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第十章
フェニクス教②
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昨日は変な奴に絡まれたので、今日はカフェへ行くのは止そう。
にしてもフェニクス教ってどんな宗教だよ・・・いきなり斬りかかってくるとか絶対普通じゃないだろ・・・
◆◇◆◇◆一のB◆◇◆◇◆
俺達はいつものように教室に入る。
パッと見ただけなら何もかわった様子は無いけれど、フェニクス教がいるんだろうな・・・この学校にも・・・
「ちーっす」
「クロ、昨日の何だったんだろうな?」
「そんなの知るか」
ジルは昨日、ずっと見ていたらしい。
助けなかった理由は面倒くさいからだという。
今度ジルが誰かに絡まれたら俺も無視しようと決めた。
とりあえず席に座る。
ガルド先生が来るまで何もやること無いな・・・
ガラガラ!
そう思った矢先に教室の扉が開かれた。
扉を勢いよく開けたのは三年生の生徒だ。
何処かその様子は喧嘩腰で落ち着かない様子だ。
何の用だろう・・・
するとその三年生は俺の席に近付いてきた。
え?俺?
「お前昨日、神父様を火傷させた奴だよな?」
神父?誰?
「えっと・・・神父様って誰ですか?」
一応先輩なので丁寧語で聞く。
隣でジルが丁寧語を使っている俺を見て笑いを堪えている。
「神父様は神父様だろうが!」
三年生が足を前にドンっと突き出し睨み付けてくる。
えぇ・・・説明になってねぇ・・・
「クロ、昨日の奴じゃねぇか?」
「昨日の・・・あーー!あの変人かぁ~」
アイツ神父だったのかよ・・・
ってかじゃあこいつらってフェニクス教?
「変人・・・だと!?」
あ、やべ・・・
「どうやら死にたいようだな・・・」
◆◇◆◇◆二分後◆◇◆◇◆
三年生をとりあえず縛って、ボコボコにしました。
「あ、あひぃ・・・」
口も腫れているので上手く喋れないらしい。
さっきまでの気迫は何処へ行ったのだろう・・・
顔も涙目になっており、やめて下さいと言わんばかりの顔で見てくる。
「正当防衛だから良いよな?」
俺はジルに殴っていいか聞く。
もう十分殴ったけど・・・
「うーん、これでもやり過ぎだけどこれ以上やると怒られる時間が延長するから止めとけ」
「じゃあ怒られない為に回復魔法でごまかすか・・・」
俺は渋々回復魔法をかけた。
「お、お前ら!このことは神父様に絶対言うからな!覚えとけ!」
・・・殴りたい気持ちもあるが、さっきやったし今は我慢しよう・・・
「先輩の名前聞いていいですか?」
俺はとりあえずガルド先生にこういう奴がいたと説明するため、名前を聞く。
道連れ要員だ。
「何でお前等に教える必要がある!」
「ジルー、正当防衛がまだ足りないみたいだ」
俺がジルに言うと三年生は顔を青くしペラペラ話し出した。
名前だけで良いのに丁寧に情報まで・・・
その話がこちら。
・幹部にに怪我をさせると、その愚か者に罰を与えなくてはいけない
・フェニクス教には神父の他に司教、大司教、さらにフェニックスの属性を持つ者がいるらしい。
・これからも信者が俺達を襲ってくる。
こんな感じ。
ガラガラ
「うーい、ホームルーム始めるぞ~」
「あ、やべ」
何がヤバいかというと、現在三年生を縛り付けて俺達の目の前で正座させてる状況だ。
ガルド先生からみると、下級生が上級生をタコ殴りにする直前にしか見えない
しかも、毎回トラブルだの色々しているから、さらにそう見えるだろう・・・
しかし今回は正当防衛だから怒られない!・・・とおもう。
まぁ、怒られてもコイツらを道連れに出来るから良いけど・・・
「クロ、ジル、言い分は?」
「「正当防衛です!」」
「・・・あとで職員室で話聞かせろ、そこの上級生もだ!いいな!」
その後、無事に怒られること無く授業に戻った。
フェニクス教についてガルド先生にいっておいたので、もう絡んでくる奴はいないだろう・・・
にしてもフェニクス教ってどんな宗教だよ・・・いきなり斬りかかってくるとか絶対普通じゃないだろ・・・
◆◇◆◇◆一のB◆◇◆◇◆
俺達はいつものように教室に入る。
パッと見ただけなら何もかわった様子は無いけれど、フェニクス教がいるんだろうな・・・この学校にも・・・
「ちーっす」
「クロ、昨日の何だったんだろうな?」
「そんなの知るか」
ジルは昨日、ずっと見ていたらしい。
助けなかった理由は面倒くさいからだという。
今度ジルが誰かに絡まれたら俺も無視しようと決めた。
とりあえず席に座る。
ガルド先生が来るまで何もやること無いな・・・
ガラガラ!
