17 / 27
第三章<俺のクラスメイトが勇者だと!?>
ヘルハウンドのお願い
しおりを挟む
クラスの全員が目で追いかけるのが精一杯だった。
それはCランクのヘルハウンドがGランクのスライムにぶっ飛ばされたという驚くべき光景だった。
......やってしまった......
クラスの奴に質問攻めにされるのはまだいい。
ただね、吹っ飛ばした方向にさ、ヤサオと岡本がいるんだよ。
吹っ飛ばした瞬間に気付いて現実逃避のため今は逆の方角をみている。
あぁ......後ろ見たくねぇ......
でもなぁ......いつか乗り越えなきゃ行けない壁だからなぁ......
どうしよっかな......
......嫌だけど見るか......
チラ
後ろを見ると吹っ飛ばした瞬間に頭を下げたのかヘルハウンドはヤサオの三十メートルほど先にぶっ倒れてる。
おぉ......全力で体当たりするだけで俺の場所から三十五メートルも飛んだのか......
「え?あ!!」
ヤサオは三十メートル離れたヘルハウンドを見るとすぐさま駆け寄った。
もちろん俺の方ではなく怪我をしているヘルハウンドだ。
コイツはそういう奴だ。どんなに自分に害を及ぼす奴でも怪我をしていれば助ける優しさがある。
なので【ヤサオ】と呼ばれるようになったのだ。
俺も一応ヘルハウンドに怪我をさせちまったし行ってやるか......
「うぅ......我はここで死ぬのか......、しかし良きスライムにやられるなら本望......」
うわー、なんか俺が戦士呼ばわりされてるよ......
ヤサオはヘルハウンドに近付いていく。
さっきまで岡本殺そうとしていたのを見たせいか、少し怯えている。
「大丈夫だ、今治るから......【自然治癒力増加】」
自然治癒力増加?
ヤサオが膝を落としヘルハウンドに手をかざし、そう唱えるとヘルハウンドに真っ白な淡い光が注がれる。
ちょっとこの光を鑑定してみるか......
【光魔法・自然治癒力増加】
【光魔法Lv.2】
【生物の自然治癒力を増やす。決して回復魔法ではない。】
なるほど、ヤサオに渡された能力は【光魔法】か。
......ん?これってレベルによって使える魔法があるの?
......ステータスオープン。
【個体・スライム】
【Lv.21】
【経験値ポイント212680】
【スキル】
【剣術Lv.6】【槍術Lv.6】【白魔術Lv.6】【喧嘩術Lv.10】【剣闘士Lv.6】
【聖騎士Lv.6】【剣士Lv.10】【闘士Lv.10】【騎士Lv.10】【聖者Lv.10】
【剛力Lv.8】【バーサク化Lv.4】【威圧Lv.10】 【封印術Lv.4】【催眠術Lv.6】
【神界への切符】【下級神器操作Lv.4】【魔法具操作Lv.10】
【魔力操作Lv.10】【魔力感知Lv.10】【鑑定】【言語理解】【念話】
【転移魔法Lv.4】【亜空間倉庫】【生活魔法】【会得経験値増加Lv.4】
【個体スキル】
【消化】
ここから......そうだな......
一度も使ってない封印術を見てみるか......
どうやって見るんだ?
ちょっと魔力操作を使ってみるか......
【封印術】
【Lv.1・ドアロック】
【Lv.2・武器ロック】
【Lv.3・ステータスロック】
【Lv.4・スキルロック】
えぇ......、こんな便利な機能があるならさぁ......教えてくれよ......な?神ちゃんよ
【いや......その......聞かれなかったし?】
まぁ、いっか。神ちゃんをあんまり責めると罰が当たりそうだしな
【ほほう!!ようやく私を崇める気になったか!!】
いや、神ちゃんは俺の可愛い神ちゃんなので崇める気にはならないから安心して。
【褒められてるのか分からんな......お、治療が終わったらしいぞ】
神ちゃんと会話してる間にヘルハウンドは完治していた。
気のせいだろうか?ヘルハウンドがヤサオを見る目が優しくなっている......
