異世界転生の始まり 転生したら神の愛し子になりました?

ねねこ

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第1章 旅立ちまで

24 入学試験①

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あれから早くも二日立ち、私は現在騎士団員の一人にお迎えに来てもらいメルディーさん、ガッツォさん、キール先生、カイルと共に学園へと歩いています。


「あー、親父かなりやる気みたいだったぞ」
「えー、大変になりそうな気がする」
「だなぁ」
「魔法の方も一緒にやるそうですので本日の訓練場には騎士科、魔法科、魔法騎士科の見学したいという学生が多く見学するそうです」
「ええー(そういえばこの騎士の人の名前知らない…)」
「親父だろうなきっと…なんかほんとすまん」
「カイルのせいじゃないから…仕方ないよ…」
「サキなら余裕でスタンを殺れるさ」
「メルディーさん…今のニュアンスが殺す方のやるに聞こえたましたけど…」
「まぁ、サキなら大丈夫さ、加減がわかってるはずだしな」
「ガッツォさん⁉️」


そんな感じでずっと話してあるんだけど…
キール先生は二日前の出来事があってから夕方学園に呼ばれていって帰ってきてから話してこない、前にもこんなことがあったんだけど…私また何かした?
そんなことを考えていたら訓練場についてしまった。
観客席らしき所には多くの学生用白い騎士服や軽鎧をきた騎士科生徒やローブを羽織った魔法科生徒、黒い騎士服を来ている数人の生徒…それから学園の教師の人たちが大勢いる。
ちょっと待ってこれ…もしかして、《◯◯だよ!全員集合ー♪》状態⁉️

唖然としながらも騎士の人に案内されて進めば中央に二人人がいる。
一人はスタンさん、もう一人は…翠の髪に翡翠の瞳…ピンと立った長い耳に片眼鏡の美丈夫…イケメン…これぞゲームやアニメで良く見るエルフ!って感じの人だった。


「こんにちは、僕はこの学園の学園長のディル・フェルト・ユグドラシルです以後お見知りおきを」
「は、はい、サキですよろしくお願いします」
「それでは本日、隣にいる騎士団長であるスタン殿か剣術試験をそして僕が魔法試験の審査員をさせていただきます、先に魔法後に剣術を行います、質問はありますか?」
「えっと…剣術は魔法有りですか?」
「スタン殿」
「構わない、俺も強化魔法を使わせてもらおう」
「わかりました、魔法はどちらを使えばいいでしょうか?」
「そうですね…ここは人族しかいませんし人族様にしてください、精霊魔法を使ってもわかる方などそうそういらっしゃいませんが、教師の方には分かるかたもいらっしゃると思いますので」
「分かりました、よろしくお願いします」


頭を下げれば「それでは」と軽い説明を受け準備し始めた。
訓練場に残っているのは私と学園長だけ、キール先生は端にいるけど障壁、結界を張っている、しかも三重に…そこまで無茶苦茶するつもりないですよ?私…


どこか遠い目になりそうになったが学園長の方を向きな押し深呼吸する。


「スーハースーハー」
「それではよろしいでしょうか?」
「…ハー…はい!」
「それではお先に失礼しますね【焔の渦ファイアーヴィアベル】」
「ふぇーー⁉️【シールド】!」
「「「サキ!(サキさん!)」」」

ザワッッ!!

「っ!【水の渦アクアヴィアベル】!!」
「流石ですね、盾で身を守りし自身を渦の中心にして【水の渦アクアヴィアベル】を発動させましたか。それでは…【吹雪スノーストーム】」
「舞え!【風の舞いウィンドタンツェン】!」

オオー!

水の渦アクアヴィアベル】を凍らせようと【吹雪スノーストーム】を使ってきた学園長に渦を凍らせられたら身動きができなくなってしまう為、私は【吹雪スノーストーム】を学園長を巻き込みながら風で上空へと巻き上げる、そして【水の渦アクアヴィアベル】を解除しそのまま上空に巻き上げた吹雪を使って塊を作るのようにする、最後のこれは精霊魔法になるけど今はそんなこと考えている余裕はなかった。


「落ちよ!【氷の結晶アイスクリスタル】!」
「おや」


ドドドドッッッ‼️
そんな音がし学園長がいたはずの場所は土煙と大きな氷の塊…
ヤバい…本気でやっちゃった…私はそんな風に一瞬慌てたけれど次に視界に入った光景に驚いた…全くの無傷で楽しそうにニコニコしている学園長の姿…
化け物ですか⁉️と突っ込みそうになったのも仕方ないはず!
そんな学園長に少し恐怖を感じながら構えていると、突然学園長が手を叩き始め…


「予想以上です、そして合格です」
「え?え?」
「魔法試験は満点以上で合格です」
「あ、はい、ありがとうございます」
「疲れや魔力は大丈夫ですか?」
「はい、全く問題有りません…」
「それでは次はスタン殿ですね、魔法は強化以外も使っても構いません」
「え?わ、分かりました」
「スタン殿も構いませんね」
「ああ、互いに全力をつくそう!」
「えぇー(ある意味どっちか大ケガしませんか?それ…)」
「それでは僕はあちらにいきますね」
「「はい(分かりました)」」


そして静に離れていく学園長はそのままキール先生のもとへと歩いていった。
私はスタンさんに向き直し二本の愛剣を構える。










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