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学園【ゲーム開始】
29 宰相子息攻略
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えーと…今私は張り出された結果をみています。
日本で言うと一学期の中間テストですね…懐かしいなぁー(遠目)
はさておき…今私は目の前に例のヒロインと宰相子息マオリャンのイチャつきを見ています…
は?展開早くない?ええ、ええ、分かります❗私も驚いております‼️
えーとでは…その会話の一部続きをどうぞ…
「マオリャン様って~頭もよくて~優しくて~本当に素敵な殿方ですよね❤️」
「いや、そんなことない」
「でも私が授業で分からないところあったら教えてくれたじゃないですか~」
「隣だったしな」
「えへへ~でもそのお陰でこんないい点とれましたもん🎵マオリャン様ありがと~ございます♥️」
「まあ、僕も競える相手がいて楽しいからいいが」
「もぅ~マオリャン様ったら♥️」
と…まぁこんな感じでヒロインがマオリャンの裾を引っ張りながら上目遣いで媚を売っている訳なんです…そしてそれがまんざらでもなさそうな宰相子息マオリャン…これはいつのまにやらかなり好感度上がってる状態ですね…
ちなみにテストの満点は500点、私とマオリャンは五百、王子とヒロインは496点となっていた…ヒロイン同じ点数ということで王子に声かけたら「だからなんだマリアンは満点だすごいだろ」的なことをいい私に声をかけてきた感じです…もちろんその後物凄く睨まれましたけど(泣)
はぁ…私はそろそろこの王子とヒロイン達と距離をとりたいです。
教室からでたい…でも王子に捕まってるから動けない…どうしたものかなぁーと遠い目をしながら考えているとふと目の前が暗くなった驚いて思わず後ろに首を倒すと目の前には凛々しい黒猫‼️そして私の手にゴロゴロいいながらにゃーと鳴いてきた❗
はぅー‼️これは見てるだけでも癒される❗幸せ~
そんなこと考えていたら念話が届いた。
(マリアン様何かしら理由をつけて研究所へ行きましょうここにいると面倒なことになりそうですので)
(え?ええ、わかりました、動きますね?)
「大変申し訳ありません、少々席をはずさせていただきます」
「なんだ?用があるならついていくぞ?」
「まぁ、女性の用事についてこられるなんて困りますわ」
「あ、そ、そうかすまない」
そこで顔赤くして照れないで下さい誰もトイレなどいってませんよ!
イラっときたけど我慢して笑顔で黒猫を抱き上げて席をたち教室からでていく、その間色々な色々な!視線を感じ胃がシクシク痛む…
何より何気に怨念のようなヒロインの視線と王子のねっとり視線が辛い…
まぁ、教室からでて少し歩いたらヒロインの「レインハルト様ぁ~♥️あの少し一緒にお話ししませんかぁ~♥️」って聞こえたからもう知らない、ちなみに次の授業は数理学だけどこれもほぼ満点だし日本の時の知識が残っているため公式飛ばしてもすらすら解ける程簡単すぎるため課題さえ出せばでなくてもよいと多目にみてもらっている。それに不満な人もいるけど…
おもに、宰相息子とかヒロインとかヒロインとかヒロインとか…(ブツブツ…)
(…リアン様…マリアン様)
(あ⁉️ごめんなさいセバスさん…現実逃避してました)
(いえそれは致し方ありません、先程クラスのマリアン様のお席に【隠蔽】をかけた【記憶】魔石を設置しておきました、数理学の後は帰宅だけですので一度頃合いをみて取りに参りましょう)
(え?ええ、わかりました)
(マリアン様、研究所でお出しするものは本日星果実のスコーンになります、紅茶とコーヒーどちらになさいますか?)
(ミルク紅茶でお願いしてもいいですか?)