「よし、治ったよ。これで大丈夫だ」
ヤサオはにっこりと笑ってヘルハウンドの頭をまるで自分のペットみたいになでる。
ヘルハウンドという名前とは思えないほど無邪気に喜んでいた。
気持ちいいのだろうか?
「ポチを思い出すな......」
ポチって......ヤサオが飼ってた子犬の名前じゃん......
一度遊びに行って見たことあるけどこんな大きくないぞ?
「なぁヘルハウンド、岡本くんと契約してあげられないかな?岡本くんは力が強いし、性格と勉強と口調は......まぁアレだけど......心強いよ!!」
ヤサオよ......フェロー出来てない......
「......すまないが、我にそれは出来ない......」
「ま、まぁそうだよな......ごめんね、ヘルハウンドの気持ちも考えずお願いしちゃって......」
「その代わりといってはなんだが、お主の使い魔にはなってやろう」
......だいたい予想は出来てましたよー。
はいはい、異世界生活充実してますねー。
いつぞやの豚肉のように溶かしてやろうかな?
これを見て頂きたい。
お分かりいただけだでしょうか?
ヤサオは主人公属性を持ってる事に......
あいつさ、地味な見た目なのに裏では結構モテるんだよね?
優しいとか、控えめなイケメンとかさ。
色々な好評なわけでござんす。
実際、今だって控えめな性格だから「え?僕の?」とか「ホントに僕でいいの?」って感じで話し合ってる。
タッタッタッ
「スライムさんここにいた」
お、エミリが来た。
魔力感知で人族が近付いてるのは分かったがやっぱりエミリだったか。
まぁ、この状況を単体で近付く人族なんて、考えたらエミリぐらいしかいないからな。
近付くとしたら、使い魔と一緒に警戒しながら来るはずだしな。
あれ?そういえば、今は一応授業中だからジャック先生がいるはずだけど......
周囲を見渡すとちょうど魔力感知が届かないところで倒れてる奴が見える。
誰だか分からんが、おそらくジャック先生だろ。
「スライムさん、ジャック先生が今、職員室で事情を説明してるとこなの」
......え?じゃあ、あの倒れてるやつ誰?
その時は誰だか分からなかった......
まさか、ビビって逃げたウロヤクの足の骨に剛力でジャンプした時に飛んだ石でヒビが入っていたとは......
それはCランクのヘルハウンドがGランクのスライムにぶっ飛ばされたという驚くべき光景だった。
......やってしまった......
クラスの奴に質問攻めにされるのはまだいい。
ただね、吹っ飛ばした方向にさ、ヤサオと岡本がいるんだよ。
吹っ飛ばした瞬間に気付いて現実逃避のため今は逆の方角をみている。
あぁ......後ろ見たくねぇ......
でもなぁ......いつか乗り越えなきゃ行けない壁だからなぁ......
どうしよっかな......
......嫌だけど見るか......
チラ
後ろを見ると吹っ飛ばした瞬間に頭を下げたのかヘルハウンドはヤサオの三十メートルほど先にぶっ倒れてる。
おぉ......全力で体当たりするだけで俺の場所から三十五メートルも飛んだのか......
「え?あ!!」
ヤサオは三十メートル離れたヘルハウンドを見るとすぐさま駆け寄った。
もちろん俺の方ではなく怪我をしているヘルハウンドだ。
コイツはそういう奴だ。どんなに自分に害を及ぼす奴でも怪我をしていれば助ける優しさがある。
なので【ヤサオ】と呼ばれるようになったのだ。
俺も一応ヘルハウンドに怪我をさせちまったし行ってやるか......
「うぅ......我はここで死ぬのか......、しかし良きスライムにやられるなら本望......」
うわー、なんか俺が戦士呼ばわりされてるよ......
