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キャラ紹介(メモ帳)
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エメルナ
銀緑の髪と瞳の1歳女児。
前世では18才まで生き、いつもの事なんだから大丈夫……が原因で転生した。 全てに対して自信が一切無く、ベースがネガティブ思考だが表向きポジティブにしないとと思っているため、心がバグりやすい。
身の危険を感じると自分より他人を優先する。 ゴブリン戦ではシスターちゃんを守りたい一心で目潰しが出来た。
TS転生し、身体を共有する姉・アリアレスに異世界の言語を学びながら、人目を憚っては魔力の制御で暇を潰している。
魔素をダイヤモンド構造に並び替えて結晶化させる方法を思い付き、夢の中でも暇さえあれば練習している。 集中すれば手鏡サイズ、意識さえしていれば砂粒サイズの魔力結晶を複数個作れるようにはなった。
上限魔力量は同世代の10倍。
ここだけの話し。 高熱で死にかけるまで転生した現状を受け入れきれず、1年以上異世界で暮らしておきながらも精神的には現実逃避気味だった。 毎日のように夢世界で勉強やゲームに没頭していたのも、前世でいつの間にか死んでいた現実から目を逸らすため。
本人に自覚無し。
アリアレス・ヘル・テオブロマ
黒いセミロングと瞳をした、エメルナと身体を共有する姉。 元夢魔の元魔王軍幹部(事務職)。
人族に転生したがサキュバスの能力が使えるため、外国語習得を苦手とするエメルナに夢の中で授業をしている。 最近はゴブリンを再現した戦闘訓練も始めた。
夢の中ならば記憶を辿り詳細に再現出来るため、エメルナの記憶から持ち出したゲームやバライティー番組、日本の文化等を楽しんでいる。
ここだけの話し。 第2の人生をエメルナ任せにして後ろで控えているのは、エメルナのリアクションや行動が面白くて、眺めていたいからもある。 夢内授業に形から入りノリノリなのも、後輩に仕事を教え育てるのが好きだったからであり、こちらの世界の一般常識すら無いエメルナは非常に教え甲斐がある。
本人に自覚無し。
シエルナ
白銀セミロングの二十代。
エメルナの母親。
育休中だが仕事に飢えており、頻繁に夫・ルースと仕事の話をしているギルド職員。 今は買い物やご近所付き合いついでに情報収集している。
両親や姉兄は王都で暮らし、友人がたま~に遊びに来る。
ゴブリン殲滅戦ではファイアーボールみたいな火魔法を連発していた。 フローラお婆ちゃんとは師弟関係。
ここだけの話し。 仕事復帰のタイミングに悩んでいるし、できれば2人目も欲しい。
ルース
青味がかった翡翠髪の二十代。
エメルナの父親。
村役場勤務だが、外回りが多く作業着で通勤する事も。
両親や兄は王都で暮らし、友人がたま~に遊びに来る。
ゴブリン殲滅戦ではファイヤーボールを撃ちまくる妻・シエルナの前方で大盾役をしていた。
作中にて出番が少ないのは日中仕事しているため。
ここだけの話し。 帰宅すると娘・エメルナが待ってましたとばかりに構ってくれるので、風呂やシャワーにはそのまま共に入ることが多い。
『フローラちゃん家』
フローラ
小豆色髪の幼女。
エメルナと同日に産まれた妹的存在。
最近歩けるようにはなってきたが、急いでいる時はハイハイになる。 言葉も単語なら言えるし、覚えるのが楽しい時期。
作中では一度も触れられていなかったが、エメルナ同様たまに熱を出しては病院に連れてかれていた。 が、エメルナより頻度が多かったくらいで症状も軽かったので全カット。 なんなら病院からの帰り道で買い物中のシエルナと会っていた。
ここだけの話し。 好奇心旺盛で何でもハムハムと噛むが、奇行の多いエメルナよりは比較的まともなので、何をしても「そうそう、赤ちゃんってこんなもんだよね」と安心されている。
ネロリ
黄土色髪のフローラの兄。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)兄』から『ネロリ兄ぃ』に。 声に出す時は『にぃに』と呼んでいる。
5歳から見習いとして父の仕事を手伝っており、エメルナは1歳の誕生日まで会ったことすら無かった。
ゴブリン殲滅戦では倉庫で自警団の武具の管理、洗浄などを手伝っていた。 エレスチャルにお願いされて自警団へ取り次いだ後は、倉庫担当から許可を得て爆睡するフローラちゃんを見ていた。
ここだけの話し。 仕事の時は真面目で積極的に意見もするが、私生活では引っ込み思案。
エレオノール
ゆるふわカールな桃色ロングヘアーの二十代。
フローラの母親。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)母』『桃ロングさん』と呼んでいた。
※作中でゆるふわカールに触れていないのは、エメルナがまだそれに気が付いていないから。
義母とは師弟関係でもあるが、エメルナはまだファイアーボールみたいな魔法を使っている所しか見たことは無い。
