僕は僕を殺した

あらら

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初陣

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僕は、最前線に志願した。

ツカサが必死に止めていたが、自分も最前線に志願した。

廃病院は、敵に囲まれた。

午前0時に威嚇射撃から戦いは始まった。

日本刀でどんどん敵を僕は斬っていった。

ツカサも銃を持った相手に怯まずに戦っている。

ただ気になるのは僕達は何と戦っているのか?
という素朴で幼稚な考えが頭の中に浮かんでは消える。

犯罪者を一網打尽にしようとしてる国…。

敵は、国家なのか。

原始的だが弓矢が飛んで来た。

それを軽く僕はかわした。

そして馬上から剣が振り下ろされた。

刃を交じる音がした。

馬上にいたのはナギサだった。
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