囚われの歌姫は、王妃になりたくない

 主人公であるカノン・エトワールは、シャルロ国の公爵令嬢。

 天性の歌姫と呼ばれるカノンの歌声には、不思議な力があった。シャルロ国の国王は、歌姫の絶大な力を恐れカノンを幽閉する。

 そこから救い出したのは、若く容姿端麗な冷血の国王と呼ばれるクレオ・エヴァレット。

 歌の力を手に入れたいクレオ・エヴァレット国王は、カノンを王妃として城へ向かい入れた。しかし、カノンはクレオ国王との強制的な婚約に反発。

 王妃になることを拒絶する。クレオは、次第にカノンに惹かれていき溺愛するが、はたしてカノンは王妃としての婚約を受け入れるのか。
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