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愛をくれた君へ
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5話「愛をくれた君へ」
俺は目が覚めた、そして何故か拘束具されていた
「...起きたね、拓磨」
「な、何の真似だ」
「まあ、すべて話してからにしよう」
俺はその言葉を聞くと黙って芽愛の話を聞く事にした
「ボクに殺された、つまりボクに告白した人は確かに君に直接危害を加えたわけでは無い」
「じゃあなんで!」
「ボクは君のことが好きだったのにあいつらが告白してきたから、そして君をいらつかせたから、そして...」
「そして?...」
「大好きな君がいつまで経ってもボクに告白してくれなかったこと」
「そ、そんな事で...」
「そんな事?あいつらのせいで君はボクに告白しずらくなったんだろう?!愛をくれなくなったんだろう?!」
「ち、違う!」
「違くないさ、そしてボクは告白されたら1日だけ付き合うようにしてたんだ」
言っている意味がわからなくなってきたが、ただ話を聞いていた
「どうしてそんな面倒なことを...」
「その事に君は、怒ってくれると思った、嫉妬してくれると思ったなのに君は無視をした気づいていたんだろう?!」
「そ、その時はショックで...」
「ボクよりそのショックが小さいとでも言うのかい?愛した人に裏切られたんだ!」
芽愛は抑えが効かないほどになっていた
「わ、悪かったでも人を殺すなんて...」
「君とボク以外の人類なんていらないんだ、価値はない」
「そんな事言うなよ!」
その言葉を聞いた時つい頭に血が昇ってしまった
「お前のせいで多くの人が死んだんだぞ!分かってるのか!」
「ご、ごめん...でもボクは愛が、愛が欲しかったんだ...」
急に芽愛は泣き始め手に負えなくなっていた
「あ...俺も悪かった許してくれ」
「うん...」
「でも、悪い事したのは事実だ警察に...」
そう言うと芽愛は泣きやみ再びあの表情に戻る
「離れ離れになるの?君は僕と一緒は嫌なの?」
「だ、だけど罪を償わらければ..」
「君はボクと居たくないんだね、わかったよ」
「ち、違う...!」
そうすると再び芽愛はスタンガンを取り出した
「次はもう...」
それからの言葉は聞き取れなく、再び眠った
そして起きた
「ここは...?」
起きるとすぐそばに芽愛がいた
「...拓磨、私出頭する事にしたよ拓磨を愛してるからこそ」
「本当か?!嬉しいよ」
「そう言うと彼女は抱きついてきた」
「拓磨愛してるよ...そして...」
そう言うとおどろおどろしいものを取り出しこう言った
「僕に殺されるのがお似合いだよ」
「グサッ!!」
「め、芽愛?!...」
刃物は抱きついてたはずの芽愛に背中から刺さっていた
「...拓磨、ボクが出頭するって言った時嬉しそうだったね、そういう事なんだね」
「ち、ちが...」
「もう、おしまいだ愛してるからこそ...」
そう言って芽愛は刃物を振り上げた
「ボクが君を「殺したガール」」
そう言うと芽愛は俺をめった刺しにした
そして、こんな言葉を残した
「愛してるよ、君と話せなくなるのは悲しいけど、これで君とずっと一緒だね、本当に良かったよ 幼い時からの運命だったんだ ボクは君を「殺したガール」」
芽愛はその後俺の遺体のある部屋で自らを刺し、俺の元へ行ったらしい
殺したガールが殺したのは高校の人や、俺だけでなく、芽愛自身の感情だったのかもしれない
そして、愛を、幸せを、大切な人を失った 「殺したガール」の事件は大きく取り上げられた
殺したガールは愛を欲しかっただけの、哀しき少女である...と
5話「愛をくれた君へ」
「殺したガール」END
俺は目が覚めた、そして何故か拘束具されていた
「...起きたね、拓磨」
「な、何の真似だ」
「まあ、すべて話してからにしよう」
俺はその言葉を聞くと黙って芽愛の話を聞く事にした
「ボクに殺された、つまりボクに告白した人は確かに君に直接危害を加えたわけでは無い」
「じゃあなんで!」
「ボクは君のことが好きだったのにあいつらが告白してきたから、そして君をいらつかせたから、そして...」
「そして?...」
「大好きな君がいつまで経ってもボクに告白してくれなかったこと」
「そ、そんな事で...」
「そんな事?あいつらのせいで君はボクに告白しずらくなったんだろう?!愛をくれなくなったんだろう?!」
「ち、違う!」
「違くないさ、そしてボクは告白されたら1日だけ付き合うようにしてたんだ」
言っている意味がわからなくなってきたが、ただ話を聞いていた
「どうしてそんな面倒なことを...」
「その事に君は、怒ってくれると思った、嫉妬してくれると思ったなのに君は無視をした気づいていたんだろう?!」
「そ、その時はショックで...」
「ボクよりそのショックが小さいとでも言うのかい?愛した人に裏切られたんだ!」
芽愛は抑えが効かないほどになっていた
「わ、悪かったでも人を殺すなんて...」
「君とボク以外の人類なんていらないんだ、価値はない」
「そんな事言うなよ!」
その言葉を聞いた時つい頭に血が昇ってしまった
「お前のせいで多くの人が死んだんだぞ!分かってるのか!」
「ご、ごめん...でもボクは愛が、愛が欲しかったんだ...」
急に芽愛は泣き始め手に負えなくなっていた
「あ...俺も悪かった許してくれ」
「うん...」
「でも、悪い事したのは事実だ警察に...」
そう言うと芽愛は泣きやみ再びあの表情に戻る
「離れ離れになるの?君は僕と一緒は嫌なの?」
「だ、だけど罪を償わらければ..」
「君はボクと居たくないんだね、わかったよ」
「ち、違う...!」
そうすると再び芽愛はスタンガンを取り出した
「次はもう...」
それからの言葉は聞き取れなく、再び眠った
そして起きた
「ここは...?」
起きるとすぐそばに芽愛がいた
「...拓磨、私出頭する事にしたよ拓磨を愛してるからこそ」
「本当か?!嬉しいよ」
「そう言うと彼女は抱きついてきた」
「拓磨愛してるよ...そして...」
そう言うとおどろおどろしいものを取り出しこう言った
「僕に殺されるのがお似合いだよ」
「グサッ!!」
「め、芽愛?!...」
刃物は抱きついてたはずの芽愛に背中から刺さっていた
「...拓磨、ボクが出頭するって言った時嬉しそうだったね、そういう事なんだね」
「ち、ちが...」
「もう、おしまいだ愛してるからこそ...」
そう言って芽愛は刃物を振り上げた
「ボクが君を「殺したガール」」
そう言うと芽愛は俺をめった刺しにした
そして、こんな言葉を残した
「愛してるよ、君と話せなくなるのは悲しいけど、これで君とずっと一緒だね、本当に良かったよ 幼い時からの運命だったんだ ボクは君を「殺したガール」」
芽愛はその後俺の遺体のある部屋で自らを刺し、俺の元へ行ったらしい
殺したガールが殺したのは高校の人や、俺だけでなく、芽愛自身の感情だったのかもしれない
そして、愛を、幸せを、大切な人を失った 「殺したガール」の事件は大きく取り上げられた
殺したガールは愛を欲しかっただけの、哀しき少女である...と
5話「愛をくれた君へ」
「殺したガール」END
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