花の心

子ども兵士として、日々戦う僕と君――アルルテ。
彼女は、この地にいながら“花”というものが好きだった。実物は知らないけれど。

ラジオ番組や本を眺め、一度でいいから本物を見たいと夢見ている。
だが、僕らにとって、死は逃れられない運命だった。
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