ヤサオはヘルハウンドに近付いていく。
さっきまで岡本殺そうとしていたのを見たせいか、少し怯えている。
「大丈夫だ、今治るから......【自然治癒力増加】」
自然治癒力増加?
ヤサオが膝を落としヘルハウンドに手をかざし、そう唱えるとヘルハウンドに真っ白な淡い光が注がれる。
ちょっとこの光を鑑定してみるか......
【光魔法・自然治癒力増加】
【光魔法Lv.2】
【生物の自然治癒力を増やす。決して回復魔法ではない。】
なるほど、ヤサオに渡された能力は【光魔法】か。
......ん?これってレベルによって使える魔法があるの?
......ステータスオープン。
【個体・スライム】
【Lv.21】
【経験値ポイント212680】
【スキル】
【剣術Lv.6】【槍術Lv.6】【白魔術Lv.6】【喧嘩術Lv.10】【剣闘士Lv.6】
【聖騎士Lv.6】【剣士Lv.10】【闘士Lv.10】【騎士Lv.10】【聖者Lv.10】
【剛力Lv.8】【バーサク化Lv.4】【威圧Lv.10】 【封印術Lv.4】【催眠術Lv.6】
【神界への切符】【下級神器操作Lv.4】【魔法具操作Lv.10】
【魔力操作Lv.10】【魔力感知Lv.10】【鑑定】【言語理解】【念話】
【転移魔法Lv.4】【亜空間倉庫】【生活魔法】【会得経験値増加Lv.4】
【個体スキル】
【消化】
ここから......そうだな......
一度も使ってない封印術を見てみるか......
どうやって見るんだ?
ちょっと魔力操作を使ってみるか......
【封印術】
【Lv.1・ドアロック】
【Lv.2・武器ロック】
【Lv.3・ステータスロック】
【Lv.4・スキルロック】
えぇ......、こんな便利な機能があるならさぁ......教えてくれよ......な?神ちゃんよ
【いや......その......聞かれなかったし?】
まぁ、いっか。神ちゃんをあんまり責めると罰が当たりそうだしな
【ほほう!!ようやく私を崇める気になったか!!】
いや、神ちゃんは俺の可愛い神ちゃんなので崇める気にはならないから安心して。
【褒められてるのか分からんな......お、治療が終わったらしいぞ】
神ちゃんと会話してる間にヘルハウンドは完治していた。
気のせいだろうか?ヘルハウンドがヤサオを見る目が優しくなっている......
「よし、治ったよ。これで大丈夫だ」
ヤサオはにっこりと笑ってヘルハウンドの頭をまるで自分のペットみたいになでる。
ヘルハウンドという名前とは思えないほど無邪気に喜んでいた。
気持ちいいのだろうか?
「ポチを思い出すな......」
ポチって......ヤサオが飼ってた子犬の名前じゃん......
一度遊びに行って見たことあるけどこんな大きくないぞ?
「なぁヘルハウンド、岡本くんと契約してあげられないかな?岡本くんは力が強いし、性格と勉強と口調は......まぁアレだけど......心強いよ!!」
ヤサオよ......フェロー出来てない......
「......すまないが、我にそれは出来ない......」
「ま、まぁそうだよな......ごめんね、ヘルハウンドの気持ちも考えずお願いしちゃって......」
「その代わりといってはなんだが、お主の使い魔にはなってやろう」
......だいたい予想は出来てましたよー。
はいはい、異世界生活充実してますねー。
いつぞやの豚肉のように溶かしてやろうかな?
これを見て頂きたい。
お分かりいただけだでしょうか?
ヤサオは主人公属性を持ってる事に......
あいつさ、地味な見た目なのに裏では結構モテるんだよね?
