妊娠条令

栗林限界の恋

栗林限界にもかつてクールな彼女がいた。

栗林は、彼女にもNeo妊娠条令軍に入って欲しかった。

彼女は、大学に。栗林は自衛隊に入った。

お互い会える休みに話した。

「栗林君、たくましくなったね。」

「そうか？」

「勉強も体力でも一番何でしょう？」　

「まあ、そうだな。」

わたし、寂しいよ‥とは彼女、生島いちごは言えなかった。

数年経過していちごを栗林は、迎えに行った。

いちごの家に行くと母親が泣いて出てきた。

いちごは、19歳の時に妊娠して収容所に連れて行かれた。

そこで栗林は、いちごが送られた収容所に就職して、いちごを探した。

いちごは、強制労働をしていた。

作業中、栗林は、いちごに声をかけた。

いちごは、虚ろな目をして泣き崩れた。

その一週間後、いちごは死んだ。