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第24章 王国騎士団
第171話 任務1~VSグリズリー討伐~
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翌朝もそこそこの時間に2人とも起き、身支度を整え朝ご飯を食べた後、「それじゃあ兄ちゃん」「おう。しっかり頑張れよ」「うん!」と会話を交わして部屋を出て、兄ちゃんから教えてもらった部屋へ向かった。
部屋に着いて中に入ったがまだ誰も来てはいなかった。取り敢えず中にある2つの二段ベッドの一方の下側に荷物を置いて座り、他の人が来るのを待った。
暫くして、ガチャ! とドアの開く音が聞こえ入ってきたのは······「やぁデビット」「レックス。早いなぁ」「まぁね」デビットだった。
短いやり取りをして僕がベッドの下段で良いと言ったらデビットは同じベッドの上段に荷物を置いた。
そのすぐ後にまたドアが開き、「おぉ、レックス、デビット。やっぱりお前達は第1だったか」「「ジャック!」君もかぁ」「おう」ジャックが入ってきた。
ジャックとも短いやり取りをして僕達の状況を見た上で、「早い者勝ちだ」と言って反対側のベッドの上段に荷物を置いた。
それから最後の1人がなかなか来ず、「遅いなぁ、最後の1人」「そうだねぇ」と言っていたらドアが開き入ってきたのは「······」ライアンだった。
「ライアン!」「お前だったか」「······あぁ」こちらも短いやり取りをした後、特に文句を言うことなく空いていたベッドの下段に荷物を置いた。
「これで全員だろうな」「きっとね」「後は小隊長が来るだけだな」「······だな」全員で短い会話を交わし、各人荷物整理を行った。
そうしていると誰かが近付いてくる足音が聞こえて部屋の前で止まったため、全員が小隊長が来たと思いベッドからそれぞれ離れて待った。
直後ドアが開き入ってきたのは、(ゲッ!)「全員揃っているな。この第1小隊の隊長となったオリバー・クンツェンだ。早速これから任務に向かうため、準備をして馬小屋前に集合しろ。では後で」と言ってドアを閉めた。
オリバーが出て行った後、「オ、オリバーさんが小隊長······」「確かオリバーさんってアッシュ副団長の隊の副隊長だったよな? レックス」「······うん」「そんな凄い人が小隊長だなんて、やっぱ期待されてるのかもな? 俺達」「······かもな」と感想を言い合った後に急いで任務に向かう準備をして馬小屋に向かった。
その間僕はずっと心の中では(オリバーかよぉ)と思い続けていた。
そうして全員準備が出来て馬小屋に行くと既にオリバーが来ていた。
僕達が着いたところで「全員来たな。改めて今回の第1小隊の隊長に任命されたオリバー・クンツェンだ。よろしくな」「「よ、よろしくお願い致します!」」と全員で答えた後、(あれ?)僕はこれまでのオリバーとの雰囲気が違う事に違和感を覚えた。
「早速我々第1小隊に与えられた任務について説明する。数日前、諜報支援部隊が北西部の森へ魔物の生態調査に赴いた折、亜人領の森林にしかいないはずの"グリズリー"を1匹目撃した者がいた」「「グ、グリズリー!?」」聞いた事の無い名前だったため僕達は驚いた声を出した。
「全身がねずみ色の毛で覆われた熊状の魔物だ。先ほど言ったように奴は本来亜人領にのみ生息しているはずが、ヒト族領のやや入り込んだ森で目撃されたため、何かが起こる前に討伐しておこうと騎士団で判断し、今回我々が派遣される事となった」とオリバーが今回の任務の説明をしてくれた。
「早速馬に乗って現地に向かうため、各自馬を選んで再びここに集まるように」「「はい!」」と返事をして全員で小屋に入り皆は馬を選び出した。
僕はもうウッディに決めているのですぐにあいつのいる場所に向かって連れ出した。
そのすぐ後にオリバーも馬を連れて出て来た際、僕を見て「本当にお前に懐いてんだな、ソイツ」「え、あ、はい」突然普通に声を掛けられたので驚きながら返答した。
それから3人もそれぞれ馬を選んで出て来たところで「それじゃあ行くぞ!」「「はい!」」と僕達は現地の森へ出発した。