シエルナとは親友関係であり、頻繁に相談したり娘を預け合うなどもしている。
ここだけの話し。 胸が大きいあるあるや苦労トークはシエルナを気にして封印している。
ローマン
ビターチョコ色な髪の二十代。
フローラの父親。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)父』と呼んでいる。
村役場に務めており、父である村長の代理として村外へ出張に行くこともある。
エメルナは誕生日まで会ったことがなかったし、日中働いているので会う機会も少ない。
娘・フローラと遊んでばかりで家事を手伝えないが、妻・エレオノールからは楽できてるからと感謝されている。
ゴブリン殲滅戦では大盾で妻を守っていた。
ここだけの話し。 出張で街に行った帰りにお土産を選んでいると、ついエメルナの分も買いそうになる。
村長さん
白髪の初老。
フローラの祖父。
村役場勤務でエメルナとはあまり会えていない。
ゴブリン殲滅戦では夜行性で夜目の利くゴブリンに対し照明弾(破裂するとドーム状に結界が張られ、日中と同程度の光量で数時間照らす)を打ち上げた。
これのおかげでローダンセの皆がエメルナ達を見付けられた。
ここだけの話し。 孫娘達の事に口を出さないのは、妻(フローラのお婆ちゃん)に何でも先を越されているため。
ローズ
深紅の髪の初老。 エメルナは美魔女と評価している。
フローラの祖母。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)お婆ちゃん』と呼んでいる。
どうやら魔法に一家言あるらしく、魔道具を自作していたり、自警団を鍛えていたり、弟子2人に混ざってゴブリンを殲滅していた。
強気な性格でグイグイくるため、エメルナは苦手としている。
ここだけの話し。 孫娘とその友達(エメルナ)に、絵本に編集した手作り魔導書を読み聞かせようとして弟子・シエルナに没収されている。
『シスター』
エレスチャル
紫髪の少女、シスター見習い。
エメルナは『シスターちゃん』と呼んでいる。
孤児院暮らしの中で嫌な大人を見続けてきたため、大人は苦手。 育った孤児院によく来るシスター達としかまともに話せなかった。
その中でもレムリアさんには懐いているが、レムリアさんの性格を心配している。
エメルナとは友達になった。
ゴブリン戦ではレムリアさんを心配して自警団に付き添ってもらい、外に出れた。 後ろに来ていたゴブリンが両目を押さえて苦しみだした理由は未だ謎。
ここだけの話し。 子供は孤児院で抱っこし慣れている。
レムリア
真珠色のロングウェーブ髪な二十代女性。
シスターであり、全身真っ白で縁には金糸を刺繍されたシスター服を着ている。
エメルナは『シスターさん』と呼んでいた。
村から離れた距離にある大きな街の教会に所属しており、年に一回お呪いを施すためにしか訪問してこない。 が、実際には仕事のついでに、友人であるシエルナとルースとエレオノールに日頃のアレコレを愚痴りに来ていて、翌朝には二日酔いで後悔している。
ゴブリン戦では、聖職者が扱う神聖魔法の一種で、歌声に魔力波を乗せて広範囲のゴブリンの魂を崩壊させる聖歌を歌って難を逃れた。 その際、怖くて目は瞑っていた。
ここだけの話し。 魔除けのお祈りは毎回、フローラちゃんからにしている。 一応、村長さんの孫娘だから。 そして、そのままエメルナ家にお泊りする。
キョウ・エンジェライト
65才。 クォーツ教区担当女司教。
執務室常勤なため、外の情報に飢えており、アイリスとは頻繁に話しが脱線する。
冒険者チーム『ローダンセ』には極秘裏に依頼していて、知っているのは10人もいない。
ここだけの話し。 アイリスが話していたケリアちゃんに会ってみたいので、どうやって仕事を抜け出すか思考中。
『ローダンセ』
アイリス
黒髪、二十代女性。
エメルナは黒髪さんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のリーダーであり、ロングソードの剣士。
仔犬のように元気溌剌で、親友であるエメルナの両親、エレオノール、レムリアに再会すると真っ先に抱き着く。 ついでにクンクンもする。
親友繋がりで依頼を引き受ける事が多く、護衛の傍ら教会からの極秘調査も請け負っている。
ゴブリン戦では背後からの奇襲でゴブリンを両断した。
ここだけの話し。 エメルナの誕生日プレゼントを預かったは良いものの、どれが誰のプレゼントかなんて覚えていられず、焦って剣先で壁にメモろうとした。
レッキ
灰毛並みの二十代兎人女性。
※兎人・兎の獣耳族で、上に伸びた長い耳と短く丸い尾が特徴。 獣人より人間寄り。
エメルナは兎人さんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで、弓矢とナイフを扱う。
アイリスからは委員長とも呼ばれるくらい生真面目な性格をしているが、子供好きが高じて子供を泣かせる大人には感情的になりやすく、顔には表れないまま口より先に足が出る。
教会で泊まる際は孤児院で子供達と寝ている。
