19 / 35
第1章 旅立ちまで
17 町まで
しおりを挟む
私はキール先生、ガッツォさん、メルディーさんと共に王都へ向かう為村を出た。
「ここから王都までは馬車で一週間かかるから次の町で馬車を借りてギルドで依頼を一つやっとくか」
「そうですね、サキさんの冒険者登録もしましょう」
「まぁ、実力あれば十歳からでも入れるけど…」
「サキさんなら大丈夫ですよ」
旅に出てから…キール先生が少し甘く…いや今まで通りもとに戻った気がする。
私は今現在メルディーさん先頭ガッツォさんの隣に私、キール先生後ろの順で並びながら歩いています。
たまにチラチラと後ろキール先生を見ながら歩いていると不意に気配を感じた。
それは私だけではなくみんな一緒で、私は【地図探索】で察知できたわけだけどメルディーさんとガッツォさんは経験で分かったといってた、キール先生はこの魔法が使える…むしろ頼まれて一緒に考えたのがこの魔法…だからだ
【地図探索】
ほんの僅の魔力で半径800メートル程魔獣や人、町など調べることが出来る、創造魔法にて創作された新しい魔法
「お、道狼か」
「ロードウルフ?」
「ああ、草原にどこでもいる魔獣だ」
「牙と爪はよくペンダントにされたりする、Eランク魔獣だよ」
「数は…」
「五匹ですね」
キール先生も、どうやら【地図探索】を使ったらしい…
「それじゃ俺が一匹、メルディー二匹、キールが一匹サキが一匹だな」
「そうだね」
「分かりました、サキさん気を付けてください」
「頑張ります!」
そう今回スライムやラビットで以外での初戦闘なのだ。
デスペアブラックホーンとあって以降たまに森で実践をするもスライムやラビット以外出ることはなかった。
元々あそこの森はそれぐらいしかでないらしい…
そんなわけで本格的なまともな戦闘なのだ!
気合いをいれて頑張る!
私は腰に付けていたダガーを二本持ち構える。
メルディー先生が先頭たって走り出して此方に走ってきた二匹を余裕で斬っていく、ガッツォ先生も向かってきた一匹の噛みつきにきたロードウルフの顎に昇天をかまし腹部に回転のかかった突きを放つ、キール先生は【雷】を唱えロードウルフの頭上に落とし丸焼き…にした。
残りの一匹と私は今対峙している。
ロードウルフが涎を垂らしながら牙を向けてきたのをよけダガーで切る、だが切り方が甘かったのかロードウルフはそのまま方向転換し鋭い爪で攻撃してきたのを二本のダガーをクロスして受け止め風魔法をダガーに纏わせる。
ロードウルフの腹部を蹴った後ダガーをそのままクロスしたまま降ればクロスした風の刃がロードウルフを切り裂き倒した。
「おおー、相変わらずサキの魔法の使い方は面白いな」
「そうですね、まず剣にあの様に付加するのでわはなく風や火、雷等ダガーに纏わせる等普通は考えませんからね」
「強いねー、このまま冒険者でもいいんじゃね?」
「……サキさん怪我はないですか?」
「聞けよ……」
キール先生が私の元に近付いてきて【回復】をかける
怪我してないから必要ないんだけどね…何故かけてくる…魔力の無駄では?そんな風に思ってしまうのは私だけじゃないみたいでガッツォさんが遠い目をしているのは言うまでもない。
「あー、それじゃ素材集めて町行くか」
「はい!」
「サキ…解体教えてあげる」
「今いきます!メルディーさん」
私はメルディーさんに呼ばれ走ってメルディーさんの元へ行った。
その後二人になったキール先生とガッツォ先生がなにか話していたのは言うまでもない…
「キール…過保護すぎないか?」
「気のせいです」
「いやいや、明らかに怪我がないのに【回復】かけるとか」
「まだ数日野宿と歩行ですから疲れさせるわけにはいきません」
「なら俺達にも…」
「自分でやりなさい」
「お前……その態度サキが知ったら引くぞ…」
「サキさんの前でそんなヘマはしないですよ」
「なんか、サキがかわいそうだなぁー」
「何ですか」
「何でもねぇよ!その殺気抑えろよ!」
「さっさと貴方も回収してきなさい」
「ほんとサキ以外塩対応だな!」
「………」
「はぁ…」