道中は全員普通に馬を走らせられていて、特に僕はやはり最もうまく乗りこなせていてオリバーと並走しそうになるぐらいの乗りこなしだった。
そうして目的の森の入口に到着した。「よし、ここで馬を降りるぞ!」とオリバーが僕達に伝え、ウッディらの手綱を森の入口の木に引っ掛けた。
「ではここからの作戦を伝える」とオリバーは説明を始めた。
まず僕の集中スキルを使いながらグリズリーを探す。そしてグリズリーを発見した後は最初にオリバーがグリズリーの前に出て奴の攻撃をスキル"オートガード"で受け続ける。
その一方で片方の腕をデビットの鞭で絡め止め、ライアンと共に動きを封じ込め、そうした動きをしている間にジャックがクロスボウで麻酔矢を放つ。
この一連の行動の最中に僕が集中スキルの覚醒を発動させてグリズリーの弱点を探るようにする。
そうして弱点が分かり、麻酔も効いてきた後は臨機応変でその弱点を攻撃するというものだった。その説明を聞いて僕達は全員納得したところで早速実行に移した。
僕が集中スキルを発動させながら先頭を歩き、その後ろをオリバーが、そしてジャックらが続いた。
大分森の奥へ進んだところで(っ!!)何か強い気配を感じ取って突然僕は足を止め、オリバーに気配のした方を知らせた。
それからはオリバーが先頭を歩いて慎重に進んだところ、程なく目標のグリズリーを発見した。
そこからは作戦通り僕は集中スキルの覚醒を発動し、デビットとライアンがグリズリーの側面に回った。
そして2人が位置に着いたところでオリバーがグリズリーの前に飛び出した。
突然ヒトが現れた事にグリズリーは驚いたが、すぐにオリバーに向けて爪で攻撃を仕掛けてきた。
それをオリバーはスキル"オートガード"で防いだ。数回攻撃を受けたところでオリバーはデビットらに目配せをし、デビットはすぐさま鞭を振るってグリズリーの片手に見事絡ませ、ライアンと共に鞭を引っ張って片手を封じた。
グリズリーもそれに気付いてデビットらの方に向かおうとしたのでオリバーは「オラァ熊野郎! まだ俺は倒れてねぇぞ!」と注意を再び向けさせた。
そのオリバーの挑発に乗ってグリズリーは再びオリバーを片手で攻撃しだした。
その時ジャックがグリズリーに向けてクロスボウで麻酔矢を撃ち込み、こちらも見事にグリズリーに刺さった。ちょうどそのタイミングで弱点が首筋だと分かって僕はオリバーに弱点を伝えた。
それを聞いてオリバーは「デビット! もう少ししたら鞭を解いて奴を転ばせろ! レックス! 奴が転んだところでお前が首筋を攻撃しろ!」デビットと僕にそれぞれ指示を出して僕達も「「了解!」」と答えた。
暫くしてグリズリーの動きが鈍くなってきたのでデビットは絡めていた鞭を解き、そして鞭を足に絡めとって転倒させるというスキル"エンタングルノック"を発動させてグリズリーを転倒させ、その直後僕が飛び出してグリズリーの首筋に爪を立てた。直後グリズリーは大きな雄叫びを上げ······絶命した。
グリズリーが倒れたのを見てオリバーが確認をし、息絶えた事を確認したところで「良くやったお前達! 見事グリズリーを倒す事が出来た!」「「やったーー!!」」オリバーからグリズリーの討伐完了を聞いて僕達は全員で喜んだ。
その後グリズリーの死体を処理をした後にウッディ達の所へ戻った。
こうして僕達の初任務は無事成功を納め、喜び勇んで騎士団本部に帰還した。
本部に戻りウッディらを小屋に戻したところで改めてオリバーから「今日は良くやったお前達! 今後もこの調子で任務を頑張ってくれ」「「はい!」」「次の任務が与えられるまでは、取り敢えずお前達の間で武器の訓練など鍛練を行うように。良いな!」「「はい!」」「では今日はこれで解散だ」と伝えてオリバーはその場を離れた。
オリバーが去った後「無事終わったな」「あぁ。それにしてもやっぱりオリバー隊長の指示は的確で凄かったなぁ」「そうだな」「······うん」とそれぞれ感想を言い合って解散した。
(それにしても······)ふと僕は今回のオリバーの様子を振り返った。
