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幼少期
11 誕生日と高熱
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ーーーーーーー
「キタキタキタキター!!ついに来たよ!出たよ!リオンオリジナルストーリー!
第一期で学園を卒業して講師と来てた隠れキャラ!リオンがマリアンを追い出した後にさらに残りの学園生活でヒロインとリオンがラブラブ甘々萌えー!!を繰り出す最高作品!!最後は王子を取り妃になってリオンを専属魔術士として側におき、王子とイチャラブしながらもリオンとツンデレイチャ甘ラブを繰り返すというENDか、リオンを取り二人で冒険者になり旅に出るかの話!!!どちらも捨てがたいーーー!だがリオンボイス萌え♡な私はリオンENDで言ったるわーーー!あ、勿論、時間があれば王子ENDも試す!なぜって、どちらにしてもリオンが出るから!もう堪能させていただきます!いかん、鼻血出るわーーーーー♡うはーーーーー!♡♡!」
ーーーーーーー
「ぅ…ん…」
柔らかい…
何かが口に入ってくる。
お水?でも甘い…
喉が乾いたから美味しい…
気持ちいい…
温かい何かが離れていき私はそれが何故か寂しく感じた
暫くしてからようやく重いまぶたを開けると部屋の中は真っ暗で、月明かりがカーテンから少し漏れて部屋を照らしていた。
なんか…気持ちよかったような…?
そんなことを考えているとふっと夢の内容が頭に流れてきた、なんかどうしょうもなく救えない前世の私を見た(思い出した)気がする…(ブルッ)いかんまた寒気が…
あ、でも昨日よりも体が楽出しな熱もなさそう。
治った?でもまだ少しダルいや…
とにかくもう一日ゆっくりしながらさっきの第一期とオリジナルストーリーを思い出してみよ。
ふと…部屋の中が不思議な感じがして周りをキョロキョロ見渡すと…ベット横のテーブルの上に何かある
コップと水差し…、何かの空っぽの小瓶と…紙?違う(押花栞)だ!
私はテーブルにある栞を手に取って見つめた
昨日寝たときにはなかったはず…。
もしかして、リオン…が会いに来てくれた?
まさか?いや…来るわけ無いでよね…はぁ…会いたい…
押花栞にある花の花言葉を考えながらじっと見つめていると「ポーン」と音がなった。
すると…頭の中に押花の名前や詳細が頭の中に浮かぶ
オドントグロッサム…《特別な存在》
黄色いマリーゴールド…《健康》
急な出来事にキョトンとしてしまったけど
これ…押花栞があるという事はもしかしたら会いに来てくれた?
そう思ってもいい…リオン
部屋には誰もいないが私は目の前にある栞を手にとり胸の前で優しく握る。
それは様子を見にメルがくるまで続いた。
月の光が強く照らし机の上に置いてある小瓶と黒曜石のペンダントが輝いてマリアンを照らした。
後書き
ガチャ
「お嬢様?」
「メル?」
「あ!お目覚めになりましたか!?」
「ええ、迷惑かけてしまって申し訳ないわ」
「いいんですよ。お嬢様それは?」
「これ?さっき目が覚めたらそこの机にあったの」
「?おかしいですね?夕方来た時にはなかったと思いましたが?」
「そうなの?あの…リオン様って来られた?」
「いいえ?グリアモール家の執事様だけです」
「じゃあ、セバスさんが持ってきてくれたのかな?」
(でも執事の方来られたのってお嬢様が寝てすぐ、昼過ぎでしたけど…こんな嬉しそうにしていますし、今回は旦那様に秘密にしておきましょう。貸一つですね)
「さぁ、もう一度寝ますよ、お嬢様」
「?ええ…おやすみなさいメル」
「おやすみなさいませ、お嬢様」
(高熱で一日半目が覚めなければ誰でも心配になりますよね…。ですが、密かにお会いになられるのは感心しません。執事様にだけ忠告しておきましょう。…お嬢様…)
「よき夢を…」
メルはその事部屋にある小瓶を持ち部屋から出ていった。
「キタキタキタキター!!ついに来たよ!出たよ!リオンオリジナルストーリー!
第一期で学園を卒業して講師と来てた隠れキャラ!リオンがマリアンを追い出した後にさらに残りの学園生活でヒロインとリオンがラブラブ甘々萌えー!!を繰り出す最高作品!!最後は王子を取り妃になってリオンを専属魔術士として側におき、王子とイチャラブしながらもリオンとツンデレイチャ甘ラブを繰り返すというENDか、リオンを取り二人で冒険者になり旅に出るかの話!!!どちらも捨てがたいーーー!だがリオンボイス萌え♡な私はリオンENDで言ったるわーーー!あ、勿論、時間があれば王子ENDも試す!なぜって、どちらにしてもリオンが出るから!もう堪能させていただきます!いかん、鼻血出るわーーーーー♡うはーーーーー!♡♡!」
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「ぅ…ん…」
柔らかい…
何かが口に入ってくる。
お水?でも甘い…
喉が乾いたから美味しい…
気持ちいい…
温かい何かが離れていき私はそれが何故か寂しく感じた
暫くしてからようやく重いまぶたを開けると部屋の中は真っ暗で、月明かりがカーテンから少し漏れて部屋を照らしていた。
なんか…気持ちよかったような…?
そんなことを考えているとふっと夢の内容が頭に流れてきた、なんかどうしょうもなく救えない前世の私を見た(思い出した)気がする…(ブルッ)いかんまた寒気が…
あ、でも昨日よりも体が楽出しな熱もなさそう。
治った?でもまだ少しダルいや…
とにかくもう一日ゆっくりしながらさっきの第一期とオリジナルストーリーを思い出してみよ。
ふと…部屋の中が不思議な感じがして周りをキョロキョロ見渡すと…ベット横のテーブルの上に何かある
コップと水差し…、何かの空っぽの小瓶と…紙?違う(押花栞)だ!
私はテーブルにある栞を手に取って見つめた
昨日寝たときにはなかったはず…。
もしかして、リオン…が会いに来てくれた?
まさか?いや…来るわけ無いでよね…はぁ…会いたい…
押花栞にある花の花言葉を考えながらじっと見つめていると「ポーン」と音がなった。
すると…頭の中に押花の名前や詳細が頭の中に浮かぶ
オドントグロッサム…《特別な存在》
黄色いマリーゴールド…《健康》
急な出来事にキョトンとしてしまったけど
これ…押花栞があるという事はもしかしたら会いに来てくれた?
そう思ってもいい…リオン
部屋には誰もいないが私は目の前にある栞を手にとり胸の前で優しく握る。
それは様子を見にメルがくるまで続いた。
月の光が強く照らし机の上に置いてある小瓶と黒曜石のペンダントが輝いてマリアンを照らした。
後書き
ガチャ
「お嬢様?」
「メル?」
「あ!お目覚めになりましたか!?」
「ええ、迷惑かけてしまって申し訳ないわ」
「いいんですよ。お嬢様それは?」
「これ?さっき目が覚めたらそこの机にあったの」
「?おかしいですね?夕方来た時にはなかったと思いましたが?」
「そうなの?あの…リオン様って来られた?」
「いいえ?グリアモール家の執事様だけです」
「じゃあ、セバスさんが持ってきてくれたのかな?」
(でも執事の方来られたのってお嬢様が寝てすぐ、昼過ぎでしたけど…こんな嬉しそうにしていますし、今回は旦那様に秘密にしておきましょう。貸一つですね)
「さぁ、もう一度寝ますよ、お嬢様」
「?ええ…おやすみなさいメル」
「おやすみなさいませ、お嬢様」
(高熱で一日半目が覚めなければ誰でも心配になりますよね…。ですが、密かにお会いになられるのは感心しません。執事様にだけ忠告しておきましょう。…お嬢様…)
「よき夢を…」
メルはその事部屋にある小瓶を持ち部屋から出ていった。
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