優しいとか、控えめなイケメンとかさ。
色々な好評なわけでござんす。
実際、今だって控えめな性格だから「え?僕の?」とか「ホントに僕でいいの?」って感じで話し合ってる。
タッタッタッ
「スライムさんここにいた」
お、エミリが来た。
魔力感知で人族が近付いてるのは分かったがやっぱりエミリだったか。
まぁ、この状況を単体で近付く人族なんて、考えたらエミリぐらいしかいないからな。
近付くとしたら、使い魔と一緒に警戒しながら来るはずだしな。
あれ?そういえば、今は一応授業中だからジャック先生がいるはずだけど......
周囲を見渡すとちょうど魔力感知が届かないところで倒れてる奴が見える。
誰だか分からんが、おそらくジャック先生だろ。
「スライムさん、ジャック先生が今、職員室で事情を説明してるとこなの」
......え?じゃあ、あの倒れてるやつ誰?
その時は誰だか分からなかった......
まさか、ビビって逃げたウロヤクの足の骨に剛力でジャンプした時に飛んだ石でヒビが入っていたとは......
0
お気に入りに追加
1,396
あなたにおすすめの小説
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
よろしくお願いいたします。
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
クラス転移で神様に?
空見 大
ファンタジー
空想の中で自由を謳歌していた少年、晴人は、ある日突然現実と夢の境界を越えたような事態に巻き込まれる。
目覚めると彼は真っ白な空間にいた。
動揺するクラスメイト達、状況を掴めない彼の前に現れたのは「神」を名乗る怪しげな存在。彼はいままさにこのクラス全員が異世界へと送り込まれていると告げる。
神は異世界で生き抜く力を身に付けるため、自分に合った能力を自らの手で選び取れと告げる。クラスメイトが興奮と恐怖の狭間で動き出す中、自分の能力欄に違和感を覚えた晴人は手が進むままに動かすと他の者にはない力が自分の能力獲得欄にある事に気がついた。
龍神、邪神、魔神、妖精神、鍛治神、盗神。
六つの神の称号を手に入れ有頂天になる晴人だったが、クラスメイト達が続々と異世界に向かう中ただ一人取り残される。
神と二人っきりでなんとも言えない感覚を味わっていると、突如として鳴り響いた警告音と共に異世界に転生するという不穏な言葉を耳にする。
気が付けばクラスメイト達が転移してくる10年前の世界に転生した彼は、名前をエルピスに変え異世界で生きていくことになる──これは、夢見る少年が家族と運命の為に戦う物語。
ダンジョン美食倶楽部
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
長年レストランの下働きとして働いてきた本宝治洋一(30)は突如として現れた新オーナーの物言いにより、職を失った。
身寄りのない洋一は、飲み仲間の藤本要から「一緒にダンチューバーとして組まないか?」と誘われ、配信チャンネル【ダンジョン美食倶楽部】の料理担当兼荷物持ちを任される。
配信で明るみになる、洋一の隠された技能。
素材こそ低級モンスター、調味料も安物なのにその卓越した技術は見る者を虜にし、出来上がった料理はなんとも空腹感を促した。偶然居合わせた探索者に振る舞ったりしていくうちに【ダンジョン美食倶楽部】の名前は徐々に売れていく。
一方で洋一を追放したレストランは、SSSSランク探索者の轟美玲から「味が落ちた」と一蹴され、徐々に落ちぶれていった。
※カクヨム様で先行公開中!
※2024年3月21で第一部完!