ゴブリン戦の時は、何故かもがき苦しんでいたゴブリン2匹の背中に矢を射ったり、先行して頚椎をナイフで切断していた。
ここだけの話。 エメルナとフローラへの誕生日プレゼントである海の絵・城の絵パズルは、真っ白な『自分でお絵かきパズル』とどちらにするかで暫く悩んだ。
アベン
グリーンコーネンピン色ロングヘアーのクウォーターエルフ男性。
眼鏡が似合いそうな青年だが、長命種であるエルフの血が1/4入っているため、外見≠実年齢。
エメルナはエルフさんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで魔法使い。 先端に水晶球の付いた、細長い身の丈ほどの金属製ロッドを持っている。
温厚な性格で、依頼人への報告等は必ずレッキ・アイリスと共にしている。
ローダンセ最年長だからか、メンバーを纏める保護者のような立ち位置。
子供や年下に対しても敬語で話す。 空きさえあれば教会が運営している宿泊施設で泊まることが多い。
ゴブリン戦では奇襲で『フリーズ』を使い、ゴブリンを背後から瞬間凍結させていた。
ここだけの話し。 シエルナ・ルースの家族や友達を護衛していた時の方が、いつもの5人より楽だった。
アンデ
マンダリンガーネット髪の小人族男性。
※小人族は成人しても中学生くらいの容姿をしており、エルフとは別の意味で外見≠実年齢。
エメルナはオレンジ髪さんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで、精霊使い。 赤・青・黄・緑・茶色の妖精達と契約しており、エメルナが名前を知っているのは赤(ヴルカン)のヴィルと、緑のニーナと、黄のヴェルト。
面倒臭がりで愚痴は多いが、ヴィルのような気分屋の我が儘には容赦が無い。
教会や子供の相手が苦手なので、暇な日は殆ど酒場や娼館で散財している。
ゴブリン戦では妖精による索敵でエメルナ達を見付け、それぞれの死角へとメンバーを妖精達に案内させていた。 その後、負傷した斥候を盾に乗せて引き摺ってきたり、帰還する自警団をヴィルに守らせたりと、実は一番仕事をしている。
ここだけの話し。 ミックスフルーツパイ(ワンホール)は村長の奢りとなった。 流石にローダンセ全員で等分したが、ヴィルがアンデの分にまで食い付いて戻しそうになっていた。
スピネル
ルビー髪のハーフドワーフ男性。
身長はエメルナ視点で推定180前後、がたいの良いイケおじ。
エメルナはイケおじと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで、金属製のやたら柄の長い金槌を扱う。 金槌は通常サイズだが片面は尖っており、身の丈ほどの柄は靭やか。
性格は大雑把だが、仕事には真面目っぽい。(エメルナ視点では)
教会と子供の相手が苦手なので、暇な日は殆ど酒場や娼館で散財している。
ゴブリン戦の時は不意打ちでゴブリンの盾に、遠心力を上乗せした一撃を打ち込んで盾ごと頭蓋骨を砕いていた。
ここだけの話し。 甘い物は嫌いじゃないが、ミックスフルーツパイの後に酒と肉串を注文していた。
『シエルナ・ルースの友人枠5人(エメルナへの誕生日プレゼント)』
行動力が先走ってる青髪野郎。(鉄製のキーホルダー3つ)
アイデアは出すけど先を考えていない緑髪チビ女。(ヘアピン6種セット)
おっとりだけど金銭感覚ズレた令嬢みたいな白髪ポニーテール。(銀のプレートネックレス2本・片方ダイヤモンド付き。手紙を添えて)
白ポニへのアピールがウザい茶毛並み猫耳男。(木製ベビーリング・アクアマリン付き)
シエルナ・ルースへの性的アピールが直球な紫ボブ・ショートヘア女。(クレヨンセット。塗り絵(焼却済))
ここだけの話し。 エレオノールさんとは友人の友人くらいな距離感なので、一緒に誕生日会するとは想定していなかった。
『村の人』
衛兵のおじさん。
赤髪無精髭の三十代。
エメルナが初めて外に出た日、村長さん宅からの帰りに挨拶へ寄った。
抱っこは息子で慣れていたのに、エメルナには泣かれる。
休日は息子(赤寄りのピンク髪)と游ぶ事が多い。
クレア
銀杏ポニーテールの三十代。
身長はエメルナ推定で180前後あり、男前な性格のお姉さん。
訛っていて、エメルナはネイティブ上級者と認識している。
宿屋『ハルネ』女主人。 買い出しや山菜採りなどでも深緑のエプロンを身に着けていて、カウンターで立つ時は茜色のバンダナを頭に巻く。
宿屋の主として情報収集は基本。
ガルガッド
灰髪のおっさん。
エメルナは一見(ドワーフか?!)と期待したが、体格が人なのと髪色が宝石っぽくないので、ただのドワーフ似なおっさんと判断。
鍛冶師としてやり直すため、定住を決意。(冒険者が合わなかっただけ)
その後、茶クリーム髪の青年(弟子)が勝手に元同僚達を呼んだため、29人が一気に移住してきた。
ガルガッドの下で働いていた職人達+家族は、ガルガッドさんを『おやっさん』と呼んでいる。
仕事場は建設予定で、現在は村の鍛冶師コバールさんの仕事を手伝っている。
クーテル
黒髪に白メッシュの二十代。
