問あるかにゃん? ちなみにニャムの名前はニャムにゃん」
聞いてもいないが名前を教えてもらった。自分を指すときも名前なようだ。
「さっき冒険者を意味もなく殺傷してはいけないとあったけど、相手に襲われたときに反撃して殺してしまった場合などは大丈夫なのか?」
メリッサには聞いていたが念の為確認を取る。
「いきなり物騒な質問にゃん。でもそういう場合は正当防衛が認められるにゃん。でも、何かあったにゃん?」
「あぁ、実は――」
メリッサが生きていたことでさえ驚きであったが、更にそこにホブゴブリンとゴブリンシャーマンがいて、また驚いたといったところだろう。
「メリッサってまだG級だったよね?」
「て、ことはあの男がすごいのか?」
「このあたりじゃ見ない顔だねぇ」
そして注目はヒットにも集まった。メリッサのランクが低い以上、ホブゴブリンやシャーマン退治に貢献したのは彼ではないか、と推測されているのだろう。間違ってもいないが。
「必要なら魔石もあるぞ。見るか?」
「にゃ~これは大した有力株があらわれたものにゃん。そうにゃん、魔石は勿論見せてもらうにゃん。でも、その前にギルドカードを見せてもらってもいいかにゃん?」
「ん? それは持ってないぞ。なにせまだ冒険者の登録をしていない」
「にゃにゃ! 未登録にゃん?」
「あぁ、ただ冒険者として登録したいと思っては来ている」
「つまり新人ってことかにゃ~。またとんでもないのが現れたにゃん」
「そんなにか?」
「当たり前にゃん。普通登録もしてない人間ならただのゴブリンでも近付こうとしないにゃん。それなのに見ず知らずの冒険者の為にゴブリンの巣へ飛び込んでいってゴブリンシャーマンとホブゴブリンも倒すなんて異例中の異例にゃん」
どうやら未登録でホブゴブリンやゴブリンシャーマンを倒したのはかなり珍しいことらしい。
ヒットとしてはあまり目立ちたくはなかったが、おかげで妙に注目されてしまっている感がある。
「そうか、それは冒険者に登録する上で何か不都合があるか?」
「あるわけないにゃん。それどころかホブゴブリンとゴブリンシャーマンを倒したならある程度実績として評価出来るにゃん。普通なら登録時に試験もするけど、これなら試験免除で冒険者としても特別にG級からスタートにゃん」
「すごいヒット!」
両手を組み海のように蒼い瞳も輝いていた。メリッサが喜んでくれるなら、多少は目立っても持ってきて良かったなと思い直す。
とりあえずこれでメリッサと肩を並べて活動が可能だ。
「なら冒険者としての登録を進めていいかにゃん?」
「頼む」
「わかったにゃん。ならこれに必要事項を記入するにゃん。代筆が必要なら銅貨1枚にゃん」
用紙を渡されたが全て日本語で書かれていた。思えばメリッサとの会話もこの受付嬢とも普通に会話できている。世界が日本語準拠なのかそれとも言語がヒットに理解できる形に対応されてるのかは判らないが、これなら代筆は必要なさそうであった。
「問題ない」
ヒットはそれにスラスラと書き込んでいく。年齢も記憶に残っていた18歳と書き込み、ジョブはとりあえずキャンセラーと書き込んでみた。
「18歳かにゃ? ソレまで何をしてたにゃん?」
「何をとは?」
「普通は15歳から働くにゃん。たまに学園に通ってる場合もあるにゃんが……」
話を聞くにこの世界の成人は15歳からなようだ。
「自分を見つめるために一人旅を続けていた」
「なるほどにゃん、それで実力をつけたってことかにゃん」
勿論嘘だが、ヒットにとって都合よく解釈してくれたようだ。
「このキャンセラーって何かにゃん?」
「ジョブだ」
「……聞いたことのないジョブにゃん。どんなジョブにゃん?」
「キャンセルが使える」
「意味がわからないにゃん」
受付嬢が首を傾げた。しかし、どうにも説明しづらい。
「とりあえず戦士職ではある」
「つまりファイターにゃん。それならそう書き換えとくにゃん」
勝手に書き直されてしまった。しかしジョブの認識はそんなものでいいのか、と目を細めるヒットである。
「適当だな」
