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第5章 冒険 -教国編-
ルミナス
しおりを挟む「私は落ち着いておりますが?」
そうなのか?
暴走してるようにしか見えないんだが…。
聖女の杖はどうなの?
名前付けて欲しいの?
「…よくよく考えたら、シータが羨ましい。ママがそう言ってるから、クラリスが納得するような名前なら…」
マジか。
一気にハードルが高くなったな苦笑
とりあえず考えてみるか…。
うーん…。
シータといえば、パズー?
「「却下で!!」」
早いな。
母娘即答かよ!!
「何だかやんちゃな男の子の匂いがしませんか?」
「…クラリスはもっとかわいいのがいいと思う…」
そっかー。
クラリスにも伝えないといけないもんな。
クラリスかー。
クラリス、クラリス…
それじゃ、『ルミナス』ってどう?
「さすがは私の旦那様。依存はございません!!」
「…うん。いい響き。気に入った…」
エルピスがまだまだ暴走してるよ…。
とりあえずスルーだな。
どうやら聖女の杖はお気に召したようだ。
よかったよかった。
それじゃルミナス、これからよろしくな。
「…うん、わかった。パパ、早速だけど魔力ちょうだい」
ホントに早速だな。
しかも、パパ呼ばわれされてるし苦笑
ん?
これっていろいろヤバくないか?
嫁ズにバレたらどうする?
言わなきゃバレないか…。
バレてもエルピスのせいにすればいいよな。言い出したのはエルピスだし…。
まぁいいや、ルミナスの頼みだ。
魔力を注いであげよう。
「んんー!! あ~おっきくて太い~!!」
「ルミナスばっかりズルい!! あたしにもちょうだーい!!」
おいおい、ルミナス。
ちょっと言葉が卑猥だな笑
嫌いじゃないよ。
嫌いじゃないけど…。
赤ちゃんにミルクをあげてるパパの気分なのか、はたまた若い子と〇交してるパパの気分なのか、ようわからんな苦笑
今の俺は片方の手に刀、もう片方の手に杖という何とも微妙な感じになってる。
シュールだ。
いろいろとシュールだ苦笑
こんなんで聖女救出なんて大仕事を成し遂げられるのかな?
不安になってきたな…。
あっそうだ、忘れてた。
エルピスから聖女クラリスへは何かを伝えることは出来るの?
予め俺たちが行くことを伝えてもらえると助かるんだけど。
「出来ますよ。お告げみたいに語りかける感じではありますが。そうですね…夢に出てくる系にしますか」
伝え方はエルピスに任せるけど、おそらくテレポで助けに行くことになるからビックリすると思うんだよね…。
「そういうことなら、妻である私にお任せ下さい」
いや、その辺はまだ何も決まってないんだけど…。
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