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ファストドロー
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1
テッドは次の中継地点のフィフタ街まで、〒マークのついた車を走らせていた。
見渡す限りの荒野なので、どうしても眠たくなる時は、車を1時間だけ止めて仮眠を取りながらスピードを上げ進み続けた。
(サボテンって食べられるのかなぁ?)
サボテンと遠い地面しか鑑賞できない郵便屋は寝起きの中、そんな事を考えながら高スピ―ドは保っていた。
フィフタの街を抜ければ、後は何度も往復した慣れている道を進むのでイッキに辿りつくだろう。
強盗団さえいなければの話だが。
特に例の女性と猫族の2人組は、かなり執拗に追いかけてくる。いや待ち伏せているというべきか。
他にもバウンティーハンターは何人だっている。体に鉛玉を食らうのはもう充分だ。というか最後に受けた弾丸で、もう完全に体にガタが来ているのが、染みが広がるように伝わってきた。
自分のマグナム157とミサイルに命を託すしかない状況になっている。もうヘマはできない。自分を守る為に、片手で気合いのレーションをかじりながら弾をシリンダーに流し込む。
体に付けたミニミサイルが入ったケースを、ポンポンと軽く撫でた。
夕刻時ーー。
荒野からやっと逃れ、やや狭い道路に入り2差路の入り口に来た所だ。1本目は森を抜ける道、ここから目的のフィフタ街へと続く道。もう一つは荒野の続きのようなつまらない道路だ。
そんな2差路の入り口の切り株に、一人の和服を着た青年が座り込んでこちらを伺っている。肩にはカラスが1羽止まっている。
「なんだ?」
郵便屋は車を止めざるを得なかった。青年は動かない。しかし肩に乗っていたカラスが飛び始めたので視線を奪われる。
刹那。
切り株に座っていた青年が助手席に瞬時に移動し、太刀を郵便屋の喉に突きつけた。
「瞬間移動するヤツは初めて見ただろう?」
青年は勝ち誇ったように呟いた。
「AAAか面白い。お前なんぞどうでもいい。ポ―チに入ってる手紙を渡せ」
テッドは重い口をひらいた。
「なあマフィアでは有名な『血の処刑』ってしってるかい?」
「なんだぁそりゃあ」
「簡単さ。腹に1発弾丸くらわせばいい。もがき苦しんで地獄を見ながらしんでゆく。つまりお前の腹もあぶないってことさ」
テッドは反射的に銃を青年の銃を腹にむけていたのだ。
「ほう…」
そう呟くと、また瞬間移動し、テッドの後部座席から太刀を首に当てた。
「命乞いして、いい声で泣いてくれよぉ…飽きちゃうからさぁ」
テッドは次に青年が行く場所を全集中で探っていた。今更後ろに撃っても遅い。かといってほっとくのは大変な事態をまねく。
青年はピューイと口笛を吹くと、カラスの大群がテッドに襲ってきた。
さすがのテッドも視界不良で戸惑ってしまう。カラスがドンドンと車に何匹も衝突してくる。
「実力の差を見せつけられるのは、悲しいよなぁ郵便屋?」
テッドはわざと後ろに弾丸を発射した。そして次にいる場所はどこかを賭けてみる。
その瞬間次は絶対、カラスの大群が落ち着くまで切り株に座るだろう。
それを信じてテッドは、相手が切り株に映ろうかと青年が瞬間に座った瞬間、車の窓からミニミサイルをモロに受けた。
「ぐえっ」
青年は爆発に包まれ、心臓付近に血がしたたり落ちてゆく。
車内はガンパウンダー(火薬)の匂いで車中を駆け巡る。
「トリプルAAAはすごいなぁ…他の雑魚とは違う…」そう言うとゆっくり息を吐き出し、青年は動くなくなった。
この男の名前すら分からなかった。いまではそれはどうでもいい話だ。
大統領命令の手紙は、必ず絶対に渡さなくてはならない、目的の為なら鬼になって手段は選ばない。
そうしてると、一台の車から眼鏡をかけた中年の男がゼイゼイ言いながら駆け寄ってきた。
「どこのどなたさんです?」
郵便屋はちょっと引きながら答えた。
「私はICチップを作っている者とだけ言っておく。きみには3つ埋め込んだね。3つ目のICチップを知りたくはないか?」
「教えてほしい!ずっとモヤモヤしていたんだ」
「1つ目は女性殺害の天罰、2つ目のチップは位置確認に使われるが今は使えない。」
「で、3つ目のチップは…」
さすがにテッドを息をのむ。
「3つ目は、異能力に対する攻撃力、防衛、被弾してからの治癒の速さなどが10倍に膨れ上がるチップだ」
テッドは驚いた。じゃあ僕のガンさばきは10倍のものだったのか…。
テッドはその場で膝間づいて途方に暮れるしかなかった。
