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第6章 結婚編
狂器
しおりを挟む「いよいよですね」
今、この部屋には俺とクラリスしかいない。
そう。
クラリスの初夜だ。
セレナとシェリルは余裕の表情で、この部屋に入る俺たちを見送ってくれたが、フィリア王女は口の中が血だらけになるんじゃないのかってくらいの歯ぎしりをしていた苦笑。
でも、こればかりは女神命令により結婚することになったのだからしょうがない。
既に遮音の魔道具もセットしておいたし、長丁場になってもいいように精力剤も飲んでおいた。念の為だよ?
だから、準備は万端だ。
「待たせちゃったかな?」
「うん。でも少し焦らされるくらいがちょうどいいの」
俺に絡みついてきたクラリスの、包み込まれるような柔らかな胸の感触が腕から伝わってくる。
これは残念ながら、セレナにもシェリルにも無かったものだ。
必然的に俺の中のスイッチがオンとなる。
「クラリス、これからはずっと一緒だ。幸せになろうな」
「うん。ありがとう...」
チュ
そして俺は顔を近づけて、そっとクラリスとの初めてのキスをした。
「あっ...」
唇を離すと名残惜そうな表情を見せたが、すぐさま俺はクラリスを抱き寄せるて胸の中に収める。
ふんわりとしたクラリスならではの母性を思わせる柔らかな香りを感じながら、ピンクの髪からカラダへと撫でていく。
「んっ...」
そのまま愛撫をしていくとクラリスの吐息が漏れて、それがさらに俺を興奮させていく。
いよいよもって我慢出来なくなった俺は、クラリスを優しくベッドへ押し倒して服を脱がしにかかる…
【18禁につき、想像にお任せします笑】
結果、先にへばったのは俺のほうだった。
うん、スゴい。
えっ、何がって?
全部よ。
あのカラダはオトコを狂わせる笑
凶器だ、アレは。
狂器か?
服の上からでもわかる大きい胸は形も良く、意外?とくびれた腰つきにスラッとした脚…もはや造形美の領域なのだ。
果ててしまった後でも、クラリスに触られると『俺自身』が何度も蘇ってしまい、また情事が始まるということがエンドレスでループして、何回いたしたかも覚えてない苦笑
クラリスはやっぱり『性女』だったわ。
思いっきりクラリスに溺れてしまった笑
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