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第10章 学校生活3
第53話 休暇前試験〜デザートフラワー〜
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ハウル様の家に着くや「ハウル様!!」と入り口のドアを激しく叩いた。······怒りを込めて。
「何じゃ、レックス」と言いながらドアを開け、「何を怒っとるんじゃ?」僕の様相を見てそう聞いてきたので、ジルコニー校長から聞いた事を話した。
「ハッハッハ。そうか、ジルコニーの奴バラしおったか」「じゃあやっぱり」「うむ。海人族の国王の事も知っておったぞ。まぁ向こうは忘れておるようじゃったがな」
「全くぅ」「そんな愚痴を言いにここに来たのか?」「それもあります!」ハッキリと答えたらズルッと転けられた。
「あともう1つはトロルが襲ってきた時僕らの村近くの森に来ましたよね? あれも瞬間移動で来られたのですか?」「おぉ、そうじゃよ」「そこに連れて行ってもらいたくて」「まぁ別に構わんよ」と言われたのでその場所に連れて行ってもらった。飛んだ先はまさに街道から森に入る入り口地点であった。
「ありがとうございました」「うむ。ではな」とハウル様は戻られ、僕は森の中に進んであいつらの寝床を目指した。
しばらく森を歩いて寝床に着き、あいつがいることが分かったので、「ベアー!!」と声を掛けた。
声を掛けられたのでベアーは振り返り僕だと分かると寄って来た。もうすぐベアーと触れ合える直前、ガサガサッ!「っ! うわっ!」突然脇の草むらからベアーズが飛び出して来て僕を押し倒した。
「べ、ベアーズ!」僕が驚きの声を上げたが、ベアーズは御構い無しに僕の体に自分の体を擦り寄せ続けた。
その状態で考えた末にベアーズの体を手で持ち、体を起こしてベアーに「ベアー頼みがあるんだ。しばらくの間ベアーズを貸して欲しいんだ」と伝えた。
言葉を理解したのかベアーは首を傾げた。「砂漠に咲いているデザートフラワーって花を見つけるのにベアーズの力を借りたいんだ。お願い!」と頭を下げた。
そして頭を上げたら2匹が何やら話をしていて、その後ベアーが僕の方にベアーズを押し出したので「良いの? ありがとう!」と言ったらベアーが首を縦に振った。
すぐに立ち上がって「それじゃあ」と言って白い羽でエルフの里に飛んだ。
エルフの里に着いたらすぐ里を出て砂漠を暫く歩いた。特に何も見当たらないし、ベアーズも何も反応しないで時間だけが過ぎていった。とうとう夜になってしまったので仕方がなく白い羽でエルフの里へ戻る事にした。
エルフの里に着いてヨートス様に話したら、見つかるまで里を拠点にするといいと言って下さったので、お言葉に甘えて里に泊まった。
またロースも里を拠点に課題をするみたいで再会し、その時ベアーズを紹介した。
翌日になって羽を使って前日いた所に飛び、再び探し出した。
しかしやはり見つからないで日にちだけが過ぎていった。そして砂漠で探し出して3日目に事態が動いた。
砂漠を歩いていたら突然ベアーズがそわそわしだし、「どうした? ベアーズ」と尋ねたら急に走り出した。
「あっ、おいっ!」僕も後を追うように走り出し少し行ったところで目の前に何かが見え出した。
(もしかして)と思いながらベアーズを追い掛けて行って、とうとう泉に辿り着いた。
すぐに泉のほとりを調べ、花を見つけたので依頼書と比較したら絵と同じものだと確認し、ここが"蜃気楼の泉"でこれが"デザートフラワー"だと認識した。
「や、やったー! ようやく見つけた!!」と大喜びした。僕が喜んでいる間ベアーズはとっくに泉に入って泳いでいた。
早速僕は念のために2本デザートフラワーを摘んで懐にしまった。そこで周りを見たら、確かに色々な魔物やら動物、鳥などが水を飲みに来ていたり日光浴をしに来ていた。
用事も済んだのでベアーズに声を掛け帰ろうとしたら、巨大なサソリが泉にやって来て近くにいた生き物達を散らせる動きをしていた。そしてその辺りを自分の縄張りにするかのような態度を取りだしたのだ。
