因縁の仲の騎士公爵との超絶不本意な結婚【R18】

鶴れり

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一章 幼馴染が絶倫色情魔になっていた(5)※

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「シャーリーはおれの妻だ。諦めろ」
「……ッ」

 ロッドがどうしてこんなことをするのかわからない。
 ただ女を抱きたいから?
 魔力なしの女を抱くのは楽しいと、魔力を持つ貴族男性が言っていたのを聞いたことがある。魔力持ちの男性向けに、魔力を持たない娼婦だけを集めた高級娼館もあるくらいなのだ。
 きっと、ロッドも魔力なしの女を抱きたいだけなんだろう。

 それにこの結婚に対する苛立ちを、シャーリーにぶつけているのだと思う。

(今回の強制結婚でロッドに多大な迷惑をかけたのは事実なわけで……)

 シャーリーは全身の力を抜いた。ロッドが怒るのはもちろんだと思うし、これで気が済むのなら致し方ないと思ったのだ。
 また、ロッドが顔を近づけてくる。

 今度は、抵抗しなかった。

 目を閉じて、荒々しい口づけを受け入れる。
 ぬるりと肉厚な舌が入り込んできて、シャーリーも積極的にそれを絡め合った。

(もう、なるようになればいいわ)

 わずかに酒精の香りが鼻から抜けていく。ロッドの魔力に酔わされてか、クラクラとする。

(少し気持ちいい、かも)

 酩酊としたなか、いつの日か諦め、押し込めた初恋がふつふつと蘇る。

 魔力なしの自分ではロッドと結婚できない。
 ほとんどの貴族が魔力持ちななか、魔力なしは厭われる。だから諦めた。現実を受け入れて、公爵令嬢としての未来を諦めて、女医として生きていく覚悟を決めた。
 そのはずなのに、ロッドの口づけひとつで何年間もかけて築いた決心が溶かされていく。

 ──どうせ、一年だけの結婚だもの。

 未来のない愚かな選択だという自覚はあったけれど、それでもいいと思えた。ロッドの腕の中にいるこの瞬間だけ、ぬくもりを感じていたい。
 ロッドの魔力が体内に溶けていき、シャーリーの思考を奪っていく。

 胸、そして胎の奥がロッドを求めて熱く蕩けていった。
 唇が離れて、透明な糸が二人を繋いだ。

「はぁ、はぁ……」

 至近距離で見つめあったまま、ロッドは下穿きの上から割れ目を撫でた。くちゅりと粘着質な音が聞こえる。

「シャーリー聞こえるか? もうこんなに濡れてる」
「だ、って……」
「もしかして、こういうことするの初めてではない?」

 シャーリーは小さく首を横に振った。
 魔力は持たないけれど、蝶よ花よと大事に育てられた公爵令嬢なのだ。今まで恋人がいたことすらもない。

「そう。根が真面目なところは昔から変わってないんだな。二十四歳になってまで律儀に処女を守るとか」

 下着をずらされ、指が中に挿入される。初めて異物を膣の中に受け入れる感覚に、ぞくぞくした。
 ぐるりとかき混ぜられ、ほぐすように中を擦られると上擦った声が漏れてしまう。
 そんなシャーリーの痴態を、ロッドは愉しそうに見つめている。

「見な、いで……」
「やらしいな。もっと乱れろよ」
「ああぁ……っ!」

 硬く勃ちあがった胸の頂に吸いつかれ、甘噛みされる。二つの性感帯を同時に刺激され、思わず腰をくねらせた。
 快楽の波が押し寄せてくる。

「やっ、ロ、ド、はげし……っ、だめ……!」

 胸に顔を埋めるロッドの頭を抱えて、必死に体を捩らせる。快感を逃がそうとしても逃げられなくて、どんどん高みに登らされていく。
 割れ目の上にある小さな粒をぐりっとすり潰された瞬間、目の前がチカチカと閃光した。

「あぁ────……ッ!!」

 ロッドを胸に抱きしめたまま、体がビクンビクンと痙攣する。腕に力が入り、思いがけず胸をロッドに押し付けてしまった。

「~~~~っぷは、窒息するかと思ったっ」
「あ、はぁ、ごめ……ごめん……っ?」

 震えているシャーリーの体を撫でながら、するりと下穿きを脱がされる。
 ロッドは自分のガウンを脱ぎ、下穿きから怒張を取り出した。
 医師として、男性器を見たことはある。
 昂ったロッドの屹立は筋を立てて立ち上がり、先端からは透明な雫が滴っていた。生殖器なのに、まるで凶器のような凶暴なモノだった。

「お、おっきすぎない……?」

 思わず正直な感想がこぼれた。
 ロッドはハッと鼻で笑う。

「なにそれ、褒め言葉?」
「ぜんぜん褒めてないわ……」
「大丈夫。最初は少し痛いかもしれないけど、すぐに慣れる」

 あわいに雄の先端を押し当てられて、その熱さと硬さにぞくっと体が震えた。
 挿入される、と思った瞬間、大事なことを思い出す。

「待って、避妊薬は……っ!?」

 ムーアクロフト王国で流通している避妊薬は二種類あり、男性が服用する薬と女性が服用する薬がある。女性用のほうが値段も高く、避妊率がほんの少し下がってしまうことから、男性が避妊薬を飲むというのが一般的なマナーだった。

 くぷ、と先端が中に入る。

「結婚してるのに、どうして避妊が要る?」
「どうしてって、離婚するんだから、赤ちゃんができたら……ッ、あっ、いれないで、まっ、あああっ……!」

 膣壁を擦り上げながら、肉塊がどんどん奥に入ってくる。体を捩るが腰をがっしりと掴まれていて、逃げようにも逃げられない。

「まっ、て、ロッド、おねがいっ、まって……ひあああっ!」

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