(畏まりました、それでは先に失礼します)
そういうとセバスさんは私の手の中から飛び降り猫の姿のまま研究所がある方へトテトテ…(可愛い…)歩いていきました、私が後をついて歩いていきますが角を曲がった瞬間すでに姿はなく…、研究所へつき扉を開けるとテーブルには美味しそうな星果実のスコーンとミルクティーが暖かい状態でちょうどおかれるところでした。
「マリアン様どうぞ」
「セバスさんありがとうございます」
「いえ、本日坊っちゃんはお伺いできないとのことでしたので申し訳ありませんがご了承ください」
「大丈夫です、リオンが忙しいこと分かってますから」
「そのぶん私がお相手させていただきます」
「ふふ…ありがとうございますセバスさん」
そういって微笑めば目を細めて微笑み返してくれるセバスさんにほっとしてしまう今日この頃です…
その頃…
「聞いてくださいマオリャン様…マリアン様ってばまた授業休んでるんですよ‼️この間マリアン様もでないと怒られるのではと思って声かけたんです、そしたら「貴方には関係ありませんわ、わたくしあなたと違って馬鹿ではありませんもの」って酷いこと言われたんですぅ~…グズ…別にそんな意味でいったわけではないのに…グズ」
「ナナミ嬢…確かに本日もすでに課題を終わらせて講師に提出してあるようですが授業にでない理由とはなりませんね、分かりましたこの事は講師の方にも苦言しておきましょう、レインハルト様、レインハルト様もよろしいですね」
「いや、マリアンがそんなこと言うとは思えないの…」
「レインハルト様は私のこと信じてくれないんですか‼️……グズ…グズ」
「…だが…確かに授業を休むのはよくないな王妃になるならば休まず全て出ねばならない、分かった帰りに話にいってみるか」
「…グズ…はぃレインハルト様~♥️ありがとうございますマオリャン様~♥️」
という会話をしていた。
レインハルトはただたんにマリアンとの少しでも長く一緒にいたいために動こうとしマオリャンはマリアンにいまだに負け続けているのと授業を休んでいることに納得していない…ためそしてヒロインに引かれはじめているために行動しようとしていた。
ふふん🎵マオリャンも無事攻略中❗たぶん今の段階だと好感度40%ぐらいよね⁉️ゲームと同じでマリアンを毛嫌いしているしこのままいけばゲームスタート前には好感度100%よね♥️
あー、マリアンがなにもしてこないのはつまらないけど今のうちに少しずつ悪い噂流して孤立させて…ふふ…楽しみ!早く、ゲーム開始にならないかなぁ~♥️
ヒロインことナナミ・ユージニアは泣き真似をしつつニヤニヤと口元を拳で隠し笑っていた。
日本で言うと一学期の中間テストですね…懐かしいなぁー(遠目)
はさておき…今私は目の前に例のヒロインと宰相子息マオリャンのイチャつきを見ています…
は?展開早くない?ええ、ええ、分かります❗私も驚いております‼️
えーとでは…その会話の一部続きをどうぞ…
「マオリャン様って~頭もよくて~優しくて~本当に素敵な殿方ですよね❤️」
「いや、そんなことない」
「でも私が授業で分からないところあったら教えてくれたじゃないですか~」
「隣だったしな」
「えへへ~でもそのお陰でこんないい点とれましたもん🎵マオリャン様ありがと~ございます♥️」
「まあ、僕も競える相手がいて楽しいからいいが」
「もぅ~マオリャン様ったら♥️」
と…まぁこんな感じでヒロインがマオリャンの裾を引っ張りながら上目遣いで媚を売っている訳なんです…そしてそれがまんざらでもなさそうな宰相子息マオリャン…これはいつのまにやらかなり好感度上がってる状態ですね…
ちなみにテストの満点は500点、私とマオリャンは五百、王子とヒロインは496点となっていた…ヒロイン同じ点数ということで王子に声かけたら「だからなんだマリアンは満点だすごいだろ」的なことをいい私に声をかけてきた感じです…もちろんその後物凄く睨まれましたけど(泣)
はぁ…私はそろそろこの王子とヒロイン達と距離をとりたいです。
教室からでたい…でも王子に捕まってるから動けない…どうしたものかなぁーと遠い目をしながら考えているとふと目の前が暗くなった驚いて思わず後ろに首を倒すと目の前には凛々しい黒猫‼️そして私の手にゴロゴロいいながらにゃーと鳴いてきた❗
はぅー‼️これは見てるだけでも癒される❗幸せ~
そんなこと考えていたら念話が届いた。
(マリアン様何かしら理由をつけて研究所へ行きましょうここにいると面倒なことになりそうですので)
(え?ええ、わかりました、動きますね?)
