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第2章 キール・フェルト・ユグドラシル
3 火の大精霊
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燦々と太陽が砂を照らし熱を増していく
足が埋もれないように歩くために使っているカミラに乗り蜃気楼の遺跡と呼ばれる場所へと進む
「さすがに暑いですね 」
ポツリと呟き黙々とカミラに乗りすすむが少しばかり困惑した顔色を出していた
「そろそろ見えてもいいはずですが…」
そう…地図にも出ていたはずの場所、火の大精霊がいると言われる蜃気楼の遺跡が見当たらないのだ
「どういうことでしょう…」
それからもしばらく辺りを探し手みたものの見つからず近くのオアシスで、その日野宿することにした
「…地図にも、古代文字にも場所はここだとかいてあったはず…なのになぜないんでしょう」
… 蜃気楼 …
「どうかしましたか?シルフ」
… ゲイル …
「?」
… ゲイル …
「名前ですか」
… そう …
… ほいほ~い俺、シルフ!! …
静かにプカプカと浮く風の精霊王の一人、ゲイルの横に急に現れた逆さまに浮く二人目の風の精霊王シルフ
「シルフとは風の精霊全ての名前ではないのですか?」
… 違うよー、基本俺以外喋りたがら無いから名前みんな知らないだけちゃんと俺たち3人とも名前ちゃんとあるし、小さいのは風の精霊ってだけで名前無いけど~ …
そういってたのしそうに笑うシルフ…
確かに彼ならば関係なしに人に関わりそうだった
… で、あっちの無口なのがブリーズだよ …
… こくり(頷く) …
… ていうか、このままだと君ずっと砂漠さ迷うよ? …
「どういうことですか?」
… 蜃気楼 …
… 君がいきたいのはどこ? …
「私は蜃気楼の遺跡といわれている場所です」
… だよねー …
「ですが見当たりません」
… だす …
「?ゲイル…出すとは?」
… 蜃気楼 …
「まさか…」
… 力貸す …
… ゲイル答え教えるの早すぎるよー …
サキさんと共にに過ごしたときウォータレインを覚えたときと同じように蜃気楼のイメージをする、すると不思議と頭に呪文が浮かんできた
「蜃気楼」
唱えると次第にぼやけだしたオアシスの向かい側にそこから元々あったかのように遺跡が現れた
「まさか…これが」
… ここ …
… こくり(頷く) …
… このオアシスのところに火のがいる遺跡があったんだよ、気付かないでウロウロしてるんだもん(笑) …
「そうですか」
今までの体力と気力を返してほしいと思ってしまった
そのまま目の前にある遺跡へと足を進める
魔獣を倒しながら進むと行き止まりの祭壇へとたどり着く
足元には見慣れた転移陣 慣れた作業で力を注ぐと陣が光る
ゴォ!ゴォー!
熱風がまきあげ汗が一気に出るほどの高温な空気のみの場所、広々とした火山口へとたどり着いていた
「暑いですね…」
… 我の力を求めるもの 何ゆえ我を求める …
「大切なものを守るためです」
… 我の力求めるならば 我にその熱き炎を見せよ …
「やはり戦うのですね」
… いくぞ! …
… 汝の持つ炎見せてもらった 我は汝に力を貸そう …
「ありがとうございます イフリート」
火の大精霊と契約することができた
あとは…最後の四代精霊だけと
最後の土の大精霊のもとへ足を踏み出した
足が埋もれないように歩くために使っているカミラに乗り蜃気楼の遺跡と呼ばれる場所へと進む
「さすがに暑いですね 」
ポツリと呟き黙々とカミラに乗りすすむが少しばかり困惑した顔色を出していた
「そろそろ見えてもいいはずですが…」
そう…地図にも出ていたはずの場所、火の大精霊がいると言われる蜃気楼の遺跡が見当たらないのだ
「どういうことでしょう…」
それからもしばらく辺りを探し手みたものの見つからず近くのオアシスで、その日野宿することにした
「…地図にも、古代文字にも場所はここだとかいてあったはず…なのになぜないんでしょう」
… 蜃気楼 …
「どうかしましたか?シルフ」
… ゲイル …
「?」
… ゲイル …
「名前ですか」
… そう …
… ほいほ~い俺、シルフ!! …
静かにプカプカと浮く風の精霊王の一人、ゲイルの横に急に現れた逆さまに浮く二人目の風の精霊王シルフ
「シルフとは風の精霊全ての名前ではないのですか?」
… 違うよー、基本俺以外喋りたがら無いから名前みんな知らないだけちゃんと俺たち3人とも名前ちゃんとあるし、小さいのは風の精霊ってだけで名前無いけど~ …
そういってたのしそうに笑うシルフ…
確かに彼ならば関係なしに人に関わりそうだった
… で、あっちの無口なのがブリーズだよ …
… こくり(頷く) …
… ていうか、このままだと君ずっと砂漠さ迷うよ? …
「どういうことですか?」
… 蜃気楼 …
… 君がいきたいのはどこ? …
「私は蜃気楼の遺跡といわれている場所です」
… だよねー …
「ですが見当たりません」
… だす …
「?ゲイル…出すとは?」
… 蜃気楼 …
「まさか…」
… 力貸す …
… ゲイル答え教えるの早すぎるよー …
サキさんと共にに過ごしたときウォータレインを覚えたときと同じように蜃気楼のイメージをする、すると不思議と頭に呪文が浮かんできた
「蜃気楼」
唱えると次第にぼやけだしたオアシスの向かい側にそこから元々あったかのように遺跡が現れた
「まさか…これが」
… ここ …
… こくり(頷く) …
… このオアシスのところに火のがいる遺跡があったんだよ、気付かないでウロウロしてるんだもん(笑) …
「そうですか」
今までの体力と気力を返してほしいと思ってしまった
そのまま目の前にある遺跡へと足を進める
魔獣を倒しながら進むと行き止まりの祭壇へとたどり着く
足元には見慣れた転移陣 慣れた作業で力を注ぐと陣が光る
ゴォ!ゴォー!
熱風がまきあげ汗が一気に出るほどの高温な空気のみの場所、広々とした火山口へとたどり着いていた
「暑いですね…」
… 我の力を求めるもの 何ゆえ我を求める …
「大切なものを守るためです」
… 我の力求めるならば 我にその熱き炎を見せよ …
「やはり戦うのですね」
… いくぞ! …
… 汝の持つ炎見せてもらった 我は汝に力を貸そう …
「ありがとうございます イフリート」
火の大精霊と契約することができた
あとは…最後の四代精霊だけと
最後の土の大精霊のもとへ足を踏み出した
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