妊娠条令

少女の恋心

かつて話せた少女の正体が分かった。

聖一は、朝目を覚ますと少女とヘリコプターは消えていた。

人の優しさ、愛される事、少女は知らなかった。

せめてもの償いと思ってヘリコプターで失楽園を探した。

「見つけた！」

と島の裏側にヘリコプターを着陸させた。

少女の名前は渚。

二階堂に捨てられた美少女だった。

「何だ、渚か。」

と二階堂は、軽く寄って来た。

渚は、持っていた拳銃で二階堂を蜂の巣にした。

それは夢で隣で寝ている聖一を起こして初めてセックスした。

気持ち良かった。渚は聖一を見つめて

「愛してる。」と伝えた。

そして数ヶ月後、子供が生まれた。

いつまた戦争が勃発しても負けない力を、戦争の悲惨で惨めだと渚は伝え続けたいと思った。