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しおりを挟む「アっ、あ゛♡ちゅ、ばきしゃ...待っ、ぇ...♡」
どうして、こんなことに...。
「ほら鏡夜、ちゃんと2人に見せてあげて...その蕩けた可愛い顔...」
松葉崩しのまま奥までずっぷりハメられて...、人前で何度も身体を揺さぶられた。
「大人しそうな顔してるのに、本当にえろいな...鏡夜は。無茶苦茶に抱きたい...僕も鏡夜の中にち〇ぽ挿入れていい?」
「やっ、ぁあ...♡ち〇ぽだめぇ...っ♡も、...んあっ、ン、んん゛っ...♡」
これ以上話すなと言わんばかりに無理矢理重なった唇は、俺の言葉と舌を吸いあげる。
こんな状況なのに、キスを施されただけで身体がもっともっとと快楽を求めているのが分かると、己の貪欲さに多少なりとも羞恥を覚えた。
「そんなムキにならなくてもいいのに」
苦笑を漏らす光悦が股座で顔を埋める男の頭にぽん、と手を置く。
「んは...っ♡こ...えつ、さま...♡」
頑なに中へ挿入して貰えない進は、散々自分の指で弄った穴をパクパクと開閉させながら、縋り付く様に光悦の腕を掴む。
「どうした?」
「...っ、あの...、俺の...」
「...ん?」
「...後ろ...準備出来ております...ので、光悦さまさえ良ければ...っ、ぜひ俺の中に...」
かったるいやり取りをする中絶え間なく腰を振り続ける黒田は、心の中で光悦の性格の悪さを再認識することとなる。
「男のち〇ぽを舐めながら後ろ慣らす変態に、僕のをやれるわけないだろ。変態が伝染る...」
光悦はわざと意地の悪いことを言って、進を試しているのだ。
碓氷鏡夜と言う、何処の馬の骨かも分からないお気に入りに、光悦を取られてしまうのではないか。
主人が自分に飽きて、他の人間を飼い始めたらどうしよう。
そんな思考が渦巻く中、不安定な場所に立っている進は光悦に嫌われたくない一心で、より大胆且つ忠実な行動をとるらしい。
「...お前は僕にお願いをしていい立場じゃないよね...?」
本当は光悦だって泥濘んだ蜜壷に挿入れたくてしょうがないくせに、彼の加虐心は精神的、肉体的に進を追い詰めることによって満たされるようだ。
「恥を知れよ」
歪んでいるーーー。
「ひっ、ぐぅ...っ♡そこ、っ♡あっ、あっ♡気持ち...椿さ...っきもち、ィ゛♡」
「ん、オレも...気持ちいよ、鏡夜...ッ」
蕩けきった表情でキスを強請り、腰に響く甘美な声で愛しそうに自分の名前を呼ぶ男を見て、黒田はより一層のこと恋人を大事にしようと心に誓った。
「不躾なお願いで...、大変申し訳ございません...っでも光悦さま...」
黒田の巧みな腰遣いにほぼ意識を飛ばしかけている中、進の必死な懇願だけが俺の頭の中にぼんやりと響く。
「俺、もう...ずっと中に...欲しくて...っ1ヶ月間焦らされた奥は、酷く疼いて...」
「......我慢できないって...?」
拳を強く握り、ずっと奉仕していた光悦自身に頬擦りをする進が恐る恐る頷いた。
「はぁ...たかが1ヶ月オナ禁させられたぐらいで甘えたこと言って...、もっと聞き分けのいい子だと思っていたのに、残念だな」
「っ!光悦さま、ごめんなさ...!ご不快になられましたか...?幻滅されましたか...?っ、もう...ワガママは言いませんので...ご無礼をお許しください...」
しゅんと肩を落とし、今にも泣きそうな顔をしている進を見て、光悦は無意識にニヤリと笑った。
「口を開く余裕があるならさっさと詫びろ」
怒張した自身で彼の頬をぺち、と叩き這い蹲る進の肩に長い脚を乗せる。
そのまま脚で首を引き寄せられれば、進の視界には大きく血管の浮き出る肉棒が、鼻腔には雄の匂いが広がった。
「はぁ...♡は、...すみませ...、ごめんなさい...んっ♡ちゅ、じゅぽ...っ♡光悦さまのおち〇ぽさまに、んんッ...♡お詫びさせて、んむ...っいたらきます...っ♡」
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