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第五章
フェニクス代表戦五日前
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俺達は放課後に呼び出された。
呼び出さた部屋に向かうと、代表生徒全員が揃っていた。
そしてそこにいる先生は…ガルド先生だ…
ってかガルド先生って新任だよな!?
このフェニクス代表戦って結構重要なんじゃないの!?
こんな制服すらまともに着ない人がなってていいの!?
…そうか、毎回勝てないからって…ほかの先生に、押し付けられちゃったんんだね…
可哀想に…
「お、クロ来たか…これで全員だな。ん?どうした?なんでそんないじめられてる人を見るような目で見てるんだ?」
「…俺口に出してましたか?」
「ん?何をだ?」
「あ!いいんです。言ってないなら」
危ねー、てっきり自分で思って口に出してたのかと思ったぜ…
どうやら俺が最後らしい。中にはシード・カシエルは居ないのでおそらくまだ復帰出来ていないのだろう。復帰したらまた病院送りだけどな。
「では話を始める…クロ、席に着け」
俺はテキトーにジルの隣に座った。
どうせ他に知り合いもいないし、いたとしてもサリア先輩はレイン・カシエルと二人の世界作って周りに誰も座ってないし…
シャル・カシエルの横に座るなんて、座わったらジルのウエイター…では無くウエイトレス(女装)を見せてくれると言ったとしても嫌だ。
「一言で言おう、二人足りないから誰か代わりになりそうな奴を探せ、以上だ」
その二人とはおそらく、サン・カシエルに殺された代表生徒と、シード・カシエルだろう。
一人の生徒が言った。
「先生ー!足りなくなったのは何故ですか!」
あ、半分俺がやりました(笑)
「それは原因不明だ…誰も目撃者がいないらしい、本人はまともに話せる状況じゃないからフェニクス代表戦に間に合わないだろう」
ガルド先生は【誰】とは言っていない。
けれど誰もが知っている事だ。
「魔術の名門、カシエル家の長男が行方不明」と言う噂で数日前まで持ち切りだったし…
今は見つかった事で大騒ぎだ。
しかも精神が崩壊したようになったとも言われている。
するとやはり気になるのはカシエル家の人間だ。
皆の視線は全てシャル・カシエルに集まった。
レイン・カシエルはと言うとサリア先輩と先程からイチャイチャしてて、見てる方が痛いので誰も見ない。
見つめられたシャル・カシエルはレインに視線で合図を送るがイチャついてるせいで全く気付かれていない様子。
そこでジルがガルド先生に手を挙げた。
「先生!代わりの代表なんですけ「先生ですって言ったら殴るぞ」なん…だと!?」
ジルはその気だったらしい…
以前を同じ過ちを繰り返そうと言うのか!
俺はちょうど思い付く人物がいたので手を挙げた。
「クロ、誰かいるのか?いってみろ」
「一のCのレナって子はどうでしょう?魔法力はまぁまぁですが、実戦ではEランクなら単体でも余裕で倒せます」
代表生徒が驚いていた。何故ならEランクを単体で倒すのは代表生徒でも難しいからだ。俺はこの時思った。ゴメン、俺Eランク馬鹿にしてた…
「お前がそういうならそうなんだろう。よし、その子の実力はあとで見るとしてあと一人は…」
バン!
「話は聞いた!」
扉が突然開いて学園長が出て来た。
さっきからずっと扉の前で待機しているのはわかっていたがタイミングを見てたのか…
「学園長、どういう意味でしょう?」
「もう一人に心辺りがある!」
「本当ですか!?」
心辺りとは誰だろう…俺がそう思っていると学園長が驚きの言葉を発した。
それは今まで頑張ってバレないようにしてきたのを全て積みあがった積み木をジャブで崩すようにで破壊したのだ!
「あぁ!フェニックスを代表の一人としよう!」
「はああああああ!?」
俺は思わず席を立ってしまう。おそらくそのフェニックスとはリンの事だ。
リンとメリィは外の音をシャットダウンしていて気付いていない。
俺が呼べば出て来るが…
「こらクロ座れ、学園長に失礼だろう」
あ!そうだった!ガルド先生はリンの事を知ってはいるけど不死鳥だとは知らないんだ。
俺はガルド先生の言葉に冷静を取り戻し、席に座る。
さて…どうやってこの学園長を黙らせよう…
バラされたら本当に困る…
「クロ君、手紙は読んだ!レイチェルの娘と契約してるね!名前はリンちゃんだったかな?」
「あぁ!?あ、いえ・・・コホンッ、はいリンは俺の使い魔ですが不死鳥では「リンちゃんは!そう!そのまさかで!」」
学園長をどうにかしないと!リンの存在がばれる!