「大変申し訳ありません、少々席をはずさせていただきます」
「なんだ?用があるならついていくぞ?」
「まぁ、女性の用事についてこられるなんて困りますわ」
「あ、そ、そうかすまない」
そこで顔赤くして照れないで下さい誰もトイレなどいってませんよ!
イラっときたけど我慢して笑顔で黒猫を抱き上げて席をたち教室からでていく、その間色々な色々な!視線を感じ胃がシクシク痛む…
何より何気に怨念のようなヒロインの視線と王子のねっとり視線が辛い…
まぁ、教室からでて少し歩いたらヒロインの「レインハルト様ぁ~♥️あの少し一緒にお話ししませんかぁ~♥️」って聞こえたからもう知らない、ちなみに次の授業は数理学だけどこれもほぼ満点だし日本の時の知識が残っているため公式飛ばしてもすらすら解ける程簡単すぎるため課題さえ出せばでなくてもよいと多目にみてもらっている。それに不満な人もいるけど…
おもに、宰相息子とかヒロインとかヒロインとかヒロインとか…(ブツブツ…)
(…リアン様…マリアン様)
(あ⁉️ごめんなさいセバスさん…現実逃避してました)
(いえそれは致し方ありません、先程クラスのマリアン様のお席に【隠蔽】をかけた【記憶】魔石を設置しておきました、数理学の後は帰宅だけですので一度頃合いをみて取りに参りましょう)
(え?ええ、わかりました)
(マリアン様、研究所でお出しするものは本日星果実のスコーンになります、紅茶とコーヒーどちらになさいますか?)
(ミルク紅茶でお願いしてもいいですか?)
(畏まりました、それでは先に失礼します)
そういうとセバスさんは私の手の中から飛び降り猫の姿のまま研究所がある方へトテトテ…(可愛い…)歩いていきました、私が後をついて歩いていきますが角を曲がった瞬間すでに姿はなく…、研究所へつき扉を開けるとテーブルには美味しそうな星果実のスコーンとミルクティーが暖かい状態でちょうどおかれるところでした。
「マリアン様どうぞ」
「セバスさんありがとうございます」
「いえ、本日坊っちゃんはお伺いできないとのことでしたので申し訳ありませんがご了承ください」
「大丈夫です、リオンが忙しいこと分かってますから」
「そのぶん私がお相手させていただきます」
「ふふ…ありがとうございますセバスさん」
そういって微笑めば目を細めて微笑み返してくれるセバスさんにほっとしてしまう今日この頃です…
その頃…
「聞いてくださいマオリャン様…マリアン様ってばまた授業休んでるんですよ‼️この間マリアン様もでないと怒られるのではと思って声かけたんです、そしたら「貴方には関係ありませんわ、わたくしあなたと違って馬鹿ではありませんもの」って酷いこと言われたんですぅ~…グズ…別にそんな意味でいったわけではないのに…グズ」
「ナナミ嬢…確かに本日もすでに課題を終わらせて講師に提出してあるようですが授業にでない理由とはなりませんね、分かりましたこの事は講師の方にも苦言しておきましょう、レインハルト様、レインハルト様もよろしいですね」
「いや、マリアンがそんなこと言うとは思えないの…」
「レインハルト様は私のこと信じてくれないんですか‼️……グズ…グズ」
「…だが…確かに授業を休むのはよくないな王妃になるならば休まず全て出ねばならない、分かった帰りに話にいってみるか」
「…グズ…はぃレインハルト様~♥️ありがとうございますマオリャン様~♥️」
という会話をしていた。
レインハルトはただたんにマリアンとの少しでも長く一緒にいたいために動こうとしマオリャンはマリアンにいまだに負け続けているのと授業を休んでいることに納得していない…ためそしてヒロインに引かれはじめているために行動しようとしていた。
ふふん🎵マオリャンも無事攻略中❗たぶん今の段階だと好感度40%ぐらいよね⁉️ゲームと同じでマリアンを毛嫌いしているしこのままいけばゲームスタート前には好感度100%よね♥️
あー、マリアンがなにもしてこないのはつまらないけど今のうちに少しずつ悪い噂流して孤立させて…ふふ…楽しみ!早く、ゲーム開始にならないかなぁ~♥️
ヒロインことナナミ・ユージニアは泣き真似をしつつニヤニヤと口元を拳で隠し笑っていた。
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