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2.電話会談
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【アメリカ合衆国D.Cワシントン-ホワイトハウス-】
「大統領、日本から緊急連絡です」
ポーカー大統領は定例記者会見中、近づいてきた補佐官から耳打ちされる、目ざといマスコミは何かあったのか?と挙手をせず、質問を投げかけてくる。
「すまない、会見は終わりだ」とにこやかに言いその場を立ち去る。
執務室に戻りホットラインである赤電話の受話器を取ると日本の首相伊部が重い声で挨拶してきた。
「どうも大統領、お願いしたいことがあり…緊急性があるものでして」と受話器越しから伝わる焦燥感にポーカーはにやつく。
「Mr伊部、お願いとは何かな?ホットラインを使ってまで緊急性と言うが内容次第だね」と意地悪にいう。
伊部は真剣な面持ちで真摯にポーカーに日米安全保障条約に基づき
現状の打開策のため米軍を動かしてくれまいかと嘆願した
「ふむ・・・コリアンがね・・・、いいだろう外交筋で速やかに日本海から撤収するように言っておこう、で見返りとしてだが戦闘機と自動小銃と我が国の農産物を輸入して欲しい」とポーカーは受話器越しからニカッと笑っていた
「それでは我が国は亡国となります、米軍艦隊を動かしていただかないと我が国は数日で防衛線を突破され本土上陸をされ陸戦となりますが、韓国軍の兵士十万と我が国の自衛隊数万では勝ち目はありません、友好国であり同盟国であり、第二次世界大戦で我が国に土をつけさせた貴国は・・見捨てるというのですか!?」
受話器を握る手に力が入っていき壊れるのではと思うほど力強く握り
伊部の表情は怒りと悲しみが入り交じるようだった
「Mr.伊部、どうか落ち着いて欲しい、我が国は正義の味方だ、世界の警察であり、守護者だ、堪えてくれ」と言いポーカー大統領との電話会談は終了した
「大統領、日本から緊急連絡です」
ポーカー大統領は定例記者会見中、近づいてきた補佐官から耳打ちされる、目ざといマスコミは何かあったのか?と挙手をせず、質問を投げかけてくる。
「すまない、会見は終わりだ」とにこやかに言いその場を立ち去る。
執務室に戻りホットラインである赤電話の受話器を取ると日本の首相伊部が重い声で挨拶してきた。
「どうも大統領、お願いしたいことがあり…緊急性があるものでして」と受話器越しから伝わる焦燥感にポーカーはにやつく。
「Mr伊部、お願いとは何かな?ホットラインを使ってまで緊急性と言うが内容次第だね」と意地悪にいう。
伊部は真剣な面持ちで真摯にポーカーに日米安全保障条約に基づき
現状の打開策のため米軍を動かしてくれまいかと嘆願した
「ふむ・・・コリアンがね・・・、いいだろう外交筋で速やかに日本海から撤収するように言っておこう、で見返りとしてだが戦闘機と自動小銃と我が国の農産物を輸入して欲しい」とポーカーは受話器越しからニカッと笑っていた
「それでは我が国は亡国となります、米軍艦隊を動かしていただかないと我が国は数日で防衛線を突破され本土上陸をされ陸戦となりますが、韓国軍の兵士十万と我が国の自衛隊数万では勝ち目はありません、友好国であり同盟国であり、第二次世界大戦で我が国に土をつけさせた貴国は・・見捨てるというのですか!?」
受話器を握る手に力が入っていき壊れるのではと思うほど力強く握り
伊部の表情は怒りと悲しみが入り交じるようだった
「Mr.伊部、どうか落ち着いて欲しい、我が国は正義の味方だ、世界の警察であり、守護者だ、堪えてくれ」と言いポーカー大統領との電話会談は終了した
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