い、いっそ今ここで…いや、落ち着け俺。
「学園長!お話が!」
「あとで聞きましょう!そのリンちゃんこそがフェニックスなのだよ!!」
…終わった、もうばれた…
この後の事は予想できる。
「え!?フェニックスと契約!?一体どうやって!?ってかマジで!?」
「国の象徴を使い魔に!?嘘だろ!?すげぇ!!」
「クロ君…いやクロ様!私と付き合ってください!!」
…もう嫌だ、いっそ重力でここの生徒全員気絶させようかな…
「クロ、どうする?」
隣で心配して来るジル、普通にどうしよう・・・
「もう隠すの諦める…」
「クロ君、フェニックスを出してくれるかな?」
「…今は無理です…」
俺は断った……何故?他の生徒に見られるから?他の生徒からばらされるから?いいや違う。
「何故無理なんだい?」
「今、二人はトランプで遊んでるからです・・・」
……笑うなら笑え!そーだよ!今トランプしてんだよ!!しょうがないだろ!ばば抜きの時は出て来てくれないんだから!
「二人?クロ、あのあとまた契約したのか?ってか不死鳥だったのかあの子は・・・」
あぁ、そういえばガルド先生はメリィの事を知らないんだっけ…
「はい、アスモデウスと契約しました」
再び驚きの声で部屋がうるさくなる
「アスモデウス!?大悪魔じゃない!?しかも使い魔が二人!?」
「嘘だろ!?魔術師でも魔物二体が限度だぞ!?」
「クロ様!私達は運命の赤い糸で結ばれていますよ!」
ちょうどばば抜きが終わったらしい。
結果はリンが負けたそうだ、これで十連敗らしい。
「トランプが終わったそうなので出しますけど一つ言います」
俺は真剣な表情で学園長に言う。
「なんだい?」
「他の生徒が乱暴にしないように約束出来ますか?」
「皆、良いかい?」
学園長が他の生徒に聞く。
けれど他の生徒の反応は…
「良いから早く出してくれ!」
「さっさしろ!約束すっから!」
彼らはおそらく、俺が勿体ぶってるのだと思っているのだろう…
しかし、俺は忠告したからな?
ここからは自業自得だぞ?
「リン、メリィ、出ておいで」
俺は知らん、もうどうなっても知らん。
リンとメリィが魔方陣から出ると、代表生徒が自分の使い魔になって貰おうと必死に近付く。
「ひっ!」
メリィは驚いて水ではじき飛ばした。あーあ、だから止めろって言ったのに…
やっぱりメリィは人に慣れてないからこうなると思ったよ…
代表生徒の一人は後ろの壁に打ち付けられドンッではなく、ゴキッ!という音が聞こえた。
教室は水びたしになったので俺は学園長に言った。
「学園長、俺は忠告したので良いですか?」
「…うん、あとでこいつらは叱っとくよ」
俺はメリィとリンの元に近付いた。
「ゴメンな・・・メリィ、リン、こんなのに巻き込んじまって…」
「あ、少し驚いてしまっただけです、すいませんクロさん」
「全く、使い魔は人間の属性に合わないと契約出来ないのを知ってるのかしら?」
「すまない、じゃあ戻ってくれ」
俺は二人を中に戻した。
さて、メリィとリンの事がばれたからどうしよう…
まぁ、とりあえずはこのロリババア学園長を黙らせることが確定した。
呼び出さた部屋に向かうと、代表生徒全員が揃っていた。
そしてそこにいる先生は…ガルド先生だ…
ってかガルド先生って新任だよな!?
このフェニクス代表戦って結構重要なんじゃないの!?
こんな制服すらまともに着ない人がなってていいの!?
…そうか、毎回勝てないからって…ほかの先生に、押し付けられちゃったんんだね…
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「お、クロ来たか…これで全員だな。ん?どうした?なんでそんないじめられてる人を見るような目で見てるんだ?」
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「では話を始める…クロ、席に着け」
俺はテキトーにジルの隣に座った。
どうせ他に知り合いもいないし、いたとしてもサリア先輩はレイン・カシエルと二人の世界作って周りに誰も座ってないし…
シャル・カシエルの横に座るなんて、座わったらジルのウエイター…では無くウエイトレス(女装)を見せてくれると言ったとしても嫌だ。
「一言で言おう、二人足りないから誰か代わりになりそうな奴を探せ、以上だ」
その二人とはおそらく、サン・カシエルに殺された代表生徒と、シード・カシエルだろう。
一人の生徒が言った。
「先生ー!足りなくなったのは何故ですか!」
あ、半分俺がやりました(笑)
「それは原因不明だ…誰も目撃者がいないらしい、本人はまともに話せる状況じゃないからフェニクス代表戦に間に合わないだろう」
ガルド先生は【誰】とは言っていない。
けれど誰もが知っている事だ。
「魔術の名門、カシエル家の長男が行方不明」と言う噂で数日前まで持ち切りだったし…
今は見つかった事で大騒ぎだ。
しかも精神が崩壊したようになったとも言われている。
するとやはり気になるのはカシエル家の人間だ。
皆の視線は全てシャル・カシエルに集まった。
レイン・カシエルはと言うとサリア先輩と先程からイチャイチャしてて、見てる方が痛いので誰も見ない。
見つめられたシャル・カシエルはレインに視線で合図を送るがイチャついてるせいで全く気付かれていない様子。
そこでジルがガルド先生に手を挙げた。
「先生!代わりの代表なんですけ「先生ですって言ったら殴るぞ」なん…だと!?」
ジルはその気だったらしい…
以前を同じ過ちを繰り返そうと言うのか!
