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2年生での出来事
第47話 授業-石集め3-
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アリス達と避難した先にいる間ボクはずっとアリスに抱かれたままで、「レックス達、大丈夫かなぁ?」などとアリスが話しかけてくる事があった。
その時、「アリス」「あ、マーシュ」(ん?)突然男の子がアリスに声をかけてきた。さっきまで一緒に石探しをしていた男の子じゃない子が······。
「大変なことになったね」「ええ。でもきっとレックス達が退治してくれるわよ」「うん。ホントにレックス、君の事を信頼してるんだね」「うん! 去年も私が危険な目に遭ったときに助けてくれたから」「そう、なんだ」とやたらアリスに親しく話しかけていた。
(誰なんだろう? この子)と思いつつ、(マーシュって、何か聞いたことがあったような······)と前にマーシュって名前を聞いた覚えがあり、どこで聞いたのかを思い出そうとしていた。
そしてようやく(あっ······思い出した!)以前レックスとメリッサが一緒に迎えに来たときに話していた話題に出てきた名前だ。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「ねぇ、レックス君」
「ん? 何、お姉ちゃん」
「まだアリスちゃんとマーシュ君の事気になってる?」
(マーシュ?)
「うん、正直ちょっとね。もしマーシュがアリスと仲良くなって僕とも接する機会が増えたら、ますますマーシュが僕を殺すことになる可能性が増すだろうから」
「確かにそうよね」
(マーシュって奴が、レックスを!?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その事を思い出し(コイツが将来レックスを······)と思ってまたマーシュの方を見たら、(······ああっ!)いつの間にかマーシュがアリスと手を繋ぎあっていたのだった。
(こ、こんな所レックスに見られたら······)と思ったその時、クンクン(っ! この匂い······)嗅ぎ慣れた匂いを感じたため、その匂いが漂ってきた方を見たら、レックス達がこちらに向かって来ていた。
(やっぱりレックスだー!)そう思ったらボクはアリスの腕から飛び降り、レックス達の方へ駆け出した。
「あ、ベアーズ!」アリスが叫んだけどその直後、「あーっ!」とまた叫び声が聞こえたため、(アリス達も気付いたみたいだな)と思いそのままレックス達の方へ向かった。
そしてレックスの近くにきたところでピョン!(レックスー!)とレックスに飛び掛かった。
しかし当のレックスはボクが目の前に来るまで気が付いていなかったみたいで、「ん······わっ!? ベアーズ!」目の前のボクを見て驚きながらボクを掴んだのだった。
「ビックリしたなぁ」(え、何で? けっこう前から分かってたと思ったのに)ボクでも大分手前から気付いていたんだから、レックスも気付いてたと思ったんだけど······。
なんて考えてたら後ろから「レックスーーっ!」アリスが叫びながらみんなしてこっちに向かって来ていた。そうして近くに着いたところでまたみんなして騒ぎだした。
暫くしたらおっちゃん達が「よーし、ではこれから一旦採掘現場に戻り、今採掘しかけている者はそれを取り出して、しかけていない者は道具を持ってすぐに集合するように」「全員が揃ったところで山を降りることとする。いいな!」「「はい!!」」と言ったり返事をしてさっきの場所に戻った。
戻ってからまたアリス達が石を取り出し、レックス達が周りを警戒······しだしたんだけどぉ······。
チラッとボクは今度こそ周りを警戒しつつ、たまにレックスの方を見るんだけど、そのレックスが今度は周りを警戒しながらも、なぜかチラチラとアリスの方を見たりしていたのだった。
(何でアリスの方をあんなにもチラチラと見て······ひょっとして)そこでボクはさっきレックス達が戻ってきた時にレックスも見てしまったんだと気が付いたのだった。
······アリスとマーシュが手を繋いでいた姿を。
(それでさっきからアリスの事が気になってるんだ)と理解した上で、ボクはレックスの傍に寄り(レックス、大丈夫だよ。アリスはレックスの事を信用してるんだから)と思いながら体をレックスの足に擦り寄せた。
するとレックスもボクに気付き、「ありがとう、ベアーズ」と言って頭を撫でてくれたのだった(うん!)。
そうしてアリス達も石を取り終えたのでボク達はみんなの集まっている所に向かい、暫くして山を下りた。
下りたところでまたおっちゃん達が話した後、アリス達はそのまま帰りレックス達はまたこの建物で次の日の朝まで過ごすことになったのだった(もちろんボクも)。
その日の夜はなぜかレックスがボクを抱き上げて構ってくれたのだった。特に何か話しかけてくることはなかったけど、たまに表情を変えることがあったが何を伝えたかったのか分からなかったので、その度にボクは首を傾げて答えていた。そんなやり取りを暫くした後にボク達は眠ったのだった。
次の日の朝レックス達が起きて身じたくをしようとした時、ポロッ! コトッ!(ん?)レックスが持ち上げたズボンから何かが落ちた。
「「ん?」これって······」レックス達も石に気付いてそれを持ち上げた。
(······あ、それ)そこでボクは思い出し、「どうしたんだ? その鉱石」ジャックが尋ねたら、ようやくレックスも「思い出した! 昨日集合がかかる直前にベアーズが見つけて、アリスに確認しようとしたけど集合がかかったから後で聞こうと思って······ポケットに閉まってそのまま入れっぱなしにしてたんだ!」(そうそう。そうだったそうだった)と思い出したのだった。
「じゃあ学校に帰ったらサポート科の先生に渡さないとね」「うん。そうだね」とジャックと話した後、みんなで部屋を出て王都に帰ったのだった。
王都に着いて学校前で解散となった後、レックスは学校の中に入ってある場所に向かった。そして······。
「失礼します」「ん? 君は、武力科の······」「レックス・アーノルドです。実は昨日の鉱石発掘の折にベアーズが······」と言ってあの石を取り出し、「こんな鉱石を見つけたのですが、サポート科の生徒に渡しそびれてしまいまして」「そうだったのか。ありがとう、こちらで受け取っとくよ」とレックスは石を目の前のおっちゃんに渡した。
するとそのおっちゃんはその石をよく見たとたん、「ん······こ、これは。まさか······」(ん?)そう言って立ち上がり、奥にいた別のおっちゃんに話しかけた。
「先生! この石はもしや······」「え? ······こ、これは金鉱石じゃないか!? どうしたんですか、これは?」「実は······」
2人のおっちゃん達が何か話し出し、そのうちボク達の方にやって来て「レックス君、この金鉱石をあの鉱山で見つけたというのは本当かね!?」「は、はい」と聞かれてレックスが返事をし、それからも色々レックスやボクに聞いてきたのだった(おかげでその時はクタクタになった)。
後日······。
「じゃあ本当に凄い、というか貴重な鉱石だったんだね」「うん。あの山じゃあ金鉱石は大分前に採掘できなくなってたんだけど、今回ベアーズが見つけたことで本格的にまた調査することになって、今度はSクラスの生徒が行く事になったのよ」「へぇー」
アリスが今回の事のその後について話してくれた。
「それにしても、今回もとんでもない物を見つけたなぁ、お前は」「ホントよねぇ」って2人から言われたけど······。
(······何の事?)と言わんばかりにボクは首を傾げたのだった。
それを見てやっぱりレックスは「お前のその反応も、相変わらずだな······ハハハハハッ」「フフフフフッ」そう言って2人して笑いだしたのだった······。
その時、「アリス」「あ、マーシュ」(ん?)突然男の子がアリスに声をかけてきた。さっきまで一緒に石探しをしていた男の子じゃない子が······。
「大変なことになったね」「ええ。でもきっとレックス達が退治してくれるわよ」「うん。ホントにレックス、君の事を信頼してるんだね」「うん! 去年も私が危険な目に遭ったときに助けてくれたから」「そう、なんだ」とやたらアリスに親しく話しかけていた。
(誰なんだろう? この子)と思いつつ、(マーシュって、何か聞いたことがあったような······)と前にマーシュって名前を聞いた覚えがあり、どこで聞いたのかを思い出そうとしていた。
そしてようやく(あっ······思い出した!)以前レックスとメリッサが一緒に迎えに来たときに話していた話題に出てきた名前だ。
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「ねぇ、レックス君」
「ん? 何、お姉ちゃん」
「まだアリスちゃんとマーシュ君の事気になってる?」
(マーシュ?)
「うん、正直ちょっとね。もしマーシュがアリスと仲良くなって僕とも接する機会が増えたら、ますますマーシュが僕を殺すことになる可能性が増すだろうから」
「確かにそうよね」
(マーシュって奴が、レックスを!?)
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その事を思い出し(コイツが将来レックスを······)と思ってまたマーシュの方を見たら、(······ああっ!)いつの間にかマーシュがアリスと手を繋ぎあっていたのだった。
(こ、こんな所レックスに見られたら······)と思ったその時、クンクン(っ! この匂い······)嗅ぎ慣れた匂いを感じたため、その匂いが漂ってきた方を見たら、レックス達がこちらに向かって来ていた。
(やっぱりレックスだー!)そう思ったらボクはアリスの腕から飛び降り、レックス達の方へ駆け出した。
「あ、ベアーズ!」アリスが叫んだけどその直後、「あーっ!」とまた叫び声が聞こえたため、(アリス達も気付いたみたいだな)と思いそのままレックス達の方へ向かった。
そしてレックスの近くにきたところでピョン!(レックスー!)とレックスに飛び掛かった。
しかし当のレックスはボクが目の前に来るまで気が付いていなかったみたいで、「ん······わっ!? ベアーズ!」目の前のボクを見て驚きながらボクを掴んだのだった。
「ビックリしたなぁ」(え、何で? けっこう前から分かってたと思ったのに)ボクでも大分手前から気付いていたんだから、レックスも気付いてたと思ったんだけど······。
なんて考えてたら後ろから「レックスーーっ!」アリスが叫びながらみんなしてこっちに向かって来ていた。そうして近くに着いたところでまたみんなして騒ぎだした。
暫くしたらおっちゃん達が「よーし、ではこれから一旦採掘現場に戻り、今採掘しかけている者はそれを取り出して、しかけていない者は道具を持ってすぐに集合するように」「全員が揃ったところで山を降りることとする。いいな!」「「はい!!」」と言ったり返事をしてさっきの場所に戻った。
戻ってからまたアリス達が石を取り出し、レックス達が周りを警戒······しだしたんだけどぉ······。
チラッとボクは今度こそ周りを警戒しつつ、たまにレックスの方を見るんだけど、そのレックスが今度は周りを警戒しながらも、なぜかチラチラとアリスの方を見たりしていたのだった。
(何でアリスの方をあんなにもチラチラと見て······ひょっとして)そこでボクはさっきレックス達が戻ってきた時にレックスも見てしまったんだと気が付いたのだった。
······アリスとマーシュが手を繋いでいた姿を。
(それでさっきからアリスの事が気になってるんだ)と理解した上で、ボクはレックスの傍に寄り(レックス、大丈夫だよ。アリスはレックスの事を信用してるんだから)と思いながら体をレックスの足に擦り寄せた。
するとレックスもボクに気付き、「ありがとう、ベアーズ」と言って頭を撫でてくれたのだった(うん!)。
そうしてアリス達も石を取り終えたのでボク達はみんなの集まっている所に向かい、暫くして山を下りた。
下りたところでまたおっちゃん達が話した後、アリス達はそのまま帰りレックス達はまたこの建物で次の日の朝まで過ごすことになったのだった(もちろんボクも)。
その日の夜はなぜかレックスがボクを抱き上げて構ってくれたのだった。特に何か話しかけてくることはなかったけど、たまに表情を変えることがあったが何を伝えたかったのか分からなかったので、その度にボクは首を傾げて答えていた。そんなやり取りを暫くした後にボク達は眠ったのだった。
次の日の朝レックス達が起きて身じたくをしようとした時、ポロッ! コトッ!(ん?)レックスが持ち上げたズボンから何かが落ちた。
「「ん?」これって······」レックス達も石に気付いてそれを持ち上げた。
(······あ、それ)そこでボクは思い出し、「どうしたんだ? その鉱石」ジャックが尋ねたら、ようやくレックスも「思い出した! 昨日集合がかかる直前にベアーズが見つけて、アリスに確認しようとしたけど集合がかかったから後で聞こうと思って······ポケットに閉まってそのまま入れっぱなしにしてたんだ!」(そうそう。そうだったそうだった)と思い出したのだった。
「じゃあ学校に帰ったらサポート科の先生に渡さないとね」「うん。そうだね」とジャックと話した後、みんなで部屋を出て王都に帰ったのだった。
王都に着いて学校前で解散となった後、レックスは学校の中に入ってある場所に向かった。そして······。
「失礼します」「ん? 君は、武力科の······」「レックス・アーノルドです。実は昨日の鉱石発掘の折にベアーズが······」と言ってあの石を取り出し、「こんな鉱石を見つけたのですが、サポート科の生徒に渡しそびれてしまいまして」「そうだったのか。ありがとう、こちらで受け取っとくよ」とレックスは石を目の前のおっちゃんに渡した。
するとそのおっちゃんはその石をよく見たとたん、「ん······こ、これは。まさか······」(ん?)そう言って立ち上がり、奥にいた別のおっちゃんに話しかけた。
「先生! この石はもしや······」「え? ······こ、これは金鉱石じゃないか!? どうしたんですか、これは?」「実は······」
2人のおっちゃん達が何か話し出し、そのうちボク達の方にやって来て「レックス君、この金鉱石をあの鉱山で見つけたというのは本当かね!?」「は、はい」と聞かれてレックスが返事をし、それからも色々レックスやボクに聞いてきたのだった(おかげでその時はクタクタになった)。
後日······。
「じゃあ本当に凄い、というか貴重な鉱石だったんだね」「うん。あの山じゃあ金鉱石は大分前に採掘できなくなってたんだけど、今回ベアーズが見つけたことで本格的にまた調査することになって、今度はSクラスの生徒が行く事になったのよ」「へぇー」
アリスが今回の事のその後について話してくれた。
「それにしても、今回もとんでもない物を見つけたなぁ、お前は」「ホントよねぇ」って2人から言われたけど······。
(······何の事?)と言わんばかりにボクは首を傾げたのだった。
それを見てやっぱりレックスは「お前のその反応も、相変わらずだな······ハハハハハッ」「フフフフフッ」そう言って2人して笑いだしたのだった······。
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