「テッド君、あと少しなんだ。あと少しで大統領府の街に向かえる。それまでは何とか耐えてくれないか」
郵便屋は顔を沈めた状態。中年男は焦りながら返事をまった。
「楽勝ですよ~~~待っててください‼
そういうと車にエンジンに火をつけ、森も道を通って消えていった。片手でもって銃をクルクル回していたが、そりゃそうだよな体の傷跡はあるものの、いままでなんとか糊口をしのいできたんだ。
フィフタの漁港街を出たら、少し休憩してからラストスパートをダッシュで駆け抜ける、
テッドのブルーの瞳はよりキラキラと輝いてるようにも見えた。
2
例の2人組は長いドライブの末に、ようやっとフィフタ街に到着した。
町全体が海の匂いに包まれていて、とてもきれいな海が太陽を受け止めている。
「魚料理だにゃああ!!」
ネコパンチはヨーコの意見も聞かず、全力走りで食堂へと向かっていってしまった。
やれやれと思いながらタバコの吸いがらをマイタバコポケットに入れて、仕方なくヨーコも食堂街に足を運んだ。
猫族は海鮮丼を夢中で食べていた。しかもおかわりした2個目に手をつけているからと言うから呆れたものだ。
「ふー。もう食べられないにゃ」
猫の腹が明らかに膨らんでいる。ヨーコは来た海鮮丼を食べ、ネコパンチは寝そべっている。
体を横に向けながらシリアスめいた言葉を発した。
「ねぇヨーコ」
「何?もうおかわりはできないわよ」
「そんな話じゃないにゃ。例の郵便屋のこと」
はしが止まり、ヨーコは話に耳を傾けた。
「郵便屋とファストドローであいつと勝負してケリをつけるにゃ」
「早撃ちを挑もうとしてるわけ?」
ファストドローとは、とある時間を決め、その時刻に到着した瞬間、どちらかが死ぬまで銃を発射する試合の事をいう。
いかにホルスターから銃を取り出し精密に発射させられるかが鍵となる。
「いくら自然治癒スキル持ってるお前だけど大丈夫なのか?」
「でも顔か心臓に撃ち込まれたら、死ぬにゃ」
ヨーコは沈黙しながら海鮮丼に手をつける。
「…そこまでしないと、もうヤツに勝てないのね」
「そうだにゃ」
ネコパンチはそう言うと上半身を起き上がり言った。
「僕が死んだら、僕の事は忘れてほしいんだにゃ…」
「死なせはしない!私だって銃もってるんだから」
「ヨーコのガンさばきでは、絶対倒せない相手だにゃ」
再び沈鬱な空間が生まれる。ヨーコはつぶやいた。
「どんな天候にすればいい?」
テッドは次の中継地点のフィフタ街まで、〒マークのついた車を走らせていた。
見渡す限りの荒野なので、どうしても眠たくなる時は、車を1時間だけ止めて仮眠を取りながらスピードを上げ進み続けた。
(サボテンって食べられるのかなぁ?)
サボテンと遠い地面しか鑑賞できない郵便屋は寝起きの中、そんな事を考えながら高スピ―ドは保っていた。
フィフタの街を抜ければ、後は何度も往復した慣れている道を進むのでイッキに辿りつくだろう。
強盗団さえいなければの話だが。
特に例の女性と猫族の2人組は、かなり執拗に追いかけてくる。いや待ち伏せているというべきか。
他にもバウンティーハンターは何人だっている。体に鉛玉を食らうのはもう充分だ。というか最後に受けた弾丸で、もう完全に体にガタが来ているのが、染みが広がるように伝わってきた。
自分のマグナム157とミサイルに命を託すしかない状況になっている。もうヘマはできない。自分を守る為に、片手で気合いのレーションをかじりながら弾をシリンダーに流し込む。
体に付けたミニミサイルが入ったケースを、ポンポンと軽く撫でた。
夕刻時ーー。
荒野からやっと逃れ、やや狭い道路に入り2差路の入り口に来た所だ。1本目は森を抜ける道、ここから目的のフィフタ街へと続く道。もう一つは荒野の続きのようなつまらない道路だ。
そんな2差路の入り口の切り株に、一人の和服を着た青年が座り込んでこちらを伺っている。肩にはカラスが1羽止まっている。
「なんだ?」
郵便屋は車を止めざるを得なかった。青年は動かない。しかし肩に乗っていたカラスが飛び始めたので視線を奪われる。
刹那。
切り株に座っていた青年が助手席に瞬時に移動し、太刀を郵便屋の喉に突きつけた。
「瞬間移動するヤツは初めて見ただろう?」
青年は勝ち誇ったように呟いた。
「AAAか面白い。お前なんぞどうでもいい。ポ―チに入ってる手紙を渡せ」
テッドは重い口をひらいた。
「なあマフィアでは有名な『血の処刑』ってしってるかい?」
「なんだぁそりゃあ」
「簡単さ。腹に1発弾丸くらわせばいい。もがき苦しんで地獄を見ながらしんでゆく。つまりお前の腹もあぶないってことさ」
