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衝撃的な光景から目が離せない。
「シン、1ヶ月も管理されて辛かっただろ。朝勃ちの痛みで目が覚めて、勃起もオナニーもさせて貰えないって、人として...男としてどんな気分だった?」
「......、辛かったです。だけど、光悦様に喜んでいただけるのであれば...自分も幸せです...」
「...こっちにおいで」
足下で頭を下げる進に顔を寄せた光悦は、彼の手を引き、自分の上に跨るよう施した。
「僕に背中預けて...」
「っ...ぁ、こ...えつさま...、俺重いっ...」
「重くないよ」
後ろから包み込む様に進の身体を抱く光悦は、どこからとも無く鍵を取り出す。
さっきは気付かなかったが、進の自身にはピッタリとフィットしたメタル素材の貞操帯が取り付けられており、立派な錠前で施錠されていた。
「流石にこんな姿を椿や鏡夜に見られたくないだろうし...今日で丁度1ヶ月だから外してあげようね」
カチッ
開いた錠前が鈍い音を響かせながら畳の上に落ちると、進の自身から貞操帯が外される。
「っ、!ぁ...こ、れは...」
「あーあ...」
開放された瞬間、長らく管理されていた自身は直ぐ様硬度を持ち、進は反射的に頬を染めた。
「...なに勝手に興奮してんだよ。僕の許可なしに勃起させて...何様のつもり?」
「ぁ、申し訳...ございません、はぁっ...ぁ...」
光悦に耳元で囁かれ、後ろ手に両手を拘束された進は、彼の太ももの上で身体を突き出すような体勢をとっている。
「お前、自分の立場分かってるよな?」
綺麗な褐色肌に浮かぶ薄い色の乳首にはピアスが輝き、浅い呼吸を繰り返しながらゾクゾクと身体を震わせる男は、恍惚の表情を浮かべながら震える口を開いた。
「はい...っ、は...ぁ...♡おれは...光悦さま専用の、...マゾ奴隷、です...♡」
「はは...自分で言うとか笑える」
すり、と進の首筋に唇を寄せ小さな声で呟く光悦の口元は、緩やかに弧を描いてる。
「あっ...、はぁ...は、光...えつさま...っ待って、くらさ...」
「全裸で土下座させられて、自由も奪われた挙句、男の僕に1ヶ月も射精管理されて喜んでるなんて恥ずかしくないの...?」
「光っ...ぅ、あ...あ...♡」
何が起きているのか分からない。
ただ光悦が進の腕を掴み、耳元で囁いただけなのに
「もしかして僕の言葉だけでイきそうになってる?」
「だめ、だめ...です...っ、は、ぁ...はぁ♡」
頭を横に振りながら、男は大袈裟なほど身体を震わせた。
耳元で囁かれる光悦の声が、1ヶ月間管理された自身に余程響いたのだろう。
「ほんと、どうしようもないな...この駄犬は」
「あ゛っ、ぁ...~~~♡」
進は甲高い声を出しながら勢いよく精子を飛ばした。
腰を震わせ、自分の主人に体重はかけまいと必死につま先立ちをして身体を支えていた脚から力が抜ける。
それでも尚
「どうせお前は、1ヶ月間ち〇ぽをハメられることばっかり考えていたんだろうな...」
「はぁ、はぁ...っ待♡、イっら...ばっ...か...ぇ♡」
光悦は様子を気にすることも無く
「入口を浅く出し入れされたり、油断しているところを一気に奥まで差し込まれて痙攣する尻を何度も何度も叩かれて...」
言葉で男を責め立てた。
「...想像するだけで気持ちよかった...?」
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