エメルナ的には、ロックなガールズバンドにでもいそうな外見。
温厚な性格で、ガルガッドの鍛冶屋の彫金師をしていた。 今は育休中。
双子の姉妹ミテル、キーテル(2歳児)の母。
双子は共に母親と瓜二つな髪だが、灰髪に金メッシュと色違い。 活発で好奇心が強く、甘噛み癖がある。
2人共、花束のセンスが良い。
靴屋の10代の店員さん
幼さの残る面持ちに、濃いめの紺三つ編みっ娘。
シエルナは『サッちゃん』と呼んでいる。
エメルナが産まれた年は街へ研修に行っていた。
黒髪が嫌いな訳では無いが、いつも間違われるので病み気味。
畜産地区の事務所の職員さん
丸顔ぽっちゃり体型の女性職員。
ぽわぽわ系な雰囲気で、ルースの同僚。
多分、エメルナの顔を見に家まで挨拶に来てくれたのだろうが、エメルナが他人の顔と名前を覚えるのを苦手としているため、記憶に無い。(ご近所さんとかいっぱい来て、毎度同じような会話が繰り返されていたので、作中では全カット。 寝てる間に挨拶に来る人もいた)
クラスプ
ギルド職員でシエルナの後輩。
エメルナは『丸メガネさん』と呼んでいる。
リアクションの大きいドジっ娘。 うるさい。
ゴブリン戦では負傷してきた自警団の対応に追われていた。 ただ怪我人の応急処置はできず、倉庫から包帯や薬を運んで来るのを往復していただけ。
自警団の人達
ローズに鍛えられ、軽い大盾と雷属性を魔法付与した槍でゴブリンと戦っていた。
負傷した仲間を商業ギルドまで連れてきた後、エレスチャルの頼みでレムリア救出へと向かう。
途中ゴブリンに囲まれるも、ローダンセに助けられ、負傷した先行2名を連れ帰る。
ゴブリンの武器は破傷風を引き起こしやすいので、事前に対策済み。
助産師さん
1年間エメルナとフローラの担当をしていた。
今はもう引き継いでいるが、万が一のため情報共有は続けている。
シア
ショートヘアーのダークエルフ女医。
ダークエルフ故の褐色肌。 現役のスポーツ選手みたいなスタイルで、容姿は二十代前半。
※ダークエルフも長命種なので外見≠実年齢。
『シア先生』と呼ばれる事が多い。
仕事中でも白衣の下はラフな服装をしているが、これでも以前は王侯貴族の子女も通う王立学園の養護教諭を勤めていた。 シエルナ、ルース、エレオノールとはその時からの仲。
仕事の腕は確かだが、プライベートがマイペースで度々怒られている。
院内の使われていなかった空き部屋で弟子と2人暮らしている。
ここだけの話し。 魔素濃度を調整する補助装具の発注先がフローラお婆ちゃんだったので、注文書は後出しになった。
セラ
ゆるふわカールのミルク髪なチワワ耳ナース。
シアの弟子。
エメルナは『ナースちゃん』と呼び、シアは『セラっち』と呼んでいる。
ビビリで自己主張は控えめだが、ルースが兄弟子と知ると嬉しさの余り身を乗り出して質問攻めした。
女性・子供からの人気が高い癒やし枠。
「~なのです」「ワヤッ!」など独特な語尾や反応に見えるのは、他国出身であり母国語が違うため。(オーバーリアクション気味なのは性格)
獣耳族は獣人ほどではないが五感が鋭く、セラの場合は聴診器代わりに耳ピトしたり、遠くの騒ぎも聞き取れる。
もちろん医師免許は取得済みで、シア先生不在の時は代理で手術もこなせる。
ここだけの話し。 エメルナちゃんへのお土産(フルーツ、オイルタイマー)は手の届かない所に移動させていたが、ペンギンぬいぐるみだけは抱き枕として使えるよう、そのままにしていた。
キルレ
茶ショートヘアの二十代。
姉妹冒険者の姉。
細身で妹より小柄。
人当たりは良いが、強情な面もある。
廃業したガルガッドさんと弟子の青年を一時的に連れ立っていたが、今は2人組に戻っている。
が、大型の魔獣と戦闘になり左膝から下を失ったため、冒険者は廃業した。
クゥ
茶ロングウェーブの二十代。
姉妹冒険者の妹。
大柄で姉より筋肉質。
口は悪いが、廃業したガルガッドとその弟子を仲間に加えていたのは、どうせ鍛冶師に戻りたがると分かっていたから。
大型魔獣の爪を背に受けながらも、姉を連れて病院まで駆け込み、そのまま気を失った。
『領主』
ファントム・クォーツ
薄緑の髪は後ろに短く纏められ、左目の上には白のメッシュ。
アイドル感漂う顔立ちと貴族らしからぬ親しみやすさから、人気が高い。
妻子持ち。
クォーツ領主家の次期当主で、子爵。 故にハニートラップを仕掛けられる事もあるが、実は同性愛者なオネェ。 シエルナ、ルース、エレオノールとは学園からの仲であり、『トムねぇ』と呼ばれている。
貴族として発言や行動には常に気を使わないといけないため、素を知るシエルナ達とのお泊り会では普段食べられない菓子などに期待している。
村の温泉旅館計画には私産から出資していて、贔屓というよりは個人的な趣味。
ここだけの話し。 2日目の現地視察中、エレオノールに肉串を30本買ってもらい冷凍庫へ。 翌日メイドに持たせて帰宅。 家族+使用人達へのお土産とした。
シシリー
青紫髪の護衛メイド。
仕事中は常に微笑んでいるが、プライベートでは無表情・無口になるらしく、お泊り会でも基本的に部屋の隅で体育座りし、ずっと本を読んでいた。