俺はちょうど思い付く人物がいたので手を挙げた。
「クロ、誰かいるのか?いってみろ」
「一のCのレナって子はどうでしょう?魔法力はまぁまぁですが、実戦ではEランクなら単体でも余裕で倒せます」
代表生徒が驚いていた。何故ならEランクを単体で倒すのは代表生徒でも難しいからだ。俺はこの時思った。ゴメン、俺Eランク馬鹿にしてた…
「お前がそういうならそうなんだろう。よし、その子の実力はあとで見るとしてあと一人は…」
バン!
「話は聞いた!」
扉が突然開いて学園長が出て来た。
さっきからずっと扉の前で待機しているのはわかっていたがタイミングを見てたのか…
「学園長、どういう意味でしょう?」
「もう一人に心辺りがある!」
「本当ですか!?」
心辺りとは誰だろう…俺がそう思っていると学園長が驚きの言葉を発した。
それは今まで頑張ってバレないようにしてきたのを全て積みあがった積み木をジャブで崩すようにで破壊したのだ!
「あぁ!フェニックスを代表の一人としよう!」
「はああああああ!?」
俺は思わず席を立ってしまう。おそらくそのフェニックスとはリンの事だ。
リンとメリィは外の音をシャットダウンしていて気付いていない。
俺が呼べば出て来るが…
「こらクロ座れ、学園長に失礼だろう」
あ!そうだった!ガルド先生はリンの事を知ってはいるけど不死鳥だとは知らないんだ。
俺はガルド先生の言葉に冷静を取り戻し、席に座る。
さて…どうやってこの学園長を黙らせよう…
バラされたら本当に困る…
「クロ君、手紙は読んだ!レイチェルの娘と契約してるね!名前はリンちゃんだったかな?」
「あぁ!?あ、いえ・・・コホンッ、はいリンは俺の使い魔ですが不死鳥では「リンちゃんは!そう!そのまさかで!」」
学園長をどうにかしないと!リンの存在がばれる!
い、いっそ今ここで…いや、落ち着け俺。
「学園長!お話が!」
「あとで聞きましょう!そのリンちゃんこそがフェニックスなのだよ!!」
…終わった、もうばれた…
この後の事は予想できる。
「え!?フェニックスと契約!?一体どうやって!?ってかマジで!?」
「国の象徴を使い魔に!?嘘だろ!?すげぇ!!」
「クロ君…いやクロ様!私と付き合ってください!!」
…もう嫌だ、いっそ重力でここの生徒全員気絶させようかな…
「クロ、どうする?」
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「クロ君、フェニックスを出してくれるかな?」
「…今は無理です…」
俺は断った……何故?他の生徒に見られるから?他の生徒からばらされるから?いいや違う。
「何故無理なんだい?」
「今、二人はトランプで遊んでるからです・・・」
……笑うなら笑え!そーだよ!今トランプしてんだよ!!しょうがないだろ!ばば抜きの時は出て来てくれないんだから!
「二人?クロ、あのあとまた契約したのか?ってか不死鳥だったのかあの子は・・・」
あぁ、そういえばガルド先生はメリィの事を知らないんだっけ…
「はい、アスモデウスと契約しました」
再び驚きの声で部屋がうるさくなる
「アスモデウス!?大悪魔じゃない!?しかも使い魔が二人!?」
「嘘だろ!?魔術師でも魔物二体が限度だぞ!?」
「クロ様!私達は運命の赤い糸で結ばれていますよ!」
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結果はリンが負けたそうだ、これで十連敗らしい。
「トランプが終わったそうなので出しますけど一つ言います」
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「なんだい?」
「他の生徒が乱暴にしないように約束出来ますか?」
「皆、良いかい?」
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けれど他の生徒の反応は…
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彼らはおそらく、俺が勿体ぶってるのだと思っているのだろう…
しかし、俺は忠告したからな?
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「リン、メリィ、出ておいで」
俺は知らん、もうどうなっても知らん。
リンとメリィが魔方陣から出ると、代表生徒が自分の使い魔になって貰おうと必死に近付く。
「ひっ!」
メリィは驚いて水ではじき飛ばした。あーあ、だから止めろって言ったのに…
やっぱりメリィは人に慣れてないからこうなると思ったよ…
代表生徒の一人は後ろの壁に打ち付けられドンッではなく、ゴキッ!という音が聞こえた。
教室は水びたしになったので俺は学園長に言った。
「学園長、俺は忠告したので良いですか?」
「…うん、あとでこいつらは叱っとくよ」
俺はメリィとリンの元に近付いた。
「ゴメンな・・・メリィ、リン、こんなのに巻き込んじまって…」
「あ、少し驚いてしまっただけです、すいませんクロさん」
「全く、使い魔は人間の属性に合わないと契約出来ないのを知ってるのかしら?」
「すまない、じゃあ戻ってくれ」
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