なんて会話があったことなど知るよしもなかったのである
「ここから王都までは馬車で一週間かかるから次の町で馬車を借りてギルドで依頼を一つやっとくか」
「そうですね、サキさんの冒険者登録もしましょう」
「まぁ、実力あれば十歳からでも入れるけど…」
「サキさんなら大丈夫ですよ」
旅に出てから…キール先生が少し甘く…いや今まで通りもとに戻った気がする。
私は今現在メルディーさん先頭ガッツォさんの隣に私、キール先生後ろの順で並びながら歩いています。
たまにチラチラと後ろキール先生を見ながら歩いていると不意に気配を感じた。
それは私だけではなくみんな一緒で、私は【地図探索】で察知できたわけだけどメルディーさんとガッツォさんは経験で分かったといってた、キール先生はこの魔法が使える…むしろ頼まれて一緒に考えたのがこの魔法…だからだ
【地図探索】
ほんの僅の魔力で半径800メートル程魔獣や人、町など調べることが出来る、創造魔法にて創作された新しい魔法
「お、道狼か」
「ロードウルフ?」
「ああ、草原にどこでもいる魔獣だ」
「牙と爪はよくペンダントにされたりする、Eランク魔獣だよ」
「数は…」
「五匹ですね」
キール先生も、どうやら【地図探索】を使ったらしい…
「それじゃ俺が一匹、メルディー二匹、キールが一匹サキが一匹だな」
「そうだね」
「分かりました、サキさん気を付けてください」
「頑張ります!」
そう今回スライムやラビットで以外での初戦闘なのだ。
デスペアブラックホーンとあって以降たまに森で実践をするもスライムやラビット以外出ることはなかった。
元々あそこの森はそれぐらいしかでないらしい…
そんなわけで本格的なまともな戦闘なのだ!
気合いをいれて頑張る!
私は腰に付けていたダガーを二本持ち構える。
メルディー先生が先頭たって走り出して此方に走ってきた二匹を余裕で斬っていく、ガッツォ先生も向かってきた一匹の噛みつきにきたロードウルフの顎に昇天をかまし腹部に回転のかかった突きを放つ、キール先生は【雷】を唱えロードウルフの頭上に落とし丸焼き…にした。
残りの一匹と私は今対峙している。
ロードウルフが涎を垂らしながら牙を向けてきたのをよけダガーで切る、だが切り方が甘かったのかロードウルフはそのまま方向転換し鋭い爪で攻撃してきたのを二本のダガーをクロスして受け止め風魔法をダガーに纏わせる。
ロードウルフの腹部を蹴った後ダガーをそのままクロスしたまま降ればクロスした風の刃がロードウルフを切り裂き倒した。
「おおー、相変わらずサキの魔法の使い方は面白いな」
「そうですね、まず剣にあの様に付加するのでわはなく風や火、雷等ダガーに纏わせる等普通は考えませんからね」
「強いねー、このまま冒険者でもいいんじゃね?」
「……サキさん怪我はないですか?」
「聞けよ……」
キール先生が私の元に近付いてきて【回復】をかける
怪我してないから必要ないんだけどね…何故かけてくる…魔力の無駄では?そんな風に思ってしまうのは私だけじゃないみたいでガッツォさんが遠い目をしているのは言うまでもない。
「あー、それじゃ素材集めて町行くか」
「はい!」
「サキ…解体教えてあげる」
「今いきます!メルディーさん」
私はメルディーさんに呼ばれ走ってメルディーさんの元へ行った。
その後二人になったキール先生とガッツォ先生がなにか話していたのは言うまでもない…
「キール…過保護すぎないか?」
「気のせいです」
「いやいや、明らかに怪我がないのに【回復】かけるとか」
「まだ数日野宿と歩行ですから疲れさせるわけにはいきません」
「なら俺達にも…」
「自分でやりなさい」
「お前……その態度サキが知ったら引くぞ…」
「サキさんの前でそんなヘマはしないですよ」
「なんか、サキがかわいそうだなぁー」
「何ですか」
「何でもねぇよ!その殺気抑えろよ!」
「さっさと貴方も回収してきなさい」
「ほんとサキ以外塩対応だな!」
「………」
「はぁ…」
なんて会話があったことなど知るよしもなかったのである
0
お気に入りに追加
1,748
あなたにおすすめの小説