そう思った矢先に教室の扉が開かれた。
扉を勢いよく開けたのは三年生の生徒だ。
何処かその様子は喧嘩腰で落ち着かない様子だ。
何の用だろう・・・
するとその三年生は俺の席に近付いてきた。
え?俺?
「お前昨日、神父様を火傷させた奴だよな?」
神父?誰?
「えっと・・・神父様って誰ですか?」
一応先輩なので丁寧語で聞く。
隣でジルが丁寧語を使っている俺を見て笑いを堪えている。
「神父様は神父様だろうが!」
三年生が足を前にドンっと突き出し睨み付けてくる。
えぇ・・・説明になってねぇ・・・
「クロ、昨日の奴じゃねぇか?」
「昨日の・・・あーー!あの変人かぁ~」
アイツ神父だったのかよ・・・
ってかじゃあこいつらってフェニクス教?
「変人・・・だと!?」
あ、やべ・・・
「どうやら死にたいようだな・・・」
◆◇◆◇◆二分後◆◇◆◇◆
三年生をとりあえず縛って、ボコボコにしました。
「あ、あひぃ・・・」
口も腫れているので上手く喋れないらしい。
さっきまでの気迫は何処へ行ったのだろう・・・
顔も涙目になっており、やめて下さいと言わんばかりの顔で見てくる。
「正当防衛だから良いよな?」
俺はジルに殴っていいか聞く。
もう十分殴ったけど・・・
「うーん、これでもやり過ぎだけどこれ以上やると怒られる時間が延長するから止めとけ」
「じゃあ怒られない為に回復魔法でごまかすか・・・」
俺は渋々回復魔法をかけた。
「お、お前ら!このことは神父様に絶対言うからな!覚えとけ!」
・・・殴りたい気持ちもあるが、さっきやったし今は我慢しよう・・・
「先輩の名前聞いていいですか?」
俺はとりあえずガルド先生にこういう奴がいたと説明するため、名前を聞く。
道連れ要員だ。
「何でお前等に教える必要がある!」
「ジルー、正当防衛がまだ足りないみたいだ」
俺がジルに言うと三年生は顔を青くしペラペラ話し出した。
名前だけで良いのに丁寧に情報まで・・・
その話がこちら。
・幹部にに怪我をさせると、その愚か者に罰を与えなくてはいけない
・フェニクス教には神父の他に司教、大司教、さらにフェニックスの属性を持つ者がいるらしい。
・これからも信者が俺達を襲ってくる。
こんな感じ。
ガラガラ
「うーい、ホームルーム始めるぞ~」
「あ、やべ」
何がヤバいかというと、現在三年生を縛り付けて俺達の目の前で正座させてる状況だ。
ガルド先生からみると、下級生が上級生をタコ殴りにする直前にしか見えない
しかも、毎回トラブルだの色々しているから、さらにそう見えるだろう・・・
しかし今回は正当防衛だから怒られない!・・・とおもう。
まぁ、怒られてもコイツらを道連れに出来るから良いけど・・・
「クロ、ジル、言い分は?」
「「正当防衛です!」」
「・・・あとで職員室で話聞かせろ、そこの上級生もだ!いいな!」
その後、無事に怒られること無く授業に戻った。
フェニクス教についてガルド先生にいっておいたので、もう絡んでくる奴はいないだろう・・・
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