空に、風に。

斉藤凜音は不思議な少女だ。最近よく放課後遅くまで残っている。
そんな斉藤の口から出る言葉は美しく、そして不思議な物ばかりだ。
それらの意味をつかめないまま、日々を次々と重ねてゆくが――――。

※2016年の作品です。
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