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第三章
課外活動その後(間の話)
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俺達は課外活動を終えた。
俺は気絶してるシード・カシエルをレイン・カシエルに渡して帰った。
しかし一年のほとんどが血になれていなかったので、体調を崩し入り口にずっといたのだという。
この課外活動は毎年行われているので一年生が気分を悪くするのは恒例行事らしい。
俺とジルは冒険者でよくモンスター討伐に行っているので血は慣れていた。
次の日からは通常授業で、午後は自主訓練と聞いたので授業はない。
自主訓練と言っても学校に居なきゃいけない訳じゃないのでギルドに向かう。
俺とジルはいつものようにギルドで依頼を受けようとする。
「今日はどうする?クロ」
「そうだな~」
俺は依頼盤をみて一つの依頼が目に付いた。
「これはどうだ?Fランクだし」
俺が手に取ったのは手伝い依頼、『カフェのウエイター・ウエイトレス』という依頼だ
「なんでこの依頼なんだ?」
「え、ジルがこれ好きだから」
そう、俺はこの前の休日にジルがこの店で手伝いをしている姿を見たからだ。
中々、様になってたしこれでも別に大丈夫だと思う。
「・・・俺ってそういうの好きなイメージ付いてんのか…」
俺達はさっそく依頼の場所に向かった。ジルの意見など無視だ!
「すいませーん、依頼みて来たんですけど……」
「あ、はいはーい」
中から出て来たのは七三分けの髪型の三十代ほどの大人の男だった。
「お、ジル君じゃないか、毎週ありがとね今日もかい?」
…よし毎週来よう、ジルのウエイター姿は傑作だからな…
「それと、お友達かな?よく来てくれたね」
「よろしくお願いしますクロです」
俺達はカフェに裏口から入り着替える。
そこでリンとメリィにあるお願いをされた。
「あのー」
「ん?クロ君どうしたんだい?」
「俺の使い魔も働きたいって言うんですが…」
そう、二人に働きたいとお願いされたのだ。
最近外出てなくて退屈だったろうし…
「…?使い魔?」
店長が意味を理解出来ていないのでリンとメリィを出した。
「うわぁ!…あぁそういう事か、大丈夫ウエイトレスの制服もあるから君達、着替えれば大丈夫だよ」
「「はぁーい!」」
俺達はカフェで働いていると、カフェと言う小洒落た店とは程遠い関係の人物がきた。
「いらっしゃっいま・・・」
「クロどうした?あ、いらっしゃ・・・」
その男はスーツを着崩している俺達がよく知るオッサンだった。
出来たら嘘だといってほしかった。こんなお洒落な店のムードを積み上げられた積み木のように破壊された気分だった。
「…」
俺はジルと同じ事を思ったのだろう。
「「(なんでガルド先生がいるんだよ!!)」」
オッサンは空いてる席に座った。メニューを見ずにオーダーをした。
俺は嫌々その席に向かい、オーダーを聞こうとした。
「あ、クロ君このお客様は常連さんでね私が行こう」
この時俺達は心を一つにした。(え…ガルド先生常連なの…)
「お客様、毎度ありがとうございます。今日もいつものですね?」
「あぁ、頼む」
そして数分後運ばれて来たものは…【スペシャル苺バナナパフェチョコソース仕立て】、カフェの裏メニューだ。
カフェに累計百回は来ないと頼めないと初めに店長が言っていた。
ガルド先生が毎回来ているのはジルは初めて知ったらしい。
おそらく時間帯だろう。
いつも、ジルは日曜に仕事してるらしいが、今日は平日。
つまりガルド先生は仕事の合間にちょくちょく来ていたのだ。
俺達はその日、ガルド先生が甘党だと知った…
俺は気絶してるシード・カシエルをレイン・カシエルに渡して帰った。
しかし一年のほとんどが血になれていなかったので、体調を崩し入り口にずっといたのだという。
この課外活動は毎年行われているので一年生が気分を悪くするのは恒例行事らしい。
俺とジルは冒険者でよくモンスター討伐に行っているので血は慣れていた。
次の日からは通常授業で、午後は自主訓練と聞いたので授業はない。
自主訓練と言っても学校に居なきゃいけない訳じゃないのでギルドに向かう。
俺とジルはいつものようにギルドで依頼を受けようとする。
「今日はどうする?クロ」
「そうだな~」
俺は依頼盤をみて一つの依頼が目に付いた。
「これはどうだ?Fランクだし」
俺が手に取ったのは手伝い依頼、『カフェのウエイター・ウエイトレス』という依頼だ
「なんでこの依頼なんだ?」
「え、ジルがこれ好きだから」
そう、俺はこの前の休日にジルがこの店で手伝いをしている姿を見たからだ。
中々、様になってたしこれでも別に大丈夫だと思う。
「・・・俺ってそういうの好きなイメージ付いてんのか…」
俺達はさっそく依頼の場所に向かった。ジルの意見など無視だ!
「すいませーん、依頼みて来たんですけど……」
「あ、はいはーい」
中から出て来たのは七三分けの髪型の三十代ほどの大人の男だった。
「お、ジル君じゃないか、毎週ありがとね今日もかい?」
…よし毎週来よう、ジルのウエイター姿は傑作だからな…
「それと、お友達かな?よく来てくれたね」
「よろしくお願いしますクロです」
俺達はカフェに裏口から入り着替える。
そこでリンとメリィにあるお願いをされた。
「あのー」
「ん?クロ君どうしたんだい?」
「俺の使い魔も働きたいって言うんですが…」
そう、二人に働きたいとお願いされたのだ。
最近外出てなくて退屈だったろうし…
「…?使い魔?」
店長が意味を理解出来ていないのでリンとメリィを出した。
「うわぁ!…あぁそういう事か、大丈夫ウエイトレスの制服もあるから君達、着替えれば大丈夫だよ」
「「はぁーい!」」
俺達はカフェで働いていると、カフェと言う小洒落た店とは程遠い関係の人物がきた。
「いらっしゃっいま・・・」
「クロどうした?あ、いらっしゃ・・・」
その男はスーツを着崩している俺達がよく知るオッサンだった。
出来たら嘘だといってほしかった。こんなお洒落な店のムードを積み上げられた積み木のように破壊された気分だった。
「…」
俺はジルと同じ事を思ったのだろう。
「「(なんでガルド先生がいるんだよ!!)」」
オッサンは空いてる席に座った。メニューを見ずにオーダーをした。
俺は嫌々その席に向かい、オーダーを聞こうとした。
「あ、クロ君このお客様は常連さんでね私が行こう」
この時俺達は心を一つにした。(え…ガルド先生常連なの…)
「お客様、毎度ありがとうございます。今日もいつものですね?」
「あぁ、頼む」
そして数分後運ばれて来たものは…【スペシャル苺バナナパフェチョコソース仕立て】、カフェの裏メニューだ。
カフェに累計百回は来ないと頼めないと初めに店長が言っていた。
ガルド先生が毎回来ているのはジルは初めて知ったらしい。
おそらく時間帯だろう。
いつも、ジルは日曜に仕事してるらしいが、今日は平日。
つまりガルド先生は仕事の合間にちょくちょく来ていたのだ。
俺達はその日、ガルド先生が甘党だと知った…
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