「ジョブなんて大体の役目がわかればいいにゃん。適当な冒険者は上位職になっても報告してこないなんて多々あるにゃん」
基本職と呼ばれるジョブの上には上位職があるのはゲームでも一緒だった。ただキャンセラーは実装されたばかりのジョブだったので当時は上位職が明らかにされてなかったが。
「本当は魔法職なのに戦士職と偽ったりしないかぎり大丈夫にゃん」
「そんなものか」
とりあえずあまり深いことは考えないでおこうと思う。
「後は特に問題なさそうにゃん。注意事項にゃん。冒険者ギルドは個人や団体から依頼を請け負い冒険者に斡旋する組織にゃ。色々な町に冒険者ギルドはあるけれど、一つの組織として成り立っているからギルドカードは共通にゃん。ちなみに各冒険者ギルドの長はギルドマスターにゃん。各国の冒険者ギルドを統括するのはグランドマスターと呼ばれるにゃん」
これもゲームと通ずるものがある。ついでに言えばゲーム内では各国のグランドマスターが集うグランドマスター会議なるものがあり、それ絡みのクエストも存在した。
「基本的に冒険者はギルドから依頼を請け負わないと駄目にゃん。ギルドを通さず仕事を請ける裏営業は禁止にゃん」
「駄目なのか?」
「トラブルにつながることがあるから駄目にゃん」
「トラブル?」
「以前その裏営業で闇ギルドの依頼を請けてしまった冒険者がいるのです。本人は知らなかったと話してたようですが」
メリッサが補足してくれる。
「にゃん、でもそれは知らなかったで済む話じゃないにゃん。その男も冒険者資格を剥奪されたにゃん」
どうやらギルドは裏営業には厳しいようだ。
「判った。営業は駄目ってことだな」
「それは少し違うにゃん。ギルドを通す形の営業ならむしろ万々歳にゃん。いくらでも持って来るにゃん」
話を聞くに依頼をこなした後、依頼主の方から続けてお願いしたいと冒険者に直で言ってくることがあるらしい。そういうときはあくまで冒険者ギルドとして請けるには構わないそうだ。ただしその場で依頼料の話などをするのはご法度である。
「あとは入手した顧客の情報を外に漏らすのは駄目にゃん。犯罪行為も駄目、冒険者同士のいざこざも喧嘩程度なら関知しないけど、理由なく殺したり傷つけたりした場合は勿論罪に問われるにゃん」
その他も内容的には至極まっとうな話だった。普通に冒険者としてやっていれば処罰されることは先ずないだろう。
「冒険者ランクは最下級がHで、G、F、E、D、C、B、A、Sの順で上がっていくにゃん。ちなみに一番上のSは王国内でも数えられるほどしかいないにゃん」
「このギルドにはいるのか?」
「いないにゃん。うちで一番上はB級にゃん。A級にしても冒険者の中で慣れるのはごく僅かにゃん。大抵の冒険者はDにも上がれず引退するにゃん」
どうやら冒険者の世界は中々厳しいらしい。
「依頼についてにゃん。依頼は基本、そこの壁の掲示板に貼られるにゃん。そこから選ぶといいにゃん。依頼にはランクに関係なく請けられる通常依頼と請けられるランクや人数に制限がある条件依頼、それと指名依頼や強制依頼もあるにゃん。後者2つはかなり特殊なケースにゃん」
「依頼を強制されることがあるのか?」
「町を壊滅させる可能性があるような災害級と呼ばれる魔物が出た場合に発動されるにゃん。いざとなったら人々を守るのも冒険者の本質にゃん」
そういうことならわからなくもないなと納得する。思えばゲームでも範囲内にいるプレイヤー全員に送られる強制クエストも存在した。それと似たようなものだろう。
「特殊ケースのもう一つの指名依頼は、ギルドから直接という場合と依頼者から指名されるケースがあるにゃん。こっちは強制じゃないけど、理由もなく断ると心象は悪いにゃん」
逆に言えば正当な理由があればいいということか、と判断する。ただ、最初から無理と思われる指名依頼を出したり請けることはなく、内容的に微妙な場合は要相談としてくれるようだ。
