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後日談①
5-5★
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太腿を撫でながら、リオの股を押し開いたアルトが、今度は下着の中へ直接指を滑り込ませてくる。敏感な場所を探るように丁寧に、後ろまで垂れた先走りを指に絡めながら、穴の中へと押し入った。
「んっ、は……あ……ぅ」
胸への刺激だけで十分に潤いを注いだそこに少し触られただけで、ひどく感じてしまう。思わず浮いた腰から下着が抜き取られて、外気に晒された肌には官能に似た震えが走った。
本当なら、準備まで自力で済ませておきたくはあったけれど。魔法の使えないリオには、身体の内側を綺麗にする方法が解らない。せめて抵抗せずに浄化の魔術を受けたリオは、、その冷たいような感触にさえ感じて背を仰け反らせた。
気持ちのいい場所を簡単に探り当ててしまう器用な指に、身体の内側を愛撫されて、強い刺激に視界が眩む。
「ふふ……随分と、濡れやすくなりましたね」
笑う吐息と共に囁かれた言葉に、リオが真っ赤に染まった顔を隠す。はしたないと指摘されたようでいたたまれずに身を捩るリオを、アルトはさらに追い立てるように愛撫を強めた。
「はぅ、う、あ、ん! あぁっ……! ごめん、なさ」
「リオ、リオ。謝ることはありません。私の手で気持ち良くなってくれているなら、とても嬉しいので」
爽やかな風と抜けるような青空。その情景にそぐわない水音とくぐもった呼吸音。倒錯的な現状にうっかり興奮して、そのままイきそうになってしまったリオの秘所から突然指を抜かれる。
苦しい息を付きながら、絶頂を寸止めされたリオが必死に酸素を取り入れようともがく傍ら。ガチャガチャと余裕のない音を立てて服のベルトを外したアルトが取り出した、雄々しい性器を尻に擦り付けられて、その熱さに身体が震えた。
「あ……!?」
「……すみません、余裕がなくて」
ぐい、と。いささか強引に。狭い肉を割り開くようにして、脈打つ熱の塊が、リオの内側に埋め込まれる。
下半身の下着を剥ぎ取られてスカートを捲られている自分と、下履きの前だけを寛げた状態のアルト。二人ともほとんど服を脱ぎ捨てることさえなく、性急に屋外で交わってしまったという淫らな事実を飲み込んで、リオの身体に衝撃が走った。
いけないことをしている、と。思ってしまえば、ますます昂ってしまう性感をどうすることもできずに、リオは身体を潤ませる。結合部が、ぬち、ぐちゅ、と。音を立て、ゆっくりとした動きにじわじわと奥を暴かれて。どろどろにぬかるんだ粘膜から染み入る熱さに、リオはいつも以上に感じさせられていた。
「アルト、くっ……ん、や、あう……っ!」
奥を情熱的に突かれる度に、変な声が出てしまう。開放的な状況に引きずられてか、いつもよりも気持ちがいいような気さえして、もうたまらなかった。思わず唇を噛んで声を耐えようとすれば、甘く咎めるように唇を舐められて、どこにも力を入れられなくなる。
「んっ……そろそろ、早く動きます、ね」
「や、待って……っ」
もう十分に気持ちがよかったリオは、これ以上されては本当に我慢が効かない。理性とは無縁の涙に潤んだ瞳で制止を訴えようとしたリオの耳に、その瞬間、聞こえるはずの無い人の声がした。
二、三人の――若い、男性の声。熱を咥え込んでいる箇所が、驚きと焦りで締まったのが自分でも分かった。息を詰めたアルトが、はあと吐息を漏らしながら身を屈める。
「……見られそうになって、興奮したんですか?」
「あっ、そんな、こと……ひゃうっ!?」
色っぽく濡れた声で投げかけられたその問いを、慌てて否定しようとしたリオの弱いところを、アルトが思い切り突き上げた。完全な不意打ちに、リオが悲鳴を上げて背を仰け反らせる。