流石に怒りを覚えた僕はヨートス様の言葉を思い出し、まずサソリにブーメランを当て泉の外にサソリを誘い出して視界から僕の姿を外した。
そして僕を探している間に後ろに回って体に飛び乗り、額辺りを短剣で刺し悲鳴を上げさせたところで懐からデザートフラワーを1本掴んでサソリの口に投げ込んでその場を離れた。
暫くしたらサソリの体が炎に包まれてそのまま生き絶えた。
(ホントに自然発火するんだ)そう思っているとベアーズが寄って来た。その後僕らは泉には戻らずにエルフの里へ飛んだ。
里に戻ってヨートス様にデザートフラワーを手に入れれた事を報告し、その日は里に泊まって翌日白い大きな鳥に乗せてもらいマリンタウン近くまで運んでもらった。
そしてマリンタウンに着いてからは街の人達にお医者さんの居場所を聞いて無事デザートフラワーを渡せた。すぐにお医者さんはデザートフラワーを煎じたのち患者さんに施したところ、無事病気も治ったようだ。
それを見届けたところで依頼達成の証をもらいハウル様の所へ飛び、その後ベアーズを送るためにまた森の入り口に連れて行ってもらって寝床に向かった。
寝床に着いて「じゃあね、ベアーズ」ベアーズを置いてその場を離れようとしたら、ピョンとなんと僕の背中にベアーズが引っ付いて来たのだった。
「お、おいベアーズ! 離れろよ」と振り落とそうとしても全然離れなかった。「ベアー、何とかしてくれよ」とベアーに助けを求めたが動く気配がなかった。
「無視かよ!!」と言っても反応がなかった。(どうすりゃいいんだよぉ······)と思っていたらハウル様が、「そのまま連れてゆけば良いのではないか?」と仰った。
流石にそれを聞いて「つ、連れて行くって学校に? イヤイヤイヤ、無理でしょ!」「案外何とかなるかもしれんぞ。のぉベアーよ」と言われてベアーは小さく首を縦に振った。(えぇーーーっ!?)と思いつつハウル様が学校に送ってくれた。
仕方がないのでそのままバーミリアン先生の所へ向かった。そして······。
「バーミリアン先生!」「おぉレックス。もしや?」「はい。デザートフラワーのクエスト終わりました!」と言って依頼達成の証を見せた。
「おぉご苦労だったなぁ。よし! 実技の試験は合格だ。後はこっちで処理するから、教科の勉強を頑張るんだな」「はい。失礼します」と言って後ろを向いた。
その直後、「ん!? おいっ! ちょっと待てレックス!!」バーミリアン先生が大声で僕を呼び止めた。
(やっぱり)と思いつつ「な、何でしょう?」と尋ねたら、「何でしょうじゃないだろ! その背中のクマは何だ!!」と聞いてきた。
「えーーーっと、ですねぇ······」ベアーズを連れてくることになった経緯を説明した。
「ハ、ハウル殿がそう言ったのか?」「やっぱり無理ですよねぇ。学校で過ごさせるなんて」
そう僕が言ったら、「······いや、待て」「えっ?」バーミリアン先生は何かを考え出し、「暫く待っていろ」と部屋を出て行った。
(な、何だ?)と思いながら部屋で待っていた。すると、「レックス。一緒に来てくれ」「は、はい」そうバーミリアン先生に言われ後について行った。
バーミリアン先生の後について行ったら学校敷地内の一番奥の平原部に連れてこられた。そして、そこに急きょベアーズを野放しするためのスペースが設けられることになったのだった(うそぉ)。
基本は僕が学校内にいる時はこのスペース内で過ごさせ、学校を出る時に連れて行って寄宿舎内の自室でのみ過ごさせる(寄宿舎側の許可は取得済)事となった。
あの後バーミリアン先生がジルコニー校長に報告し、ハウル様が仰ったと聞いたらジルコニー校長も敷地内で過ごさせる事を許可して下さり、今回の措置が行われる事となったのだった。
「良かったな、ベアーズ。ここに残れて」僕が言ってもベアーズはスペース内を駆け回り続けて聞く耳持たなかった。
取り敢えず、兄ちゃんとアリスに早く伝えておこうと思って2人を探しに向かった。
そしてまず兄ちゃん(とお姉ちゃん)を連れてきて、その後アリスを連れてきた。
