秘めやかな色欲

おもち

文字の大きさ
上 下
95 / 312

95*

しおりを挟む

俺の腰振ってるところが見たいって

「...」

悪趣味過ぎんだろ...。

据え置き型オナホの陰部に垂らされたローションが、ぬらぬらと光る。

忠実に再現されたその穴にこれから挿入し、この男の目の前で犬のように腰を振ることを想像すれば、身体が異様に熱くなった。

「挿入れてごらん...?小さい下着の中でビキビキに勃起した君のち〇ぽを、女の子の中に...」

「っ、」

羞恥を煽るような言葉に歯を食いしばりつつ、彼に背後から抱き締められている状態で、下着から自身を取り出した。

喉を鳴らしながら、入口にあてがう。

「...」

オナホを利用すること自体がはじめてなのに、女性器を模した据え置き型オナホに童貞を食われることになるなんて...。

「は...、は...ぁ」

ドクン、ドクンと大きく心臓が脈打ち
息を荒げたまま動かない俺に見かねたのか、彼が耳を噛んだ。

「大丈夫だよ、このままゆっくり押し込んでみて...」

「んっ、ゃ...待って...!」

腰を掴まれ、そのままぐっと押されればすんなりと亀頭が挿入ってしまう。

「あっ、あぁ...♡」

柔らかな肉で包み込まれた瞬間、ぶるりと身体を震わせた。

なんだこれ...、すげぇ吸い付く...。

内壁が絡み付いて意識ごと持っていかれるかと思った。


甘い快楽に目が眩んだ俺は、今度は彼の手助け無しにゆっくりと腰を進めていき

「は、ぅ...うんっ...♡」

ずぷん、と根元まで挿入した。

ローションでぬるぬるになった中に、頭も腰も蕩けそうになる。

「気持ちいい...?」

「っん...ぅ、...っ、きもち...♡」

「じゃあ好きなように腰振って...、女の子に跨って...そう、そのまま...」

ずぷっ

「ぅ、...んっ、んっ...」

言うことを聞いて、大人しく腰を振り始めた姿に、黒田はニヤリと笑った。

勃起した自身が、何度も肉を掻き分けて中へ挿入される。
ぎこちない腰遣いでも、とにかくコリコリとした部分に擦れるだけで気持ちがいい。

もう少し早く腰を動かせたら...今以上に気持ちよくなれるのに...。

カエルのように脚を開き、彼に見られていることも忘れて無我夢中で腰を振った。

ぐぽっ ぐぽっ

「は、っぁ...♡やば、...んっ、ん゛っ...腰、止まんな...♡」

身体から吹き出る汗。

自身の先端からとめどなく溢れ出るカウパーが、無遠慮にオナホを汚す。

据え置き型オナホにしがみつきながら腰を振っていると、背後にいた彼がゆっくりと口を開いた。

「女の子に挿入れながら後ろパクパクさせてるところ、丸見え...」

「ふぇ...っ?」

左の尻肉を鷲掴まれたまま、アナルに彼の中指と薬指が押し当てられれば、ヒュッ、と喉が鳴る。

「腰を動かす度に玉が揺れて、早く挿入れてってオネダリしてくるね...。鏡夜もになる準備、しよっか」

「っ!や、やだ...っ、オネダリなんかしてない...今挿入れるのだめ、絶対っ...指挿入れちゃ、ふぁあ...っ♡」


必死の足掻きをも無視して、濡れてヒクヒクと蠢くアナルヘ2本の指が挿入された。

あまりの気持ちよさに射精感が込み上げ、オナホの腰をギュッと掴む。

絡み付く内壁と連動するかの如く、咥え込んだ指をキツく締め付ければ、彼が背後で薄く笑った。

「ああ...鏡夜のここは、もうおま〇こだったね...」


しおりを挟む
感想 87

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

イケメン社長と私が結婚!?初めての『気持ちイイ』を体に教え込まれる!?

すずなり。
恋愛
ある日、彼氏が自分の住んでるアパートを引き払い、勝手に『同棲』を求めてきた。 「お前が働いてるんだから俺は家にいる。」 家事をするわけでもなく、食費をくれるわけでもなく・・・デートもしない。 「私は母親じゃない・・・!」 そう言って家を飛び出した。 夜遅く、何も持たず、靴も履かず・・・一人で泣きながら歩いてるとこを保護してくれた一人の人。 「何があった?送ってく。」 それはいつも仕事場のカフェに来てくれる常連さんだった。 「俺と・・・結婚してほしい。」 「!?」 突然の結婚の申し込み。彼のことは何も知らなかったけど・・・惹かれるのに時間はかからない。 かっこよくて・・優しくて・・・紳士な彼は私を心から愛してくれる。 そんな彼に、私は想いを返したい。 「俺に・・・全てを見せて。」 苦手意識の強かった『営み』。 彼の手によって私の感じ方が変わっていく・・・。 「いあぁぁぁっ・・!!」 「感じやすいんだな・・・。」 ※お話は全て想像の世界のものです。現実世界とはなんら関係ありません。 ※お話の中に出てくる病気、治療法などは想像のものとしてご覧ください。 ※誤字脱字、表現不足は重々承知しております。日々精進してまいりますので温かく見ていただけると嬉しいです。 ※コメントや感想は受け付けることができません。メンタルが薄氷なもので・・すみません。 それではお楽しみください。すずなり。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

4人の兄に溺愛されてます

まつも☆きらら
BL
中学1年生の梨夢は5人兄弟の末っ子。4人の兄にとにかく溺愛されている。兄たちが大好きな梨夢だが、心配性な兄たちは時に過保護になりすぎて。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

鬼上司と秘密の同居

なの
BL
恋人に裏切られ弱っていた会社員の小沢 海斗(おざわ かいと)25歳 幼馴染の悠人に助けられ馴染みのBARへ… そのまま酔い潰れて目が覚めたら鬼上司と呼ばれている浅井 透(あさい とおる)32歳の部屋にいた… いったい?…どうして?…こうなった? 「お前は俺のそばに居ろ。黙って愛されてればいい」 スパダリ、イケメン鬼上司×裏切られた傷心海斗は幸せを掴むことができるのか… 性描写には※を付けております。

塾の先生を舐めてはいけません(性的な意味で)

ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
個別指導塾で講師のアルバイトを始めたが、妙にスキンシップ多めで懐いてくる生徒がいた。 そしてやがてその生徒の行為はエスカレートし、ついに一線を超えてくる――。

処理中です...