リオの中を開くことを目的としていた今までの挿入とは打って変わった、快楽に溺れさせるための腰の動き。甘い感覚がそのまま嬌声となって溢れ出てしまうリオは、頭を打ち振っても気休めにもならないその官能に身悶えた。
「んやっ、ひっ!! だめ、あっ、そこ……っ」
「ふふ。いけない、方ですね。……その息遣いも、声も。ふふ、外に、聞こえてしまうかもしれないのに」
とんでもないことを言われて、真っ赤になった目の前に光の粒が飛ぶ。咄嗟に服の袖口を噛んで声を耐えれば、何故か興奮を煽ってしまったらしいアルトの性器がリオの腹の中で一層張り詰めた。
愛撫の手が服の上から乳首を擦り、その微かな感触が却ってもどかしい。思わず腰をくねらせれば、それに合わせて深く穿たれて、悲鳴のような嬌声を上げてしまった。
「ひぃ……っ! あっ、だ、めっ! あ……っ」
聞こえる声は、道に迷ってしまった若い兵士のもののようだ。今はただ、困っているだけの彼らのその声に、この情交を指摘されるようなことがあったなら――そんな妄想だけで、頭が沸き立つ。恥ずかしくて、気持ち良くて、おかしくなってしまいそうだった。
ぎゅうっ、と。縋るように両手足をアルトに絡みつかせれば、本能に傾いて金色の魔性を微かに覗かせた美しい瞳に情熱的に見つめられる。つながった場所が溶けてしまいそうに気持ちが良くて、このまま死んでしまいそうだ。
ガクガクと痙攣する身体で、リオの身の内に食い込んだ熱い肉をきつく抱き締めれば、逞しいそれはますます質量を増した。
「んうっ、あっ! やっ、声……! あっ、あぁ……っ!」
全身で彼に縋り付いているリオには、これ以上声を抑える術がない。羞恥と焦燥に肌を赤く染めながら、塞いで、と。甘えるような声を上げれば、食らいつくような勢いで激しく口付けられた。
呼吸すら奪われる深いキスの合間に、何度も何度も奥を容赦なく突き上げられて。電撃に撃たれたような激しい絶頂を迎えたリオのあられもない叫び声が、重なった唇に吸い込まれる。
己のくぐもった呻き声だけを耳に聞きながら痙攣するリオの後孔から楔が抜かれ、腹に熱い飛沫を感じた。普段と違い中に出されなかったからか、物足りなさに腹がひくりと疼く。そんなはしたない反応に恥じ入りながらも抜けない官能に、リオが荒い息を吐いてぼうっとしていると、不意に背を支えられて上体を起こされた。
額やこめかみ、頬に優しい口付けを贈られながら衣服を整えられて、リオはまだ甘さを含んだ吐息を漏らす。髪を撫でられただけで震えたリオに、ふっと笑ったアルトが、意地悪く耳に囁いた。
「随分、感じてくださったようですね?」
「っ! だ、だって……」
兵士たちの声は、いつの間にか聞こえなくなっていたけれど。こんな声を聞かれてしまったら、と。今更ながらに口元を押さえたリオをおかしそうに見つめたアルトが、心配いりませんよと微笑んだ。
「きちんと、防音と目くらましの術はかけました。……あなたのあんな姿を、誰にも見せる訳にはいきませんから」
えっ、と。青い瞳を瞬けば、兵士たちもこんなことで首を飛ばされたくはないでしょう、と。苦笑するアルトと目が合う。
それはそうだ。その言い分は確かにその通りなのだが、何故それを教えてくれないのか。あんなに恥ずかしがって乱れた自分があまりにも馬鹿みたいで、リオは真っ赤になって目を逸らしたが、優しく顔を捕まえられて元に戻されてしまう。
「可愛い顔を隠さないでください。……あなたのこの顔を、私だけが見ることができるのなら、堪らなく嬉しい」
甘く蕩けるような声でそんなことを言われてしまえば、もう駄目だった。許容量を容易く超えたときめきに、心臓がどきりと跳ねて体温が上がる。彼の手を振り払うこともできないリオが固まっている間に、手際よく抱き寄せられてキスをされた。