流石に2人とも「何でー!?」と大いに驚いていた。
ちなみに、試験は全員今回も合格だったとの事だ(僕は今回筆記はギリギリだった······)。
「何じゃ、レックス」と言いながらドアを開け、「何を怒っとるんじゃ?」僕の様相を見てそう聞いてきたので、ジルコニー校長から聞いた事を話した。
「ハッハッハ。そうか、ジルコニーの奴バラしおったか」「じゃあやっぱり」「うむ。海人族の国王の事も知っておったぞ。まぁ向こうは忘れておるようじゃったがな」
「全くぅ」「そんな愚痴を言いにここに来たのか?」「それもあります!」ハッキリと答えたらズルッと転けられた。
「あともう1つはトロルが襲ってきた時僕らの村近くの森に来ましたよね? あれも瞬間移動で来られたのですか?」「おぉ、そうじゃよ」「そこに連れて行ってもらいたくて」「まぁ別に構わんよ」と言われたのでその場所に連れて行ってもらった。飛んだ先はまさに街道から森に入る入り口地点であった。
「ありがとうございました」「うむ。ではな」とハウル様は戻られ、僕は森の中に進んであいつらの寝床を目指した。
しばらく森を歩いて寝床に着き、あいつがいることが分かったので、「ベアー!!」と声を掛けた。
声を掛けられたのでベアーは振り返り僕だと分かると寄って来た。もうすぐベアーと触れ合える直前、ガサガサッ!「っ! うわっ!」突然脇の草むらからベアーズが飛び出して来て僕を押し倒した。
「べ、ベアーズ!」僕が驚きの声を上げたが、ベアーズは御構い無しに僕の体に自分の体を擦り寄せ続けた。
その状態で考えた末にベアーズの体を手で持ち、体を起こしてベアーに「ベアー頼みがあるんだ。しばらくの間ベアーズを貸して欲しいんだ」と伝えた。
言葉を理解したのかベアーは首を傾げた。「砂漠に咲いているデザートフラワーって花を見つけるのにベアーズの力を借りたいんだ。お願い!」と頭を下げた。
そして頭を上げたら2匹が何やら話をしていて、その後ベアーが僕の方にベアーズを押し出したので「良いの? ありがとう!」と言ったらベアーが首を縦に振った。
すぐに立ち上がって「それじゃあ」と言って白い羽でエルフの里に飛んだ。
エルフの里に着いたらすぐ里を出て砂漠を暫く歩いた。特に何も見当たらないし、ベアーズも何も反応しないで時間だけが過ぎていった。とうとう夜になってしまったので仕方がなく白い羽でエルフの里へ戻る事にした。
エルフの里に着いてヨートス様に話したら、見つかるまで里を拠点にするといいと言って下さったので、お言葉に甘えて里に泊まった。
またロースも里を拠点に課題をするみたいで再会し、その時ベアーズを紹介した。
翌日になって羽を使って前日いた所に飛び、再び探し出した。
しかしやはり見つからないで日にちだけが過ぎていった。そして砂漠で探し出して3日目に事態が動いた。
砂漠を歩いていたら突然ベアーズがそわそわしだし、「どうした? ベアーズ」と尋ねたら急に走り出した。
「あっ、おいっ!」僕も後を追うように走り出し少し行ったところで目の前に何かが見え出した。
(もしかして)と思いながらベアーズを追い掛けて行って、とうとう泉に辿り着いた。
すぐに泉のほとりを調べ、花を見つけたので依頼書と比較したら絵と同じものだと確認し、ここが"蜃気楼の泉"でこれが"デザートフラワー"だと認識した。
「や、やったー! ようやく見つけた!!」と大喜びした。僕が喜んでいる間ベアーズはとっくに泉に入って泳いでいた。
早速僕は念のために2本デザートフラワーを摘んで懐にしまった。そこで周りを見たら、確かに色々な魔物やら動物、鳥などが水を飲みに来ていたり日光浴をしに来ていた。
用事も済んだのでベアーズに声を掛け帰ろうとしたら、巨大なサソリが泉にやって来て近くにいた生き物達を散らせる動きをしていた。そしてその辺りを自分の縄張りにするかのような態度を取りだしたのだ。
流石に怒りを覚えた僕はヨートス様の言葉を思い出し、まずサソリにブーメランを当て泉の外にサソリを誘い出して視界から僕の姿を外した。