アンティークドールのような、控えめなメイド服。
ここだけの話し。 音をたてずに歩くのが癖になっている。
銀緑の髪と瞳の1歳女児。
前世では18才まで生き、いつもの事なんだから大丈夫……が原因で転生した。 全てに対して自信が一切無く、ベースがネガティブ思考だが表向きポジティブにしないとと思っているため、心がバグりやすい。
身の危険を感じると自分より他人を優先する。 ゴブリン戦ではシスターちゃんを守りたい一心で目潰しが出来た。
TS転生し、身体を共有する姉・アリアレスに異世界の言語を学びながら、人目を憚っては魔力の制御で暇を潰している。
魔素をダイヤモンド構造に並び替えて結晶化させる方法を思い付き、夢の中でも暇さえあれば練習している。 集中すれば手鏡サイズ、意識さえしていれば砂粒サイズの魔力結晶を複数個作れるようにはなった。
上限魔力量は同世代の10倍。
ここだけの話し。 高熱で死にかけるまで転生した現状を受け入れきれず、1年以上異世界で暮らしておきながらも精神的には現実逃避気味だった。 毎日のように夢世界で勉強やゲームに没頭していたのも、前世でいつの間にか死んでいた現実から目を逸らすため。
本人に自覚無し。
アリアレス・ヘル・テオブロマ
黒いセミロングと瞳をした、エメルナと身体を共有する姉。 元夢魔の元魔王軍幹部(事務職)。
人族に転生したがサキュバスの能力が使えるため、外国語習得を苦手とするエメルナに夢の中で授業をしている。 最近はゴブリンを再現した戦闘訓練も始めた。
夢の中ならば記憶を辿り詳細に再現出来るため、エメルナの記憶から持ち出したゲームやバライティー番組、日本の文化等を楽しんでいる。
ここだけの話し。 第2の人生をエメルナ任せにして後ろで控えているのは、エメルナのリアクションや行動が面白くて、眺めていたいからもある。 夢内授業に形から入りノリノリなのも、後輩に仕事を教え育てるのが好きだったからであり、こちらの世界の一般常識すら無いエメルナは非常に教え甲斐がある。
本人に自覚無し。
シエルナ
白銀セミロングの二十代。
エメルナの母親。
育休中だが仕事に飢えており、頻繁に夫・ルースと仕事の話をしているギルド職員。 今は買い物やご近所付き合いついでに情報収集している。
両親や姉兄は王都で暮らし、友人がたま~に遊びに来る。
ゴブリン殲滅戦ではファイアーボールみたいな火魔法を連発していた。 フローラお婆ちゃんとは師弟関係。
ここだけの話し。 仕事復帰のタイミングに悩んでいるし、できれば2人目も欲しい。
ルース
青味がかった翡翠髪の二十代。
エメルナの父親。
村役場勤務だが、外回りが多く作業着で通勤する事も。
両親や兄は王都で暮らし、友人がたま~に遊びに来る。
ゴブリン殲滅戦ではファイヤーボールを撃ちまくる妻・シエルナの前方で大盾役をしていた。
作中にて出番が少ないのは日中仕事しているため。
ここだけの話し。 帰宅すると娘・エメルナが待ってましたとばかりに構ってくれるので、風呂やシャワーにはそのまま共に入ることが多い。
『フローラちゃん家』
フローラ
小豆色髪の幼女。
エメルナと同日に産まれた妹的存在。
最近歩けるようにはなってきたが、急いでいる時はハイハイになる。 言葉も単語なら言えるし、覚えるのが楽しい時期。
作中では一度も触れられていなかったが、エメルナ同様たまに熱を出しては病院に連れてかれていた。 が、エメルナより頻度が多かったくらいで症状も軽かったので全カット。 なんなら病院からの帰り道で買い物中のシエルナと会っていた。
ここだけの話し。 好奇心旺盛で何でもハムハムと噛むが、奇行の多いエメルナよりは比較的まともなので、何をしても「そうそう、赤ちゃんってこんなもんだよね」と安心されている。
ネロリ
黄土色髪のフローラの兄。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)兄』から『ネロリ兄ぃ』に。 声に出す時は『にぃに』と呼んでいる。
5歳から見習いとして父の仕事を手伝っており、エメルナは1歳の誕生日まで会ったことすら無かった。
ゴブリン殲滅戦では倉庫で自警団の武具の管理、洗浄などを手伝っていた。 エレスチャルにお願いされて自警団へ取り次いだ後は、倉庫担当から許可を得て爆睡するフローラちゃんを見ていた。
ここだけの話し。 仕事の時は真面目で積極的に意見もするが、私生活では引っ込み思案。
エレオノール
ゆるふわカールな桃色ロングヘアーの二十代。
フローラの母親。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)母』『桃ロングさん』と呼んでいた。
※作中でゆるふわカールに触れていないのは、エメルナがまだそれに気が付いていないから。
義母とは師弟関係でもあるが、エメルナはまだファイアーボールみたいな魔法を使っている所しか見たことは無い。
シエルナとは親友関係であり、頻繁に相談したり娘を預け合うなどもしている。
ここだけの話し。 胸が大きいあるあるや苦労トークはシエルナを気にして封印している。