「あとは、そうにゃん。ギルドカードは初回発行手数料は無料にゃん。でも再発行の場合は手数料として5000ゴルドもらうにゃん。バカバカしいから無くすなにゃん。ここまでで大体話したにゃん。何か質問あるかにゃん? ちなみにニャムの名前はニャムにゃん」
聞いてもいないが名前を教えてもらった。自分を指すときも名前なようだ。
「さっき冒険者を意味もなく殺傷してはいけないとあったけど、相手に襲われたときに反撃して殺してしまった場合などは大丈夫なのか?」
メリッサには聞いていたが念の為確認を取る。
「いきなり物騒な質問にゃん。でもそういう場合は正当防衛が認められるにゃん。でも、何かあったにゃん?」
「あぁ、実は――」
0
お気に入りに追加
1,007
あなたにおすすめの小説
没落貴族に転生した俺、外れ職【吟遊詩人】が規格外のジョブだったので無双しながら領地開拓を目指す
名無し
ファンタジー
現実世界で事故死したはずの主人公だったが、気付いたときには異世界の貴族として転生していた。
貴族の名はシオン=ギルバートといって、気弱で怠惰な少年で知られており、不良たちに遊ぶ金を渡すために父親の形見を売り払う有様だった。
そんな没落寸前のシオンがある日、酒に酔って転倒し、頭を打って気絶してしまう。
そこに警備員として働いていた主人公の魂が入り込む形になり、【吟遊詩人】というジョブを授かることに。
外れだと思われていたが実は至高のジョブで、さらに主人公は剣道の達人であったため、それまで彼をバカにしていた周囲の人間を見返しつつ、剣と音の力で領地開拓を目指す第二の人生が幕を開けるのであった。
『希望の実』拾い食いから始まる逆転ダンジョン生活!
IXA
ファンタジー
30年ほど前、地球に突如として現れたダンジョン。
無限に湧く資源、そしてレベルアップの圧倒的な恩恵に目をつけた人類は、日々ダンジョンの研究へ傾倒していた。
一方特にそれは関係なく、生きる金に困った私、結城フォリアはバイトをするため、最低限の体力を手に入れようとダンジョンへ乗り込んだ。
甘い考えで潜ったダンジョン、しかし笑顔で寄ってきた者達による裏切り、体のいい使い捨てが私を待っていた。
しかし深い絶望の果てに、私は最強のユニークスキルである《スキル累乗》を獲得する--
これは金も境遇も、何もかもが最底辺だった少女が泥臭く苦しみながらダンジョンを探索し、知恵とスキルを駆使し、地べたを這いずり回って頂点へと登り、世界の真実を紐解く話
複数箇所での保存のため、カクヨム様とハーメルン様でも投稿しています
最強の職業は解体屋です! ゴミだと思っていたエクストラスキル『解体』が実は超有能でした
服田 晃和
ファンタジー
旧題:最強の職業は『解体屋』です!〜ゴミスキルだと思ってたエクストラスキル『解体』が実は最強のスキルでした〜
大学を卒業後建築会社に就職した普通の男。しかし待っていたのは設計や現場監督なんてカッコいい職業ではなく「解体作業」だった。来る日も来る日も使わなくなった廃ビルや、人が居なくなった廃屋を解体する日々。そんなある日いつものように廃屋を解体していた男は、大量のゴミに押しつぶされてしまい突然の死を迎える。
目が覚めるとそこには自称神様の金髪美少女が立っていた。その神様からは自分の世界に戻り輪廻転生を繰り返すか、できれば剣と魔法の世界に転生して欲しいとお願いされた俺。だったら、せめてサービスしてくれないとな。それと『魔法』は絶対に使えるようにしてくれよ!なんたってファンタジーの世界なんだから!
そうして俺が転生した世界は『職業』が全ての世界。それなのに俺の職業はよく分からない『解体屋』だって?貴族の子に生まれたのに、『魔導士』じゃなきゃ追放らしい。優秀な兄は勿論『魔導士』だってさ。
まぁでもそんな俺にだって、魔法が使えるんだ!えっ?神様の不手際で魔法が使えない?嘘だろ?家族に見放され悲しい人生が待っていると思った矢先。まさかの魔法も剣も極められる最強のチート職業でした!!
魔法を使えると思って転生したのに魔法を使う為にはモンスター討伐が必須!まずはスライムから行ってみよう!そんな男の楽しい冒険ファンタジー!