最初の部屋に入ってきた時や馬小屋前での挨拶といい、馬を選んで出て来た時といい、そして森に着いてから任務完了までの言動といい、今までのオリバーとは明らかに変化していると感じ、頭の中では(何で雰囲気が変わったんだろう?)と思い続けたのだった······。
部屋に着いて中に入ったがまだ誰も来てはいなかった。取り敢えず中にある2つの二段ベッドの一方の下側に荷物を置いて座り、他の人が来るのを待った。
暫くして、ガチャ! とドアの開く音が聞こえ入ってきたのは······「やぁデビット」「レックス。早いなぁ」「まぁね」デビットだった。
短いやり取りをして僕がベッドの下段で良いと言ったらデビットは同じベッドの上段に荷物を置いた。
そのすぐ後にまたドアが開き、「おぉ、レックス、デビット。やっぱりお前達は第1だったか」「「ジャック!」君もかぁ」「おう」ジャックが入ってきた。
ジャックとも短いやり取りをして僕達の状況を見た上で、「早い者勝ちだ」と言って反対側のベッドの上段に荷物を置いた。
それから最後の1人がなかなか来ず、「遅いなぁ、最後の1人」「そうだねぇ」と言っていたらドアが開き入ってきたのは「······」ライアンだった。
「ライアン!」「お前だったか」「······あぁ」こちらも短いやり取りをした後、特に文句を言うことなく空いていたベッドの下段に荷物を置いた。
「これで全員だろうな」「きっとね」「後は小隊長が来るだけだな」「······だな」全員で短い会話を交わし、各人荷物整理を行った。
そうしていると誰かが近付いてくる足音が聞こえて部屋の前で止まったため、全員が小隊長が来たと思いベッドからそれぞれ離れて待った。
直後ドアが開き入ってきたのは、(ゲッ!)「全員揃っているな。この第1小隊の隊長となったオリバー・クンツェンだ。早速これから任務に向かうため、準備をして馬小屋前に集合しろ。では後で」と言ってドアを閉めた。
オリバーが出て行った後、「オ、オリバーさんが小隊長······」「確かオリバーさんってアッシュ副団長の隊の副隊長だったよな? レックス」「······うん」「そんな凄い人が小隊長だなんて、やっぱ期待されてるのかもな? 俺達」「······かもな」と感想を言い合った後に急いで任務に向かう準備をして馬小屋に向かった。
その間僕はずっと心の中では(オリバーかよぉ)と思い続けていた。
そうして全員準備が出来て馬小屋に行くと既にオリバーが来ていた。
僕達が着いたところで「全員来たな。改めて今回の第1小隊の隊長に任命されたオリバー・クンツェンだ。よろしくな」「「よ、よろしくお願い致します!」」と全員で答えた後、(あれ?)僕はこれまでのオリバーとの雰囲気が違う事に違和感を覚えた。
「早速我々第1小隊に与えられた任務について説明する。数日前、諜報支援部隊が北西部の森へ魔物の生態調査に赴いた折、亜人領の森林にしかいないはずの"グリズリー"を1匹目撃した者がいた」「「グ、グリズリー!?」」聞いた事の無い名前だったため僕達は驚いた声を出した。
「全身がねずみ色の毛で覆われた熊状の魔物だ。先ほど言ったように奴は本来亜人領にのみ生息しているはずが、ヒト族領のやや入り込んだ森で目撃されたため、何かが起こる前に討伐しておこうと騎士団で判断し、今回我々が派遣される事となった」とオリバーが今回の任務の説明をしてくれた。
「早速馬に乗って現地に向かうため、各自馬を選んで再びここに集まるように」「「はい!」」と返事をして全員で小屋に入り皆は馬を選び出した。
僕はもうウッディに決めているのですぐにあいつのいる場所に向かって連れ出した。
そのすぐ後にオリバーも馬を連れて出て来た際、僕を見て「本当にお前に懐いてんだな、ソイツ」「え、あ、はい」突然普通に声を掛けられたので驚きながら返答した。
それから3人もそれぞれ馬を選んで出て来たところで「それじゃあ行くぞ!」「「はい!」」と僕達は現地の森へ出発した。
道中は全員普通に馬を走らせられていて、特に僕はやはり最もうまく乗りこなせていてオリバーと並走しそうになるぐらいの乗りこなしだった。
そうして目的の森の入口に到着した。「よし、ここで馬を降りるぞ!」とオリバーが僕達に伝え、ウッディらの手綱を森の入口の木に引っ掛けた。