そして僕を探している間に後ろに回って体に飛び乗り、額辺りを短剣で刺し悲鳴を上げさせたところで懐からデザートフラワーを1本掴んでサソリの口に投げ込んでその場を離れた。
暫くしたらサソリの体が炎に包まれてそのまま生き絶えた。
(ホントに自然発火するんだ)そう思っているとベアーズが寄って来た。その後僕らは泉には戻らずにエルフの里へ飛んだ。
里に戻ってヨートス様にデザートフラワーを手に入れれた事を報告し、その日は里に泊まって翌日白い大きな鳥に乗せてもらいマリンタウン近くまで運んでもらった。
そしてマリンタウンに着いてからは街の人達にお医者さんの居場所を聞いて無事デザートフラワーを渡せた。すぐにお医者さんはデザートフラワーを煎じたのち患者さんに施したところ、無事病気も治ったようだ。
それを見届けたところで依頼達成の証をもらいハウル様の所へ飛び、その後ベアーズを送るためにまた森の入り口に連れて行ってもらって寝床に向かった。
寝床に着いて「じゃあね、ベアーズ」ベアーズを置いてその場を離れようとしたら、ピョンとなんと僕の背中にベアーズが引っ付いて来たのだった。
「お、おいベアーズ! 離れろよ」と振り落とそうとしても全然離れなかった。「ベアー、何とかしてくれよ」とベアーに助けを求めたが動く気配がなかった。
「無視かよ!!」と言っても反応がなかった。(どうすりゃいいんだよぉ······)と思っていたらハウル様が、「そのまま連れてゆけば良いのではないか?」と仰った。
流石にそれを聞いて「つ、連れて行くって学校に? イヤイヤイヤ、無理でしょ!」「案外何とかなるかもしれんぞ。のぉベアーよ」と言われてベアーは小さく首を縦に振った。(えぇーーーっ!?)と思いつつハウル様が学校に送ってくれた。
仕方がないのでそのままバーミリアン先生の所へ向かった。そして······。
「バーミリアン先生!」「おぉレックス。もしや?」「はい。デザートフラワーのクエスト終わりました!」と言って依頼達成の証を見せた。
「おぉご苦労だったなぁ。よし! 実技の試験は合格だ。後はこっちで処理するから、教科の勉強を頑張るんだな」「はい。失礼します」と言って後ろを向いた。
その直後、「ん!? おいっ! ちょっと待てレックス!!」バーミリアン先生が大声で僕を呼び止めた。
(やっぱり)と思いつつ「な、何でしょう?」と尋ねたら、「何でしょうじゃないだろ! その背中のクマは何だ!!」と聞いてきた。
「えーーーっと、ですねぇ······」ベアーズを連れてくることになった経緯を説明した。
「ハ、ハウル殿がそう言ったのか?」「やっぱり無理ですよねぇ。学校で過ごさせるなんて」
そう僕が言ったら、「······いや、待て」「えっ?」バーミリアン先生は何かを考え出し、「暫く待っていろ」と部屋を出て行った。
(な、何だ?)と思いながら部屋で待っていた。すると、「レックス。一緒に来てくれ」「は、はい」そうバーミリアン先生に言われ後について行った。
バーミリアン先生の後について行ったら学校敷地内の一番奥の平原部に連れてこられた。そして、そこに急きょベアーズを野放しするためのスペースが設けられることになったのだった(うそぉ)。
基本は僕が学校内にいる時はこのスペース内で過ごさせ、学校を出る時に連れて行って寄宿舎内の自室でのみ過ごさせる(寄宿舎側の許可は取得済)事となった。
あの後バーミリアン先生がジルコニー校長に報告し、ハウル様が仰ったと聞いたらジルコニー校長も敷地内で過ごさせる事を許可して下さり、今回の措置が行われる事となったのだった。
「良かったな、ベアーズ。ここに残れて」僕が言ってもベアーズはスペース内を駆け回り続けて聞く耳持たなかった。
取り敢えず、兄ちゃんとアリスに早く伝えておこうと思って2人を探しに向かった。
そしてまず兄ちゃん(とお姉ちゃん)を連れてきて、その後アリスを連れてきた。
流石に2人とも「何でー!?」と大いに驚いていた。
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