秘めやかな色欲

おもち

文字の大きさ
上 下
219 / 312

219*

しおりを挟む

「あ...、今ビクってしたね...?かわいい♡」

「っ...」

生殺しだ。
細身の割に胸や尻には柔らかな肉がつき、滑らかでキメ細かい肌を露にした男が自分のものを必死に舐めている。

その姿はやけに濃艷のうえんで、挑発的な表情すらも黒田の心情を煽る。

勝手に酒を飲んだことも、知らなくていい一面を女性教員に知られたことも全てが気に食わなくて罰したのに


「ん、っ♡ん~...ちゅっ、♡ろこが、ひもひぃどこがきもちい?」


何故自分が生殺しを食らう羽目になっているのか、黒田の理解は追いつかない。

「ぁ、んんっ♡おっきくなってきた...♡」

口に含みながら喋られると、細かい振動が伝わってきて焦れったい。

「...、ん...っ...きょ...や...」

別にそこまで乳首が敏感だとか、フェラをされるのが好きだとか、そう言うのは無い黒田だが、目に映る男はあまりにも淫靡で扇情的だった。



「ねぇ、つばきさん...我慢汁溢れてきたよ...?このままおれの口ん中でイく♡?」

気付いた頃には陰嚢はずしりと重く、完勃ちではないものの勃起した先端には愛液すら滲んでいる。


「...、っ...も、いいから...口離せ...」


吐息混じりのエロい声を聞いて、より大胆に音を立ててフェラをすると、黒田の腰がガクンと震えた。

「やだ...♡」

指とローターで乳首をコリコリと刺激し、頭だけを動かして黒田自身をしゃぶる俺は、彼の先端を啜りながら顔を盗み見る。

じゅる、...ちゅうっ...

「んっ...」

震える腰が可愛い。

快楽に耐えるいやらしい表情が堪らない。

「いい顔...♡でももっと大きくしたいな...♡」

「っ、おい...どこからそれを...あっ...」

ローターを手放し、彼自身にローションを垂らす。
そして、右手で握ったオナホを彼の亀頭に押し付けた。

「待、...っく...、!」

「あー...挿入ってく...、見て...♡つばきさんのデカいち○ぽ、おれ以外の中に挿入ってビクビクしてる...」

自分でしたことなのに、オナホに嫉妬しそうになるなんて、人としてどうかと思うのだが

「鏡、夜...ッ」

気持ちよさそうな黒田を見れば、頬を膨らませた。


「腰揺れてる...、おれより気持ちいいの?」

「は...そん、な...鏡夜の中が1番、ッ...だよ...」

くぽ、くぽ、と上下する度音が出て、オナホの上からローションが溢れてくる。

手を動かしながら身体を倒し、再度乳首にキスを落とせば彼は下唇を強く噛んだ。

「ほんと...?おれが1番なら、オナホの中に精子無駄打ちしないよね?椿さん...♡」


くぽっ、ぐちゅっぐちゅ


「あれ...さっきよりおち○ぽ大きくなってる...♡?いいなぁ、おれも早くオナホにして貰いたい...♡」


「っ、クソ...ぜってぇ鳴かす...」


息を荒らげて言われても、目をギラつかせても何も怖くない。

彼の腕は、しっかりとベルトで縛られているのだから。
しおりを挟む
感想 87

あなたにおすすめの小説

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...