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第十章
意外な再会
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◆◇◆王城・地下取り調べ室◆◇◆
薄暗い部屋、王城の地下にこんな所があったとは・・・
階段を降りてすぐの部屋に入ったが、この部屋以外は罪人を閉じ込める牢屋のようだ。
先程から「お?新入りかい?」とか「後で歓迎会やらなきゃな!オレンジジュース買っとくぜ!」等とゴツイ男の声が騒がしい。
「さっさと言ったらどうなんだ?僕がやりましたってよ」
「まだ俺何も言ってないんだが・・・」
「おい!新入り!この声が聞こえるかー!取り調べ室の隣の者だ!」
まだ何も言ってないのに完璧に俺確定みたいになってるな・・・
「証拠はあがってるんだぞ!」
「証拠じゃなくて証言だろ・・・」
「お前ってよ!リンゴジュース派?オレンジジュース派?」
まったく・・・証言したのがフェニクス教の教祖ってことで完璧にこのフェニクス教の兵士は信じきってるな・・・
「証言したのが教祖様だぞ!それとも教祖様が嘘をついてると言うのか!」
「じゃあ何で学生寮の前なんか教祖様とやらが通ったんだよ・・・フェニクス教って結構前からある宗教なんだろ?教祖様ってのも相当歳いってるはずだし、学生寮の前を通る理由がないじゃないか」
「答えないならお前リンゴジュースな!理由はな!ワシがリンゴジュース好きだからだ!」
教祖が通る理由なんて一つしか思い付かない。
先日、俺がフェニクス教本部に殴り込んだ事についての報復だろう。
「もういい!牢屋に入ってろ!」
「おーい!隣の人ー!新入りですー!これからよろしくー!」
「おう!よろしくな!」
◆◇◆王城・地下牢屋◆◇◆
取り調べ室を出て隣の鉄格子の牢屋に連れていかれた。
「おら!入れ!」
「初めましてー、クロでーす」
「こりゃご丁寧にどうも、現国王のアドルフでーす」
「はあああぁぁぁ!?」
がちゃんっ!
牢屋の鉄格子を閉められる。
どうやら鍵も閉められたようだ。
「いやいやいや、なんでいるんですか」
「臣下のフェニクス教に騙された(笑)」
もう完全にクーデターじゃん・・・
思いっきり反逆しちゃってるよフェニクス教・・・
「王様・・・魔法使って出ちゃえばいいじゃないですか・・・」
「それがな・・・ここだと何故か使えないんだよね、それとここでは王様じゃなくてアドちんって呼ばれてるから出来ればそっちで呼んでくれい」
「アドちんって・・・、それよりここ王城ですよね?魔法が使えない理由アドちんなら知ってるんじゃないですか?」
王城なのだから王様のアドちんが管理等は行ってるはずだ。
それを「何故か」と言うのは何か気になった。
「秘密裏に作られてたみたいでさー、感ずいた途端こうだよ~」
「なるほど~っておい、ピンチじゃないですか、あの兵士達は部下なんでしょう?命令できないんですか?」
「アイツらね、王様であるワシが知らなかったここの存在をを知ってるって時点でフェニクス教の息がかかってるんじゃろ」
「なんで平然としてるんですか・・・」
「ここの囚人達と一緒にいると結構楽しいんじゃよ~、あ、そろそろ起床時間か」
凄いマイペースだなぁ・・・
まぁ、囚人生活って言っても王様の様子見たらそれほど不自由はしないんだろうし俺もさっさと慣れるとするか。
「起床時間って言っても何するんですか?」
「え?トランプとか・・・雑談とか・・・あ!今日は歓迎会か!」
「あ、はい」
慣れるのにそう時間はかからなそうだ・・・
薄暗い部屋、王城の地下にこんな所があったとは・・・
階段を降りてすぐの部屋に入ったが、この部屋以外は罪人を閉じ込める牢屋のようだ。
先程から「お?新入りかい?」とか「後で歓迎会やらなきゃな!オレンジジュース買っとくぜ!」等とゴツイ男の声が騒がしい。
「さっさと言ったらどうなんだ?僕がやりましたってよ」
「まだ俺何も言ってないんだが・・・」
「おい!新入り!この声が聞こえるかー!取り調べ室の隣の者だ!」
まだ何も言ってないのに完璧に俺確定みたいになってるな・・・
「証拠はあがってるんだぞ!」
「証拠じゃなくて証言だろ・・・」
「お前ってよ!リンゴジュース派?オレンジジュース派?」
まったく・・・証言したのがフェニクス教の教祖ってことで完璧にこのフェニクス教の兵士は信じきってるな・・・
「証言したのが教祖様だぞ!それとも教祖様が嘘をついてると言うのか!」
「じゃあ何で学生寮の前なんか教祖様とやらが通ったんだよ・・・フェニクス教って結構前からある宗教なんだろ?教祖様ってのも相当歳いってるはずだし、学生寮の前を通る理由がないじゃないか」
「答えないならお前リンゴジュースな!理由はな!ワシがリンゴジュース好きだからだ!」
教祖が通る理由なんて一つしか思い付かない。
先日、俺がフェニクス教本部に殴り込んだ事についての報復だろう。
「もういい!牢屋に入ってろ!」
「おーい!隣の人ー!新入りですー!これからよろしくー!」
「おう!よろしくな!」
◆◇◆王城・地下牢屋◆◇◆
取り調べ室を出て隣の鉄格子の牢屋に連れていかれた。
「おら!入れ!」
「初めましてー、クロでーす」
「こりゃご丁寧にどうも、現国王のアドルフでーす」
「はあああぁぁぁ!?」
がちゃんっ!
牢屋の鉄格子を閉められる。
どうやら鍵も閉められたようだ。
「いやいやいや、なんでいるんですか」
「臣下のフェニクス教に騙された(笑)」
もう完全にクーデターじゃん・・・
思いっきり反逆しちゃってるよフェニクス教・・・
「王様・・・魔法使って出ちゃえばいいじゃないですか・・・」
「それがな・・・ここだと何故か使えないんだよね、それとここでは王様じゃなくてアドちんって呼ばれてるから出来ればそっちで呼んでくれい」
「アドちんって・・・、それよりここ王城ですよね?魔法が使えない理由アドちんなら知ってるんじゃないですか?」
王城なのだから王様のアドちんが管理等は行ってるはずだ。
それを「何故か」と言うのは何か気になった。
「秘密裏に作られてたみたいでさー、感ずいた途端こうだよ~」
「なるほど~っておい、ピンチじゃないですか、あの兵士達は部下なんでしょう?命令できないんですか?」
「アイツらね、王様であるワシが知らなかったここの存在をを知ってるって時点でフェニクス教の息がかかってるんじゃろ」
「なんで平然としてるんですか・・・」
「ここの囚人達と一緒にいると結構楽しいんじゃよ~、あ、そろそろ起床時間か」
凄いマイペースだなぁ・・・
まぁ、囚人生活って言っても王様の様子見たらそれほど不自由はしないんだろうし俺もさっさと慣れるとするか。
「起床時間って言っても何するんですか?」
「え?トランプとか・・・雑談とか・・・あ!今日は歓迎会か!」
「あ、はい」
慣れるのにそう時間はかからなそうだ・・・
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