ローマン
ビターチョコ色な髪の二十代。
フローラの父親。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)父』と呼んでいる。
村役場に務めており、父である村長の代理として村外へ出張に行くこともある。
エメルナは誕生日まで会ったことがなかったし、日中働いているので会う機会も少ない。
娘・フローラと遊んでばかりで家事を手伝えないが、妻・エレオノールからは楽できてるからと感謝されている。
ゴブリン殲滅戦では大盾で妻を守っていた。
ここだけの話し。 出張で街に行った帰りにお土産を選んでいると、ついエメルナの分も買いそうになる。
村長さん
白髪の初老。
フローラの祖父。
村役場勤務でエメルナとはあまり会えていない。
ゴブリン殲滅戦では夜行性で夜目の利くゴブリンに対し照明弾(破裂するとドーム状に結界が張られ、日中と同程度の光量で数時間照らす)を打ち上げた。
これのおかげでローダンセの皆がエメルナ達を見付けられた。
ここだけの話し。 孫娘達の事に口を出さないのは、妻(フローラのお婆ちゃん)に何でも先を越されているため。
ローズ
深紅の髪の初老。 エメルナは美魔女と評価している。
フローラの祖母。 エメルナは『フローラ(ちゃんの)お婆ちゃん』と呼んでいる。
どうやら魔法に一家言あるらしく、魔道具を自作していたり、自警団を鍛えていたり、弟子2人に混ざってゴブリンを殲滅していた。
強気な性格でグイグイくるため、エメルナは苦手としている。
ここだけの話し。 孫娘とその友達(エメルナ)に、絵本に編集した手作り魔導書を読み聞かせようとして弟子・シエルナに没収されている。
『シスター』
エレスチャル
紫髪の少女、シスター見習い。
エメルナは『シスターちゃん』と呼んでいる。
孤児院暮らしの中で嫌な大人を見続けてきたため、大人は苦手。 育った孤児院によく来るシスター達としかまともに話せなかった。
その中でもレムリアさんには懐いているが、レムリアさんの性格を心配している。
エメルナとは友達になった。
ゴブリン戦ではレムリアさんを心配して自警団に付き添ってもらい、外に出れた。 後ろに来ていたゴブリンが両目を押さえて苦しみだした理由は未だ謎。
ここだけの話し。 子供は孤児院で抱っこし慣れている。
レムリア
真珠色のロングウェーブ髪な二十代女性。
シスターであり、全身真っ白で縁には金糸を刺繍されたシスター服を着ている。
エメルナは『シスターさん』と呼んでいた。
村から離れた距離にある大きな街の教会に所属しており、年に一回お呪いを施すためにしか訪問してこない。 が、実際には仕事のついでに、友人であるシエルナとルースとエレオノールに日頃のアレコレを愚痴りに来ていて、翌朝には二日酔いで後悔している。
ゴブリン戦では、聖職者が扱う神聖魔法の一種で、歌声に魔力波を乗せて広範囲のゴブリンの魂を崩壊させる聖歌を歌って難を逃れた。 その際、怖くて目は瞑っていた。
ここだけの話し。 魔除けのお祈りは毎回、フローラちゃんからにしている。 一応、村長さんの孫娘だから。 そして、そのままエメルナ家にお泊りする。
キョウ・エンジェライト
65才。 クォーツ教区担当女司教。
執務室常勤なため、外の情報に飢えており、アイリスとは頻繁に話しが脱線する。
冒険者チーム『ローダンセ』には極秘裏に依頼していて、知っているのは10人もいない。
ここだけの話し。 アイリスが話していたケリアちゃんに会ってみたいので、どうやって仕事を抜け出すか思考中。
『ローダンセ』
アイリス
黒髪、二十代女性。
エメルナは黒髪さんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のリーダーであり、ロングソードの剣士。
仔犬のように元気溌剌で、親友であるエメルナの両親、エレオノール、レムリアに再会すると真っ先に抱き着く。 ついでにクンクンもする。
親友繋がりで依頼を引き受ける事が多く、護衛の傍ら教会からの極秘調査も請け負っている。
ゴブリン戦では背後からの奇襲でゴブリンを両断した。
ここだけの話し。 エメルナの誕生日プレゼントを預かったは良いものの、どれが誰のプレゼントかなんて覚えていられず、焦って剣先で壁にメモろうとした。
レッキ
灰毛並みの二十代兎人女性。
※兎人・兎の獣耳族で、上に伸びた長い耳と短く丸い尾が特徴。 獣人より人間寄り。
エメルナは兎人さんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで、弓矢とナイフを扱う。
アイリスからは委員長とも呼ばれるくらい生真面目な性格をしているが、子供好きが高じて子供を泣かせる大人には感情的になりやすく、顔には表れないまま口より先に足が出る。
教会で泊まる際は孤児院で子供達と寝ている。
ゴブリン戦の時は、何故かもがき苦しんでいたゴブリン2匹の背中に矢を射ったり、先行して頚椎をナイフで切断していた。
ここだけの話。 エメルナとフローラへの誕生日プレゼントである海の絵・城の絵パズルは、真っ白な『自分でお絵かきパズル』とどちらにするかで暫く悩んだ。
