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「お゛、ぉ...っ♡しょ、...そこ、ばっ...か...♡」
幹の部分や根元には触れて貰えず、彼の指はカリ首ばかりを重点的に責める。
擽ったくて、気持ちが良くて、ダラダラと溢れる愛液は彼の指や俺自身を無遠慮に汚していく。
でもこれだと刺激が足りなくて、イけない。
「ん゛ふ、ぅ...、せ...せぇ...♡もっ、と...、もっと...ぉ♡」
「...」
頭上で手を掲げたまま腰を揺らす姿に、熱い視線が注がれた。
赤い舌で押し潰し、ぷっくりと膨れ上がってきたところを舌と歯で挟まれる。
ジン、と鈍い痛みが走ったのだと分かると、彼はまたしても口角を上げた。
「...腰の振り方...やらしいな...」
ぐちゅっ!
「ああ、...もう出ちゃいそうだね、尿道パクパクしてる...」
「はぁ、イ...っ気持ち、ッせんせ、ち〇ぽィく、イく...♡」
ぐちゅ、 ぐちゅっ
バスルーム内に反響する水音に、耳まで犯されている気分になる。
「いいよ、イって」
「あ゛っ、イくぅ、ぅうんッ♡」
俺自身を扱く音が下半身から響くと、昂った状態だった俺は数回扱かれただけで彼の手に精子を吐き出した。
勢いよく飛び出た精子は、彼の手だけではなく、俺の腹や胸をも汚す。
連日連夜、性行為をしていることもあって、色は薄い。
「あ、...は...」
はぁ、はぁと息を乱す俺は射精後の疲労感でぐったりと項垂れていたが、彼は変わらず乳首に吸い付いていた。
「、...せんせ」
濡れた髪に指を通し、目を伏せながら胸を愛撫する彼がどうにも可愛く見えてしまい、堪らず頭を撫でる。
これでは、乳離れ出来ない子供のようだ。
「んっ...ぁ、おれのおっぱい...おいし...、...?」
「......」
彼と目が合うとドキリとした。
こんなカッコイイ男が、俺よりも歳上のこの男が、膨らんですらいない胸に...
なんか、かわいい...。
鋭い視線をこちらに送りながら白い歯を見せた彼は、そのまま乳首へ
「きゃぅ...んっ!」
歯を立てた。
「ばか...ぁ...っ♡噛む、なんて...っ酷、...♡」
噛まれた衝撃で驚き、自身の先端からはまたもや精子が飛び散る。
「煽るのが悪い...」
「ふぇ...っ」
先程射精したばかりの自身の先端を、大きな掌が包む。
「...意地悪したくなるような反応をする、鏡夜が悪いよ」
先程まで、今日は優しくしたいとほざいていた彼は、今真逆のことを言っているのだと分かっているのだろうか。
「ん゛っ、あァ...っ!や、ゃだやだ...っ!」
射精したばかりの敏感な亀頭をくちゅくちゅと弄られれば、上に掲げていた腕を下ろし、弱々しく彼の腕を掴んだ。
「腕下ろしていいなんて言ってないよ...?早く腕上げて」
「あ゛、ぁ゛待っ♡んゃ、まって...な...、なんか、んひ、ィ...っきちゃ...きちゃぅ、う゛...っ♡」
幹の部分や根元には触れて貰えず、彼の指はカリ首ばかりを重点的に責める。
擽ったくて、気持ちが良くて、ダラダラと溢れる愛液は彼の指や俺自身を無遠慮に汚していく。
でもこれだと刺激が足りなくて、イけない。
「ん゛ふ、ぅ...、せ...せぇ...♡もっ、と...、もっと...ぉ♡」
「...」
頭上で手を掲げたまま腰を揺らす姿に、熱い視線が注がれた。
赤い舌で押し潰し、ぷっくりと膨れ上がってきたところを舌と歯で挟まれる。
ジン、と鈍い痛みが走ったのだと分かると、彼はまたしても口角を上げた。
「...腰の振り方...やらしいな...」
ぐちゅっ!
「ああ、...もう出ちゃいそうだね、尿道パクパクしてる...」
「はぁ、イ...っ気持ち、ッせんせ、ち〇ぽィく、イく...♡」
ぐちゅ、 ぐちゅっ
バスルーム内に反響する水音に、耳まで犯されている気分になる。
「いいよ、イって」
「あ゛っ、イくぅ、ぅうんッ♡」
俺自身を扱く音が下半身から響くと、昂った状態だった俺は数回扱かれただけで彼の手に精子を吐き出した。
勢いよく飛び出た精子は、彼の手だけではなく、俺の腹や胸をも汚す。
連日連夜、性行為をしていることもあって、色は薄い。
「あ、...は...」
はぁ、はぁと息を乱す俺は射精後の疲労感でぐったりと項垂れていたが、彼は変わらず乳首に吸い付いていた。
「、...せんせ」
濡れた髪に指を通し、目を伏せながら胸を愛撫する彼がどうにも可愛く見えてしまい、堪らず頭を撫でる。
これでは、乳離れ出来ない子供のようだ。
「んっ...ぁ、おれのおっぱい...おいし...、...?」
「......」
彼と目が合うとドキリとした。
こんなカッコイイ男が、俺よりも歳上のこの男が、膨らんですらいない胸に...
なんか、かわいい...。
鋭い視線をこちらに送りながら白い歯を見せた彼は、そのまま乳首へ
「きゃぅ...んっ!」
歯を立てた。
「ばか...ぁ...っ♡噛む、なんて...っ酷、...♡」
噛まれた衝撃で驚き、自身の先端からはまたもや精子が飛び散る。
「煽るのが悪い...」
「ふぇ...っ」
先程射精したばかりの自身の先端を、大きな掌が包む。
「...意地悪したくなるような反応をする、鏡夜が悪いよ」
先程まで、今日は優しくしたいとほざいていた彼は、今真逆のことを言っているのだと分かっているのだろうか。
「ん゛っ、あァ...っ!や、ゃだやだ...っ!」
射精したばかりの敏感な亀頭をくちゅくちゅと弄られれば、上に掲げていた腕を下ろし、弱々しく彼の腕を掴んだ。
「腕下ろしていいなんて言ってないよ...?早く腕上げて」
「あ゛、ぁ゛待っ♡んゃ、まって...な...、なんか、んひ、ィ...っきちゃ...きちゃぅ、う゛...っ♡」
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