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しおりを挟む柔らかな肌を撫でながら片方の太ももを割り開き、脚を閉じれないように固定される。
彼の目の前には期待で勃起し薄い布を濡らした挙句、紐が食い込むアナルをヒクヒクと収縮させたあられもない姿が晒された。
ぱっくりと開いた布の間から控えめに主張する乳首でさえ、彼に弄られたくて堪らなかった。
「...、先生になら...汚されても...いいよ」
「そんなこと言われたら、今までの思い出ごと汚しちゃいそうだな...」
「ん...っ、身体を重ねた男の記憶も、痕跡も全部...先生で上書きして...」
浅い呼吸を繰り返しながら黒田に訴えれば、彼は手で顔を覆いながら低く笑う。
「...あまりにも可愛いことを言うもんだからイきそうになっちゃったよ...。では、君のお望み通り...」
タイを荒々しく解き、ジャケットを脱ぎ捨てる彼は、王子から野獣へ変わる魔法をかけられている様だった。
「オレ以外が見えないように...思い出さないように...」
月明かりの下で艶めかしく身体をくねらせながら、彼がワイシャツのボタンを外す姿を見つめる。
「しっかり身体に刻み付けてあげないとな...?」
彼は人差し指で首や鎖骨、胸を優しくなぞりながら前髪を掻き上げた。
その雄々しい姿に胸がキュンキュンしっぱなしで、息をすることをも忘れてしまう。
開けられたワイシャツのボタンの隙間から覗く厚い胸板や、沸き立つ色香に目眩が
した。
カッコよすぎ...。
「...でも、身体を重ねた男の記憶や痕跡を消すだけじゃ足りない...」
「え...っ?」
彼が首筋にキスを落とせば、そのまま胸元に滑らせる。
「ひぁ...っ♡ぁ...、ぅ...♡」
柔らかな布を辿り、ぷっくり膨れ上がった突起を彼が口腔に含んだ瞬間、一際高い声が喉を突き破った。
ジン、とした甘い痺れに自身の先端から愛液がじわ...と染み出す。
「君が初めて恋をした、響って男への気持ちも...オレは消したいと思ってしまうんだけど...」
赤い舌を出しながら、乳首の側面を舐める彼が俺の顔を覗き込む。
「サヨナラ、できる...?」
ただ背中と胸を区別するためだけに付けられていると思っていた乳首が、彼の舌で嬲られ...押しつぶされ...左右に弾かれ...
「あっ♡ぃ、やぁ...♡」
卑猥だーーー。
「出来ない?出来ないなら噛んじゃうよ、いいの...?」
「んゃ...っ♡」
ぶんぶんと顔を横に振りながら、彼が乳首を虐める様に目を向ける。
「す、る...っ♡さよなら、する...から...っ♡」
自身もアナルもヒクヒクして辛い。
「声かわいい...久しぶりにその声聞くと腰に響いてヤバい...」
もう片方の乳首を弄って貰えるわけでもなく、黒田はただひたすらに右の乳首のみをねっとりとしつこく愛撫した。
「あ゛、くぅ...ん...♡」
乳首だけの刺激ではどうも焦れったい。
左の乳首付近に手を置かれただけで今か今かと快感を与えられることを期待してしまう。
「、せん...せぇ...♡」
至近距離で、俺の反応を楽しむようにゆっくりと舌を動かし、乳輪をなぞる。
「ん...?」
それだけで腰がビクつき、彼の昂った自身に自分の肉棒をすり、すりと擦り付けた。
「して欲しいことがあるなら、言ってみて...叶えてあげる」
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