優しいその口付けを受け入れながら、リオは心密かに――テオくんのアドバイスは効果的かもしれない、などと。とても口には出せないことを考えたのだった。
「んっ、は……あ……ぅ」
胸への刺激だけで十分に潤いを注いだそこに少し触られただけで、ひどく感じてしまう。思わず浮いた腰から下着が抜き取られて、外気に晒された肌には官能に似た震えが走った。
本当なら、準備まで自力で済ませておきたくはあったけれど。魔法の使えないリオには、身体の内側を綺麗にする方法が解らない。せめて抵抗せずに浄化の魔術を受けたリオは、、その冷たいような感触にさえ感じて背を仰け反らせた。
気持ちのいい場所を簡単に探り当ててしまう器用な指に、身体の内側を愛撫されて、強い刺激に視界が眩む。
「ふふ……随分と、濡れやすくなりましたね」
笑う吐息と共に囁かれた言葉に、リオが真っ赤に染まった顔を隠す。はしたないと指摘されたようでいたたまれずに身を捩るリオを、アルトはさらに追い立てるように愛撫を強めた。
「はぅ、う、あ、ん! あぁっ……! ごめん、なさ」
「リオ、リオ。謝ることはありません。私の手で気持ち良くなってくれているなら、とても嬉しいので」
爽やかな風と抜けるような青空。その情景にそぐわない水音とくぐもった呼吸音。倒錯的な現状にうっかり興奮して、そのままイきそうになってしまったリオの秘所から突然指を抜かれる。
苦しい息を付きながら、絶頂を寸止めされたリオが必死に酸素を取り入れようともがく傍ら。ガチャガチャと余裕のない音を立てて服のベルトを外したアルトが取り出した、雄々しい性器を尻に擦り付けられて、その熱さに身体が震えた。
「あ……!?」
「……すみません、余裕がなくて」
ぐい、と。いささか強引に。狭い肉を割り開くようにして、脈打つ熱の塊が、リオの内側に埋め込まれる。
下半身の下着を剥ぎ取られてスカートを捲られている自分と、下履きの前だけを寛げた状態のアルト。二人ともほとんど服を脱ぎ捨てることさえなく、性急に屋外で交わってしまったという淫らな事実を飲み込んで、リオの身体に衝撃が走った。
いけないことをしている、と。思ってしまえば、ますます昂ってしまう性感をどうすることもできずに、リオは身体を潤ませる。結合部が、ぬち、ぐちゅ、と。音を立て、ゆっくりとした動きにじわじわと奥を暴かれて。どろどろにぬかるんだ粘膜から染み入る熱さに、リオはいつも以上に感じさせられていた。
「アルト、くっ……ん、や、あう……っ!」
奥を情熱的に突かれる度に、変な声が出てしまう。開放的な状況に引きずられてか、いつもよりも気持ちがいいような気さえして、もうたまらなかった。思わず唇を噛んで声を耐えようとすれば、甘く咎めるように唇を舐められて、どこにも力を入れられなくなる。
「んっ……そろそろ、早く動きます、ね」
「や、待って……っ」
もう十分に気持ちがよかったリオは、これ以上されては本当に我慢が効かない。理性とは無縁の涙に潤んだ瞳で制止を訴えようとしたリオの耳に、その瞬間、聞こえるはずの無い人の声がした。
二、三人の――若い、男性の声。熱を咥え込んでいる箇所が、驚きと焦りで締まったのが自分でも分かった。息を詰めたアルトが、はあと吐息を漏らしながら身を屈める。
「……見られそうになって、興奮したんですか?」
「あっ、そんな、こと……ひゃうっ!?」
色っぽく濡れた声で投げかけられたその問いを、慌てて否定しようとしたリオの弱いところを、アルトが思い切り突き上げた。完全な不意打ちに、リオが悲鳴を上げて背を仰け反らせる。
リオの中を開くことを目的としていた今までの挿入とは打って変わった、快楽に溺れさせるための腰の動き。甘い感覚がそのまま嬌声となって溢れ出てしまうリオは、頭を打ち振っても気休めにもならないその官能に身悶えた。
「んやっ、ひっ!! だめ、あっ、そこ……っ」
「ふふ。いけない、方ですね。……その息遣いも、声も。ふふ、外に、聞こえてしまうかもしれないのに」
とんでもないことを言われて、真っ赤になった目の前に光の粒が飛ぶ。咄嗟に服の袖口を噛んで声を耐えれば、何故か興奮を煽ってしまったらしいアルトの性器がリオの腹の中で一層張り詰めた。
愛撫の手が服の上から乳首を擦り、その微かな感触が却ってもどかしい。思わず腰をくねらせれば、それに合わせて深く穿たれて、悲鳴のような嬌声を上げてしまった。
「ひぃ……っ! あっ、だ、めっ! あ……っ」
聞こえる声は、道に迷ってしまった若い兵士のもののようだ。今はただ、困っているだけの彼らのその声に、この情交を指摘されるようなことがあったなら――そんな妄想だけで、頭が沸き立つ。恥ずかしくて、気持ち良くて、おかしくなってしまいそうだった。
ぎゅうっ、と。縋るように両手足をアルトに絡みつかせれば、本能に傾いて金色の魔性を微かに覗かせた美しい瞳に情熱的に見つめられる。つながった場所が溶けてしまいそうに気持ちが良くて、このまま死んでしまいそうだ。
ガクガクと痙攣する身体で、リオの身の内に食い込んだ熱い肉をきつく抱き締めれば、逞しいそれはますます質量を増した。
「んうっ、あっ! やっ、声……! あっ、あぁ……っ!」
全身で彼に縋り付いているリオには、これ以上声を抑える術がない。羞恥と焦燥に肌を赤く染めながら、塞いで、と。甘えるような声を上げれば、食らいつくような勢いで激しく口付けられた。
呼吸すら奪われる深いキスの合間に、何度も何度も奥を容赦なく突き上げられて。電撃に撃たれたような激しい絶頂を迎えたリオのあられもない叫び声が、重なった唇に吸い込まれる。
己のくぐもった呻き声だけを耳に聞きながら痙攣するリオの後孔から楔が抜かれ、腹に熱い飛沫を感じた。普段と違い中に出されなかったからか、物足りなさに腹がひくりと疼く。そんなはしたない反応に恥じ入りながらも抜けない官能に、リオが荒い息を吐いてぼうっとしていると、不意に背を支えられて上体を起こされた。
額やこめかみ、頬に優しい口付けを贈られながら衣服を整えられて、リオはまだ甘さを含んだ吐息を漏らす。髪を撫でられただけで震えたリオに、ふっと笑ったアルトが、意地悪く耳に囁いた。
「随分、感じてくださったようですね?」
「っ! だ、だって……」
兵士たちの声は、いつの間にか聞こえなくなっていたけれど。こんな声を聞かれてしまったら、と。今更ながらに口元を押さえたリオをおかしそうに見つめたアルトが、心配いりませんよと微笑んだ。
「きちんと、防音と目くらましの術はかけました。……あなたのあんな姿を、誰にも見せる訳にはいきませんから」
えっ、と。青い瞳を瞬けば、兵士たちもこんなことで首を飛ばされたくはないでしょう、と。苦笑するアルトと目が合う。
それはそうだ。その言い分は確かにその通りなのだが、何故それを教えてくれないのか。あんなに恥ずかしがって乱れた自分があまりにも馬鹿みたいで、リオは真っ赤になって目を逸らしたが、優しく顔を捕まえられて元に戻されてしまう。
「可愛い顔を隠さないでください。……あなたのこの顔を、私だけが見ることができるのなら、堪らなく嬉しい」
甘く蕩けるような声でそんなことを言われてしまえば、もう駄目だった。許容量を容易く超えたときめきに、心臓がどきりと跳ねて体温が上がる。彼の手を振り払うこともできないリオが固まっている間に、手際よく抱き寄せられてキスをされた。
優しいその口付けを受け入れながら、リオは心密かに――テオくんのアドバイスは効果的かもしれない、などと。とても口には出せないことを考えたのだった。
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