異世界に転生したので幸せに暮らします、多分
かのこkanoko
ファンタジー
物心ついたら、異世界に転生していた事を思い出した。
前世の分も幸せに暮らします!
平成30年3月26日完結しました。
番外編、書くかもです。
5月9日、番外編追加しました。
小説家になろう様でも公開してます。
エブリスタ様でも公開してます。

蔑ろにされた王妃と見限られた国王
奏千歌
恋愛
※最初に公開したプロット版はカクヨムで公開しています
国王陛下には愛する女性がいた。
彼女は陛下の初恋の相手で、陛下はずっと彼女を想い続けて、そして大切にしていた。
私は、そんな陛下と結婚した。
国と王家のために、私達は結婚しなければならなかったから、結婚すれば陛下も少しは変わるのではと期待していた。
でも結果は……私の理想を打ち砕くものだった。
そしてもう一つ。
私も陛下も知らないことがあった。
彼女のことを。彼女の正体を。

【完結】神から貰ったスキルが強すぎなので、異世界で楽しく生活します!
桜もふ
恋愛
神の『ある行動』のせいで死んだらしい。私の人生を奪った神様に便利なスキルを貰い、転生した異世界で使えるチートの魔法が強すぎて楽しくて便利なの。でもね、ここは異世界。地球のように安全で自由な世界ではない、魔物やモンスターが襲って来る危険な世界……。
「生きたければ魔物やモンスターを倒せ!!」倒さなければ自分が死ぬ世界だからだ。
異世界で過ごす中で仲間ができ、時には可愛がられながら魔物を倒し、食料確保をし、この世界での生活を楽しく生き抜いて行こうと思います。
初めはファンタジー要素が多いが、中盤あたりから恋愛に入ります!!

前世を思い出しました。恥ずかしすぎて、死んでしまいそうです。
棚から現ナマ
恋愛
前世を思い出したフィオナは、今までの自分の所業に、恥ずかしすぎて身もだえてしまう。自分は痛い女だったのだ。いままでの黒歴史から目を背けたい。黒歴史を思い出したくない。黒歴史関係の人々と接触したくない。
これからは、まっとうに地味に生きていきたいの。
それなのに、王子様や公爵令嬢、王子の側近と今まで迷惑をかけてきた人たちが向こうからやって来る。何でぇ?ほっといて下さい。お願いします。恥ずかしすぎて、死んでしまいそうです。

おばさんは、ひっそり暮らしたい
波間柏
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23

【完結】聖女召喚に巻き込まれたバリキャリですが、追い出されそうになったのでお金と魔獣をもらって出て行きます!
チャららA12・山もり
恋愛
二十七歳バリバリキャリアウーマンの鎌本博美(かまもとひろみ)が、交差点で後ろから背中を押された。死んだと思った博美だが、突如、異世界へ召喚される。召喚された博美が発した言葉を誤解したハロルド王子の前に、もうひとりの女性が現れた。博美の方が、聖女召喚に巻き込まれた一般人だと決めつけ、追い出されそうになる。しかし、バリキャリの博美は、そのまま追い出されることを拒否し、彼らに慰謝料を要求する。
お金を受け取るまで、博美は屋敷で暮らすことになり、数々の騒動に巻き込まれながら地下で暮らす魔獣と交流を深めていく。

疲れきった退職前女教師がある日突然、異世界のどうしようもない貴族令嬢に転生。こっちの世界でも子供たちの幸せは第一優先です!
ミミリン
恋愛
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる