幼馴染か私か ~あなたが復縁をお望みなんて驚きですわ~
ダウエル伯爵家の令嬢レイチェルはコルボーン伯爵家の令息マシューに婚約の延期を言い渡される。
離婚した幼馴染、ブロードベント伯爵家の出戻り令嬢ハリエットの傍に居てあげたいらしい。
反発したレイチェルはその場で婚約を破棄された。
しかも「解放してあげるよ」と何故か上から目線で……
傷付き怒り狂ったレイチェルだったが、評判を聞きつけたメラン伯爵夫人グレース妃から侍女としてのスカウトが舞い込んだ。
メラン伯爵、それは王弟クリストファー殿下である。
伯爵家と言えど王族、格が違う。つまりは王弟妃の侍女だ。
新しい求婚を待つより名誉ある職を選んだレイチェル。
しかし順風満帆な人生を歩み出したレイチェルのもとに『幼馴染思いの優しい(笑止)』マシューが復縁を希望してきて……
【誤字修正のお知らせ】
変換ミスにより重大な誤字がありましたので以下の通り修正いたしました。
ご報告いただきました読者様に心より御礼申し上げます。ありがとうございました。
「(誤)主席」→「(正)首席」
離婚した幼馴染、ブロードベント伯爵家の出戻り令嬢ハリエットの傍に居てあげたいらしい。
反発したレイチェルはその場で婚約を破棄された。
しかも「解放してあげるよ」と何故か上から目線で……
傷付き怒り狂ったレイチェルだったが、評判を聞きつけたメラン伯爵夫人グレース妃から侍女としてのスカウトが舞い込んだ。
メラン伯爵、それは王弟クリストファー殿下である。
伯爵家と言えど王族、格が違う。つまりは王弟妃の侍女だ。
新しい求婚を待つより名誉ある職を選んだレイチェル。
しかし順風満帆な人生を歩み出したレイチェルのもとに『幼馴染思いの優しい(笑止)』マシューが復縁を希望してきて……
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「(誤)主席」→「(正)首席」
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ご感想ありがとうございます!
わかるかもしれません。
女からすると厄介な男でも、男からすると可愛い場合があるみたいで、なぜか役職や権威のある格上の男性に庇護されていたりするんですよね…
フィンリー&マシューという厄介コンビの今後もお楽しみ頂けましたら嬉しいです。
守る為について行くと言っているマシューを想像してみましたが「いや、あなたには無理でしょう」と思わずにはいられませんでした…!
想定外です!
結婚式の回想をしながら婚約の回想もしているので、わかりにくい場面になってしまったかもしれません。
誤字については気を付けていますが、完璧にはできず申し訳ありません。
拙い物語ではありますが、お楽しみ頂けましたら幸いです。
持ち直したマシューですが、新生活って始めだけは新鮮で楽しいものなので…
でもマシューは素直になっててこの思考ですから、決して好きになって頂けそうにはありません…
あまり他者を必要としていないというか、自分の中に他者という概念や存在がない人ですよね。
キモいマシューがなかなかしぶとくてすみません。
鋭いご指摘ありがとうございます!
マシュー、領主貴族として生まれてしまいました…
他者と関わらず、マニュアル通りに何かをやるとか、一人静かに神に問うとかのほうが、確実に向いてますよね…
そんな感じの人と私も思っていたので伝わって嬉しいです。
問題は、マシューへの理解を深めたところで誰も気分がよくはならないということですよね…
仰る通りです!
マシューってこういうところ、駄目なんですよね…
マシュー回は基本的に一人でいろいろ考えているだけなので、キモいのは仕方がないかもしれません。
リアルな中世の貴族っぽいマシューを生暖かく見て頂きつつ、物語をお楽しみ頂けましたら幸いです。
ありがとうございます!
マシューがどうなるか、完結までお楽しみ頂けましたら幸いです。
現実的なご感想をありがとうございます。
描写が不十分で、宗教観の書き込みを疎かにしてしまい物語を分かり難くしてしまって申し訳ありませんでした。
精神疾患と信仰という真剣なコメントを頂きましたので、その点について真剣に対応させて頂きます。
まずはじめにお詫びさせて頂きたいのは、ハリエットを精神病患者として登場させてはいないということです。誤解させてしまい申し訳ありません。
他の方がコメントを目にして何かを思われることへの配慮をしてくださり、ありがとうございます。
併し「精神病患者をざまぁ」となっては、これは大変な事ですので…。
ハリエットは強烈な自己愛で身を滅ぼした神でさえ救い難い狂女として登場させており、相応の末路へと向かいます。
ざまぁを以て精神病患者を罰したり「精神病患者に天罰を下す」物語では「決してない」ので、御理解いただけましたらと切に願います。
修道院についても、力が及ばず誤解を与えてしまい申し訳ありません。
ほぼ現実に則し、修道院は修道院として位置付けています。
ハリエットが「精神病患者だから修道院という隔離施設に入れられた」と受け取られるシーンだったのかと反省いたしました。そのような意図は全くありません。
ハリエットはマクシームが通告した通り、修道院ではなく、修道院が管理運営している施設に入れられました。
大罪すぎて神罰が下るだろうハリエットに神への祈りのチャンスを与えたいという「教皇の慈悲」を国王が納得し、通告させています。本当に台詞通りです。
ソレルの追い打ちの後に檻の中で本格的に悔い改めを促されているのは、異端審問や魔女裁判への段階が進んだから…という描写のつもりでした。
これらの宗教的な文面に嫌悪感を抱かれる方もいるでしょうし、物語の受け取り方は本来自由ですが、設定や前提が変わってしまうような誤解が生まれるシーンだったと学ばせて頂きましたので、後々のシーンで自然に補完できるよう調整させていただきます。
精神病という辛い病を抱え苦しまれている方々や、難しい職務に従事される方々、敬虔な信仰を持つ方々にも本当に申し訳ないです。
本当に反省すべき点だと思います。
誤解が解け、物語をお楽しみ頂けましたら幸いです。
ありがとうございます。
トレヴァーの存在感、薄いですよね。
薄いのです…
雲行きの怪しさをお楽しみ頂けましたら幸いです。
心の叫び…!
きっと、誰もがそれを望んでいます。
私でもそう思わなくもありません。
戸惑いのご感想をありがとうございます!
トレヴァーが初めて喋りました。
初めてがプロポーズでした。
この、特にいいとも思わない他人のプロポーズの言葉に遭遇する感じを、トレヴァーに感じて頂けましたら幸いです。
何が大どんでん返しになるか、今後の展開をお楽しみ頂けましたら幸いです。
クリストファー殿下は私もお茶目だなと思っているので、彼の良さと受け取って頂けて嬉しいです。
なんとか丸く収まりました!(ここでは)
レイチェルとグレースには大きな差がありますが、きっと、出会った事には意味があったのだと思います。
マシューは…マシューは、もう……
それぞれのハッピーエンドまでお楽しみ頂けましたら幸いです。
仰る通り、ハリエットは悔い改めろと言われても何が悪いかわかっていないので、改まる見込みは絶望的にありません…残念です…
無駄飯食いは確かですが、果たして3年もつかどうか…
ハリエットの今後を見守って頂けたらさいわ……いえ、申し訳ありません…
ハリエットは本当に、いつ、気づくのでしょうか…
命の灯火が消える前に気づけたらいいですが…
おがくずや藁が詰っていたら、最後によく燃えてくれるかもしれません…
私の描写力が拙いために誤解を招き申し訳ありません。
フィンリー侯爵はそういう性格なので、既に貧民救済や負傷兵や寡婦や孤児などへの対策は充分にしておりますが、順番的にもそれに関する具体的なシーンがまだ先だったので、この段階では何もせず狂人とアホを野放しにしただけの元英雄みたいになってしまったかもしれません。
そして特にお怒りを招き不快にさせてしまった「大目に見てやって」発言は、マシューに対してだけ言ったもので、ハリエットについては王子誘拐未遂や王子殺傷未遂を犯した時点で見切りをつけています(「今回のことで学んだ」発言がそれに当たります)。
刃物を向けられたレイチェルに対して、加害者であるハリエットに対しての情けを求めようとはしていなかったのですが、誤解を招き、重ねて申し訳ありません。
ウォリロウ侯爵夫人は息子を亡くしていることもあって、フィンリー侯爵にわりと現実的な感情を抱いているようです。なので一応、言う事は言っておくという感じになっています。
グレースがノスタルジジイに対して恐らくきっともふもふ様のように感じているので、そこで留飲を下げて頂けましたら幸いです。
マシューを鍛えるところからですね😊
軟弱なマシューを応援してくださって本当にありがとうございます!