~最弱のスキルコレクター~ スキルを無限に獲得できるようになった元落ちこぼれは、レベル1のまま世界最強まで成り上がる
僧侶A
ファンタジー
沢山のスキルさえあれば、レベルが無くても最強になれる。
スキルは5つしか獲得できないのに、どのスキルも補正値は5%以下。
だからレベルを上げる以外に強くなる方法はない。
それなのにレベルが1から上がらない如月飛鳥は当然のように落ちこぼれた。
色々と試行錯誤をしたものの、強くなれる見込みがないため、探索者になるという目標を諦め一般人として生きる道を歩んでいた。
しかしある日、5つしか獲得できないはずのスキルをいくらでも獲得できることに気づく。
ここで如月飛鳥は考えた。いくらスキルの一つ一つが大したことが無くても、100個、200個と大量に集めたのならレベルを上げるのと同様に強くなれるのではないかと。
一つの光明を見出した主人公は、最強への道を一直線に突き進む。
土曜日以外は毎日投稿してます。
これダメなクラス召喚だわ!物を掌握するチートスキルで自由気ままな異世界旅
聖斗煉
ファンタジー
クラス全体で異世界に呼び出された高校生の主人公が魔王軍と戦うように懇願される。しかし、主人公にはしょっぱい能力しか与えられなかった。ところがである。実は能力は騙されて弱いものと思い込まされていた。ダンジョンに閉じ込められて死にかけたときに、本当は物を掌握するスキルだったことを知るーー。
チュートリアル場所でLv9999になっちゃいました。
ss
ファンタジー
これは、ひょんなことから異世界へと飛ばされた青年の物語である。
高校三年生の竹林 健(たけばやし たける)を含めた地球人100名がなんらかの力により異世界で過ごすことを要求される。
そんな中、安全地帯と呼ばれている最初のリスポーン地点の「チュートリアル場所」で主人公 健はあるスキルによりレベルがMAXまで到達した。
そして、チュートリアル場所で出会った一人の青年 相斗と一緒に異世界へと身を乗り出す。
弱体した異世界を救うために二人は立ち上がる。
※基本的には毎日7時投稿です。作者は気まぐれなのであくまで目安くらいに思ってください。設定はかなりガバガバしようですので、暖かい目で見てくれたら嬉しいです。
※コメントはあんまり見れないかもしれません。ランキングが上がっていたら、報告していただいたら嬉しいです。
Hotランキング 1位
ファンタジーランキング 1位
人気ランキング 2位
100000Pt達成!!
勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる! ×ランクだと思ってたギフトは、オレだけ使える無敵の能力でした
赤白玉ゆずる
ファンタジー
【10/23コミカライズ開始!】
『勘当貴族なオレのクズギフトが強すぎる!』のコミカライズが連載開始されました!
颯希先生が描いてくださるリュークやアニスたちが本当に素敵なので、是非ご覧になってくださいませ。
【第2巻が発売されました!】
今回も改稿や修正を頑張りましたので、皆様どうぞよろしくお願いいたします。
イラストは蓮禾先生が担当してくださいました。サクヤとポンタ超可愛いですよ。ゾンダールもシブカッコイイです!
素晴らしいイラストの数々が載っておりますので、是非見ていただけたら嬉しいです。
【ストーリー紹介】
幼い頃、孤児院から引き取られた主人公リュークは、養父となった侯爵から酷い扱いを受けていた。
そんなある日、リュークは『スマホ』という史上初の『Xランク』スキルを授かる。
養父は『Xランク』をただの『バツランク』だと馬鹿にし、リュークをきつくぶん殴ったうえ、親子の縁を切って家から追い出す。
だが本当は『Extraランク』という意味で、超絶ぶっちぎりの能力を持っていた。
『スマホ』の能力――それは鑑定、検索、マップ機能、動物の言葉が翻訳ができるほか、他人やモンスターの持つスキル・魔法などをコピーして取得が可能なうえ、写真に撮ったものを現物として出せたり、合成することで強力な魔導装備すら製作できる最凶のものだった。
貴族家から放り出されたリュークは、朱鷺色の髪をした天才美少女剣士アニスと出会う。
『剣姫』の二つ名を持つアニスは雲の上の存在だったが、『スマホ』の力でリュークは成り上がり、徐々にその関係は接近していく。
『スマホ』はリュークの成長とともにさらに進化し、最弱の男はいつしか世界最強の存在へ……。
どん底だった主人公が一発逆転する物語です。
※別小説『ぶっ壊れ錬金術師(チート・アルケミスト)はいつか本気を出してみたい 魔導と科学を極めたら異世界最強になったので、自由気ままに生きていきます』も書いてますので、そちらもどうぞよろしくお願いいたします。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる