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しおりを挟む「にしても...、流石に期待し過ぎじゃない?」
「は、?何が...、っ!」
突然敏感な亀頭に触れられ、身体を支えていた腕から力が抜ける。
尻だけを高く上げ、太腿に縋り付くような格好を見ては黒田の口角が自然とつり上がった。
そんなこと、知る由もない。
「オレの腹にまでえっちな汁垂らして...、尿道にも栓が必要かな?尿道ブジーとオレのち〇ぽで、鏡夜の前立腺を挟んでコリコリ刺激したら」
言葉で責められるだけで
想像を掻き立てることを言われるだけで
「もうオレに逆らえなくなっちゃうね」
期待から、内壁が勝手に蠢いてしまう。
「ひ...ぁ、あ...っ」
活躍筋が動くことにより、挿入されたエネマグラが上下に動く。
弱い前立腺を的確に刺激する玩具から意識を逸らすべく、自分の唇をキュッと噛んだ。
「エネマグラはアナルが収縮する度に前立腺にあたって、イきっぱなしになるって聞いたことあるけど...気持ちいい?」
「ん゛ん、ふ...ぅ...」
ジワジワとした快感が、身体を蝕んでいく。
ヤバい、少し動かしただけで呆気なくオーガズムをキメてしまいそうだ。
なるべく刺激を与えないよう、肩で息を整える。
「鏡夜、また唇噛んでるでしょ。唇噛む暇があるなら、別のことしてくれる?」
「ん...ぅん...っ」
彼の機嫌をこれ以上損ねないためにも、大人しく、従順にしておいた方がいいことは猿でもわかる。
彼は今、大っっっ変ご立腹だ。
震える指を何とか動かし、新品の香りがする下着から彼自身を取り出す。
フェラ、しろってことだよな。
わ、分かんねぇ...フェラしたことないし...
どうすればいいんだ...、大体こいつのは口ん中に入らないだろ。
おずおずと舌を差し出すと、彼の手がぺち、と尻を叩いた。
「...オネダリは?」
「っ、ぇ...?」
「ち〇ぽしゃぶらせて下さいって丹精込めてオネダリしろって言ってるんだけど」
俺が思っている以上に怒ってんじゃねぇか...!
優しい声とは打って変わった刺々しい言葉遣いに変な汗が出る。
「...ち、〇ぽ...しゃぶらせてください...」
パァンッ!
部屋に響く劈くような音、ヒリヒリと痺れる皮膚に、一瞬何が起きたのか分からなかった。
「!ひぁ...あ゛っ、ゃめ、...っ」
尻を強く叩かれたことにより、嫌でも内壁が蠢いた。
容赦なく前立腺を刺激するエネマグラに全身が波打つ。
「丹精込めてって、言ったよな...?ほら、もう1回」
コックリングが装着され、少しだけ硬くなっている彼自身に頬を擦り寄せ、出来る限り丹精込めて...
「っ、は...ぉ願い、します...黒田先生の...」
パシィンッ!!
「ィ゛ひ...っ!」
「もう1回」
わ、かんない...頭の中、おかしくなる...。
尻を叩かれる度に活躍筋が動いて、堪らなく気持ちがいい。
これ以上、機嫌を損ねちゃダメだ。
もう、失敗は出来ない...。
「ん、ぅ...くろだ、せんせ...ぁ...先生のおち〇ぽ、しゃぶらせてくらさ...お願...っ」
パァンッ!!
「くひィいん゛...っ!ぁ、あ゛...♡イっ...、♡」
身体をくねらせ、彼の許可をとる間もなく中イきした俺の口端からは、涎が伝った。
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