テッドは反射的に銃を青年の銃を腹にむけていたのだ。
「ほう…」
そう呟くと、また瞬間移動し、テッドの後部座席から太刀を首に当てた。
「命乞いして、いい声で泣いてくれよぉ…飽きちゃうからさぁ」
テッドは次に青年が行く場所を全集中で探っていた。今更後ろに撃っても遅い。かといってほっとくのは大変な事態をまねく。
青年はピューイと口笛を吹くと、カラスの大群がテッドに襲ってきた。
さすがのテッドも視界不良で戸惑ってしまう。カラスがドンドンと車に何匹も衝突してくる。
「実力の差を見せつけられるのは、悲しいよなぁ郵便屋?」
テッドはわざと後ろに弾丸を発射した。そして次にいる場所はどこかを賭けてみる。
その瞬間次は絶対、カラスの大群が落ち着くまで切り株に座るだろう。
それを信じてテッドは、相手が切り株に映ろうかと青年が瞬間に座った瞬間、車の窓からミニミサイルをモロに受けた。
「ぐえっ」
青年は爆発に包まれ、心臓付近に血がしたたり落ちてゆく。
車内はガンパウンダー(火薬)の匂いで車中を駆け巡る。
「トリプルAAAはすごいなぁ…他の雑魚とは違う…」そう言うとゆっくり息を吐き出し、青年は動くなくなった。
この男の名前すら分からなかった。いまではそれはどうでもいい話だ。
大統領命令の手紙は、必ず絶対に渡さなくてはならない、目的の為なら鬼になって手段は選ばない。
そうしてると、一台の車から眼鏡をかけた中年の男がゼイゼイ言いながら駆け寄ってきた。
「どこのどなたさんです?」
郵便屋はちょっと引きながら答えた。
「私はICチップを作っている者とだけ言っておく。きみには3つ埋め込んだね。3つ目のICチップを知りたくはないか?」
「教えてほしい!ずっとモヤモヤしていたんだ」
「1つ目は女性殺害の天罰、2つ目のチップは位置確認に使われるが今は使えない。」
「で、3つ目のチップは…」
さすがにテッドを息をのむ。
「3つ目は、異能力に対する攻撃力、防衛、被弾してからの治癒の速さなどが10倍に膨れ上がるチップだ」
テッドは驚いた。じゃあ僕のガンさばきは10倍のものだったのか…。
テッドはその場で膝間づいて途方に暮れるしかなかった。
「テッド君、あと少しなんだ。あと少しで大統領府の街に向かえる。それまでは何とか耐えてくれないか」
郵便屋は顔を沈めた状態。中年男は焦りながら返事をまった。
「楽勝ですよ~~~待っててください‼
そういうと車にエンジンに火をつけ、森も道を通って消えていった。片手でもって銃をクルクル回していたが、そりゃそうだよな体の傷跡はあるものの、いままでなんとか糊口をしのいできたんだ。
フィフタの漁港街を出たら、少し休憩してからラストスパートをダッシュで駆け抜ける、
テッドのブルーの瞳はよりキラキラと輝いてるようにも見えた。
2
例の2人組は長いドライブの末に、ようやっとフィフタ街に到着した。
町全体が海の匂いに包まれていて、とてもきれいな海が太陽を受け止めている。
「魚料理だにゃああ!!」
ネコパンチはヨーコの意見も聞かず、全力走りで食堂へと向かっていってしまった。
やれやれと思いながらタバコの吸いがらをマイタバコポケットに入れて、仕方なくヨーコも食堂街に足を運んだ。
猫族は海鮮丼を夢中で食べていた。しかもおかわりした2個目に手をつけているからと言うから呆れたものだ。
「ふー。もう食べられないにゃ」
猫の腹が明らかに膨らんでいる。ヨーコは来た海鮮丼を食べ、ネコパンチは寝そべっている。
体を横に向けながらシリアスめいた言葉を発した。
「ねぇヨーコ」
「何?もうおかわりはできないわよ」
「そんな話じゃないにゃ。例の郵便屋のこと」
はしが止まり、ヨーコは話に耳を傾けた。
「郵便屋とファストドローであいつと勝負してケリをつけるにゃ」
「早撃ちを挑もうとしてるわけ?」
ファストドローとは、とある時間を決め、その時刻に到着した瞬間、どちらかが死ぬまで銃を発射する試合の事をいう。
いかにホルスターから銃を取り出し精密に発射させられるかが鍵となる。
「いくら自然治癒スキル持ってるお前だけど大丈夫なのか?」
「でも顔か心臓に撃ち込まれたら、死ぬにゃ」
ヨーコは沈黙しながら海鮮丼に手をつける。
「…そこまでしないと、もうヤツに勝てないのね」
「そうだにゃ」
ネコパンチはそう言うと上半身を起き上がり言った。
「僕が死んだら、僕の事は忘れてほしいんだにゃ…」
「死なせはしない!私だって銃もってるんだから」
「ヨーコのガンさばきでは、絶対倒せない相手だにゃ」
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