オーブリーはハリエットで失敗したので、マシューでは飴と鞭の分量を見誤らないでくれるように祈ります。
鬼の指導、大事ですよね!
グレースの出産のときもそうですが、目の前の人に対して感情が動くと自分のことを忘れてしまう人っぽいです。
マシューとはもう関わりたくないという感情も、この瞬間は既になかったかもしれません。
併し侯爵閣下ナーバスすぎてわりとポンコツなのは事実です(*´-`)
フィンリー侯爵への深い思いやりのお言葉を頂きありがとうございます。
心の傷が原因で、結構空回りをしているようです。
若者の更生と命の輝きについては、単に話題がマシューとハリエットという若者についてだったというのもあって、中年から老人までの様々な人々への気持ちが一切ないわけではないのですが、本文内でそこを表現できませんでした…。すみません。
この人は自分の恋をして、愛する相手を見つけて、自分の命を輝かすところから始めたほうがよさそうですよね。
誰なのでしょうか…?
とてつもないトラウマとして心に残っているのは確かなようですが…
マシューの罪は軽くはなりませんよね😂
英雄わりと繊細で草です。
私の描写が足りなくて誤解を与えてしまい申し訳ありません。
謝罪の場で侯爵はマシューを庇いはしましたが、ハリエットに関しては「今回のことで学んだ」ということで、完全に諦めたというか、あれはもう無理だと思っていますし、王子誘拐未遂や王子殺傷未遂ということですので、さすがにレイチェルに情けを求めてはいませんでした。
混乱を招き申し訳ありません。
王弟妃グレースとウォリロウ侯爵夫人は概ね「はあああ!?」と思っていますので、留飲を下げて頂けたら嬉しいです。
マシューは何したってもう無理です。
その上で、ハリエットに関わってしまった事実を僅かでも憐れんでくださり、ありがとうございます。
併し仮にレイチェルが言葉にして改めて振っても何も変わらないかもしれませんが、どうなるでしょうか…
マシューは役立たずですが、役立たずであるというとこがマシューの役割でもあります。
なぜ居るのかというのは、なぜ存在しているのかという意味でしょうか?
それとも何故その場所を歩いていたのかという意味でしょうか?
何れにしても、この世界の神様がマシューを野放しにしているからとしか言えません…無念…
鋭い洞察と水力技師たちへのブラボーをありがとうございます!
マシューの努力とは、いったい、なんなのでしょうか…
ハリエットの本性に気づいた時点で元ダンナはそれとなく手を打ったようではあります。併し、表に出さないだけでは解決しませんでした…残念無念です。
王弟妃の顔を知らないだけでなく、王弟妃その人を乳母か侍女と勘違いしたところまで気づいてくださり、喜べない状況ではありますが描写が覚束ない傾向にある私は救われた思いです。重ねて感謝申し上げます。ありがとうございます。
ありがとうございます!
レイチェルの心はもうしっかりトレヴァーだけに向いています。
マシューにはもう、もう…
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