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しおりを挟む「へっ?」
「へっ?じゃなくて、まさかオレの尿道を責めようとしてる訳じゃないだろうな」
「せいか~い♡」
「...」
確かに、あの時グラスに残していたアルコールはほんの少しで、氷が溶けて水となったものと混ざりあえば味はほぼしないだろうが
「にょーどーって痛いかなぁ...、ゆっくり優しくするね♡」
黒田はここで死を悟ると同時に、馬鹿みたいにアルコール度数の高い酒を片っ端から頼んだ女性教員に殺意が芽生えた。
「オレ、尿道責めされたら鏡夜のこと嫌いになるかも」
「え゛っ...」
嫌いになれるはずのない相手に向かって、悲しませるようなことは言いたくなかったがまずは自分の貞操が大切な黒田。
箱の中を漁る俺は、彼の言葉を聞いて大きく身体を反応させた。
「ぅ...でも、姫神は喜んらって...」
「オレは嫌い」
「えっ...やだやだ...嫌わないでよぉ...」
目にいっぱいの涙を溜め縛られたままの黒田に身を寄せれば、彼は頭上で小さく口を開いた。
「じゃあこれ、解いて」
「それもやだ...」
「おい」
「だいじょうぶ!つばきさんは、気持ちよくなることらけ考えて...♡?」
箱の中から取り出されたコード付きのローターを傍らに、身動きの取れない彼の胸に唇を寄せる。
ちゅっ、ちゅっ
「んー...♡」
音を立てながら皮膚を吸い、胸の突起を舌で押し潰す。
「っ...、鏡夜...」
「ふふ...乳首ちっちゃい...♡俺の見てよ...つばきさんのせいれ、こんなに腫れちゃったんだよ...?」
彼の乳首に己の乳首を擦り合わせると、その違いは一目瞭然だった。
しつこく吸引やら、ニップルクリップやらで躾られたそこは陥没乳頭だった頃とは打って代わり、ぷっくりと膨らんでほんのり色付いている。
「つばきさん...目、逸らさないで...?」
卑猥な光景にお互いの自身がビクン、と跳ね上がった。
「ぁ...っ、ん...乳首いっぱい吸われて...♡大きくされちゃった...♡」
「鏡夜...、さっさと解け。お前の望み通りにご褒美やるから...」
「え~...れもさぁ、これって...」
拘束された黒田を見ながら目を細めて笑う俺は、甘ったるく艶めかしい声を絞り出した。
「つばきさんをおれの好きに出来る状況だよね...?」
腹筋を撫で、再度乳首に吸い付くと、彼は軽く喉を仰け反らせる。
「これがご褒美ってことでいいよ...♡」
「っは...、待て鏡夜...」
手探りでローターを探し、空いていた左の胸に機械を押し付ける。
「そう言って、いつも待ってくれないのは...つばきさんらよ...♡」
カチッ
「ぁ、っ....」
苦痛そうな表情を見せた彼の胸を刺激するローターと舌は、絶え間なく絶妙な快感を与える。
この拘束さえ取れれば、今すぐにでも押し倒してベルトで尻を叩いてやったところだが、現実はそう甘くない。
「んっ、ん...♡つばきさん、気持ちい...?」
息を荒くしながら赤い舌で突起を舐め回す姿は目に毒だった。
「下も舐めてあげるね...♡」
左の乳首にローターを押し当てたまま、身体だけを移動させ、先程よりも少しだけ硬くなった自身をじっと見つめる。
「つばきさんって、ち○ぽまでカッコイイ...♡」
なんだそれ、とツッコミたくなった黒田を差し置いて、根元から頂きまでをべろ、と舐め上げた俺は彼に見下されながらニヤリと笑った。
「つばきさんのおち○ぽ、美味し...♡」
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