アベン
グリーンコーネンピン色ロングヘアーのクウォーターエルフ男性。
眼鏡が似合いそうな青年だが、長命種であるエルフの血が1/4入っているため、外見≠実年齢。
エメルナはエルフさんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで魔法使い。 先端に水晶球の付いた、細長い身の丈ほどの金属製ロッドを持っている。
温厚な性格で、依頼人への報告等は必ずレッキ・アイリスと共にしている。
ローダンセ最年長だからか、メンバーを纏める保護者のような立ち位置。
子供や年下に対しても敬語で話す。 空きさえあれば教会が運営している宿泊施設で泊まることが多い。
ゴブリン戦では奇襲で『フリーズ』を使い、ゴブリンを背後から瞬間凍結させていた。
ここだけの話し。 シエルナ・ルースの家族や友達を護衛していた時の方が、いつもの5人より楽だった。
アンデ
マンダリンガーネット髪の小人族男性。
※小人族は成人しても中学生くらいの容姿をしており、エルフとは別の意味で外見≠実年齢。
エメルナはオレンジ髪さんと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで、精霊使い。 赤・青・黄・緑・茶色の妖精達と契約しており、エメルナが名前を知っているのは赤(ヴルカン)のヴィルと、緑のニーナと、黄のヴェルト。
面倒臭がりで愚痴は多いが、ヴィルのような気分屋の我が儘には容赦が無い。
教会や子供の相手が苦手なので、暇な日は殆ど酒場や娼館で散財している。
ゴブリン戦では妖精による索敵でエメルナ達を見付け、それぞれの死角へとメンバーを妖精達に案内させていた。 その後、負傷した斥候を盾に乗せて引き摺ってきたり、帰還する自警団をヴィルに守らせたりと、実は一番仕事をしている。
ここだけの話し。 ミックスフルーツパイ(ワンホール)は村長の奢りとなった。 流石にローダンセ全員で等分したが、ヴィルがアンデの分にまで食い付いて戻しそうになっていた。
スピネル
ルビー髪のハーフドワーフ男性。
身長はエメルナ視点で推定180前後、がたいの良いイケおじ。
エメルナはイケおじと呼んでいる。
冒険者・『ローダンセ』のメンバーで、金属製のやたら柄の長い金槌を扱う。 金槌は通常サイズだが片面は尖っており、身の丈ほどの柄は靭やか。
性格は大雑把だが、仕事には真面目っぽい。(エメルナ視点では)
教会と子供の相手が苦手なので、暇な日は殆ど酒場や娼館で散財している。
ゴブリン戦の時は不意打ちでゴブリンの盾に、遠心力を上乗せした一撃を打ち込んで盾ごと頭蓋骨を砕いていた。
ここだけの話し。 甘い物は嫌いじゃないが、ミックスフルーツパイの後に酒と肉串を注文していた。
『シエルナ・ルースの友人枠5人(エメルナへの誕生日プレゼント)』
行動力が先走ってる青髪野郎。(鉄製のキーホルダー3つ)
アイデアは出すけど先を考えていない緑髪チビ女。(ヘアピン6種セット)
おっとりだけど金銭感覚ズレた令嬢みたいな白髪ポニーテール。(銀のプレートネックレス2本・片方ダイヤモンド付き。手紙を添えて)
白ポニへのアピールがウザい茶毛並み猫耳男。(木製ベビーリング・アクアマリン付き)
シエルナ・ルースへの性的アピールが直球な紫ボブ・ショートヘア女。(クレヨンセット。塗り絵(焼却済))
ここだけの話し。 エレオノールさんとは友人の友人くらいな距離感なので、一緒に誕生日会するとは想定していなかった。
『村の人』
衛兵のおじさん。
赤髪無精髭の三十代。
エメルナが初めて外に出た日、村長さん宅からの帰りに挨拶へ寄った。
抱っこは息子で慣れていたのに、エメルナには泣かれる。
休日は息子(赤寄りのピンク髪)と游ぶ事が多い。
クレア
銀杏ポニーテールの三十代。
身長はエメルナ推定で180前後あり、男前な性格のお姉さん。
訛っていて、エメルナはネイティブ上級者と認識している。
宿屋『ハルネ』女主人。 買い出しや山菜採りなどでも深緑のエプロンを身に着けていて、カウンターで立つ時は茜色のバンダナを頭に巻く。
宿屋の主として情報収集は基本。
ガルガッド
灰髪のおっさん。
エメルナは一見(ドワーフか?!)と期待したが、体格が人なのと髪色が宝石っぽくないので、ただのドワーフ似なおっさんと判断。
鍛冶師としてやり直すため、定住を決意。(冒険者が合わなかっただけ)
その後、茶クリーム髪の青年(弟子)が勝手に元同僚達を呼んだため、29人が一気に移住してきた。
ガルガッドの下で働いていた職人達+家族は、ガルガッドさんを『おやっさん』と呼んでいる。
仕事場は建設予定で、現在は村の鍛冶師コバールさんの仕事を手伝っている。
クーテル
黒髪に白メッシュの二十代。
エメルナ的には、ロックなガールズバンドにでもいそうな外見。
温厚な性格で、ガルガッドの鍛冶屋の彫金師をしていた。 今は育休中。
双子の姉妹ミテル、キーテル(2歳児)の母。
双子は共に母親と瓜二つな髪だが、灰髪に金メッシュと色違い。 活発で好奇心が強く、甘噛み癖がある。