「ではここからの作戦を伝える」とオリバーは説明を始めた。
まず僕の集中スキルを使いながらグリズリーを探す。そしてグリズリーを発見した後は最初にオリバーがグリズリーの前に出て奴の攻撃をスキル"オートガード"で受け続ける。
その一方で片方の腕をデビットの鞭で絡め止め、ライアンと共に動きを封じ込め、そうした動きをしている間にジャックがクロスボウで麻酔矢を放つ。
この一連の行動の最中に僕が集中スキルの覚醒を発動させてグリズリーの弱点を探るようにする。
そうして弱点が分かり、麻酔も効いてきた後は臨機応変でその弱点を攻撃するというものだった。その説明を聞いて僕達は全員納得したところで早速実行に移した。
僕が集中スキルを発動させながら先頭を歩き、その後ろをオリバーが、そしてジャックらが続いた。
大分森の奥へ進んだところで(っ!!)何か強い気配を感じ取って突然僕は足を止め、オリバーに気配のした方を知らせた。
それからはオリバーが先頭を歩いて慎重に進んだところ、程なく目標のグリズリーを発見した。
そこからは作戦通り僕は集中スキルの覚醒を発動し、デビットとライアンがグリズリーの側面に回った。
そして2人が位置に着いたところでオリバーがグリズリーの前に飛び出した。
突然ヒトが現れた事にグリズリーは驚いたが、すぐにオリバーに向けて爪で攻撃を仕掛けてきた。
それをオリバーはスキル"オートガード"で防いだ。数回攻撃を受けたところでオリバーはデビットらに目配せをし、デビットはすぐさま鞭を振るってグリズリーの片手に見事絡ませ、ライアンと共に鞭を引っ張って片手を封じた。
グリズリーもそれに気付いてデビットらの方に向かおうとしたのでオリバーは「オラァ熊野郎! まだ俺は倒れてねぇぞ!」と注意を再び向けさせた。
そのオリバーの挑発に乗ってグリズリーは再びオリバーを片手で攻撃しだした。
その時ジャックがグリズリーに向けてクロスボウで麻酔矢を撃ち込み、こちらも見事にグリズリーに刺さった。ちょうどそのタイミングで弱点が首筋だと分かって僕はオリバーに弱点を伝えた。
それを聞いてオリバーは「デビット! もう少ししたら鞭を解いて奴を転ばせろ! レックス! 奴が転んだところでお前が首筋を攻撃しろ!」デビットと僕にそれぞれ指示を出して僕達も「「了解!」」と答えた。
暫くしてグリズリーの動きが鈍くなってきたのでデビットは絡めていた鞭を解き、そして鞭を足に絡めとって転倒させるというスキル"エンタングルノック"を発動させてグリズリーを転倒させ、その直後僕が飛び出してグリズリーの首筋に爪を立てた。直後グリズリーは大きな雄叫びを上げ······絶命した。
グリズリーが倒れたのを見てオリバーが確認をし、息絶えた事を確認したところで「良くやったお前達! 見事グリズリーを倒す事が出来た!」「「やったーー!!」」オリバーからグリズリーの討伐完了を聞いて僕達は全員で喜んだ。
その後グリズリーの死体を処理をした後にウッディ達の所へ戻った。
こうして僕達の初任務は無事成功を納め、喜び勇んで騎士団本部に帰還した。
本部に戻りウッディらを小屋に戻したところで改めてオリバーから「今日は良くやったお前達! 今後もこの調子で任務を頑張ってくれ」「「はい!」」「次の任務が与えられるまでは、取り敢えずお前達の間で武器の訓練など鍛練を行うように。良いな!」「「はい!」」「では今日はこれで解散だ」と伝えてオリバーはその場を離れた。
オリバーが去った後「無事終わったな」「あぁ。それにしてもやっぱりオリバー隊長の指示は的確で凄かったなぁ」「そうだな」「······うん」とそれぞれ感想を言い合って解散した。
(それにしても······)ふと僕は今回のオリバーの様子を振り返った。
最初の部屋に入ってきた時や馬小屋前での挨拶といい、馬を選んで出て来た時といい、そして森に着いてから任務完了までの言動といい、今までのオリバーとは明らかに変化していると感じ、頭の中では(何で雰囲気が変わったんだろう?)と思い続けたのだった······。
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