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一章
1-1 森の中にて※エロ有
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辺りは夜に包まれ、鬱蒼と生い茂る森の中で青年は目の前の出来事に脳が追いつけずにいた。
青年の見た目は16歳ほどであり、あどけないの表情の中に爽やかさを兼ね備え、将来は異性受けのする端整な顔立ちに成長するだろう。
そんな青年は木にもたれかかっており、足元には酷く整った顔をした男が青年の怒張した性器を舐めている。
ぴちゃ…ぴちゃ…と鳴り響くいやらしい音は静かな森の中ではやけに大きく聴こえた。
視線を下に下げると男の燻んだ白髪が目に入り、そっと触れたら、睨まれた。そして、触るなと言わんばかりにだらだらと透明な汁を垂れ流す性器に舌を這わせ、ちゅっと吸われる。
「は…っ、はぁっ…、ああ…」
赤黒く反り立つ性器をちろちろと舐める紅い舌はあまりにも淫靡であり、無理矢理にでも中に捩じ込みたい衝動に駆られる。
顔に似つかわしくないほどの凶悪な性器はまだ完全には皮が剥けておらず、優しい手つきで時間をかけて剥かれた。
長時間外を走り回っていたのと、焦らされたせいで辺りに汗と精の匂いが立ち込め、男は思わず眉を顰めた。
しかし、決心したかの様な表情をし、姿を表した裏スジから亀頭までを丁寧に舐め上げ、カリの周りまでを刺激してきた。
強すぎる刺激を紛らわせる為に、青年は男の顔の横に垂れている一房の白髪に触れ、耳に掛けてやるとまた、睨まれた。
邪魔な髪をどかした顔は睨んでいる顔でさえ彫刻の様に美しく、それと同時に自分がそうさせているのだと酷く興奮した。
男は視線を外す様に今度は性器を奥まで咥えてきた。
「クッ、…う、…あ、ぅく…っ」
「ゥっ…」
当然の刺激に呻き声を上げ、腰を浮かしてしまった。その拍子に、喉の奥に触れてしまった様で男はえづいてしまい、心底嫌そうな顔をしていた。
その表情に青年は堪らないほどの背徳感を覚えた。腹の奥底から熱いものが込み上げて来るのが分かるほどに性器が震える。
これに気づいた男は性器から口を離そうとするが青年は燻んだ白髪の頭を押さえつけて、喉奥に性器を擦り付けた。
「うぁっ…あっ、ん…」
「ふ…ぅっ、うっ、ぐぅっ…っ」
籠った呻き声を上げる男に更に興奮した。
自分がまさか加虐性癖を持ってたなんて思ってもいなかった青年は、人生で初めて他人から与えられる快感に、腰を動かすのを止めることは出来ず、絶頂を迎えるべく、男の白髪を強く握り、喉奥へと強く、性器を突き入れた。
「あっ、くそっ…、イクっ!」
「んっ、んう、ううう……ッ」
喉の最奥に精を吐き出し、絶頂に達した。
はぁ…、はぁ…と呼吸を整え、気を少し落ち着け、ごくんと精液を嚥下する男を眺めていた。
ふと、すっかりこうなった原因を思い出し、辺りを見回すと、少し離れた所に先ほどまで死にかけていた親友が静かに寝ている。
どうしてこんな事をしているかと数刻前の出来事を思い出す。
青年の見た目は16歳ほどであり、あどけないの表情の中に爽やかさを兼ね備え、将来は異性受けのする端整な顔立ちに成長するだろう。
そんな青年は木にもたれかかっており、足元には酷く整った顔をした男が青年の怒張した性器を舐めている。
ぴちゃ…ぴちゃ…と鳴り響くいやらしい音は静かな森の中ではやけに大きく聴こえた。
視線を下に下げると男の燻んだ白髪が目に入り、そっと触れたら、睨まれた。そして、触るなと言わんばかりにだらだらと透明な汁を垂れ流す性器に舌を這わせ、ちゅっと吸われる。
「は…っ、はぁっ…、ああ…」
赤黒く反り立つ性器をちろちろと舐める紅い舌はあまりにも淫靡であり、無理矢理にでも中に捩じ込みたい衝動に駆られる。
顔に似つかわしくないほどの凶悪な性器はまだ完全には皮が剥けておらず、優しい手つきで時間をかけて剥かれた。
長時間外を走り回っていたのと、焦らされたせいで辺りに汗と精の匂いが立ち込め、男は思わず眉を顰めた。
しかし、決心したかの様な表情をし、姿を表した裏スジから亀頭までを丁寧に舐め上げ、カリの周りまでを刺激してきた。
強すぎる刺激を紛らわせる為に、青年は男の顔の横に垂れている一房の白髪に触れ、耳に掛けてやるとまた、睨まれた。
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男は視線を外す様に今度は性器を奥まで咥えてきた。
「クッ、…う、…あ、ぅく…っ」
「ゥっ…」
当然の刺激に呻き声を上げ、腰を浮かしてしまった。その拍子に、喉の奥に触れてしまった様で男はえづいてしまい、心底嫌そうな顔をしていた。
その表情に青年は堪らないほどの背徳感を覚えた。腹の奥底から熱いものが込み上げて来るのが分かるほどに性器が震える。
これに気づいた男は性器から口を離そうとするが青年は燻んだ白髪の頭を押さえつけて、喉奥に性器を擦り付けた。
「うぁっ…あっ、ん…」
「ふ…ぅっ、うっ、ぐぅっ…っ」
籠った呻き声を上げる男に更に興奮した。
自分がまさか加虐性癖を持ってたなんて思ってもいなかった青年は、人生で初めて他人から与えられる快感に、腰を動かすのを止めることは出来ず、絶頂を迎えるべく、男の白髪を強く握り、喉奥へと強く、性器を突き入れた。
「あっ、くそっ…、イクっ!」
「んっ、んう、ううう……ッ」
喉の最奥に精を吐き出し、絶頂に達した。
はぁ…、はぁ…と呼吸を整え、気を少し落ち着け、ごくんと精液を嚥下する男を眺めていた。
ふと、すっかりこうなった原因を思い出し、辺りを見回すと、少し離れた所に先ほどまで死にかけていた親友が静かに寝ている。
どうしてこんな事をしているかと数刻前の出来事を思い出す。
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