2人共、花束のセンスが良い。
靴屋の10代の店員さん
幼さの残る面持ちに、濃いめの紺三つ編みっ娘。
シエルナは『サッちゃん』と呼んでいる。
エメルナが産まれた年は街へ研修に行っていた。
黒髪が嫌いな訳では無いが、いつも間違われるので病み気味。
畜産地区の事務所の職員さん
丸顔ぽっちゃり体型の女性職員。
ぽわぽわ系な雰囲気で、ルースの同僚。
多分、エメルナの顔を見に家まで挨拶に来てくれたのだろうが、エメルナが他人の顔と名前を覚えるのを苦手としているため、記憶に無い。(ご近所さんとかいっぱい来て、毎度同じような会話が繰り返されていたので、作中では全カット。 寝てる間に挨拶に来る人もいた)
クラスプ
ギルド職員でシエルナの後輩。
エメルナは『丸メガネさん』と呼んでいる。
リアクションの大きいドジっ娘。 うるさい。
ゴブリン戦では負傷してきた自警団の対応に追われていた。 ただ怪我人の応急処置はできず、倉庫から包帯や薬を運んで来るのを往復していただけ。
自警団の人達
ローズに鍛えられ、軽い大盾と雷属性を魔法付与した槍でゴブリンと戦っていた。
負傷した仲間を商業ギルドまで連れてきた後、エレスチャルの頼みでレムリア救出へと向かう。
途中ゴブリンに囲まれるも、ローダンセに助けられ、負傷した先行2名を連れ帰る。
ゴブリンの武器は破傷風を引き起こしやすいので、事前に対策済み。
助産師さん
1年間エメルナとフローラの担当をしていた。
今はもう引き継いでいるが、万が一のため情報共有は続けている。
シア
ショートヘアーのダークエルフ女医。
ダークエルフ故の褐色肌。 現役のスポーツ選手みたいなスタイルで、容姿は二十代前半。
※ダークエルフも長命種なので外見≠実年齢。
『シア先生』と呼ばれる事が多い。
仕事中でも白衣の下はラフな服装をしているが、これでも以前は王侯貴族の子女も通う王立学園の養護教諭を勤めていた。 シエルナ、ルース、エレオノールとはその時からの仲。
仕事の腕は確かだが、プライベートがマイペースで度々怒られている。
院内の使われていなかった空き部屋で弟子と2人暮らしている。
ここだけの話し。 魔素濃度を調整する補助装具の発注先がフローラお婆ちゃんだったので、注文書は後出しになった。
セラ
ゆるふわカールのミルク髪なチワワ耳ナース。
シアの弟子。
エメルナは『ナースちゃん』と呼び、シアは『セラっち』と呼んでいる。
ビビリで自己主張は控えめだが、ルースが兄弟子と知ると嬉しさの余り身を乗り出して質問攻めした。
女性・子供からの人気が高い癒やし枠。
「~なのです」「ワヤッ!」など独特な語尾や反応に見えるのは、他国出身であり母国語が違うため。(オーバーリアクション気味なのは性格)
獣耳族は獣人ほどではないが五感が鋭く、セラの場合は聴診器代わりに耳ピトしたり、遠くの騒ぎも聞き取れる。
もちろん医師免許は取得済みで、シア先生不在の時は代理で手術もこなせる。
ここだけの話し。 エメルナちゃんへのお土産(フルーツ、オイルタイマー)は手の届かない所に移動させていたが、ペンギンぬいぐるみだけは抱き枕として使えるよう、そのままにしていた。
キルレ
茶ショートヘアの二十代。
姉妹冒険者の姉。
細身で妹より小柄。
人当たりは良いが、強情な面もある。
廃業したガルガッドさんと弟子の青年を一時的に連れ立っていたが、今は2人組に戻っている。
が、大型の魔獣と戦闘になり左膝から下を失ったため、冒険者は廃業した。
クゥ
茶ロングウェーブの二十代。
姉妹冒険者の妹。
大柄で姉より筋肉質。
口は悪いが、廃業したガルガッドとその弟子を仲間に加えていたのは、どうせ鍛冶師に戻りたがると分かっていたから。
大型魔獣の爪を背に受けながらも、姉を連れて病院まで駆け込み、そのまま気を失った。
『領主』
ファントム・クォーツ
薄緑の髪は後ろに短く纏められ、左目の上には白のメッシュ。
アイドル感漂う顔立ちと貴族らしからぬ親しみやすさから、人気が高い。
妻子持ち。
クォーツ領主家の次期当主で、子爵。 故にハニートラップを仕掛けられる事もあるが、実は同性愛者なオネェ。 シエルナ、ルース、エレオノールとは学園からの仲であり、『トムねぇ』と呼ばれている。
貴族として発言や行動には常に気を使わないといけないため、素を知るシエルナ達とのお泊り会では普段食べられない菓子などに期待している。
村の温泉旅館計画には私産から出資していて、贔屓というよりは個人的な趣味。
ここだけの話し。 2日目の現地視察中、エレオノールに肉串を30本買ってもらい冷凍庫へ。 翌日メイドに持たせて帰宅。 家族+使用人達へのお土産とした。
シシリー
青紫髪の護衛メイド。
仕事中は常に微笑んでいるが、プライベートでは無表情・無口になるらしく、お泊り会でも基本的に部屋の隅で体育座りし、ずっと本を読んでいた。
アンティークドールのような、控えめなメイド服。
ここだけの話し。 音をたてずに歩くのが癖になっている。
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