転生貴族のハーレムチート生活 【400万ポイント突破】
ゼクト
ファンタジー
ファンタジー大賞に応募中です。 ぜひ投票お願いします
ある日、神崎優斗は川でおぼれているおばあちゃんを助けようとして川の中にある岩にあたりおばあちゃんは助けられたが死んでしまったそれをたまたま地球を見ていた創造神が転生をさせてくれることになりいろいろな神の加護をもらい今貴族の子として転生するのであった
【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
ツイッター始めました→ゼクト @VEUu26CiB0OpjtL
異世界転生したらたくさんスキルもらったけど今まで選ばれなかったものだった~魔王討伐は無理な気がする~
宝者来価
ファンタジー
俺は異世界転生者カドマツ。
転生理由は幼い少女を交通事故からかばったこと。
良いとこなしの日々を送っていたが女神様から異世界に転生すると説明された時にはアニメやゲームのような展開を期待したりもした。
例えばモンスターを倒して国を救いヒロインと結ばれるなど。
けれど与えられた【今まで選ばれなかったスキルが使える】 戦闘はおろか日常の役にも立つ気がしない余りものばかり。
同じ転生者でイケメン王子のレイニーに出迎えられ歓迎される。
彼は【スキル:水】を使う最強で理想的な異世界転生者に思えたのだが―――!?
※小説家になろう様にも掲載しています。
世界最強で始める異世界生活〜最強とは頼んだけど、災害レベルまでとは言ってない!〜
ワキヤク
ファンタジー
その日、春埼暁人は死んだ。トラックに轢かれかけた子供を庇ったのが原因だった。
そんな彼の自己犠牲精神は世界を創造し、見守る『創造神』の心を動かす。
創造神の力で剣と魔法の世界へと転生を果たした暁人。本人の『願い』と創造神の『粋な計らい』の影響で凄まじい力を手にしたが、彼の力は世界を救うどころか世界を滅ぼしかねないものだった。
普通に歩いても地割れが起き、彼が戦おうものなら瞬く間にその場所は更地と化す。
魔法もスキルも無効化吸収し、自分のものにもできる。
まさしく『最強』としての力を得た暁人だが、等の本人からすれば手に余る力だった。
制御の難しいその力のせいで、文字通り『歩く災害』となった暁人。彼は平穏な異世界生活を送ることができるのか……。
これは、やがてその世界で最強の英雄と呼ばれる男の物語。
称号チートで異世界ハッピーライフ!~お願いしたスキルよりも女神様からもらった称号がチートすぎて無双状態です~
しらかめこう
ファンタジー
「これ、スキルよりも称号の方がチートじゃね?」
病により急死した主人公、突然現れた女神によって異世界へと転生することに?!
女神から様々なスキルを授かったが、それよりも想像以上の効果があったチート称号によって超ハイスピードで強くなっていく。
そして気づいた時にはすでに世界最強になっていた!?
そんな主人公の新しい人生が平穏であるはずもなく、行く先々で様々な面倒ごとに巻き込まれてしまう...?!
しかし、この世界で出会った友や愛するヒロインたちとの幸せで平穏な生活を手に入れるためにどんな無理難題がやってこようと最強の力で無双する!主人公たちが平穏なハッピーエンドに辿り着くまでの壮大な物語。
異世界転生の王道を行く最強無双劇!!!
ときにのんびり!そしてシリアス。楽しい異世界ライフのスタートだ!!
小説家になろう、カクヨム等、各種投稿サイトにて連載中。毎週金・土・日の18時ごろに最新話を投稿予定!!
大工スキルを授かった貧乏貴族の養子の四男だけど、どうやら大工スキルは伝説の全能スキルだったようです
飼猫タマ
ファンタジー
田舎貴族の四男のヨナン・グラスホッパーは、貧乏貴族の養子。義理の兄弟達は、全員戦闘系のレアスキル持ちなのに、ヨナンだけ貴族では有り得ない生産スキルの大工スキル。まあ、養子だから仕方が無いんだけど。
だがしかし、タダの生産スキルだと思ってた大工スキルは、じつは超絶物凄いスキルだったのだ。その物凄スキルで、生産しまくって超絶金持ちに。そして、婚約者も出来て幸せ絶頂の時に嵌められて、人生ドン底に。だが、ヨナンは、有り得ない逆転の一手を持っていたのだ。しかも、その有り得ない一手を、本人が全く覚えてなかったのはお約束。
勿論、ヨナンを嵌めた奴らは、全員、ザマー百裂拳で100倍返し!
そんなお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる